主人の出張で苗栗県竹南に2日間訪問後、5日間かけて家族の思い出の場所台中と主人の元留学先台北に29年ぶりに旅行。台北ではお友達に会う予定が入りすぎて買物できなくなるというハプニング。予定通りにならないのも人生か？

29年ぶりの台湾-のんびり旅 2013 Part 1/2

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2013/04/13 - 2013/04/21

198位(同エリア1612件中)

#街歩き

エリア

台中(台湾)

旅行の満足度: 4.0

観光: 3.0

ホテル: 3.5

交通: 4.0

同行者: カップル・夫婦

交通手段: 鉄道高速・路線バスタクシー徒歩

航空会社: エアアジアX

旅行の手配内容: 個別手配

苗栗県竹南では主人の関係する宴会が2度もあって、奥さんも是非どうぞといわれるまま参加しまして9品コースを2度もいただくとになってしまいました。台湾の中華9品コースは最後のデザートが3品で出てくるので11品コースだった。（すごい）2日続けて食べたのですごいことになってしまいました。アレンジしてくれた人にはありがたかったのですが、もう当分ご馳走は見たくないということになってしまいました。（ごめんなさい。罰当たりですね。）そのご馳走を食べる間もみんなきちんと座っているので、私もおとなしくしてなきゃということで写真にはとれませんでした。（うう〜）

でもお酒が入って酔いがまわってきたら、同席した方々、私が1人日本人で参加していたので片言の日本語で話しかけてきてとても日本人に好意的。私が中国語で話したら盛り上がって楽しくパーティーは終わりました。

その宴会には主人より立場が上の人がたくさん参加されてまして、宴会場に隣接するホテルに泊まったら絶対に夜つきあわされると思ったので、下戸の主人とどうしようかと悩んだ末、私たちだけ駅前商店街の中のホテルを予約。便利なところを選択したらそこはなんとラブホテル。なんかミラーがキラッキラ、初めてこういうところにはいりました。
ベッド固めでバスタブもリノベーションが済んだばかりのピカピカだったのでラッキー。
お部屋には旧式の湯沸かし器があってこれでコーヒーやお茶を飲めます。マグカップには何故か日本列島が。。。
台湾では全てのホテルの鏡台のところにヘアドライヤーが取り付けてあってとても便利。私の住んでるマレーシアのホテルではバスルームに取り付けてある。（何年遅れてるんだ。）
進んでる〜と思ったのは、テレビのニュース。北京語、福建語、客家語でやっていた事。主人は客家人ですがマレーシアでは少数民族として肩身の狭い思いをしていたので私はびっくりしました。つまり台湾にいればそれらの言語をいつも耳にする事ができ、北京語字幕も出るのでしっかりお勉強できますね。
ホテルの出口から外を見たところ。駅前商店街には靴屋さん、watson, ファミマ、セブン、ジュース屋さん、衣料品店たくさんあるも買物の時間なし。とほほ。夜は屋台が並んでいて、果物屋さんで買って食べたピンクグァバがすごくおいしかった！それどんな味？っていうと試食させてくれます。私はすごくでっかいすももを試食させてもらいました。甘過ぎず酸っぱすぎず、なんとも懐かしい味。小さい頃、駄菓子屋さんで食べた味とおんなじ。
ホテル入り口。フロントはエレベーターで７Ｆです。
写真撮るの忘れましたが、ここのフロントスタッフは人懐っこくてとてもフレンドリー。（ラブホとは思えないほど。）接客態度もすごくいい。部屋は古くてもカバーできてるなと思いました。
宴会が終わってやっと自由の身に。早速魯肉飯（ローバプン）。さっぱりしていておいしい。
牛肉麺。これもあっさりしていてお肉もほろり。いいかんじ。
排骨麺線をたのんだら、麺線とトンカツが別々に出てきてびっくり。ぽかんとしてたら、食堂のお姉さんが、“排骨と麺線だよ。”って。
いえね、骨付き豚肉を煮込んだものがのって出てくると想像してたものですから。。。意外性も楽しみましょう。。
蒸し餃子。おいし〜。悔しいけど私の作るものより美味い。(負けた。）
竹南駅前から商店街をみたところ。
タクシーも結構あって便利
竹南駅前から商店街を写すとそこには私たちの宿泊したホテルまであと100メートルという大看板が。。。又来ますね。。今度は商店街でもっと買物します。リベンジを誓う私。（なんのこっちゃ。）
今日はここから台中までゆっくり旅。バイバイ竹南駅。
竹南駅構内にはそこで焼きたてのパンが買えました。おやつに小さなチョコクロワッサン買ったんだけどすごうま。
駅のプラットホームにあるベンチはどの駅も古いものを大切に使ってました。
これはたぶんレールの枕木を利用したベンチ。これ見ただけで台湾の人が好きになりました。
ローカル線の座席部分。昔の日本もこんなだったような。。のんびりするな〜。いつも急いで歩いたり、仕事したり、ご飯も急いで食べたり。。急いでばっかりなので旅行のときぐらいゆっくり行く事に。なので各駅停車の火車(電車）に乗車。鈍行でレッツラゴー。(古っ。）
台中駅到着。台中では駅の裏口から出てすぐのところに宿を決めました。出歩くには駅のそばが便利。
駅から出て５分とかって誰かのアドバイスを読んだんだけど、駅から出て1分のまちがい。すごく近くってびっくり。
フロントのスタッフはとても仕事が速くって、次から次へと到着するお客様に手際よく応対していました。すごい美人さんもいるし、日本語スタッフもいるしびっくり。間違えて中国語で返答したら向こうもびっくり。台中は田舎じゃないぞ〜。
チェックインの為ちょっと待っているあいだエスプレッソ、コーヒーやお茶も自由にいただけます。
ＰＣも6台あって接続状態良好です。この横にある扉の向こうに洗濯機と乾燥機があって、洗剤も備え付け（全部無料です）3日分溜まった洗濯物を待つ間コーヒー飲みながらメールチェックも出来ます。これは大助かり。
中国語新聞も読めます。
お部屋はとっても清潔です。よし。
このお部屋はバスタブ無しのシャワールームだけですが、女性ならシャーワールーム一番気になるところです。まだ新しくてピッカピカです。写真撮るの忘れましたが、ここのシャワーヘッドはサンフラワー型で、大量にお湯が出ます。手元シャワーにも切り替えられてとっても満足。
サービスの飲み物とおやつ。湿気が多いせいか出歩くと顔から汗が吹き出ます。それでホテルのミネラルウォ−ターも持ち歩き、あとはコンビニでお茶を買ったりして補給。どこにでもジュース屋さんがあるので便利ですが、お水が飲みたくなります。
ホテルに荷物をおいたら、今日は田中駅まで行きます。そこからバスで北斗郡というところに行きます。昔々私のおじいちゃんとおばあちゃんがそこで暮らしまして、私の父はそこで生まれたんです。私の父が2歳になった時、あの霧社事件が起きています。おじいちゃんは北斗郡役所で文官として働いていました。

実は最近までその事件が霧社事件だったとは知らずにいました。
今回台中に行く時間が出来たので、それだったらおじいちゃんとおばあちゃんの思い出の町まで行ってみようかと思ったのです。
私の家の古いアルバムには高山民族が山の小学校を襲った時のものだとして写真が貼ってありました。そこには高山民族の頭目の写真もありましたが、今回その事件が何か文献で残っていないかとインターネットで調べたら、まさに霧社事件がそのことだと知りました。うちの写真はウィキペディアに載っている写真と全く同じもので、頭目の写真も同じものなんです。彼がモナ・ルーダオという名であることもはじめて知り、事件の事も私がおばあちゃんから聞いた事と全く同じでした。ただ、第2次霧社事件以降の事は全く知らずにいました。あんなおおごとになっていたとは。。
本当に何かの偶然かと思われるくらい、今年4月21日から日本でも“セデック・バレ”の映画が封切りされる事を知りました。私は台湾でセデックバレのDVDを購入して日本で封切られた日に同時に見ることが出来ました。
田中駅につきました。北斗郡（ほくとぐん）役所まで無事につけるでしょうか。駅構内の地図にはバス乗り場が書いてあるのでそこで聞こうと思います。
あった。北斗郡行きのバスがここにくるそうです。バスが通ってなければタクシーで行こうと思ってましたが、ラッキー。
バスの運転士さんに、”チェーガ　コンチャー　チー　べイトウマ？”（このバス北斗まで行きますか？）と聞くと　“アー。”（ああ、）とぶっきらぼうに答えられました。大丈夫かしら？　
20分くらいバスにゆられると突然田んぼの中に商店街が現れます。北斗の真ん中でおろしてもらいました。目抜き通りはお店屋さんがたくさんあってとてもにぎやかです。
中華街の真ん中にお寺がありました。このお寺、下の階には屋台店が入っているという変わった造りです。
お寺の境内には日本統治時代に植樹されたという木がありました。記念に写真を撮っていたら、中国系の目つきの悪い男がジロリと睨んできたので、関わりあわないようにそ〜っと目をそらしてその場を後にしました。

このあと元郡役所まで歩いて行って、正にうちのアルバムにあった郡役所前での記念撮影写真と同じ部分があって、タイムスリップしちゃいました。1930年頃の写真だからもう83年くらい経っていて、入り口の椰子の木はグ−ンと伸びていました。台湾の方は破壊もせずに今も役所として使用してくれていました。感激。しばし日本人家屋などを見て回りました。
バーワンというここの名物料理を食します。バーワン屋さんはそこら中にありました。
これがバーワン。もち米粉とお芋の粉をこねて、なかにお肉や野菜を詰めてお団子にしたものをゆでて、独特のタレをかけたもの。お茶碗１杯にバーワン2つ入っていてこれだけでお腹いっぱいになります。でもこれはここの土地の人達にとってはおやつだとか。。。気になるお味は独特の風味があって、人好き好き。漢方薬か何かの香りがする。。
ゆで野菜とそぼろ肉入りうどんもたべられます。あっさりした味で胃にもたれず、日本人が好きな味だと思います。
帰りは来た時よりも早く戻れて、あれ？と思います。台中に戻ると夕焼けが綺麗でした。眼下に台中駅がみえます。
さあ、夜です。急に肌寒くなったのでヨットパーカーを着て近所の夜市に出かけます。昼は風が涼しいけど太陽が真夏のそれと同様です。
でも夜になると秋口のようで暖かいもの食べてもゾクゾクしてきます。

小籠包を頼んで出てきたのは皮がムチムチふっくらのまさに肉まん。私はこれが好き。８個で４５元。安っ。
鍋貼。（焼き餃子）うまいのなんのって。。。毎日食べたい！
ザーサイスープもあり、薄味でこれまた結構。
台中のほうが台北より安いのはもちろんですが、おいしい。
デザートは甘さ抑え目のパパイヤミルクシェーク
寒くったってこれ食べなきゃ。すごいボリュームなのに８０元だけ。。
これ食べたら、水分補給になったのか、食後に汗が出て止まらなかったのが急にぴたっと止まりました。それで気づいたんですけど、止まらない汗は軽い脱水症状起こしてたのかな？気候の異なるところでは体調管理は重要ですね。

後半はまたあとでアップします。。。