2012　中欧三ヶ国　8日目　プラハ（4）

2012/06/05 - 2012/06/14

フリータイム。街をふらふらしました。

写真は市民会館のカフェ。

エリア プラハ(チェコ)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

　次の目的地に向かって歩き出します。
　が、またも拷問博物館を発見。
　ん〜。チェコの街ごとにナチュラルに拷問博物館があるのだが、人気なのか？

　そして、なんかりっぱな建物の前を通過。なんだろうなー、あれ。と思っていたら、

ガイドさん「あれはルドルフィヌムという劇場で、エリーザベトの長男で自殺したルドルフ皇太子にちなんだ……」
　なんだってー！
　ああ、写真！　写真撮りたいけど、行進は続く。

　目的地に到着。ユダヤ人街です。

　わたしはてっきり、チャイナタウンとか、インド人街とか、そんな感じで、ユダヤ人が集まっている街なのかと思っていましたが、かつてユダヤ人が住んでいたけれども、そのあとに貧しい人たちがはいってきて、裕福なユダヤ人は出て行き、一時は貧民街になったのをきれいにした、という場所なので、”もと”ユダヤ人街なのだそうです。

　ここはユダヤ人墓地とシナゴーグが見える場所。

　この黄色い建物が資料館になっています。

　左側に並んでいる売店の上の土地が、
　

　墓地になっています。

　そして、これが、旧新シナゴーグです。
　ガイドさんの説明では、これが建てられた時には、新シナゴーグと呼ばれていたのですが、また、新しいシナゴーグがどんどん増えたので、旧・新シナゴーグになってしまったそうな。

　ずっと前にシンガポールでモスクにはいったことはあるけど、シナゴーグははいったことがない。まあ、今回もはいる機会はなかったのですが。

　ちょっと前までは、本当にスラム街のようなところだったらしいのですが、いまはかなりきれいな観光地になっています。

　また、旧市街広場に戻ることになりました。ここまで観光して、また広場に戻ると、ちょうどお昼ぐらいです。このあと解散。

　途中に名所がありました。

このレリーフは

　フランツ・カフカの生家にかかっています。

　博物館になっているらしい。

　某社ののぼりでいっぱいの旧市街広場に到着。

　屋台がいっぱいあります。

　トルーデニクとかラーンゴシュとか（菓子パンとか揚げパンとか）。

　りっぱな建物に近づいていくとこの前の地面に
　

　白い十字架が27こあります。
　勘のいい人はわかると思いますが、人が亡くなった印です。
　ハプスブルク家から独立しようと反乱を起こしたチェコ人貴族が27人処刑されました。
　

　という説明を聞きながら、わたしが何枚も写していたのは

　おにくの写真でした。

　午前中、街をぐるっと回って戻ってきたというのに、また次の結婚式がおこなわれている模様。
　一日じゅう、やってるんですかね。

　ここで一時、解散するので、添乗員さんからホテルへの帰り方や、のちの集合時間などを聞く間、　

　また写真を撮ったり。

　フリータイムです。といっても、そんなに時間はないし、午前中いっぱい歩き回って疲れたし、近場の見どころをふらふらすることにしました。

　この通りは火薬塔までの一本道で、おみやげやさんやブランドショップが並んでいます。

　真正面に見えてきました。

　この火薬塔と空中の通路でつながっているのが

　左の黄色い建物、市民会館です。ここは１階に高級（と添乗員さんが言ってた）レストラン、地下に日本語メニューもあるレストランがはいっています。
　ここまで一緒に歩いてきたご家族はレストランに行かれましたが、わたしたちは毎日毎日、激おもメニューばかりで胃が疲れていたので、「サンドイッチとか軽いものを食べよう」とカフェにはいることにしました。

　カフェに行きます。ここはほんとは中がとってもすてきなのですが、

　天気がいいので、テラス席にしました。
　

　コーヒーと、チョコバナナパンケーキと、サンドイッチを１皿ずつ注文して、母と半分こしよう、ということになったのですが

　サンドイッチより、いもが多い……
　でも、このいもがすごくおいしい！

　そしてこれがパンケーキだ！

　……クレープじゃん！

　うう……英語メニュー、信じられん。

　いもでかなりおなかいっぱいになって、大満足でした。クレープおいしかったし。

（おいもが温かかったのでよかった……クレープが冷たかったので、おいもがなかったら、両方とも冷たいものだった……）

　帰る前に、中を撮らせてもらいました。けっこう明るく写ってますが、もう少し暗めです。夏は外の方が気持ちいいかも。
　

　こちらは市民会館の正面入り口。この右側が高級レストラン入り口です。

　再び、いま来た道を広場の方向に戻りながら、
　

　絵はがきとかマグネットとか、ちょこちょこ小物を買いました。
　

　目印の時計塔がわかりやすいので迷子になる心配なし。
　

　まったくの偶然ですが、ちょうど時報のからくり時計が回り終わったところで、塔のてっぺんで
　

　らっぱを吹いてました。

　今回はばっちり写せた。
　

　ズームだと、すぐ近くのように見えますが、　

　あの塔のてっぺんです。
　

　このカフェの奥に見えている免税店がかなり大きくて、ここでガーネットのネックレスとか、ブローチとかをおみやげに買いました。（トイレも借りられる）
　ところで、プラハでは、６月にコスモスが普通に咲いていて季節感がない、と書きましたが、

　ハイビスカスも普通にもりもり咲いていました。変すぎる。
　

　らっぱさんは、５分後にもう一度吹いてくれます。

　ブダペシュトでも、こうやって演奏をしている人たちはけっこういたんですが

　プラハの青空音楽家のレベルはめちゃくちゃ高く、すごい人だかりでした。

　この広場でおみやげを買ってうろうろして疲れたので、　

　カフェにはいることにしました。
　免税店で、ほとんどのチェココルナを出して、あと300コルナしかない〜、という状態でしたが、お茶くらいは飲めそうでした。よかった。万一のために（トイレ代のつもりだった）ちょびっと残しておいて。

　お茶を飲みながら、気がつくと、また１時間たっていたらしく、

　からくり時計が動いていました。何度も見ていると

　ありがたみが薄れるのだった。
　

　いいかげん疲れたので、てろてろとホテルに向かいます。
　そういえば、ブダペシュトもそうだったんですが、プラハの街もカジノだらけでした。しかも、プラハのは銀行と一体化していて、持ち金がなくなったらすぐに銀行からカネを引き出せるという、たいへんありがた迷惑なシステム。
　なんか、社会主義が崩れたあとに、もうかるからとぼこぼこカジノができたらしいんですが、いまは規制があるので、新しくカジノを作るのはたいへんらしい。

　ホテルのクーポンでケーキセットをもらうことにしました。

　アップルパイ。

　なかなかおしゃれで、おいしかったです。

　最後の晩餐なので、ちょっと高級なレストランです。ベルビュー、という名前の通り
　

　王宮が見えるレストラン。
　

　デートや、お誕生日に使われるようなレストランらしく、そんな人たちばかりでした。
　ちょうど、女子会（笑）のお誕生会が開かれていて、お友達が大きな花束をプレゼントしていましたが、さっそくりっぱな花瓶をウェイターさんが持ってきてくれていました。慣れっこみたいです。

　店員のひとりの頭が、あきらかにむかし懐かしいベッカムの髪型そっくりで、顔もわりと似ていたので、「あら、ベッカムがいるわ」「ベッカム」「ベッカム」とみんなでこそこそ言ってたら、なんか嬉しそうに笑っていました。みんなに言われるんだろうなー、彼。
　

　イタリア旅行でも最後のレストランはミシュランの星つきだったんですが、ここも評価は同じで、「まあ、おしゃれだけど、むしろ田舎で食べた素朴な料理の方がおいしいね」という感じでした。

　高い料金は雰囲気代ということで。

　以外と品数は少なくて、このミルフィーユサラダと
　

　お肉だけで
　

　デザートになりました。
「そうか。シガー（葉巻）と書いてあったのは、葉巻型のお菓子ということだったのか」

　この中にアイスクリームがびっちりつまっていたのですが……

　……ハンガリーとチェコのアイスには砂糖が致死量はいっているねー。
　ひと口で終了。
　

　ツアーのメンバー3人がお誕生日（すごい偶然）だったので、サービスの花火アイスクリームが出てきました。
　ほかのテーブルにもこれが運ばれてきていたので冒頭の、お誕生日のお祝いに使われるレストランなのね、という感想になったわけです。

　ところでこのレストランは、料理はたいしたことがなかったものの（ひどい）、トイレがすごかった。
　わたしの前にはいった人たちが「トイレがすごいわよ」と笑いながら戻ってきたので、どういうことなのか、と母とふたりで行ってみたら、なんと。

　個室のドアがくもりガラスでした。

　ま、まあ。くもりガラスだし。大丈夫だろう。

　と、まず母親を中に入れて、ドアの前で待っていたのですが、スカートをまくる動作とか、かなりはっきり見えるんです。
　うわ〜、ちょっとこれはいや〜。
　そう思いながら、中にはいってみたのですが、なんと内側から外は見えない。

　これ、ガラスのおもてと裏をまちがえたのか？
　それとも防犯上の理由なのか？

　すけすけトイレの店、としか、いまはこのレストランのことを覚えていません（笑）。