今後名物おじいになりうる逸材と遭遇。<br /><br />写真撮らせてもらえば良かったなあ...<br /><br />てことで、おじいの写真はありません。

ゆるい島時間　浜比嘉島の二人の神とバイバイおじい

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2012/12/14 - 2012/12/16

700位(同エリア822件中)

#寺社

エリア

沖縄市・うるま市・伊計島(沖縄)

「こんにちは！」　　浜比嘉大橋が一望できる海辺へ行くと１人の少年がいて挨拶をしてきた。

オレ「こんにちは、君ひとりかい？」

少年「お婆ちゃんと一緒」

...　でも周りにお婆ちゃんの姿がない。

オレ「君、この島に住んでんの？」

少年は首を横に振り「沖縄市」と答える。

オレ「コザとかあるとこだね」

少年「うん、そう」

オレ「おじさんは石川県から来たけど石川県て知ってる？」

少年「知ってる」

オレ「へえ〜　よく知ってるな。石川県は先週雪が降ったんだぞ。いいよなぁ沖縄は暖かくて」

少年「今日暑い！」

そう、地元の子供ですら暑がるほどで今日の沖縄は気温が２６℃もある。

オレは快適だけどな。
あ！　ここがアマミチューの墓なんだ。

さっきから近くにいるのに全然気づかんかった...

行ってみましょ。
向かって左手の海辺の淵を歩いて行くと...
少し開けた場所に出る。

そこには石段があって、その先ちょっと高い所に祠がある。

その祠の前には年配の女性が３人いて何か話をしながらお参りしてる様子。

あの中の１人がさっき会った少年の婆ちゃんだなきっと。
御三方の邪魔しちゃ悪いんで石段は上らず下から手を合わせ静かにこの場を立ち去る。
アマミチューを拝んだらシルミチューへも行っておこうと思い車でさっき歩いた集落の中の狭い道をゆっくりと進むとある民家の前にちょこんと座っていた眼鏡をかけたおじいがオレに手を振ってくれる。

オレも右手でバイバーイ

可愛いおじいだなあ。
午後４：３５．シルミチューの入口にあたる駐車場に到着。

ここからは歩きだ。
そんな駐車場の海を挟んだ向かい側に島が見える。

この風景、タイのパンガー湾を思い出したよ。
２分ほど歩くと鳥居と石段が現れる。
石段を登り上にもある鳥居をくぐるとシルミチューの祠がある。

世話係のおばさんがいて「どうぞ中まで入って下さい、写真も撮って下さい」と促され賽銭を出し手を合わせてから祠の中に入りそこでも手を合わせ祈る。
これにて巡礼の旅終了。
駐車場の手前に小さな砂浜があった。

お！　　ブランコあるじゃん

樹の枝から吊り下げたロープに枯れ枝を１本縛った超ハンドメイドなブランコ。

ただ乗ってみるとさほど前後に振れずそのうち回ってしまう始末...

そんな様子を砂浜の方から現れたおじさんに見られちょっと恥ずかしいぞ。
砂浜を歩いてみたらこいつも歩いてた。
あの岩シルエットは蛙だけど顔は獅子似だな。

しばらく浜辺で休んでたら蚊か何かわからないが虫に２ヶ所ほど刺される。

１２月なのに...

その後駐車場へ戻り今晩８時に那覇市内のマッサージ店に予約を入れ出発。
ただ出発早々オレの前をトラクターが走っててノロノロ運転...

あちゃ〜

とはいえ狭い道路で追い抜くことも出来ないのでここは島時間に身を委ねる。

結局２５０ｍほど走ったところで解放。

その後また集落の中を通る際さっき手を振ってくれたおじいがいないか民家の前を注視していたが残念ながらいない...

と思ったらその先民家の反対側にご老人の後ろ姿を発見。

追い越して車を止め窓を開けて振り返ると、さっきのおじいだ！

「バイバーイ」て大きい声でおじいに向かって手を振ると、おじいも手を振り返し「明日また来なさーい」て言ってくれた。

やっぱ浜比嘉島はいい島だあ。
浜比嘉大橋を渡り海中道路に差し掛かると目の前に夕陽が現れる。

ちょいとパーキングにより日没観賞。

午後５：２８．陽が沈む
午後５：４０．ちょうど通り道に勝連城跡があったので寄ってみる。
時間がないので城壁の上の本丸や二の丸には上がらず下から眺めるだけに。
さすがは世界遺産、こんな遅い時間でも外人の観光客がいるよ。

さーて那覇へ戻ろ

喜舎場スマートＩ.Ｃから沖縄自動車道に上がり那覇Ｉ.Ｃで下りるも首里城付近からは大渋滞。

そういや１年前もこの辺りで渋滞にハマったよな。
午後７：２６．那覇にある宿泊先の「ベストウェスタン那覇イン」に到着。

勝連城跡から１時間４０分もかかったよ。
チェックインし部屋に荷物を置いて即外出。
予約を入れたマッサージ店に向かうためホテルのすぐ近くにある安里駅からゆいレールに乗る。

今回５度目の沖縄訪問にして初ゆいレールだ。
土曜の夜ってこともあってかけっこう人が乗ってて驚いた。

もうひとつ、車内で全く寒くないのにダウンベストを着てる奴がいて驚いた。

ちなみに今日の那覇の最低気温は２１℃。

ファッションであったとしても暑いでしょ。
県庁前駅で降り徒歩６分、久茂地にあるリラクゼーションサロン「Ｈｙｇｉｅｎｅ」にやって来た。

入店し受付けで名前を言うとすぐに個室へと案内される。

そこで用意されてある短パンを履き上半身裸でスタンバる。
３０分のオイルマッサージを受ける。

足の裏の内側が痛い...

でもそれ以外は気持ちいいよ。

料金はフリーペーパーの沖縄ツアーランドに付いてきたクーポンを使い２５００円のところ１９９０円でやってもらった。
再び県庁前駅からゆいレールに乗車し牧志まで移動。
晩めしは１年前もここで食べた国際通りにある居酒屋「いちまいる」。
１Ｆが混んでて２Ｆへ案内される。

広い２Ｆのフロアに客がオレ以外１組ってちょっと寂しいね...