ヴェネチアのカーニバルはやっぱりすごかった　２　【ブラーノ島編】

2013/02/05 - 2013/02/05

ヴェネチアのカーニバルが見たい！！
という子供の頃からの夢を叶えるための、今回のヴェネチア訪問。
とはいうものの、相棒は初ヴェネチアだし、一応観光もしなくちゃね…ということで、本島で繰り広げられてりうマスケラの競艶に後ろ髪を若干惹かれながら、ブラーノ島に足をのばすことにしました。

このブラーノ島の家々は全て色とりどりに塗られていて、とても独特な景色を楽しめることで有名です。
ブラーノ島は漁師の島。かつて、漁に出た漁師さんが、冬の濃霧で帰る家がわからなくなってしまわないようにと、自分たちの家をカラフルなパステルカラーにペインティングしたことで、このカラフルな町並みが出来上がったそうです。
赤、ピンク、黄色、緑、青、紫・・・、色とりどりの家が並び、隣り合う家が絶対同じ色ではないという、とてもフォトジェニックな島。


少しカーニバルから気持ちを切り離して、色とりどりの家を見物をしようと船に乗り込んだのですが…

嬉しい誤算が私を待っていました。

エリア ベネチア(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 船 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 旅工房

な・なんと！
船の中にもマスケラさんが!!


私は、ベニス本島のサンタルチア駅前にある船着場「Ferrovia」からムラーノ島行きのヴァポレット【３】に乗り、ムラーノ島で【１２】に乗り換えブラーノ島へ向かいましたが、最初に乗った船にはひとりもいなかったマスケラさんが、このムラーノ島で乗り換えた船には、何人も乗っているではないですか。
この船が、ブラーノ島へ行く一般的なルートであるベニス本島の「F.Te.Nove」から出ている船ということもあるのでしょう。

私のマスケラフリーク心に火が付いたことは言うまでもありません。

はるか沖合いを眺め、物思いにふける？

結構混んでいた船内ですが、勇気を出して「写真撮ってもいいですか？」と聞くと、もちろんＯＫで、ポーズを取ってくれました。
もちろんイタリア語で聞いて…いるはずないじゃないですか。一応英語です。

恥ずかしそうなマスケラさん。ポーズを取らないマスケラさんは、ちょっとめずらしい…

狭い船内では、豪華な衣装がちょっと場違いな感じが…

「よぉ！お前の仮面なかなかイケテんじゃないか！」

「そ・そうかい？」

デビルも乗ってました。

ゴージャスな二人。

ブラーノ島に船が着くと、次々にマスケラさんも上陸です。

「あいにくのお天気ざぁますわねぇ？」

「ほんとに、あいにくざぁますわねぇ」

船着場前の広場で、マスケラさんたちが集結していました。

町に繰り出す前に、一枚いただき！

島民3000人、東京ドーム5個分の広さしかない小さな島ブラーノに、こんな人たちがあちこち闊歩しているわけで…カーニバル期間ならではの光景ですよね。

ちょっと路地に入って撮影会。

ピンクのドレスとピンクの壁がよくお似合い。

お気に入りのマスケラさんなんで、アップでも登場いただきました。

小さな運河沿いにもゴージャスなカップルが佇んでいます。

こんなお二人です。
ちょいとお腹周りもゴージャスですね…失礼！

七色の島に、七色のマスケラさん。

さっき船で一緒だったマスケラさんも、可愛い窓辺でポーズをとっています。

バックのパステルカラーに紫の衣装が映えます。

ヴェネチア本島のサンマルコ広場で、豪華な宮殿をバックにするのもいいですが、小さな島での写真も雰囲気が変わりますね。

私が今回のカーニバルで一番気に入ったマスケラさん。
仮面がとっても似合っているし、衣装も、ポージングも、雰囲気もBEST1です！

この３人の醸し出す雰囲気、お気に入りです。

ブラーノ島の小さな木の橋の上で…。

我が相棒は、このキュートな彼女がお気に入りでした。

小さな運河沿いをお散歩中のマスケラさん。

カメラマンの要求に気軽に応じてポージングです。

おたふく系の仮面は、ちょっとね…

マスケラさんもちょいと休憩のようです。

美味しいと人気のトラットリア“Gatto Nero”「黒猫」という名のレストラン。
今日はメニューもカーニバル仕様のようです。

広場の洋品店でも、かっこいい仮面売ってました。お土産屋さんにあるのとは、ちょっと違う出来です。

実際かぶるのではなく、飾る仮面ですね。

島の小さな橋の上も、マスケラさんとそれを撮影しようとする人で、ここだけ大混雑です。

あ！一応、島の観光に行ったわけですから、島の写真も載せておきます。

通常は、この色とりどりの町並みだけで、十分楽しめる島なのに、今回はマスケラさんの魅力に負けちゃったみたいです。

マスケラさん抜きの、ブラーノ島の純粋な旅行記は、また別ブログでまとめま〜す。


こちらのブログからご覧になった方で、ヴェネチア本島でのマスケラさんたちにも興味のある方は、こちらも覗いてくださいね！

ヴェネチアのカーニバルはやっぱりすごかった　１　【ベニス本島編】
http://4travel.jp/traveler/mirilintrip/album/10750372/

この旅行記へのコメント （2）

• duc teruさん 2013/10/14 21:17:17

  おみごと!!

  mirilinさん
  
  ヴェネチアンカーニヴァルの２連作で素敵なマスケラ写真を充分に愉しませて頂きました、臨場感たっぷり!!
  
  被写体も良いけど技術が卓越してますね、こんな写真が撮れたら良いなあ〜。
  
  早くもカーニヴァル気分を満喫致しました、有難う御座いました。
  
  duc teru
  

  mirilinさん からの返信 2013/10/15 21:11:48

  RE: おみごと!!

  duc teru さま
  
  私の拙い旅行記に投票まで頂いて、ありがとうございました。
  
  私は宿をサンタ・ルチア駅の近くにとったので、ベッドで高いびきの相棒を置いて、朝6時頃のヴァポレットに乗って、早朝写真を撮りに出かけていったのですが、duc teru さまは、ゆっくり歩いていけそうですね。
  
  ブラーノ島の旅行記、参考にして頂ければ嬉しいです。
  あ！あの旅行記には欠かなかったのですが、ムラーノ島でヴァポレットを乗り換えた時、船着場が離れていて、ちょいと迷ったというドジ話があります。まぁ、迷いついでに、ムラーノ島も見学しちゃいましたが（笑）
  
  
  帰国後の旅行記楽しみにしています。