冬の吐息の車窓より−

2013/02/02 - 2013/02/04

週末を利用してロンドンからウェスト・ヨークシャーにあるハリファックスと言う街まで友人を訪ねて行って来ました。静かな街ですが歴史を感じさせる美しい建物が見られます。またそこからバスを乗り継いでOxenhopeと言う所に行き、蒸気機関車体験をしました。時代を溯ったような不思議な感覚に包まれました。チケットは£10で1日乗り放題。反対側の終点はHaworth Valley。片道約８ｋｍの道のりは蒸気を通して見る風景に見惚れている間に着いてしまいました。Haworth Valleyでは先頭車両のみ切り離され、折り返しの進路方向に合わせて客室車両にドッキングします（最後尾が今度は先頭になる）。またそこで大きなホースで水を補給します。HaworthはOxenhopeの隣の駅にあり、「嵐が丘」や「ジェーン・エア」を書いたであったブロンテ姉妹のミュージアムがあります。折り返して途中下車してみました。ミュージアムの向こう側に広がる真冬のフィールド、呻る風の音。ブロンテ姉妹の作品に何か通じるものを感じたのは私だけでしょうか・・・・。凍てつく冬の日のマジックでした。

エリア ハワース(イギリス)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

Halifaxの駅。反対側は小高い丘（小山）になっていて、なんとなく日本の山の中の温泉町を思い出させました。

Piece Hallのゲート。

その内側に入って。インフォーメーション・センターやカフェ、ギャラリー、ショップなどがあります。

マーケットの美しい天井。

HalifaxからバスでHebden Bridgeまで行き、また別のバスに乗ってOxenhope駅まで。

愛すべき蒸気が窓から見えます。

笑顔の車掌さん。

折り返しの駅にて起動車(とか言うのでしょうか？)が切り離され、ぐるりと廻って進行方向部分に接続します。

蒸気の中で赤く燃え上がる石炭。

ハワースで途中下車。ブロンテ・パーソネージ・ミュージアム。夕方とっても寒かったので角度も気にせず撮った写真です。見えにくくてすみません。

姉妹が眠っている静かな墓地がミュージアムのお隣に。

ハワースにあった昔ながらのスウィーツショップ。通りはちょっぴり観光地化され、お店が並んでいます。

Oxenhopeの駅に戻ってきました。

駅の昔風ガス灯。

駅の隣には小さなSLの展示館があります。閉館時間だったけれど入れて頂けました。

Halifax最終日。ここはタウン・ホール。

Dean Clough。19から20世紀にかけての世界一大きなカーペット工場だった所。圧倒される程の建物。1983年に閉鎖を余儀なくされました。今はオフィスビルまたアートギャラリーなどに使われています。ショップやカフェもあります。

小雨がぱらついた中、Minster(大聖堂)へ。2月のイギリスは寒いけど、静かで充実した小旅行ができました。

この旅行記へのコメント （1）

• わんぱく大将さん 2014/09/28 23:38:03

  ブロンテ姉妹

  うさっちさん
  
  ブロンテミュージアム、結構長く見た覚えがあって。　出口でたらツアーのみんなが私を待っていた、という経験が。　ご招待ツアーでエージェントの何社かで行きましたね。　　列車には乗らずでした。
  
  ＢＣＮ，今はかなりの雨が降っています。　先週末から涼しくなってきました。
  
  　ｗ大将