2013/02/11 - 2013/02/13
21348位(同エリア54766件中)
NaoPさん
真冬の北海道を体験しに、稚内から紋別、網走、知床へのオホーツクを堪能するツアーに参加しました。
なかなか個人では行けない場所をツアーにより走破。
天候にも恵まれ、思いっきり大自然を体感してきました。
[写真は稚内市抜海港で見たゴマちゃん?(野生のゴマフ アザラシ) キュゥー]
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 観光バス ANAグループ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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稚内空港へ着陸前に、利尻富士(利尻島の利尻山)がお出迎えです。
ここで、着陸態勢でカメラOFF。
このあと、稚内上空で旋回したので残念でした。 -
飛行機は稚内空港へ無事到着
空から見ると、大変小さな空港で、滑走路のみが除雪されており、
くっきり小さな道路みたいに見えます。
←着陸前なので写真がありません。稚内空港 空港
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稚内空港の管制塔
稚内空港 空港
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抜海港から見た利尻富士
稚内市内の抜海という町の漁港にやってきました。
飛行機から見た時はよく見えていたのですが、
到着時点では、山の麓に雲がかかってしまいました。利尻山(利尻富士) 自然・景勝地
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ここ抜海港は、冬場 野生のアザラシがやってくるといわれています。
近くに観測小屋がありますが、本当に漁港のみで、観光って場所の雰囲気はありません。
ここで見られるアザラシは、おもにゴマフ アザラシというマンガのゴマちゃんのモデルになったアザラシです。
関東では一匹アザラシが現れただけでおおさわぎ。
「タマちゃん」「アラちゃん」など名前が付き、ものすごい人気ですね。
しかし、アザラシによる漁業問題もあり、単純に観光で片づけられないとは思いますが、この 「かわいい」 が山盛りでいるっていうのは、かなりもったいないですね。
←かくいう私も、実はかなーり期待して行きました。 -
抜海港のゴマフ アザラシ いるのかな?
観測小屋の堤防です。
岩などと同じような色なので、パッと見るとわかりませんが、
消波ブロック付近をよく見るとなんかいます。
奥の消波ブロックの飛び出たあたりから右側にかけてです。 -
おおっ! なんとたくさんのゴマちゃんが!!
でも、どこにでもいるわけではなく結構狭い場所に固まっています。 -
どれが岩で、どれがアザラシなのか?
アザラシがどこにいるかの説明がないので、肉眼でちらっと見ただけではよくわかりません。
一度双眼鏡かデジカメのファインダーで確認してから肉眼で見るとはっきりわかります。
なんと、隙間なく無く、びっちりとアザラシがいます。 -
オホーツク流氷ツアーなど、寒冷地でデジタルカメラを使用する際の参考として
相手が野生なので、特に遠くから見る事が多くなります。
高倍率(x20程度)のデジカメをお勧めします。
ものすごく役に立ちます。
ただし、倍率が高くなると被写体を探せなくなりますので、
見つけられない場合、低い倍率からズームを上げていきます。
初めて高倍率カメラを使われる方は、旅行前にあらかじめ練習しておきましょう。
ただし、マイナス気温状態で、デジカメ(電池)を冷気にさらしていると
使ってなくとも電池容量が思いっきり低下します。
暖かいところへ帰ってくると、少しは電池メータは戻りますが、基本的に再充電が必要となります。
対策として、あらかじめ車中などでホッカイロ(以下カイロ)をしっかり発熱させ、ある程度外気が遮断できる防寒具の胸ポケットなどに入れておきます。
コンパクトデジカメを使用しないときは、ポケット内でカイロにて
包み込み、カメラの温度を上げます。
撮影時も手袋でカメラ(電池側)を包み込み、なるべく長時間冷気にあて続けないようにします。
←撮影時にカイロでカメラを包み込んでも、カイロの発熱はほとんど感じられませんでした。外気にさらすと、どんどん冷たくなっていきます。
多くの使い捨てカイロは水分による発熱なので、水分が凍結する低温下では、カイロの発熱量が気温に負け、水分供給ができなくなるためと思われます。
この用途には、貼らないタイプで普通もしくは大きいものがおすすめ。
小さいものはポケットの底で固まっていました。
USBカイロは固くって、密着しないため、カメラ保温には難しい。←無駄でした。
ダイソーで買った薬剤混合発熱タイプは1個しかなかったので、使いませんでした。
気になったのは、貼り付けタイプのカイロは発熱量が足りない。
どうも接着面の空気量小さいように感じる←たまたま持って行ったものが発熱が小さいものだったのかもしれません。
また、カメラ予備電池(完全充電状態)は必須で、私は写真をたくさん取るので、手持ちのバッテリ3個すべて持っていきました。
←カバンの中は常にホッカイロ+断熱材でホカホカ状態で電池保管
電池合計4個体制でも丸1日撮影ではこれでもぎりぎりでした。
特に望遠を使うと、レンズが伸びるので冷却面積が増え、かなり冷たくなります。
(観光地1時間くらいいると、1か所だけで1本使い切ります。普通だとかなりたくさん写真を撮っても1日2本で、だいたい足りる)
断熱材などで耐寒カメラカバーを自作して持っていったのですが、はっきり言って邪魔であり、操作性が著しく悪くなりました。
最初の観光地で断念しました。
上記のコート胸ポケットのカイロは現地で実際に試して役立った方法です。
撮影時の手袋は、耐寒用厚手(左手)と薄手の滑留めと左右異なるものを使用しました。
短時間なら素手でOKです。←乾燥しているので
長くなるとカメラを持つ指先がしびれてきます。
撮影中は動きが少なくなるので、耐寒用に帽子やネックウォーマは必須です。
フードは邪魔です。
以上、氷点下5度以下の観光地(国内)へデジカメを持参される場合の参考に。 -
イチオシ
キューーン
手を叩くとゴマちゃんは来ます。 嘘です。
←野生動物は敏感なのでお静かに。 -
アザラシ観察所のボードでは、本日125頭が観測されたようです。
埠頭とアザラシのいる距離は、すこし離れているので、カメラ的には
かなりズームがほしいです。
また、かなり低温ですので、撮影には工夫が必要です。 -
ノシャップ岬
稚内の北の岬にあるノシャップ岬です。
ちなみに、根室の納沙布岬ではありません。
さらに、日本の最北の岬は、ノシャップ岬ではなく、稚内の東側にある宗谷岬です。 -
ノシャップ岬にある稚内灯台
赤白の煙突のようです。稚内灯台 名所・史跡
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稚内港北防波堤ドーム
北海道遺産だそうです。 -
北防波堤ドーム
ドームの内側です
昔は、ここを通って埠頭の桟橋から樺太行きの船に乗り込んだそうです。 -
北防波堤ドームの横、湾内側の海は凍っています。
ハスの葉氷になっています。 -
稚内駅
JRの最北端のレール
レールはここまで来ています。
って、雪でレールは見えません。稚内駅 駅
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稚内から宗谷国道を走っていると野生の鹿が
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イチオシ
宗谷岬
っと、ここまではふつうにある宗谷岬の写真宗谷岬 自然・景勝地
-
この写真をちょいと拡大します。
-
さらに拡大します。
ん、島影が見えませんか?
そうです、樺太が見えます。 -
なんとロシア領である樺太が肉眼で見えました。
写真だと色合いが溶け込んでいますが、山々が見えます。 -
小学生当時の地図では樺太は真ん中で国境線があり、
南側は日本領土となっていました。
ちょっと感慨深い風景です -
イチオシ
夕日が利尻富士と重なっているようです。
雲と反射してか?、光の柱のようなものがしばらく出ていました。
とても美しかったです。利尻山(利尻富士) 自然・景勝地
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宗谷国道の除雪はダイナミックです
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クッチャロ湖(北オホーツク道立自然公園、ラムサール条約登録湿地湖)
周囲27kmですが、湖のほとんどが凍っています。クッチャロ湖 自然・景勝地
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クッチャロ湖
凍った湖の中、一か所湧水が出ている場所があり、ここは凍っていません。
ここにハクチョウなど多くの渡り鳥がおやすみに来ています。クッチャロ湖 自然・景勝地
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クッチャロ湖
水の周囲では眠っているようです。クッチャロ湖 自然・景勝地
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濤沸湖
網走国定公園に含まれる湯沸湖(とうふつこ)。
ここもラムサール登録湿地です。 -
濤沸湖
本日はオオハクチョウは、この時間ではすでにいませんでした。 -
もんべつ流氷まつり 跡
紋別港で先週までやっていた流氷祭りですが、祭り自体は終わってますが、
解体前で、氷像はまだ残ってました。 -
もんべつ流氷まつり
氷の巨大な滑り台 -
もんべつ流氷まつり
安土城 -
もんべつ流氷まつり
圧巻は巨大な東京駅!!
北海道庁かと思ったら、なんと地元 東京駅でした。 なんで? -
もんべつ流氷まつり
氷の東京駅 -
紋別 流氷砕氷船 ガリンコ号?
すでにリタイアした、ガリンコ号?が紋別港の陸上に保存されています。
ガリンコ号はジェットモグラみたいなスクリューで氷をかき分けて進みます。 -
紋別 ガリンコ号?
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オホーツクタワー
タワーといっても、陸側から見ると思ったより背が低いです。 -
ガリンコ号?
こちらは現役のガリンコ号です
こちらがドリル側
?号より大きいです。 -
ガリンコ号?
紋別港に停泊中 -
紋別港
港内は凍っています。 -
紋別港を出ると氷はほとんどありません。
少し浮かんでいる程度 -
流氷の破片の上に大鷲がいました。
くちばしや足が黄色いのが特徴です。 -
紋別港を出てしばらくすると、流氷が現れだしました。
8日からの低気圧で、多くの流氷が砕かれて消えてしまったようですが
少し戻ってきたようです。 -
いい感じで流氷となってきました。
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いよいよ流氷
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流氷・流氷・流氷
流氷に突進中 -
流氷たっぷり
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紋別港に戻ってきました。
防波堤で大鷲のお出迎えです。 -
川湯温泉
弟子屈(てしかが)の川湯温泉で宿泊
ここは先日1月19日に亡くなられた大鵬の出身地。
ちなみに巨人・大鵬・卵焼き世代
大鵬さんの実のお兄さんが川湯温泉でお土産物屋をやっていると聞いていたのですが、なんと大鵬さんが亡くなられる3週間ほど前の、昨年12月末になんと亡くなられたそうです...
別の土産物屋さんでお聞きして絶句しました。 合唱 -
川湯温泉の「ダイヤモンドダスト in KAWAYU」
ダイヤモンドダスト in KAWAYU 祭り・イベント
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「ダイヤモンドダスト in KAWAYU」
園内には誰もおらず、とてもさみしい夜でした。ダイヤモンドダスト in KAWAYU 祭り・イベント
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「ダイヤモンドダスト in KAWAYU」
ダイヤモンドダスト in KAWAYU 祭り・イベント
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「ダイヤモンドダスト in KAWAYU」
ダイヤモンドダスト in KAWAYU 祭り・イベント
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川湯温泉
気温は-6.8度 -
川湯温泉
つらら! -
川湯温泉
つらら! -
川湯温泉にて
つら つらら!
でかっ!
右横の窓枠で大きさがわかります。 -
川湯温泉
氷点下20度にもなる弟子屈でもネコが歩いています! -
JR知床斜里駅
ここから列車の旅です。 -
知床斜里駅でノロッコ号を乗車する場合、改札を出て右側にある跨線橋を渡ります。
この日は何台かの観光バスで長い行列が。
自由席は3両ですが、自由席で海側の2人掛けの展望タイプの列シートがあるのは2号車と3号車。
海側の展望シートは席数が少ないので、改札開始までになるべく列の前に並び、1号車には目もくれず、なるべく2号車か3号車を目指しましょう。←おすすめ -
流氷ノロッコ号に乗って、オホーツク沿岸の小旅行。
先頭はディーゼル機関車により網走方向にけん引されます。 -
流氷ノロッコ号は知床斜里駅から網走駅間を走ります。
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ノロッコ号のプレート
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石炭だるまストーブでの暖房です。
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販売スタッフのおじさんはシュークリームや牛乳など売っており、知床斜里駅を出発時に下車されます。
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出発前に販売スタッフのおじさんや社内売店でスルメなどを販売していて、それをストーブで焼いて食べれます。
誰かがスルメを焼くとかなーり臭いです。 -
知床斜里を出発すると、間もなくオホーツク海へ。
なんと流氷が接岸しています。 -
海一面びっしりの流氷です。
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海岸の流氷の上に鳥がいるようです。
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だるまストーブと石炭
極寒走行中の唯一の暖房
走行中でも途中で石炭をくべに来ていました。
ストーブ近くの展望シートを確保できたので、快適でした。 -
流氷ノロッコ号はJR北浜駅に到着
しばらく停車します。 -
北浜駅はちいさな駅です。
この駅で下車しました。
ツアーバスへ乗り換えです。 -
北浜駅の駅舎には、びっしりと旅人の足跡が
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天井まで貼ってあります。
どうやって張ったのかな?
千社札ならわかるけど...
名刺など貼りたい場合、あらかじめセロテープや画鋲などが必要ですね。 -
天都山のオホーツク流氷館
ここは何年か前にの夏に訪問済みなので今回は展望台へ -
天都山展望台から網走市内を望む
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レストラン オホーツクでランチ
ここは3回目の利用。
観光バスで利用するレストランは利用せず、隣の塔の2階にあるレストランで食事しました。 -
浜カニメシ(@1300)を注文
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レストラン オホーツク前にあるアイヌ像
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レストラン オホーツク前からオホーツク海を望む
流氷が網走から知床方向に流れています。 -
網走から出航した網走流氷観光砕氷船 オーロラ が沖合に見えます。
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畑にはキタキツネが歩いていました。
キタキツネは2回ほど見かけました。
その他、野生のシカなども何回か見かけました。
雪の上に、足跡がたくさんあり、見つけやすいです。
走っているバスの中からの撮影... -
道の駅 摩周温泉
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道の駅 阿寒丹頂の里
阿寒国際ツルセンターの手前にあります。
道東や道北の道の駅は小さいものが多く、購入される方の数が少ないのか、残念ながら、どこもあまりお土産は期待できません。 -
阿寒国際ツルセンター【グルス】
阿寒丹頂の里は、人工給餌発祥の地だそうです。 -
給餌場にはたくさんの丹頂が
丹頂は日本で最大級の鳥とのことです。
また、他のツルと異なり「丹頂」は「丹頂鶴」っては言わないそうです。 -
つるつるつる
丹頂の頭の赤い部分は 剥げてるからだそうです。 -
仲良しペア
丹頂の夫婦は基本的にそのまま添い遂げるから夫婦円満のシンボルとか -
丹頂の給餌場に柵を超えて入り込んだ野生のシカ達
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たんちょう釧路空港
丹頂に見送られ北海道とはお別れです。
像に近づくと、別れを惜しんで丹頂が鳴きます。
←本当は、近接センサーで丹頂の求愛?の鳴き声が流れます
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