2013/01/31 - 2013/02/02
48位(同エリア386件中)
kuniさん
昨冬あたりから、冬場にかき小屋に牡蠣を食べに行きたいと思っていました。
偶然にも、テレビのニュースで松島のかき小屋が復活したことを知り、さらにその牡蠣は石巻・牡鹿半島産であることを知り、やはり行くなら産地で食べたいということで、友人を誘って渡波のかき小屋に行くことにしました。
現地で少しでも多くお金を使えるように、交通手段は高速バスを使いました。片夜行で往復7900円と、新幹線の半額以下でした。そして、渡波と仙台ではお金に糸目を付けずグルメしてきました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
23:30出発。
新宿高速バスターミナルから、仙台・石巻行きの広瀬ライナーを利用しました。早めのチケット購入で石巻まで4000円です。 -
広瀬ライナーは3列独立シートなのでとても快適です。
しかも当日のお客さんは私達を含めて4名のみなので、贅沢にゆったりと利用できました。
この広瀬ライナーには良いところがあります。
それは夜行便についてはSA/PA等でトイレ休憩が無いので、到着まで起こされることがありません。(トイレは最後尾にある奇麗なトイレが使えます) -
夜行便なので寝ないと疲れます。
セブンイレブンで買った赤ワイン180mlで眠気を誘うも、結局2時間くらいしか寝られなかったかな。 -
翌朝6:10頃、予定より30分早く石巻駅に到着しました。
-
石巻駅の出入口。
中にニューデイズがあるのですが、6:30オープンなので、まだ開いていません。 -
駅に隣接した「マンガッタカフェ えき」ももちろん開いていません。
-
予め調べておいた「まるまつ」石巻店まで10分ちょっと歩いて朝食を食べに行くことにしました。
これから車庫に向かう広瀬ライナーがまだいますね。 -
空を見上げると奇麗な青空。
でもよく見るとたくさんのカラスが群れをなして飛んでいます。
震災の際にがれき等からエサを得て、住み着いてしまったのかもしれませんね。 -
まるまつに到着しました。
途中、一部雪が積もっているところがありましたが、気温が低いために溶けることがなく、凍結しているところはあまりありませんでした。 -
まるまつの朝食メニューです。
安くて有り難いですね。しかもご飯はおかわり自由だし、スープも無料です。 -
花そば定食399円を注文しました。
安さにもびっくりですが、ごはんがめちゃ美味しいんです。(よっておかわりしました)
そしてお蕎麦も腰があって、出汁も京風で美味しかったですよ。
さらに、付け合わせの一品がこれまた美味しい。そりゃご飯が進みますよ。 -
ドリンクコーナー。
水、お茶はもちろん無料ですが、横にコンソメらしきスープがありました。
今回はそばの出汁もあったのでスープはいただきませんでした。 -
隣のラーメン味よし亭。
ラーメン300円、餃子100円は魅力ですね。
開いている時間に再訪することがあれば是非行ってみたいです。 -
北上川沿いを歩いて行くと、宇宙船みたいな物体が目に入ってきます。
-
それは、石ノ森章太郎大先生の漫画館です。
まもなく、常設展示が復活するそうです。 -
モンキーパンチなど有名漫画家の手型がたくさん展示されていました。
-
石ノ森章太郎先生は手型ではなく「手」でした。
握手してみましたが冬なので冷たかったです。そして小さめの手をされているんですね。 -
入口にあるロッカーもアニメの出演者達でデザインされています。
-
大好きなサイボーグ009。
-
ロボコン。
-
館の車のデザインも石ノ森章太郎シリーズです。
-
絆のバラが近くに植えてありました。
早く大きく育つといいですね。 -
中州を下っていくと、護岸工事用の石にいろいろ書き込めるようになっていました。
寄付するものなのかよく分からず何もしませんでした。(震災とは関係無いようです) -
自由の女神?
津波の爪痕が残っていました。下半身が半分ありませんでしたね。 -
途中にあった小学校。
もちろん休校中です。
津波のために、柵は流され、痛々しく感じました。 -
あと、やっぱりこの時計を見た時はショックでしたね。
2011年3月11日から止まったままなんですね。 -
こちらは予め調べて寄りたかった、缶詰が美味しい木の屋さんの直売所です。
震災後、生産を再開して、こちらの直売所をはじめ、各所で買えるみたいなのですが、こちらには社長さんがいらっしゃいました。 -
木の屋さんの気持ちが伝わってきますね。
-
鯨の缶詰に
-
サンマの缶詰
-
そして金華サバの缶詰です。
一通りお土産に購入しました。 -
鯨の大和煮のデザインに林家たい平師匠もご協力。
-
石巻漁港に行ってみました。
まだまだ復興のまっただ中ですね。
工事車両がたくさん通ります。 -
そんな中で食堂を見つけました。
現場の作業員や漁師さん、仲買さん向けなのでしょう、朝6:30から営業しています。
次回入ってみたいですね。 -
岸壁には漁船が停泊し、水揚げもあり、せりも行われていました。
-
建物はテント地で作られた仮設になると思いますが、トロ箱もならび、ものが動いていることを感じて、応援したくなりました。
-
渡波に行く途中に見つけたテラスハウスの名前。
「木」の文字が6個あるから「ロッキー」。
でも部屋は5部屋で、震災被害のまま放置されていました。
結構新しい建物なので残念ですね。 -
結構歩いてきました。
ようやく女川方面(かき小屋)に曲がる交差点まで来ました。 -
この橋を渡って少し行くとかき小屋があるんですよ。
-
天気が良くて、橋を渡りながら感じる空気がなんだかとても気持ちいい。
-
ようやく着きました。
「かき小屋渡波」
結構足に来ましたが、予定通り開店時間に到着しました。 -
しっかりした看板ができていました。
-
こちらが入口ですね。
-
入口を入ると目の前に牡蠣が並んでいます。
1年もの、2年もの、そしてホタテが何れも1皿1000円で、最初は席に付く前に購入します。
あと炭代が300円、牡蠣剥きナイフが100円(買取)です。 -
牡蠣を生で食べるためには水揚げ後に一定の処理をしなければならないそうです。
こちらでは、水揚げしたものをそのまま出しているので、必ず火を通して食べなければいけません。 -
さて焼き牡蠣の準備が完了です。
軍手と濡れタオルはお店で貸してくれます。 -
当日は平日で混んでいなかったため、丁寧に焼き方食べ方を教えていただきましたが、週末等は手が足らなくなることもあるんでしょうね。
牡蠣とホタテの焼き方と食べ方の解説書がありました。 -
生ビール(400円)飲めます。
石巻から歩いてきたので、とっても美味しい1杯でした。
レモンサワーは300円でした。 -
網に牡蠣を乗せて、蓋を被せます。
この蓋、前シーズンは無かったそうで、焼けてきた牡蠣から飛び散るエキスが大変だったそうですね。
これ考えた片偉いです。 -
牡蠣の種類で焼き時間が異なります。
1年ものは5分、2年ものは7分でほぼ出来上がり。
さて、剥いて食べるぞ! -
と、お店の方が最初の1皿分は全部剥いてくださいました。
旨そうー! -
濡れタオルの上に牡蠣を乗せて、お好みで専用ポン酢をかけて食べます。
んー、まいうーです。
焼き牡蠣サイコー! -
ホタテも追加しちゃいました。
こちらも三陸産です。
殻が大きい方を下にして5分、裏返して5分焼きます。 -
さー出来上がりました−。
身が大きくて美味しそう! -
身を噛みきろうとするとやけどしてしまうので、キッチンばさみを無料で貸してくれて、それで食べやすい大きさにカットします。
こちらもまうーでしたー! -
2人で、牡蠣3皿、ホタテ1皿、生ビール2杯、レモンサワー2杯、炭代、剥きナイフで、総額5800円でした。
お腹もふくれたし、お得感十分ですね。
ご馳走さまー! -
帰り道、牡蠣養殖用のホタテの貝殻を繋いだものが山積みされているものをよく見ました。
これで美味しい牡蠣の稚貝を育てるんですね。 -
万石浦。
とても穏やかで奇麗なところです。
ここで美味しい牡蠣達が育っています。 -
帰りは渡波駅からJRで石巻に出ますので、駅に向かって歩いていたところ、高砂長寿味噌本舗というお店がありました。
入店して目に付いた「感謝味噌」300gを2個(2個で500円と表示されてましたが賞味期限が短いので400円に値引きしてくれました)をお土産に購入しました。
震災後、最初に仕込んだ味噌だそうです。
助け合いの心ですね。 -
渡波駅に着きましたが周りには1軒の食堂以外何もない感じですね。
-
出発時刻の13:55まで30分以上あったのですが、駅員さんが列車が来ますからどうぞー、とのご案内。
え、まだ時間早いですよね、と聞くと折り返しになるのでどうぞと、列車を待合室代わりに使ってる感じです。 -
女川方面はまだ復旧していないので、ここ渡波から先は代行バスなんですね。
-
車内はBOXシートで4人用と2人用と横長椅子がありました。
2両編成のディーゼルカーです。 -
行きは3時間弱、帰りは十数分で石巻駅に戻りました。
ここから仙台までは高速バス(800円、2人だと2枚綴り回数券買えば750円)を利用するのですが、結構行列がとの噂を聞いていました。
到着した時で十数名並んでしましたね。余裕で乗れました。 -
駅前には石ノ森章太郎関連の漫画がいたるところにあります。
-
駅舎にもロボコン達がいますね。
-
14:10発の仙台行きのバスが来ました。
始発はバスの営業所なので、既に何名かのお客さんが乗っていました。 -
最終的に空席は数席程度でした。
平日昼間の空いている時間でこれですから、乗りたい便に乗れない日もあるんでしょうね。 -
仙台市内で少々渋滞があり、予定より10分遅れて15:35にバスは仙台駅に到着しました。
昨年の3月、作並温泉旅以来ですね。
仙台の空も真っ青で奇麗でした。 -
昔、泊まったことがあるホテルメトロポリタン、久しぶりです。
-
そして、こちらが宿泊する、ホテルモンテエルマーナ仙台です。
スタジオツイン(セミダブル+エクストラベッド)でRCが8000円でした。 -
階上通路で駅と繋がっているので便利です。
-
ベッドの大きさの違い分かりますかね。
友人と相談して、私は大きい方を使えることになりました。 -
テレビは小さめなものが置いてあります。
-
バスルーム。
普通ですね。
でも、こちらのホテルには大浴場があるので利用しませんでした。
ただ、大浴場の営業時間が19:00〜24:00とちょっと短過ぎですね。
せめてチェックイン時間から利用できるようにして欲しいですね。
飲んで帰ったため、最終受付時間の23:30を回ってしまいましたが、お願いしてなんとか大浴場が利用できました。 -
入浴後夕食&飲みに出ました。
目的地は名掛丁にある「いな穂」なのですが、事前に友人が探しに行ったら店が無いと言ってホテルに帰ってきました。
あらためてスマホのナビも使いながら行って見ると、お店がある場所の目印である「名掛丁センター街」の看板がコンクリートの柱で隠れてました。
もっとも、私は野生の勘か、臭いか・・・すぐ気付いちゃいました。 -
ビル内にこんな通りがあるんです。
そして奥に入っていくと。 -
ありました。
「いな穂」さんです。
せりしゃぶ発祥のお店で、ネットで見つけました。 -
入店して、まずは生ビール。
本当は入浴後に飲みたかったんですけどね。
ちなみに、当初、当日は全席予約が入っていて満席だったそうなんですが、たまたまキャンセルが数組出たので入れたんです。ラッキーでした。
次回は予約してから行くようにしたいと思います。 -
お酒のメニュー。
-
料理メニュー表面?
一番下右側にせりしゃぶ1人前1300円ありました。
せりのみのお代わりが500円でお願いできます。 -
料理メニュー裏面?
牛たん目立ってますね。
でも、いろんなもの食べられるお店ですね。 -
お店は小さいです。
カウンターに6席と4人用と6人用のテーブルのみなので、定員は16人ということかな。 -
お通し。
-
お任せの刺身盛り合わせ。
ホッキ貝が美味しかった。(今は北海道産)
他はカンパチ、ひらめ、マグロですね。それと何かの肝が付いてました。
どれも新鮮でした。 -
ビールは終わりにして、地酒の墨廼江をお願いしました。
上司が美味しいって言ってたんですよね。 -
牛すじ煮込みです。
注文してから仕上げの煮込みをしていましたね。
味が染みててとても美味しかったです。 -
さぁ、食べたかったせりしゃぶです。
ちなみに、以前仙台で仕事をしていた上司に、この時期の仙台のお薦めは何かと聞いたら、セリ鍋(せりしゃぶ)だよと教えてくれたんです。 -
この根っこの食感と味がたまらなく美味しいです。
ちょっとしか煮ないで食べますのでシャキシャキとしてとても美味しいんです。 -
茎もさっと出汁に通す程度で食べられます。
これももちろん食感も良く美味しいですね。
出汁には鴨肉が入っていて、いい出汁と油が出ていました。
1人前を注文後、美味しいのでせりをお代わりしました。 -
〆のうどんです。
細麺なので稲庭うどんかもしれませんね。 -
そして卵。
名前はもっきり卵。 -
名前の由来は黄身がもっきりしてるからかな〜。
-
さぁ、〆の出来上がりです。
-
出汁が染みたうどんに、ふわふわ卵、そしてせりの葉と、〆というより料理かもしれませんね。
美味しかった〜。いな穂さんご馳走さまでした。
ビール2杯、お酒4杯を加えて、2人で総額9200円でした。 -
いな穂を出て向かったのは、国分町にあるこちら「ののや」さんです。
上司が仙台時代に見つけた行きつけのお店を紹介してもらいました。 -
家庭料理に美味しいお酒が飲める良いお店です。
-
せりしゃぶを食べてきたことを伝えたので、最初に家庭料理を軽く3品出してくれました。
特に生たらこの醤油漬けが美味しかったですよ。
お酒は、いろんな地酒、生酒をママさんセレクトで飲ませてくれましたがどれも美味しかったですね。(何杯飲んだか記憶無しです) -
そしてお刺身も出してくれました。
新鮮で美味しいかったですが、私はこのあたりから記憶がというか意識が飛んでいて、1時間位寝ていたようです。
目覚めてから会話に入り、とても初めて来たお客さんには見えないくらい、いろんな話で盛り上がりましたね。 -
お客さんが持ってきていた森永キャラメル味のポテトチップス。
甘いんだけど、何故か食べ続けてしまう味でした。
お会計は9000+いくらかだったんですが、財布の中のお札を出していくと、9000円しかありませんでした。で、小銭を出そうと思ったら、これでいいよとママさんが言ってくれて、少しまけてもらっちゃいました。
時間は23:00を回り、入浴時間に間に合うように、慌ててお店を出て、タクシーでホテルに戻りました。 -
ホテルに戻り、大浴場で入浴し、部屋でパソコンをいじっていたら、いつのまにか寝てしまい。7:00の目覚ましで目を覚ましました。
そとは小雨模様のようでした。 -
朝食は、宮交高速バスセンターに近い「そばの神田」に行きました。
雨は上がっていました。 -
ごぼうのかき揚げそば。(350円)
生そばを茹でているお店なので、そばは腰があって美味しかったです。
出汁もゴボウのかき揚げもグーですね。 -
あらためて泊まったホテルを見て、
-
宮交高速バスセンターに行きました。
バスは頻繁に出発していて、待合室は広くて良かったですね。 -
本来は6200円の運賃ですが、早割で3900円で買えました。
-
さぁ、8:30発の新宿行きが石巻から到着しました。
乗っていたお客さんは1名のみで、仙台から乗ったお客さんを加えても全部で6名程度でした。 -
ガラガラです。
心配して、運転手さんに、いつもこんなに空いているんですかと聞いてみると、空いているからゆったりできていいでしょ、と何ともポジティブな回答が帰ってきました。宮城県人はポジティブな方が多いのかな。 -
休憩がちょうどお昼の羽生サービスエリアだったので、お弁当を買ってきて車内で食べました。
羽生サービスエリアは大規模な改修工事をしていて、出店がありませんでしたね。(弁当じゃ無くて出店の1品でも良かったんですけどね) -
渋滞もなかったことから、行き同様、帰りも30分ほど予定時間より早く新宿に到着し、旅を終えました。
1泊3日(車中1泊)の旅、かなり充実してました。 -
木の屋の缶詰のお土産。
上司へのお礼もあげないといけませんからね。 -
そして高砂長寿味噌本舗の感謝味噌です。
今夜早速使ってみましたが、美味しいお味噌です。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
もっと見る
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
112