2013/01/26 - 2013/01/27
46位(同エリア284件中)
antabaさん
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JRの駅構内で見かけたポスターの中の老婆。スケール感がかなり変。確かめに行って来た!
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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家族がまだ寝静まっている中をこっそり抜けだし、7時前に羽田空港に到着。搭乗ゲートから近かったので初めて入ったカードラウンジで軽い朝ごはん。
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三沢にはJALしか飛んでないので、ちゃっかりパパのマイルを頂いた。しかも行きはクラス J!(笑)
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羽田上空、旋回している時にぐぐっと高度が落ちた時はギクリとしたものの、その後は厚い雲の上を穏やかに飛行。
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降り立ったのはちっちゃな空港。
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三沢空港から目的地の三沢駅まで310円。
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駅前で電話を入れ、送迎車でピックアップしてもらいホテルへ向かう。
今回の宿は三沢駅のすぐ隣にある古牧温泉、「青森屋」。
星野リゾートに再生してもらった宿である。
チェックインは午後3時なので手続きと荷物だけを預けることにする。 -
再度ホテルの送迎車で三沢駅まで送ってもらい、十和田市行きのバスを待つ。
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あら、とってもローカルなバスの待合室ね〜〜と思っていたら、、、
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十和田観光電鉄の駅舎だったのですね〜
三沢〜十和田間を運行していた電車は平成24年3月末に運転を終了し、今は路線バスが運行しているのだ。 -
三沢駅前。
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氷点下なのに男子生徒はみんな寒そうなジャージ姿。その中のひとり、ハーフなのか福山似のすごいイケメンくんがいたのでおばさん、ちょっとドキドキしちゃったわ♪三農校前で降りて行ったけど、評判になっていないのかなぁ?
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バスは十和田市に入り、官庁街通のバス停で下車する。運賃は三沢駅前から確か610円。こちらが多分十和田市のメインストリート。
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バス亭から雪の中を歩くこと5分少々。本日の目的地、十和田市現代美術館に到着!!
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白銀の世界に派手な花模様が映える、韓国出身のアーティスト チェ・ジョンファ作「フラワー・ホース」の先に奈良美智作「夜露死苦ガール2012」が見える。
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最近まで奈良美智さんって女子だとばかり思ってたもんね〜〜
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入場料500円を支払い中へ。館内は喫茶ルーム以外は撮影禁止なので左の写真はポストカードより。お目当ての老婆は最初の展示室に佇んでいた。ロン・ミュエク作「スタンディング・ウーマン」!ハイパーリアリズム、肌の色、質感、皺の寄り具合もムチャクチャリアル、なのにスケールだけが非現実的なとても不思議な作品。あえて目線が横を向いてそらしてあるけれど、ジッと見ているとギロッと目が合いそうな気がするぐらいリアル。この人の他の作品も見たいけれど国内ではここでしか見ることが出来ないのだ。すごいぞ、十和田!
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この作品も面白かった。スゥ・ドーホー作、「コーズ・アンド・エフェクト」。一見シャンデリアみたいだけど、小さな樹脂製の同じ形の人形がズラーーーーーと肩車しているの。
外からなら撮影しても良いと言われたので、とりあえず。 -
椿昇さんの「アッタ」。私は虫の中でアリが一番嫌いだけど、それは小さい同じ形がビッシリいたりするのが嫌いな訳で、大きいのが1匹だと許せるんだな。
はじめての訪問だったけれど、こじんまりとして受け入れ易い作品ばかりの良い美術館だった。雪景色と建物がとてもよく合っていたのがこれまた良かったけれど、積雪の為に数点見られない作品もあったのが残念。 -
道を渡って美術館の向かいにあるアート広場にある作品のひとつの中へ。耳の中のようで、洞窟みたいな作品の中に入ると「なにも考えなくていいのです。」などと催眠術をかけられている人の画像がモニターで映し出されていた。意味不明〜〜
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インゲス・イデー作「ゴースト」そのままやん!
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こんな寒い時期に、こんな足の便の悪いところなのに、美術館にはチャイナパワーが押しかけていた。すげ〜な〜おい。
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草間さんのカボチャもあるよ〜
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しかもここのカボチャは中に入れる!!
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あ〜口の中も水玉なんだ〜〜
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水玉ときのこが一番似合う気がする。
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エルヴィン・ヴルム「ファットハウス」と「ファットカー」。
実はこの家しゃべります。。。
ほぼ貸切状態で楽しめました、満足! -
商店街の店先にあった灯油スタンド?
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初日の昼は十和田のB級グルメばら焼きでも良かったけれど、ちょいオシャレ系に走ってみた、「ファームカフェ オルタ」。
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店内お金をかけずに可愛く装飾してあって感心。私が入店後すぐに満席になったので十和田の人気店なのでしょう。
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800円のポトフランチと手作りサングリア400円を。野菜が美味しかった!隣の人の食べていたパスタランチも750円でCP良さそうだったな。
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三沢駅へ戻るバスは1時間に1本あるか、無いかなので時間はしっかり守らないと…
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三沢駅到着後、タイミング良くホテルの送迎車が来ていたのでスムーズにホテルへ戻り、速やかにチェックイン。
今回はじゃらんポイントを使って青森産のファブリックや家具などを使ってリニューアルした本館のお部屋「あずまし」にアップグレードして宿泊。1人には少々広すぎる大きさ。トイレやお風呂など水廻りの改装がキチンと出来ていないので多少不満が残る。お金の一番かかるところだからしょうがないんだけどね。 -
部屋からの眺め。
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ここらへんが星野プロデュース、的な〜〜
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日も傾いてきたけれど折角なので、宿自慢の敷地を散策することにした。
写真は西大門。 -
冬なので一面雪景色だが、本当ならば開けたところにカッパ沼が広がっているのだ。
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はい、頼まれても入ったりしませんからご心配なく。
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ここ古牧温泉渋沢公園の渋沢は、明治の実業家 渋沢栄一から取ったという説明は書いてあったけれど、何故縁も所縁もない青森でたたえられてるのか不思議だった。調べてみたらここの温泉を掘り当て開発したのが渋沢家で書生をしていた人物でその縁でということが分かった。
私は元々、渋沢栄一さんのことも知らなかったんだけど…三井、三菱と肩を並べる実業家だったんですね〜何勉強してたんだか…(汗) -
左が茶室、右が臨湖亭、兜本陣。
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カッパ沼一周30分ぐらいって言ってたけど、1人だと心細いなぁ。
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結婚式などが行われるという浮見堂。
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青森屋というとここからの写真が良く使われるが、池が凍って一面真っ白。
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石垣の説明書き。
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なるほど、丸い石を積んで石垣にしてるんだ。
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朝出動するうまっこ2頭。
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元々東京深川に建てられた渋沢邸。後に三田へ移築。ここへは平成3年に移築されたそう。特に洋館が素晴らしい〜〜
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敷地の脇を青い森鉄道が走っている。この日はタイミングが合わず電車は見られなかった。
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ホテルに戻りひとっ風呂浴びて17時半から早めの夕食。青森の食材が楽しめるブッフェ「のれそれ食堂 ぬくもり亭」は色んなものを好きなだけ食べられるので気軽で楽しい。
店内かなりの席数だけれど、土曜日と言うこともあってかなりの稼働率。 -
青森の地酒「如空」(1合900円)を頂きながら、、、刺身はイマイチ。ステーキ、天ぷら、特にりんごの天ぷらがさっぱりしていて美味しかった。
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ハングル表記が色んなところに、、、それだけお客さんが多いのだ!風呂のマナーは悪いな相変わらず。
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せんべい汁大好き!
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手前の鯖の燻製サラダ美味しかったなぁ。
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ほんとにうどんを打っているかは甚だ疑問ですが、いい笑顔♪
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おかわりしちゃった根曲がり竹、うまうま!
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料理は良かったけれど、デザートとコーヒーはもう少し頑張りましょう〜な感じ。
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金魚ねぶたで装飾された売店もうまい演出。
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8月にまたねぶた見にきたいなぁ〜
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夜の8時半から催されるスコップ三味線(スコップを三味線に見立てて栓抜きなどで叩いて音をだすパフォーマンス)も何気に楽しかった。
もう一度お風呂に入って早めに就寝。 -
翌日、チェックアウトは12時なのでゆっくりも出来たけれど、折角なので三沢市内を無料でまわる「ぐるっとバス」を利用して観光に出ることにした。
写真は昨日の渋沢公園を周るストーブ馬車をひっぱるうまっこ。 -
バスは定刻の9時15分にホテルの玄関へ来たので乗り込んだものの乗客は私1人のみ。。。
そして走り出してすぐ、まだホテルの敷地内だというのにいきなり路肩の雪深いところに突っ込んでしまいしばらく身動きが取れなくなってしまった! -
仕方がないので旧グランドホテル、ボーリング場跡を撮影。
その昔、この古牧温泉は「プロが選ぶ日本の温泉100選」で10年連続1位になるほど栄華を誇っていたのだ。(宿泊施設がひとつしかない温泉が全国1位に選ばれていたところが、なにやらキナ臭い感じはするけれど…)敷地も広いが建物もデカイ。現在使われているのは全体の三分の1ぐらいか。
その後30分ぐらいかけてやっと脱出できたが、後始末がある(地面をならすとか?)とのことで別途お迎えのエスティマに乗って目的地に向かうことに。 -
三沢基地入口。
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車がなけりゃとても辿りつけない場所にある「寺山修司記念館」が最初の目的地。
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そうそう三沢には来ないだろうし、寺山修司にもさして興味は無いのだが思わず来てしまった。
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館内は撮影不可。完全なる貸切だったので思いの外じっくりと見学することができた。常設展示300円、企画展200円。
昨日の草間弥生も私の心にザワザワと波風を立てるのだが、寺山修司もそう。天才だということは分かるんだけど、嫌な方面で心がざわつくのだ。
すごいと思ったのは演劇のポスター。40年前のものだけど現代のものと遜色なし。というか、すでに完成形というか。横尾忠則と及川正通がすごいってことかな?? -
帰りのバスもひとりきり。。。
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青森も広大だ〜〜
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次に向かったのは青森県立三沢航空科学館。でっかい箱もの!
入場料500円。 -
1F、アクティブフィールドにあった無数の突起をゆっくり押すと自分の人型が出来る装置。真ん中は出べそじゃなくカメラのレンズよん。
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飛行機まるごと展示するからそら、箱もでかくなるわな〜
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ミス・ビートルは日本からアメリカまで初めて太平洋無着陸飛行に成功した飛行機。41時間もかかったんだ〜操縦士は寒かっただろうなぁ。
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見た目かわいいけど、あんまりおもろくないわ。
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YS-11。
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コックピットは頭痛くなるわ。
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子供の頃は、飛行機のタラップを上がるのワクワクしたものだけど、今はゲートに横付けじゃないとゲンナリするよなーー
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ほんとに大きな建物ですわ。
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冬の空に尾翼が映える〜〜
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そとに展示してある飛行機にも一部入ってみることができる。
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気遣いはうれしいけれど、火事が心配。
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隣は基地だからリアル戦闘機が。
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こういう殺風景な機内だと「コンエアー」とか思い出すな。
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上にチョコンとのってる展望デッキはなんか管制塔みたい。
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おばさんひとりだとちょっと遊ぶのに躊躇する、うちの王子とか子供が大喜びしそうな施設だった。
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私としては珍しい1泊2日の弾丸ツアー。今度はゆっくり家族で訪れたい、そんな青森の旅だった。(この後親子でインフルエンザに倒れたけどね。。。)
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この旅行記へのコメント (4)
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- 前日光さん 2013/06/10 13:24:56
- 王子抜きの旅!
- antabaさん、本当にお久しぶりです!
平日の、こんな時間帯にコメントできる身分に私もやっとなりました!
報告が大幅に遅れまして、申し訳ありませんでしたm(_ _)m
4月から今まで、ずぅ〜と(除 5月の出雲大社平成の大遷宮)家中の片付けをしていました。「断捨離」っていう意味もありますが。
(実は今年の11月頃から、義母が同居することになったため、部屋を一つ空けなければならず、そのための大掃除となった次第です。)
まぁ、かなりすっきりしましたが、まだ食器類や靴などが残っています。
さて、antabaさんの旅行といえば「王子がつきもの」なのに、今回は女一人旅だったのねぇ〜
しかも冬の青森、しっかり雪景色。
あの「老婆」を見に行ったんだぁ〜!(^^)!
すご〜い!確かにインパクトはありますよね。
三農高前でバスを降りたイケメン高校生、ハーフっぽい、と言われると、私たちの世代って、三沢高校太田幸司投手(延長戦で決着がつかず翌日再試合で、惜しくも準優勝となった、あの高校野球史に残る試合の主人公、彼もハーフのイケメンだったんだよね)を、どうしても思い出してしまうんだな。
しかし、この大女の老婆も、草間やよいも、私的には理解できないのだよね、残念ながら(現代アート駄目みたい。)。
でも、それら話題の作品がこんなに雪深い所にあるというミスマッチがおもしろいですね。
この間、王子はどうしていたのだろう?
けっこう後日譚が気になる私です。
前日光
- antabaさん からの返信 2013/06/20 20:17:27
- RE: 王子抜きの旅!
- 前日光さん、こんばんは〜
大変ご無沙汰しております。
そうでしたね、この春から晴れて自由の身になられたのですね!
お疲れ様でした〜
これから存分に出雲、大和へ行かれるというわけですねん♪
羨ましい限りです。でも、急に気が抜けて老けこんだりしないでくださいよ!
まあ、男性には良くあることだけど…寧ろノビノビとされるのでしょうね(笑)
> さて、antabaさんの旅行といえば「王子がつきもの」なのに、今回は女一人旅だったのねぇ〜
はは、実は去年の同じ時期に王子を預けて旅にでていますが、
旅行記はuPしていません。(園ママに見られると顰蹙なので…)
> 三農高前でバスを降りたイケメン高校生、ハーフっぽい、と言われると、私たちの世代って、三沢高校太田幸司投手(延長戦で決着がつかず翌日再試合で、惜しくも準優勝となった、あの高校野球史に残る試合の主人公、彼もハーフのイケメンだったんだよね)を、どうしても思い出してしまうんだな。
太田選手は存じ上げませんが、場所柄多いのは仕方ないですよね。
> しかし、この大女の老婆も、草間やよいも、私的には理解できないのだよね、残念ながら(現代アート駄目みたい。)。
私も決して理解はしてないですよ〜
旅行記にも書きましたが、気持ちがザワザワします。
夢見が悪いと言うかーー紙一重な感じ。。。
奈良美智も村上隆も何を評価されているのか私にとっては謎ですよ。
> この間、王子はどうしていたのだろう?
> けっこう後日譚が気になる私です。
基本的にうちの王子は私が居なくてもへっちゃらぴーなのですが、
この青森旅行の時も前の年の旅行の時もインフルエンザにかかり、
普段めったに出さない39度以上の熱を出して床に伏せっていたので、
母としては反省しきりでした。。。
パソコンの調子悪くお返事が遅くなったこと、お許しくださいまし。
ではでは!
antaba
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- たらよろさん 2013/02/06 20:16:13
- antaba様のツボ!!
- こんばんは、antaba様。
今回はお一人様贅沢な美術旅行だったんですね☆
ロン・ミュエクの作品は、私も以前、金沢美術館で見たことがあるのですが、
あの質感本当に凄いですよね。
肌も毛も瞳も、、、
まるで本物。
それでいて、そのどうしようもなくあり得ない大きさ(笑)
素晴らしい芸術作品だと思いました
青森はantaba様の感性に触れるアートがいっぱいの街だったのね。
すごいぞ!!っていうのにそれが表現されている気がします。
私もまた青森は行きたいな☆
たらよろ
- antabaさん からの返信 2013/02/07 13:53:07
- RE: antaba様のツボ!!
- たらよろさん、こんにちは〜
インフルからやっと復活しましたよ〜〜
> ロン・ミュエクの作品は、私も以前、金沢美術館で見たことがあるのですが、
> あの質感本当に凄いですよね。
金沢21世紀美術館で作品展があったんですね!
たらよろさんはそれに行かれてたんだーー羨ましい!!
思えば金沢21世紀美術館って色々先進的な企画をやってるんですね。
奈良美智をちゃんと見たのは金沢でしたよ。
> 青森はantaba様の感性に触れるアートがいっぱいの街だったのね。
> すごいぞ!!っていうのにそれが表現されている気がします。
青森っていうと、なんか最果てみたいなイメージがあって、
寒くって温泉と恐山ぐらいしか印象になかったのだけど、
何かね、熱いエネルギーを感じてしまったのですよ、ギラギラした。
んで、感動してしまったのです〜
いつか、東京でも作品展やらないかな〜〜
私が知らないだけだったりして…
antaba
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