バングラで草の根国際交流の旅 (12)　出発まで駆け足でダッカを歩いてみる

2013/01/02 - 2013/01/15

バングラデシュ最終日となりました。
と言ってもフライトは14時10分なので12時には空港についていることに。
時間があまりありませんがギリギリまで歩き回ってみました。
そして空港へ。
ところがダッカの交通渋滞を甘く見ていました。
何とか間に合いましたが一時はフライトに間に合わないと覚悟を決めていました。

1タカ≒1.14円

エリア ダッカ(バングラデシュ)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: 中国東方航空
• 利用旅行会社: エアトリ

ホテルのチェックアウトは12時なので荷物は部屋に置きっぱなしにして8時にホテルを出ました。
大通りの方ではなく反対の奥まったところに行ってみました。
すると学校がありました。
丁度登校時でした。
親が付き添ってくる児童が多かったのは治安が悪いというより交通事故が心配だからなのではと思います。

学校の近くにはお菓子を扱う店があるのは日本もバングラデシュも同じです。

学校は壁に囲まれていましたが一部柵の所があったのでそこから学校全体の写真を撮ってみました。

すぐ近くの屋台でバングラデシュ最後の朝一チャーです。
5タカ

チャーを飲みながら登校風景を眺めていました。

中には親子でリキシャに乗って登校する人もいました。
比較的裕福な家庭なのかなと思ってしまいます。

学校を離れ西の路地に進んでみました。
するとちょっと大きい通りに出たところで小さい市場がありました。

鶏の羽をむしっている隣では魚をさばいていました。

鶏、魚、野菜
一応一通りは揃っているようです。
10時過ぎにホテルに戻る途中この通りに戻ったのですが市場は跡形もなくなくなっていました。
まさに朝市です。

セントラル・ダッカの公園入口でココナッツのスナックを食べました。
バングラデシュのあちこちでこれを見かけたうえバングラ人にも人気がある食べ物妥当ことはわかりました。
しかし結局何と言うかはわからずじまいです。
喉が渇くのだけはわかっていたので飲み物と一緒に食べることをお勧めします。

公園はこんな感じです。

近くに最高裁判所がありました。
写真撮影をしたら警備の人に注意されました。
すみません、確信犯です。

ダッカ大学の校舎に行ってみました。
20世紀初頭のイギリス領だったころの建物だそうです。

ダッカ大学 散歩・街歩き

建築関係は詳しくありませんがなんとなくロンドンのセントパンクラス駅に通じるような気がします。

物理学、電気工学、エンジニアリング、薬学など理系の学部の校舎でした。
理系と言うことを考えると日本よりも女子学生の割合が多いように思えました。

こちらもダッカ大学の校舎でしょうか。

公園沿いの道端の屋台で朝食をとることにしました。
警官らしき人も食べていました。

ルティと卵焼きで25タカ。
ちょっと塩辛かったですね。

北上していくとこの様な店がありました。
リキシャの整備をする商売のようです。

国立博物館に着きました。
開館していましたが残念ながらここでタイムアップです。
ホテルに戻る時間となってしまいました。

急いで戻ります。

ホテル近くにて。
壁に新聞が貼られていました。

ホテルに戻りチェックアウトしたのは10時45分でした。
リキシャで駅に向かいます。

ダッカ名物交通渋滞につかまってコムラプール駅まで30分もかかってしまいました。

ホテルから駅まで40タカでしたがチップ込みで50タカを渡したらとても喜んでくれました。

いくつもあるチケット窓口。
空港までのチケットはどの窓口で買えばよいのか迷っていたら通りがかりの人が教えてくれました。
何やらデモがありましたがあまり時間がないので横目で見ながらどのプラットホームかをさがします。
すると私も空港に行くという人がいたので一緒に行くことにしました。
しかし次の列車は12時20分と言うことで列車を断念しCNGで空港に向かうことにしました。

ダッカ中央駅 (コムラプール駅) 駅

ダッカ中心部から空港へ。
ところがCNGはなかなか進みません。ダッカの交通渋滞は私の想像をはるかに超えていました。
10分間全く前進しないこともある状況です。
1時間近くたってもボナニ地区を走っている時はさすがにフライトに間に合わないと覚悟を決めたり、便が遅れてくれればと祈ったりしていました。
空港には12時50分に到着しました。CNGの料金は400タカ。
何とか間に合いました。

無事にチェックインを済ませた後は出国審査。
係官が「ニイハオ」と言ってきましたが(中国東方航空の為私を中国人と思ったようです)日本のパスポートをみて出国にはあまり関係ない日本に関する質問をしてきました。
「日本のどの空港に帰るのか」「成田空港は東京からどのくらい離れているのか」「東京都心部には空港がないのか」
そのあとは「コックス・バザールには行ったか」とも。
日本人が京都や浅草を外国人に勧めるようにバングラ人が自国のおすすめの場所はコックス・バザールとわかりました。

シャージャラル国際空港 (DAC) 空港

出国審査の後は予想以上に余ったバングラデシュ・タカを両替しました。
両替所の人は円を勧めてくれましたがUSドルにしました。
昨年11月から円安がさらに進むこと、次回の旅行をするうえでやはりドルの方が融通が利くということからです。
US$1=81.6タカでUS$140が手元にきました。
おざっぱに計算して12日間のバングラデシュの旅を1日2500円以下で済ませたということになります。
別に節約を意識したつもりはありませんが根っからの貧乏性の為だと思います。

ダッカの空港は小さく出国手続き後も一応はレストラン、免税店、両替所がありましたが客を惹きつける努力のようなものは全くないと言っていいほど感じられませんでした。

中国東方航空MU2036便は私の願いが通じたのか(？)30分程遅れての出発となりました。

バスで飛行機まで移動の際に撮ったダッカ空港のターミナル

これでバングラデシュとはさよならです。
今まで色々訪れましたがバングラほどフレンドリーな人が多い国はいませんでした。
次は覚悟して雨季に来てみたいです。