2013/03/07 - 2013/03/15
60位(同エリア109件中)
菊花さん
3週間のドイツ旅行、ハルツ地方に来た目的はSL
6日目:ブロッケン山のSL(Brockenbahn)、ヴェルニゲローデ(Wernigerode)観光、ハノーファー泊
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
★6日目
ゴスラー(Goslar)は引き続き雪。
TVの天気予報を見ていてもハルツ地方の天気はイマイチ分からなかったのだが、少なくともハノーファーは-6度/-12度らしい。
3月中旬でコレってのはやはりおかしいらしく、TVでは「また雪!まだ冬!春はどこに?」みたいなことを言っている。 -
ドイツでは何処のホテルに泊まっても、朝食のハム類及びチーズ類がやたらと充実している。
そのかわり、ドイツではサラダを食べる習慣が無いみたい。
日本人の感覚からすると、食べ物に緑色が不足しているように思えてならない。
まぁその分は果物やシリアルで摂取しているのだろうが。 -
7時半頃ホテルをチェックアウト。
積もっている雪が、驚く程サラサラの粉雪。
ちょっと蹴り上げると見事に雪の結晶が舞う。 -
今までにない体験で、寒いけれど面白い。
嗚呼、でも、毛糸の帽子被っていて、本当に良かった! -
8時前ゴスラー駅発のREでヴェルニゲローデ(Wernigerode)へ。
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ドイツの時刻表は、時系列に沿って列車が羅列されている。
写真の中央に黒々と8:00のラインがあるが、その1列上が私が乗った電車。
7時59分発のRE3603はヴェルニゲローデ(Wernigerode)に8時42分着、当駅の3番線から出発。ということがわかる。
この時刻表、確かに最初はちょっと戸惑う。でも、乗る電車の終点はA駅なんだなトカ、途中はB駅を通過するんだなトカ、目的地までは◎分だな等、時刻表を見れば分かるというのは便利だと思う。 -
予定通りの時間にヴェルニゲローデ駅着。
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ドイツ鉄道(DB)の駅のすぐ隣に、ハルツ狭軌鉄道(Harzer Schmalspurbahnen GmbH)の駅がある。
ハルツ山に登るブロッケン鉄道(Brockenbahn)の始発駅はここ。
ハルツ狭軌鉄道公式サイト(ドイツ語)
http://www.hsb-wr.de/ -
すぐにブロッケン鉄道には乗らず、まずはヴェルニゲローデの旧市街地へ行こうと歩き出したら、なんと信号にアンペルマンが。
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ヴェルニゲローデの旧市街地
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ヴェルニゲローデの旧市街地、マルクト広場(Marktplatz)に建つ市庁舎(Rathaus)は、木組みの柱に煉瓦色の壁そしてとんがり屋根が印象的。
寒い日だけれどマルクト(屋台)も出ていた。 -
ヴェルニゲローデの旧市街地
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メインストリートの歩道部分だと雪かきしてあったが
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路地に入ると雪まみれ。
働くおじさん、ご苦労様です。 -
彫刻も、寒そう。
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市庁舎の少し西側に、ブロッケン鉄道の駅がある。
ちゃんと案内表示が出ていて、ご丁寧にも表示の上にSLが付いているからよく分かる。 -
ブロッケン鉄道のヴェステントアー駅(Westentor/直訳すれば西門)
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ヴェステントアー駅とブロッケン山頂の往復乗車券32.0ユーロは、なんと懐かしの硬い切符だった。
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9時46分、SLが駅に入ってきた!
超テンションあがる!
ヴェルニゲローデとブロッケン山を往復するブロッケン鉄道は、基本的にはSLが走るのだが、ディーゼルの時もあるので要・時刻表確認。 -
3月中旬の雪の平日だというのに、既に始発のヴェルニゲローデ駅からたくさんの乗客が乗っている。
私を含めた6人?だったかの新たな乗客は、席を求めて後方の客車へ。 -
列車は市街地内を、もくもくと煙を吐いて走っているのだが、全体的に景色が白いので、遠目には煙なのか雪なのか区別がつきにくいことに。
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イチオシ
山に入り、何度も大きくカーブをきる。
こんな素晴しい情景を窓越しで見るのは勿体ないので、私は客車と客車の連結部分(ようするに外)に陣取り、SLのカーブに合わせて右左に移動しながら景色を堪能、写真を撮る。
勿論、靴用のカイロ、手袋の中にもカイロですよ。 -
10時20分、列車の接続駅であるドライ・アンネン・ホーネ駅(Drei Annen Hohne)着。
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乗客にとっては約10分間の写真撮影時間。
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SLはその後もぐんぐんブロッケン山を登って行く。
山の上に行けば行く程寒くなるわけで、しかもそうでなくとも雪が降っていて、SLは風を切って進む。
かなりねばって外で景色を堪能したのだが、ラスト20分程は体力温存のため客車内から外を眺めた。 -
11時20分頃、山頂のブロッケン(Brocken)駅到着。
フツーに吹雪いていた。 -
とりあえずブロッケン博物館(Brockenmuseum)の前までは行ってみたが、そのすぐ近くにあるはずのテレビ塔すらろくに見えず。
このままだと駅までの数十メートルで遭難しそうな気がしたので、早々に退却。 -
駅ではSLと客車を連結し直していた。
SLの前側が雪ですごいことに。 -
ブロッケン駅に15分停車していたSLは、再び走り出してウェルニゲローデに戻る。
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ブロッケン山の山頂付近
少し走り出すと、吹雪は完全に収まった。 -
ブロッケン山の山頂付近をトレッキングする人達。
アウトドアな人達って凄いですね。 -
途中でSLが止まった。
団体客のガイド氏が「シャッターチャンスですよ」と言っているので、これはSLのすれ違いがあるに違いないと予想、客車の連結部分で待機すると・・・
キターーーーーー!! -
12時30分過ぎ、ドライ・アンネン・ホーネ駅着。
他の路線のSLが止まっている。 -
給水中。
煙を吐いているのか、蒸気なのか、それとも雪を舞いあげているのか分からん! -
ドライ・アンネン・ホーネ駅で乗り換える人達もいたよ。
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13時半頃、ヴェステントアー駅着。
面白かったねー。 -
再びヴェルニゲローデ旧市街地をうろうろ。
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いい雰囲気のカフェを見つけたので、一休み。ケーキ一切れが大きいので、ケーキと紅茶だけで満腹になってしまう。
カフェではまず入り口すぐのショーケースから好きなケーキを選ぶ。ich esse hier(ここで食べます)と言えば、大抵店員が「好きな席に座ってね」と言ってくるので、勝手に席を選ぶ。
席に付くと店員が「何か飲みますか?」と言ってくるので、メニューから選べば良い。
会計はテーブルで。Zahren, bitteと言えば会計してくれる。金額は大抵メモに書いてくれるので心配ないが、口頭だけで伝えられて聞き取れなかったらBitte?と聞き返せば、紙に書いたり手元の数字を見せてくれたりする。
金額を切り上げたような感じでチップを含めて支払えばOK。 -
魔女が集まるという伝説の地、ブロッケン山のお膝元なので、当然、魔女います。
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ヴェルニゲローデ城(Schloss Wernigerode)にも行きたかったが、ここに寄っているとハノーファーへ戻る列車の乗継ぎが非常に悪くなってしまうので、断念。
15時過ぎにヴェルニゲローデ旧市街地をあとにする。 -
こちら、ヴェルニゲローデ駅にあったコインロッカー。あまり規模の大きくない駅に設置されているコインロッカーは、大抵こんな感じ。
小さい方のコインロッカーは、たぶん国内線の機内に持ち込めるサイズなら入ると思う。
大きい方のコインロッカーは、50リットルくらいの大きめキャリーでも入る。
(参考に置いてある私の街歩きリュックは、A4サイズが入るくらいの大きさ) -
15時15分頃ヴェルニゲローデ発のREでハノファーに戻る。
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途中、何度も風力発電の風車を見かけた。
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今は使われていないSL。
のっぺらぼうでちょっと寂しい。 -
17時過ぎにハノーファー中央駅着。
まずは昨日朝にチェックアウトしたホテルに寄って、荷物をピックアップ -
その後、今日から泊まるホテル(Haus Sparkuhl Hotel Garmi)へ移動。
この数日と打って変わって周辺環境はいまいちな立地だが、そこは安さ重視で選んだホテルなんで。 -
これまた実にあっけらかんとシンプルな部屋。
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