2013/01/01 - 2013/01/03
45位(同エリア95件中)
よしべぃさん
2013年の正月休みに長野県の温泉地に行った。
1泊目は鹿教湯温泉。2泊目は戸倉上山田温泉。
そして、その近在にある神社仏閣に初詣でをする。
また、国宝やイベントなど、「画になる」風景も追ってみた。
元旦の朝を自宅で過ごし、家の氏神様にお参りし、年賀状に目を通してから出発した。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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きれいな朝焼けの空。
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上信越道から見る浅間山。
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鹿教湯温泉に投宿。
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陽が沈む頃から「氷灯とうろう夢祈願」のイベント会場で氷灯篭へロウソクをともす、という話を旅館の女将に聞き、さっそく会場の文殊堂がある地域に行ってみた。
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ローソクに火が灯り、階段上には薬師堂がライトアップされて暗闇に浮かぶ。幻想的な風景にシャッターを切る。
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五台橋は、現世と浄土を繋ぐかけ橋。
屋根を架けた橋の姿は珍しい。 -
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雪で冷え込む山中の階段を上る。
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藁ぶき屋根の薬師堂。
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薬師堂の脇に建つ五百羅漢。
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寺沢橋。この橋も屋根付だ。寺沢橋を渡ると文殊堂がある。
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文殊堂
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参拝を終え、氷灯篭に照らされた道を現世に戻る。
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鹿教湯温泉の発祥の地といわれ、現在、公衆温泉となっている文殊の湯。
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底冷えのする山中の名所であるが、来てみて良かったと思わせる演出だった。
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宿の露天風呂。
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内湯。湯治場だけあって、肌にやさしく高温過ぎず、何度でも入れる温泉。
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夕食は豪華ではないが、だしを良くとっており美味い。
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朝食には自然薯のトロロがでた。私の家も昔から正月にトロロを食べる習慣があり、うれしくなった。
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2日目は、温泉と上田市の中程にある生島足島(いくしまたるしま)神社の参拝に行った。
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この神社は、生島、足島という2神を祀り、古くからある社で、平安時代にはすでに書物に記されていたということだ。
本殿は神池の中に建つという日本でも最古の建築様式のひとつだそうである。 -
初詣の客足は途切れることなく、並ぶこと40分。やっと参拝できた。
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池には薄氷が張っている。
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次に向かったのは、別所温泉にある、有名な「北向観音」。
生島足島神社での混雑ぶりからみると、参道が狭く、全国的にも有名な北向観音は、駐車場も少ないことも手伝って、相当の混み具合が予想されたので、温泉街に向かう途中の信州そばの店「倉の」に入り、昼食を済ませた。この店のそばは味がある美味い一品だった。 -
案の定、駐車場に車を置くのに30〜40分。参道は入場制限をしていて待つこと1時間。東京の有名寺社よりも時間がかかることにびっくりした。
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そして、参拝。
元旦に家の氏神様に参拝したのを皮切りに、鹿教湯温泉文殊様、生島足島神社、そして北向山とお参りが続く。 -
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何よりここを一躍観光地にしたのがこの樹齢1200年といわれる古木。
♪花も嵐も踏み越えて♪
で有名な映画の題名にもなった「愛染かつら」の木。
境内の愛染堂に祀られている愛染明王が
恋愛の守護仏として縁結びにたいそうご利益があるそうだ。 -
続いて向かったのは、温泉街を挟んで北向観音の反対側にある、安楽寺。
こちらは、先ほどの喧騒とは打って変わって、人影もまばら。 -
本堂に向かう。
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寺の裏手にあるのが、国宝「八角三重塔」。木造の八角塔としては国内に唯一存在する建造物という貴重なもので、長野県内で指定された国宝第1号である。
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雪化粧をした塔が静かにたたずむ。
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見上げると、軒下の精巧な「木組み」が美しい。
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この塔を本日最後の参拝とし、この日の宿に向かった。
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2泊目は、戸倉上山田温泉。千曲川沿いに立ち並ぶ、大きな温泉街だ。「菊水」に投宿。
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正月の雰囲気が漂うロビー。
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部屋には、囲炉裏がディスプレイされていた。
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屋上露天風呂。
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貸切風呂。白濁した硫黄臭のある温泉。
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夕食の食卓。この後も皿が運ばれる。
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朝食。蟹が一杯ずつ振る舞われた。羽子板の箸置きが正月らしい。
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北向観音は、長野市の善光寺と対になっていて、前者が現世のご利益を、後者が来世のご利益を与えるといわれ、両方をお参りするのが良くて、一方だけでは「片参り」と言われている。
さて、どうしようかと思っていたら、戸倉上山田温泉を見降ろす山の上に、善光寺の分院があるではないか。
さっそく、善光寺参りを済ませた。 -
善光寺分院から眺める戸倉上山田温泉と千曲川。その対岸に広がる千曲市を遠望する。
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そして、ラストは真田氏の居城、上田城。
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大きな石が「真田石」。真田昌幸が築城の際に柱石としたものと伝えられている。真田昌幸は真田幸村の父親だ。
場内に真田神社がある。初詣巡りの締めはこの神社となった。 -
信州の寒風に真田氏の「六文銭」旗がなびく。
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そして、軽井沢の手前、中山道の追分に店を構えるそば処「きこり」で締めの蕎麦をいただく。
その後、「初売り」でにぎわう軽井沢アウトレットプラザに立ち寄り、帰途についた。
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