2012/02/11 - 2012/02/12
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Mill Reefさん
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1泊2日の片山津温泉旅行2日目は、
朝食後にもう一度温泉につかってから加賀観光ホテルをチェックアウト。
帰りのJR特急サンダーバードの時間まで余裕があったので、
折紙博物館に行ってみることにしました。
世界最大の折紙ミュージアム 日本折紙博物館
〒922-0241 石川県加賀市加茂町ハ90番地1
電話番号:0761-77-2500
http://www.origami-hakubutsukan.ne.jp/
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 交通手段
- JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
今回泊まった加賀観光ホテル1階にある朝食会場です。
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バイキングでした。
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大きな窓から柴山潟の噴水がよく見えました。
朝食後温泉につかってからチェックアウト。 -
帰りのJR特急サンダーバードの出発時間まで時間があったので、
世界最大の折紙ミュージアム「日本折紙博物館」に行ってみることにしました。
世界最大の折紙ミュージアム 日本折紙博物館
〒922-0241 石川県加賀市加茂町ハ90番地1
電話番号:0761-77-2500 FAX:0761-77-2500
http://www.origami-hakubutsukan.ne.jp/ -
突然現れた櫓。
これは「御菓子城加賀藩」という製菓会社が作った施設です。
常時300種類にも及ぶ自社製造のお菓子を製造販売しているほか、
広大な敷地内に日本古来の伝統文化の普及と発展のために
「加賀文化村」なる施設が併設されています。 -
早速中に入ってみました。
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1階は御菓子の販売と、
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御菓子製造の実演コーナー。
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沢山のお菓子を販売しています。
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地元の方によると、
全国の旅館や土産物屋さんで販売しているお菓子の
70〜80%をこの地域で作っているのだそうです。 -
ここの2階に5千種類10万点もの折紙が展示されている折紙博物館があります。
入場料は大人500円、中高生400円、小人300円。
http://www.origami-hakubutsukan.ne.jp/ -
世界最大とあって大変広いスペースです。
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様々な折紙がジオラマ風に展示されています。
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これら一つ一つが折紙で作られているのです。
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このモミジも折紙。
遠目で見るとまるで本物。 -
しかし近づいて見ると折り紙であることが分かります。
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イチオシ
これも全て折紙といいますから驚きです。
「吉原仲之町界隈(春宵)」というタイトルが付けられていました。説明書きには、
「江戸時代庶民文化の代表である浮世絵の女らしさを折紙で折る。元来色紙の上にレリーフ的に表現するものであるが、それをそのまま三次元の世界に置き換えた。女たちの華やかな中に物悲しい雰囲気が感じ取れたら幸いである。」
と書かれていました。 -
「美(うま)し国かがのと」という作品。
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説明によると、
古くから文化の国として栄えてきた加賀・能登。
加賀百万石前田家に保護された「加賀宝生能」、城下町の備え「加賀鳶」、 -
上杉謙信の軍を追い散らした「御陣乗太鼓」、
海の幸も潮目に恵まれ絶品です。
とありました。 -
「どや!大阪てんこもり」
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大阪城に太陽の塔、くいだおれ人形に、かに道楽のかに、通天閣。
花火は天神祭でしょうか。 -
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宝塚歌劇団。
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「お江戸日本橋と大名行列」
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どうやって折ったのでしょうか?
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「長崎くんち龍踊り(じゃおどり)」
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これも綺麗ですね〜。
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こちらはディズニー映画のライオンキング。
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これはおそらくライオンキングの最後の場面を描いたものですね。
妖怪が動物の赤ちゃんを崖から突き落とそうとしているかのように
見えるかもしれませんがそうではありません。
右下のライオンが主人公のシンバ。
そのシンバがサバンナの王となってサバンナに帰ってきて、
悪事をつくすハイエナ軍団を蹴散らしてサバンナに平和をもたらし、
やがて結婚して子供が生まれ、マンドリルというお付の猿が、
サバンナの動物たちにシンバの赤ちゃんをお披露目しているシーンだと思います。 -
映画では子猫のように可愛いらしく描かれていた
シンバの赤ちゃんでしたがそこは折紙なので仕方ありません。
細かいことはともかく、
全体的には映画のラストシーンをよく表現できているなと感心しました。 -
大名行列四屏風。
ここまでくると芸術ですね。 -
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「大名行列」
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金の甲冑。
これも全て折紙で作られているのだそうです。 -
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よく出来ていますね。
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こちらは千円札で折られた犬。
十二支全てが折られていました。 -
ランドセル。
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本物と見分けがつきません。
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世界最小の折紙とあります。
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この顕微鏡は折紙ではありません。
本物です。 -
対物レンズの下にこのようなシャレーが置かれていました。
ただ世界最小の折紙がどこにあるのか肉眼ではなかなか分かりません。 -
これもよく出来ていますが
折紙で折られたこざるちゃんではありません(^^)
顕微鏡をのぞくわが子です。 -
ちゃんと見えてるか〜
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のぞいてみると、
あっ、ありました!
金の棒の先端についている銀色のものが0.4mmのツルの折紙です。
いや〜、すごいなぁ。
どうやって折ったのでしょう。 -
このツルをお作りになったのはこの内藤晃さんって方だそうです。
本職は人力ヘリコプター研究者って。。。
しかし1994年に24.0秒の滞空時間の世界記録を樹立と言いますからすごいですね。
他にも趣味として極小折鶴の製作にも注力。
この内藤さんのように、
一つのことをコツコツと究めようとする人が多くいることが
日本の強みなのではないかと思っております。
資源が少ない日本は、
その分国民一人一人のレベルが高くて優秀な人材の宝庫なのですから、
その貴重な人材をみすみす海外に流出させてはいけません。 -
「世界最小の折り紙」
「0.5mm角、厚さ2μ(2/1000mm)のアルミ蒸着フィルムを使用して
折っています。
すごい集中力が必要なので1日10分が作業時間の限界なのだそうです。」
1日10分しか集中できないほど
短時間で精根尽き果てるような作業ってしたことないなぁ。
おそれいりました。 -
-
-
こちらは一般の人たちからよせられた作品で、
小学生高学年の部、準グランプリ作品。 -
「シンデレラのお城」だそうです。
それにしてもこれが小学生の作品ですよ! -
一番奥には折り紙歴史館がありました。
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折り紙に関する資料館のようです。
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折り紙が日本の伝統文化であることを実感させられます。
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-
熱心に写真を撮るわが子。
-
何を撮っているのでしょうか?
-
折り紙教室。
別途300円必要。 -
2羽の鶴が描かれた絵ですが、
-
よく見ると折鶴で描かれています。
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どれも見事で圧巻でした。
-
昼食時になったので外に出ました。
普段なかなか写真を撮らせてくれないのですが、
ご機嫌で写真撮影に応じるわが子。 -
同じ敷地内にお食事処があったので、
そこでお昼ご飯にしました。
昼食後、タクシーで加賀温泉駅へ。 -
加賀温泉駅でもご機嫌のわが子。
-
たくましいことにカメラバッグを背負ってくれました。
(ちなみにカメラは外に出しているので中はほとんど空です)
さて私ごとで恐縮ですが、
明日(正確には今日1/19)から毎年恒例にしている上司・同僚らとの
「日本海カニツアー」で今年も北陸に行ってまいります。
グルメな上司がとびっきりの越前ガニを出してくれる宿を見つけたそうで、
1年前から予約を入れておりました。
帰ってきたら次々回あたりの旅行記に掲載したいと思っています。
カニ好きの方は乞うご期待!
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この旅行記へのコメント (12)
-
- わんぱく大将さん 2013/02/02 10:58:49
- どうやって折ったんでしょう?って
- Mill Reefさん
どうやって折ったんでしょう?って、そりゃ、手で折りましたがな。
大将
- Mill Reefさん からの返信 2013/02/04 15:37:51
- RE: どうやって折ったんでしょう?って
- 大将さん、続けてのコメントありがとうございます♪
> どうやって折ったんでしょう?って、そりゃ、手で折りましたがな。
そ、そうですね(^^;
仰るとおりでございます(冷汗)
あんなにたくさんいろいろなものを折れるなんて、
日本人の器用さを実感できました。
-
- たらよろさん 2013/01/23 19:45:54
- 手先の器用さは世界一!!
- こんばんは〜〜MillReef様。
ほんと、日本人の器用さって凄いですよね。
その上に、真面目と来てるから、これだけの素晴らしい文化を築いてこれたんだよね。
極小の折鶴って、顕微鏡で見ないとわからないほどの凄いものなんだ〜〜
お米に書かれた文字、、などもあったけれど、
本当にその細やかさには頭が下がる思いです。
そして、本物と見分けがつかないような赤いランドセル!
あ〜〜、
日本人の器用さが誇らしく感じられました♪
たらよろ
- Mill Reefさん からの返信 2013/01/24 12:10:39
- RE: 手先の器用さは世界一!!
- たらよろ様、こんにちは♪
0.4mmの折鶴もジオラマもランドセルも、
さぞかし根気のいる作業でしょうが、
一つ一つ丁寧に折って見事な作品を作り出していますよね。
地道な作業をコツコツ積み重ねることをよしとする国民性が
様々な分野で優れた製品を生み出し、
日本を先進国に押し上げたんだということが
これを見ただけで強く感じられました。
経済発展著しいともてはやされるアジアの○国や△国では、
その地道な作業をコツコツ積み重ねる人を蔑む国民性ゆえに、
職人が育たず、テレビでも半導体でも、
基幹部品を自前で調達できずに
いまだに日本からの輸入に頼っているそうです。
日本では創業100年を超える
老舗の○○屋さん(和菓子屋さん、呉服屋さんetc...)というのが
たくさんあってそれがむしろ信頼とか実績になりますが、
これらの国では100年も○○屋さんを続けるなんてと
馬鹿にされると言います。
出世して企業の管理職(=人をこき使える立場)になるのが
最高のステータスなのだとか…
そのような土壌で日本の様な匠が育つわけがありませんね。
日本人はもっと自信を持つべきでだと思います。
話しが大きくそれてしまいましたね…(^^;
寒さをしのげる所という理由だけで行ってみたのですが、
いろいろ考えさせてくれた素晴らしい博物館でした。
-
- ガブリエラさん 2013/01/20 14:08:32
- 折り紙は、奥が深いですね(*^_^*)
- Mill Reefさん☆
こんにちは♪
折り紙って、たまにクリスマス会などで、生徒に教えたりしてますが、こんなすごい細かいものが、作れるんですねヽ(^o^)丿
通天閣とか、大阪城とか、どうやって考えるんでしょうね(*^_^*)
飛行機の折り紙とか、息子さん作れちゃうかも、ですね(^_^)v
とうとうカメラバッグまで、背負っちゃう息子さん!
これは、やはり将来は、カメラマンですね(^_-)-☆
蟹の旅行記、楽しみにしてますね♪
ガブ(^_^)v
- Mill Reefさん からの返信 2013/01/21 23:11:16
- RE: 折り紙は、奥が深いですね(*^_^*)
- ガブリエラさん、こんばんは♪
いつもありがとうございます。
折り紙もここまでくれば芸術ですね。
サンダーバードの時間まで、
寒さをしのげて時間を潰せるところをと思い、
ここに行ってみようと思っただけだったのですが、
意外にもとても見ごたえのあるところで嬉しい誤算でした。
私も最近よく子供と一緒に紙飛行機なんかを折っていますので、
折り紙は子供のお遊びと思っていたのですが、
あんなにハイレベルな世界があったなんて本当に恐れ入りました。
カメラマンですか?(笑)
そうですね、
いつもコンデジを奪われるので、
今では古くなったカメラを子供専用カメラに払い下げて
それを使わせております。
今は好き勝手自由に撮らせていますが、
親子鷹でそろそろビシバシと指導していきましょうかね(笑)
肝心の私にそこまでの能力がありませんが…(^^;
ではまた私も訪問させて頂きますのでよろしくお願いしますね!
-
- ジェニーさん 2013/01/19 19:39:29
- Re:ご無沙汰しております。
- Mill Reefさん
今晩は、今年もよろしく御願いします。
金沢の蟹、美味しそうでしたねぇ。
私は、12月の蟹の大きさには、がっかりでした。
値段もそれなりに、支払いました・・。
そうそう、折り紙も素晴らしいですね。
よく一枚の紙をあんなに、細かく折れるなんて・・すごいですよね!
素晴らしい技術というか・・まねできません。
でも、見ていると楽しい世界ですね。
旅行記でいつも楽しませていただいています。
またよろしく御願いします。
ジェニー
- Mill Reefさん からの返信 2013/01/21 22:53:00
- RE: Re:ご無沙汰しております。
- ジェニーさん、こんばんは!
いつもありがとうございます。
こちらこそ今年もよろしくお願いします♪
能登半島にご旅行された時のカニとアワビ、
写真ではそこそこボリュームがあるように見えましたが、
実際はそれほどでもなかったようで残念でしたね。
ただ私も越前ガニはブランド料が高すぎるような気がしております。
昨年もカニツアーで福井県の芦原温泉に行きましたが、
そこそこの料金を払ったのにそれまで毎年恒例で出かけていた
京都の丹後のカニのフルコースの方が1万円くらい安くて
カニの量も多かったです。
もっとも施設の規模が違いますから、
料金だけで一概に比較できるものではありませんが。。。
しかしさきの週末に行ってきた芦原温泉では、
泊まったところは温泉民宿だったのですが、
これまで味わったどのカニよりも素晴らしくて、
とても価値がありました。
料金も手ごろでおすすめですので、
近々旅行記にするつもりでおります。
もしよろしければ今後のご参考にでもご覧くださいね。
折り紙博物館、
とても楽しいところでした。
本当に匠の技ですよね。
かなり根気のいる作業でしょうから頭が下がる思いです。
日本の素晴らしさを実感できました。
ではまたよろしくお願いします♪
-
- くまくまさん 2013/01/19 10:27:15
- Mill Reefさーん
- くまくまです
こんにちわ。
お菓子城加賀藩にこんなところできているのですか?
あの国道沿いのところですか?
地元にはもう住んでないけど
住んでてもたぶんお菓子城加賀藩にはいかないから、ずっと知らないのでしょうね!
すごい作品たくさんありますね〜
ほんとに、一日10分しか集中できない作業を続けて作品を作るってすごいですね〜
- Mill Reefさん からの返信 2013/01/21 22:21:45
- RE: Mill Reefさーん
- くまくまさん、こんばんは!
お返事が遅くなりましてすみませんでした。
この週末は、
毎年の恒例行事になっている、上司・同僚らと行く
「日本海カニツアー」で芦原温泉に行ってきました。
くまくまさんの故郷の近くですね。
近々旅行記にしたいと思います。
お菓子城加賀藩の加賀文化村ですが、
Googleマップで見ると
「8」と書かれた道路に面しているようですので、
おそらく国道8号線に面しているのだと思います。
1階のお菓子の販売店は巨大なお土産物屋さんで
完全に観光客向けですが、
折り紙博物館はただ単に観光客向け
(俗にいう客寄せパンダ的な)スポットではなくて、
文化的にも十分価値のある施設だと思いました。
世界最小の折鶴だとか、
ジオラマだとか展示がとてもユニークで面白かったですよ。
冬の北陸は寒いので、外で楽しむことが出来ませんから、
仕方なしにここでも行くかという感じで立ち寄ったのですが、
屋内で楽しめるここは意外な穴場スポットでした。
くまくまさんの故郷にはよいところがたくさんありますね。
私も北陸はとても好きです。
今度はちょっと足を伸ばして
能登半島に行ってみたいと考えております。
-
- aoitomoさん 2013/01/19 02:23:35
- 折り紙いいですね!
- Mill Reefさん
カニもいいけど日本折紙博物館これなかなか面白そうですね。
自分も子供も折り紙が好きで、折り紙の本もたくさんあります。
見事な折り紙で見てるとどうやって折ったのか知りたくなるし、自分でも折りたくなるんですね。
どれも凄いけど、ランドセル気になりますねー。
折ったものが販売していれば、かわいいんで買っちゃいますね。
一般の人の作品があるのも面白い。
きっとお子さんは楽しかったでしょうね。
お子さんのつぼにはまりましたよ。
100点パパでしたねー。
aoitomo
- Mill Reefさん からの返信 2013/01/20 22:51:10
- RE: 折り紙いいですね!
- aoitomoさん、こんばんは♪
お返事が遅れてすみません。
折り紙博物館、
当初私もここまですごいとは思わず、行ってみて驚きでした。
ホント、どうやって折るのでしょうね。
あのランドセル、かわいらしくていいですよね。
販売していたら私も間違いなく買うと思います。
一般の人の作品も立派ですね。
特に小学生がこんなのを作れるのかと今どきの小学生を見直しました。
わが子ですか?
うちの子はこの頃はまだ3歳で価値がよく分かっていなかったみたいでした。
この後から折り紙をやるようになったので
今なら少しは楽しめたかもしれませんが、
この時はむしろ退屈しているようでした(^^;
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