2012/05/24 - 2012/06/12
18位(同エリア400件中)
ベームさん
私が今まで旅行先で写した写真のうちピエタだけを纏めてみました。旅行記の範疇に入るかどうか分かりません。宗教に関するものを軽々しく取り扱って不謹慎だとのおしかりもあるかもしれませんが美しい美術品ということでご容赦ください。
最初のうちはピエタにそれほど関心があったわけではありませんが、どの教会に行っても必ずと言っていいほどピエタ像が有るので意識するようになりました。
ピエタとはイタリア語で、敬虔、慈悲、哀れみという意味だそうですが、十字架から降ろされたキリストを抱く母マリアを描いた絵、彫刻をそう呼ぶようになったとのことで14世紀末頃フランスで始まったそうです。。
一般にはミケランジェロが1499年、23歳の時に作成したヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂にあるものが最高傑作とされていますが、他にも実に様々な美しい作品があります。私はミケランジェロのピエタの実物は見たことがありませんがピエタの代表作として、私の写真では無いことをお断りの上表紙に載せさせていただきました。
これからも写真が増えるごとに追加していきたいと思います。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ドイツ。
バート・ヴィムプフェン:エヴァンゲリッシュ市教会。2008年。 -
ドイツ。
アイゼナハ:プレディガー博物館。2009年。
悲嘆にくれるも気高さを失わないマリア。私の1番好きなピエタです。ここにはほかにも素晴らしい宗教美術品がありました。 -
ドイツ。
エアフルト:大聖堂。2009年。
大きなマリアが子供を抱いているようです。 -
ドイツ。
バンベルク:上教区教会。2009年。 -
ドイツ。
カルフ:ネッカー川沿いに建つ小さな教会。2009年。
右端にあります。 -
フランス。
フェカン:ベネディクティン博物館。2010年。
リキュール・ベネディクティンの醸造元ですが小さな博物館も併設されています。 -
フランス。
ブロワ:サン・ヴァンサン教会。2010年。
キリストの頭が正面から見て右、マリアが右腕でキリストを抱えています。あまり見かけません。多いのは左右逆の姿です。 -
ドイツ。
ケルン:大聖堂。2012年。 -
ドイツ。
ケルン:ヴァルラーフ・リヒャルツ博物館。2012年。
リアルです。ピエタにはマリアとキリストのほかにマグダラのマリア、聖ヨハネなどが寄り添っているのがありますがごちゃごちゃしている感じがします。私はマリアとキリストだけのものが好ましいです。 -
ドイツ。
ミュンスター:ランベルティ教会。2012年。
じっとキリストの顔を覗き込むマリア。ミケランジェロのピエタに似ています。 -
ドイツ。
オスナブリュック:大聖堂。2012年。 -
ドイツ。
リューベック:聖マリエン教会。2012年。
マリアの膝の上ではなく床に横たわっている。ピエタの構図としては珍しいと思います。あるいはこれはピエタとは言わないかもしれません。 -
ドイツ。
マグデブルク:大聖堂。2012年。
これも美しい。ミケランジェロのそれを思い起こさせます。いずれも一つの石から彫り出されているというのは驚きです。 -
ドイツ。
ゴスラー:聖ヤコブ教会。2012年。
光りの中に浮かび上がる姿は衝撃的でした。 -
ドイツ。
クヴェトリンブルク:聖ゼルヴァティウス教会。2012年。 -
ドイツ。
クヴェトリンブルク:聖マチルド教会。2012年。 -
ドイツ。
クヴェトリンブルク:マルクト教会。2012年。
真ん中がそうです。 -
ドイツ。
マールブルク:聖エリーザベト教会。2012年。
下の段にピエタが描かれています。 -
ドイツ。
リンブルク:大聖堂司教区博物館。2012年。
キリストの上半身が大きく外に出ていてマリアが支えるのは物理的には無理に見えますが。 -
ドイツ。
リンブルク:大聖堂司教区博物館。2012年。 -
ドイツ。
アシャッフェンブルク:シュティフト教会。2012年。
キリストの頭が右ですね。少ないです。 -
ドイツ。
アシャッフェンブルク:シュティフト教会。2012年。
右側。 -
ドイツ。
アシャッフェンブルク:シュティフト教会。2012年。
前のもこれもとても古そうです。教会の回廊に掲げてあります。 -
ドイツ。
アシャッフェンブルク:カプチーナー修道院教会。2012年。
マリアの膝から降りているのもあるのですね。 -
参考
ヴァティカン:サン・ピエトロ大聖堂。
有名なミケランジェロの1499年の作品。私の写真ではありません。
マリアは余りにも美しすぎますね。少女のようで、嘆くというよりも諦念しているようで。しかし足を大きく広げて安定感があります。。
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この旅行記へのコメント (10)
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- rinnmamaさん 2013/06/21 22:15:40
- 私も1枚だけ撮影していました。
- ベームさま、こんばんは
ご無沙汰しております。今年はドイツに行かれるんでしたよね。
楽しみに旅行記をお待ちしています。
以前にベームさんの此のブログを拝見していた時には、気にしていませんでしたが、
ミケランジェロのピエタを撮影していました。
先日、バチカンの特集でベルニーニの事を見まして、写真を整理していて気がつきました。
ツアーでしたが、自由でしたので写せたのですかね。
フランスは再来年くらいですので、またアドバイスお願いいたします。
ドイツはまだ先の来訪になりそうです。来春にスペインに決定しました。
では、又。 お体ご自愛くださいませ。rinnmama
- ベームさん からの返信 2013/06/22 20:09:13
- RE: 私も1枚だけ撮影していました。
- rinnmamaさん、
今晩は、
メッセージ有難うございました。こちらこそご無沙汰です。
11日に疲れ果ててドイツから帰ってきました。連日の雨と寒さ、ドイツ鉄道の乱れなどで参りました。歳から考えて20日間の長旅はもう無理のようです。ようやく写真の整理を始めたところです。
ミケランジェロのピエタの写真ぜひ投稿してください。今回ピエタの写真幾つか仕入れてきました。そのうち投稿します。
フランス、スペイン、ドイツと夢は膨らみますね、お元気でお過ごしください。
ベーム
>
-
- mistralさん 2013/02/03 13:15:33
- できればもう一票を!!
- mistralと申します。
ピエタ特集の旅行記、拝見いたしました。
ドイツにお強いベームさん、さすがの特集ですね。
私個人としては「カプチーナー修道院教会のピエタ」が
さぞかし美しいのでは?と心惹かれました。
お写真を見ただけですが、そこに行ってみたいと思いました。
またミケランジェロのせいで、立派で芸術的でなければ
という先入観がありますが、多くのピエタ像のように素朴な
感じのものがそもそも人々の信仰心に根差したもののような
感じを受けました。
特集をありがとうございました。
また拝見したいです。次の特集も是非お願いいたします。
- ベームさん からの返信 2013/02/03 20:13:52
- RE: できればもう一票を!!
- mistralさん、
今晩は。
メッセージならびにピエタへの投票有難うございます。いえいえ1票で十分感謝です。
仰る通り、最初から美術品として造られたピエタは勿論美しいですが素朴な信仰心から造られた粗削りなピエタも捨てがたいものが有りますね。
教会巡りが好きなものですから聖書に基づいたいろいろな絵画、彫像に出合いますが特集となるとなかなか勇気がいります。2番煎じ、3番煎じになりかねませんし。当面ピエタの写真を増やしていこうかなと考えています。
mistralさんの旅行記、建物の細部の写真をよく撮っておられて良いですね。荷物にはお困りになったようでお気の毒です。
ベーム
-
- angieさん 2013/01/20 19:40:41
- 凄い♪
- ベームさん、初めまして。
ピエタの数々・・・堪能しました♪
私も教会は好きで、たくさん写真を撮るのですが
ピエタだけに焦点を当てて一覧で見ると面白い!
キリスト教はその他にも色々とテーマが決まってるので
それぞれシリーズで見比べると面白いでしょうね。
また是非やってください(笑)
私も一度写真を整理して見比べてみたくなりました。
angie
- ベームさん からの返信 2013/01/20 22:44:35
- RE: 凄い♪
- angieさん、
こちらこそ初めまして。
メッセージならびにピエタへの投票有難うございました。
旅行記ともいえないのでちょっと気が引けるのですが楽しんで頂き嬉しいです。
聖書を題材にした絵画、彫刻は古来いろんな芸術家が採りあげていて比べるのは確かに面白いですね。受胎告知とか聖母子なんて格好のテーマですね。
誰かがやってくれないかな、angieさんいかがですか。
年に数回海外に行かれて羨ましいです。今年はどちらですか、新作をお待ちしています。
ベーム
-
- 旅するうさぎさん 2013/01/15 00:04:35
- ピエタを集めた写真、興味深く拝見しました
- ベームさん、こんばんは。
ピエタを集めた写真、興味深く拝見しました。
フランスのサン・ヴァンサン教会のピエタで
キリストの頭が正面から見て右になっている像、
あまり見かけないと書いていらっしゃるのを見て、
一般的にはキリストの頭は正面から見て左にある像が
多いのだと初めて気付きました。
教えて下さって、ありがとうございます。
ベームさんのお写真を見てもそうですし、
ネットの画像検索をしても、見事に頭が左ばかり。
でも、私がチロルで見たピエタは
ベームさんがフランスで写真に撮られた
めずらしい像と同じように、
確か頭が右だったんじゃないかな?と確認したら、
やはり、右でした。
ミーダース村で見たピエタです。
http://4travel.jp/traveler/miusatravel219/pict/26626465/
これから先、チロルでまた教会を拝見する際には
どちらが頭かよく見てみたいと思いました。
旅するうさぎ
- ベームさん からの返信 2013/01/15 11:07:39
- RE: ピエタを集めた写真、興味深く拝見しました
- >旅するうさぎさん、
メッセージならびに「ピエタ」への投票有難うございました。
キリストの頭の位置、どうしてああなったのでしょうね。聖書にそこまで書かれていたのではないと思いますが。想像するに最初に書かれた絵または彫られた像がたまたまそうであって、それが段々定型化し、時々反骨の芸術家がいて頭を反対側にもっていった作も造られたのかとも。専門家の説を賜りたいものです。
旅するうさぎさんのチロルの旅行記、コメントも写真も素晴らしいですね。
家々の壁絵の色合いが淡く、南ドイツのオーバーアマガウやミッテンヴァルトの壁画とまた違った世界を見るようです。ノイシュティフト村のゲオルク教会の装飾も見事です。チロルを旅したくなりました。
ベーム
-
- frau.himmelさん 2013/01/13 19:18:06
- ピエタ特集、素晴らしかった!
- ベームさん こんばんは。
久しぶりにアップなさったピエタ特集、とても良かったです。
ベームさんらしいなーと思いました。教会がお好きですものね。
それにお写真がきれいです。
それにしてもいろんな所に行ってらっしゃいますね。
私もドイツ関係の地は、この中では大体行っているのですが、
ピエタ像、気がつきませんでした。
今度から少し気をつけてみることにします。
なかなか旅行のスケジュール作成がはかどりません。
もっといろんな方の旅行記を見せていただいてと思うのですが、
自分の旅行記作成が先になってしまって…。
今回はドイツ語教室のペラペラの友人が一緒ですから、心強いです。
himmel
- ベームさん からの返信 2013/01/13 21:15:22
- RE: ピエタ特集、素晴らしかった!
- himmelさん、
今晩は。
ピエタのブログお目に留まり嬉しいです。旅行記と言えない内容なのでおおかたパスされてしまうのではないかと思ってました。
またクリスチャンでもないのに興味本位に扱ったりして本当の信者の方からおしかりを受けるのではないかと心配したりもしています。しかし芸術品としても美しいものだと思います。
今年のドイツ旅行を終わってからもっと写真を増やして編集しようと思っていたのですが、私の場合今は旅行と旅行の端境期なのでアップするものが無く、毎日皆様の新作を拝見するにつけ我慢が出来なくなり、中途半端のままで載せてしまいました。
himmelさんの今年の旅行はドイツ語ペラペラ同志の旅ですか。さぞかし充実したものになるのでしょうね。今からそのご報告を期待しています。
私の方は飛行機、ホテルすべて手配を済ませました。ドレスデン、ハレ各3泊、クルムバッハ、ノイブルク、ランツフート、ミュンヘン各2泊と連泊を大幅に取り入れました。個人旅行の場合荷物の扱いがやはり1番やっかいですからね。ほかの方の旅行記を拝見すると駅にコインロッカーが無くてもカッセなどで荷物を預かってくれるところがあるようですが小さな町では無人駅もありますから。
himmelさんに教えて頂いたバイエルンチケットも今回初めて使ってみるつもりです。私は1日の行動開始が8時ころなので平日は使えず土・日のみになります。
祝ようやくベルリン到着。それまで色々ありましたね。
ベーム
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