2012/07/31 - 2012/08/01
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ローズベリーさん
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2012年7月〜10月までの、3か月のヨーロッパ周遊記録(Vol.17)です。
現在、4カ国目オランダに滞在しています。無計画な旅行でいつもばたばたしており、失敗と後悔が続く旅ですが、なんとか続けられています。
Vol.17は、アムステルダム市内散策の記録です。
運河の街として知られるアムステルダムは、至るところに運河がめぐる、美しい景色の街です。
一方で、ゴッホ美術館をはじめとする博物館も充実した芸術の街でもあります。ふだんは敬遠しているミュージアムですが、いざ足を伸ばしてみると案外興味深いもので、すっかり見入ってしまいました。
治安の面でも、規制の緩やかなオランダの都市ということでびくびくしていましたが、幸い危険なことにも遭遇せず、いつものペースで街歩きを満喫できました。
※1ユーロ=100〜104円
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
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◆7月31日(火)第27日目
今日は朝一番で、アンネ・フランクの家に行こうと決めていました。
かなり混雑すると聞いていたのでがんばったつもりでしたが、到着したのは10:00。すでに西教会までつながる長い行列ができていました。 -
入口まで、果てしなく長い道のりでした。
中に入るまで1時間待ちました。
(インターネットで事前予約もできるようですが、間に合わなかったので当日並びました。) -
Prinsengracht263番地。
ここには、アンネ・フランク一家を含む8人が隠れ住んでいました。
小さな家ですが、中の展示物は興味深く、パンフレットを読みながら1時間くらい見学しました。
どんな気持ちでここで生活を送っていたのか、それを想像すると、平和の尊さを感じずにはいられません。 -
“アンネ・フランクの家”
写真の左側、とんがり屋根の4階建ての家です。 -
12:00。
西教会の中へ入ると、中ではパイプオルガンの演奏が響いていました。 -
17世紀に建てられたプロテスタントの教会です。 -
“ここにレンブラント眠る”と書かれた楯。
教会の共同墓地には、レンブラントが埋葬されているそうです。 -
-
“燃えさかる木”
2007年公開のハンスの作品。
一つ一つが蝋燭受けになっています。 -
ダム広場にやってきました。
広場には、マダム・タッソー蝋人形館と新教会、そして王宮が建っています。
大道芸人もいてにぎわっています。 -
マダム・タッソーろう人形館。 -
向かいに建つ新教会。
15世紀に建てられた教会で、歴代の王の戴冠式もここで行われています。 -
こちらが王宮。
入口で荷物を預けて入場します。(9ユーロ)
中で英語のオーディオガイドを借りられます(入場料に含まれます)。
さっぱりわかりませんが、案内図を見ながら適当にまわって行きました。
この建物は、1655年に市庁舎として建てられ、1808年、ナポレオンの弟ルイ・ボナパルトによって王宮として収用されています。 -
“市民の間” -
白い大理石の床にあるのは世界地図です。 -
その他、市長室、会議室、審判の間などいくつかの部屋があります。 -
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ダム広場を始め、あちこちで見かけたこののぼりは、“ゲイ・パレード”の宣伝。
アムステルダムも同性愛者が多い街として知られていますが、ここオランダでは、運河を船でパレードするのだそうです。調べてみると、今年は8月4日がそのパレードの日だとか。
うーん、おもしろそう♪♪
まさか、あと4日とは・・・
心は揺れましたが、1週間先まで宿が取ってしまってあるので無理でした。
ここで王宮を後にし、国立ゴッホ美術館へ向かいます。 -
途中でシンゲルの花市に立ち寄りました。
たくさんのチューリップの球根が売られています。種類がとても豊富! -
おやおや、軒先にこんなものまで・・・。 -
オランダらしい鮮やかな色の木靴。
小さな子供用もあります。 -
あちこちで見かけたチケットセンター。
博物館のチケットなどが売られています。正規料金より安く買えるものもあるようです。 -
思わず目を惹く、チーズの専門店。
中では試食ができて、今まで食べたことのないいろんな味のチーズがありました!
チーズ好き必見です。 -
シンゲル運河の傍らには、カジノもありました。 -
ゴッホ美術館に到着。
ここも行列かと思いきや、それほどではありませんでした。
荷物を預けて見学します。(14ユーロ) -
写真が撮れなかったので、パンフレットから引用。
ゴッホの自画像。 -
黄色い家。
その他、有名なひまわり、アルルの寝室、馬鈴薯を食べる人々、花咲くアーモンドの枝、そして浮世絵の模写もありました。
ここではゴッホの作品が年代別にわけられて展示されています。
初期のころの作品は、イメージとまったくちがって、やわらかいタッチで暗い色調のものが多く、まるで別人の作品のようでした。
ふだんは好んで絵画にふれることはないのですが、ここは見ごたえがあっておもしろかったです。 -
ゴッホ美術館の隣にあある“市立近代美術館”。
ここには、印象派のセザンヌ、モネ、ゴッホをはじめピカソ、シャガールなどの作品も展示されているそうです。
とても価値のありそうな美術館ですが、今日はもう時間がありません。
その足で、早めの夕食に行くことにしました。 -
やってきたのは“Haesje Claes(ハーシェ・クラース)”
1520年創業の老舗です。
貧乏旅行のはず、なのですが・・・
数日前、宿で出会った日本人女性から“ことりっぷ”(ガイドブック)をいただき、それを読んでいるうち、どうしても有名店にも行きたくなってしまったのです。 -
落ち着いたムーディーな店内。
どう見ても、小娘が夕食に一人で入る雰囲気ではないのですが、そこは目をつむって。
まだ17:30なので、席はガラガラ、ゆっくりくつろげます。
オランダの伝統料理を食べてみたかったので、ヒュッツポットとエルテンスープ(青豆ベースのスープ)を注文しました。 -
まず出てきたのはエルテンスープ。
味付けは結構しっかりしています。豆ベースのスープなので、腹もちもよさそうです。
ヒュッツポットはまだかなーと思いながらかなりゆっくり食べていましたが、なかなか出てきません。 -
コースじゃないし、そのうち来るよね・・・と思いながら、遠慮して待つこと40分。(さすがに待ちすぎですね)
さすがにおかしいと思い、スープをさげてもらいました。
するとすぐに、ヒュッツポットが到着。
どうやら、1品食べ終わらないと次の料理が出てこないようです(>_<)
スープに時間がかかったせいで、おなかも結構満腹状態になっていましたがなんとか半分くらい食べました。
こちらも、ボリュームのある一品です。 -
まだ終わりません。
次はデザートを食べに、“カフェ・アメリカン”へ。
ライツェ広場のホテル、“Amsterdam American”の中にある老舗カフェです。
アールヌーヴォー式の建物は、国の文化財にも指定されているとか。 -
ちょうど夕食の時間ですが、入口でデザートだけでもいいか尋ねると、ウエイターさんは頷いて快く案内してくれました。
一人だったので、考慮してわざわざ窓際の席を用意してくれました。 -
バニラアイスです♪
いただきます!
雰囲気のいいカフェで一人、満喫する贅沢・・・
まぁ、たまにはこんな1日があってもいっか。ということで(^^)
≪出費≫
・アンネ・フランクの家 9ユーロ
・ゴッホ美術館 14ユーロ
・王宮 7.5ユーロ
・ハーシェ・クラース食事代 23.7ユーロ
・カフェ・アメリカン食事代 13ユーロ
・Stroop Wafel 1.75ユーロ -
◆8月1日(水)第28日目
今日も朝から調べ物をしてから、10:30に宿を出発。
さっそく街歩きを開始します。
このあたりには飾り窓もちらほら。
治安が気になっていましたが、朝ということもあってか通りは明るく、雰囲気はまわりとそう変わりません。 -
旧東インド会社本館。
現在はアムステルダム市立大学です。 -
計量所。
独特の形をした建物ですが、1488年につくられた聖アントニウス門という市の城壁の一部だそうです。 -
“旧教会”です。
14世紀初めに建てられた、アムステルダム最古の教会です。 -
作曲家や海の英雄、レンブラントの妻など有名人も多く埋葬されています。 -
古そうな木造の天井。
宗教画や紋章などが描かれています。 -
とくにステンドグラスと18世紀のパイプオルガンが有名で、夏にはオルガンコンサートも開かれるそうです。
オルガンの下の彫刻も見事。 -
-
おもしろい形のこれは・・・懺悔室? -
“レンブラントの家”
レンブラントが1639年から20年にわたって住んでいたといわれる建物です。
中は彼が当時住んでいたころのように再現され、スケッチやエッチングなどを展示しているようです。 -
王宮の後ろに建っていた立派な建物は、マグナ・プラザというショッピングモールです。
昔の郵便局を改造したもので、宮殿のような美しい建物です。 -
運河を走る遊覧船。
アムステルダムらしい光景です。 -
本日のお昼は、パンケーキです。
こちらもまた、ガイドブックで見つけたお店“Pancake Bakery”。
アンネ・フランクの家と同じ通り沿いにある、オムレツとパンケーキの専門店です。
お昼の時間で、お店の外のテーブルもすでに満席!人気店でした。 -
パンケーキといっても、トッピングするのは甘いものばかりではありません。
今回は、おかず風の“Bacon&Onion”を注文しました。
結構ボリュームがあるのかと覚悟していましたが、生地が思ったより薄かったので軽く食べられました。 -
“ムント塔”
もともとは城壁の一部だったもので、のちに時計台が取り付けられ現在のような塔になりました。
上ることはできません。 -
“レンブラント広場”
ここにはレンブラントの像が立っているはず・・・がいません!
なんと、特設ステージの影になってしまっていました。
かわいそう・・・
ゲイ・パレードの特設会場か何かになっているようでした。
ここで、広場の前のスタバで休憩。
昨日は20℃だったのに、今日は27℃あります。暑すぎて歩くのも限界でした。 -
休憩後、“マヘレの跳ね橋”にやってきました。
実はレンブラント広場からまっすぐ東へすすむともう1つ白い跳ね橋があるのですが、そちらをてっきりマヘレの跳ね橋と思い込み、記念撮影までしてしまいました。とっても紛らわしいです。 -
“国立ミュージアム”に到着しました。
昨日訪れる予定だったのですが、時間が足りなかったのでこれからリベンジにいきます。
とはいえ、夕方ケルンに移動しなければならないので、あまり時間はありません。オランダ絵画がある2階だけ、ささっと見学します。(14ユーロ)
こちらは、写真撮影が可能です。 -
フェルメールの“ミルクを注ぐ女”
やっと出会えました!
デン・ハーグの美術館が改装中で見すごしてしまった作品なので、喜びもひとしおです。 -
同じくフェルメールの“手紙を読む青衣の女”
想像していたより、ずっとサイズの小さな作品です。 -
ヤン・ステーンの“Jan Steen and his companies” -
レンブラントの“夜警”です。
こちらは、かなり大きな作品。見ごたえがあります。 -
20分でなんとか鑑賞を終えました。
有名な作品ばかりで、もっとしっかり見たかったのですが、電車の時間も迫っていました。
このあたりで宿へ戻ります。 -
途中、クロケットの自販機を見つけたので購入してみました。
クロケットは、コロッケと比べると味は少ししょっぱめです。 -
宿で荷物をピックアップして、駅へ向かいました。
いよいよ5カ国目、ドイツへ移動です。
18:34 Amsterdam→21:15 Cologne Hbf
駅前には大聖堂がどっしり建っていました。 -
本日の宿は、“Pathpoint Cologne”
Allerheilingen strasse15
駅から歩いて5分ほどでしたが、番地がなかなか見つからず苦労しました。
快適なYHAです。
≪出費≫
・コインロッカー 2ユーロ;YHにて
・電車代 66ユーロ
・旧教会 5ユーロ
・スタバ 4.1ユーロ
・国立ミュージアム 14ユーロ
・パンケーキ・ベーカリー 12.3ユーロ
・クロケット 1.5ユーロ
・宿代 25ユーロ
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