2012/07/29 - 2012/07/30
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2012年7月〜10月までの、3か月のヨーロッパ周遊記録(Vol.16)です。
現在、4カ国目オランダに滞在しています。無計画な旅行でいつもばたばたしており、失敗と後悔が続く旅ですが、なんとか続けられています。
Vol.16は、デン・ハーグを拠点に風車の村キンデルダイクと、大学の町ライデンを訪れたときの記録です。下調べ不足なので、今回もいろいろやってしまってます。
[日程]
・7/29 キンデルダイク
・7/30 デン・ハーグ、ライデン
※1ユーロ=100〜104円
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
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◆7月29日(日)第25日目
今朝もチェックアウトの時間ぎりぎりまで、wifiを使って調べ物に追われていました。
荷物を預けて、10:30に宿を出発。
デン・ハーグの駅まで歩く途中、中華街がありました。
でもお店はそう多くなく、規模は小さいようです。 -
11:27 Den Haag HS→11:45 Rotterdam(IC)
12:01 Rotterdam→12:10Rotterdam Lombardijen(RE) -
Rotterdam Lombardijenに到着。
この先はバス移動です。 -
駅を出たところにバス乗り場があります。 -
ですが、乗る予定の90番のバス停は駅から少し離れた位置にありました。
12:15発のバスに飛び乗ります。
チケットはバスの中で買うことができました。 -
30分ちょっとで、“molenkade”というバス停に到着。
みんながぞろぞろ降りるのに合わせて、ついていきます。 -
ここには現在、19基の風車があります。 -
-
世界遺産の看板も。 -
広大な草原の中を、ひたすら歩いていきます。
はるか遠くに見える、風車を目指して! -
風も心地よく、夏の散歩にぴったり♪ -
無数に並ぶ風車群が、だんだん近づいてきました。 -
こちらが、中の見学ができる風車です。 -
-
近くで見ると、大きくて迫力があります!
1738年製の風車。
300年近く前につくられた風車です。 -
中の構造を見ることができます。
かつてはまわっていた、大きな歯車。
風車は、粉挽きや排水用として、主に19世紀に活躍していました。
一時期は、オランダ全土で約9.000基もの風車があったそうですが、現在では950基あまりが残され、大切に保存されているようです。 -
そのころの暮らしを再現した部屋もあります。 -
同じチケットで近くの博物館にも入れると説明されましたが、だいぶ歩いてくたびれたので帰ることにしました。
帰りのバスは、14:49発。1時間に1本ペースです。
時間まで近くのお店で暇をつぶし、ようやくバスが到着。Rotterdam Lombardijen駅へ向かったのですが・・・。 -
さあ、そろそろ降りるあたりかなぁ?と思ったとき、バスはRotterdam Lombardijen駅を通り過ぎてしまったのです!!
誰かがきっと、ボタンを押してくれるだろうと過信していました。
次のところで降りなくちゃ!
そう思いましたが、バスは止まる気配はなく、さらに10分くらい颯爽と走り続け、終点のバスターミナルまで行ってようやく止まりました。
さあ、ここはどこなの・・・?
“Zuidplein”と書いてあるけど・・・(*_*) -
ここはメトロの駅に直結したバスターミナルで、大きなショッピングモールになっていました。
中に入っていたマックでwifiをつなぎ、調べてみると・・・
どうやらRotterdam zuidpleinという駅のよう。かなり遠くまで(3?くらい)来てしまいました(-"-)
Rotterdam Lombardijenまでメトロで行くのも大変そうだったので、再びバスに乗ってRotterdam Lombardijen駅へ。
本当に焦りました・・・ -
17:30すぎの電車で、デン・ハーグに戻りました。
ホテルで預けた荷物を受け取って、再びおととい泊まったYHへ戻ってきました。
“Stayokey Den Haag”
Scheepmarketstraat27 -
居心地いいYHです。
もらった注意書きには、“建物内および周囲ではソフトドラック厳禁”と書いてありました。
ここはオランダなんだなぁ・・・とあらためて実感。 -
前回と同じく8人部屋を予約しましたが、この晩は結局誰も来ませんでした。
広い8人部屋にぽつんと一人、自分だけ。
そのうち大雨が降りだし、雷までピカピカ光りだす始末。
誰か来てぇぇ・・・
一人旅の寂しさをひしひし感じながら、この日は眠りにつきました。
≪出費≫
・電車代 11.3ユーロ;デン・ハーグ⇔Rotterdam Lombardijen
・バス代 記載忘れにより不明
・風車入場料 6ユーロ
・昼マック 5.2ユーロ
・飲料 2ユーロ
・宿代 23ユーロ -
◆7月30日(月)第26日目
午前中、デン・ハーグの街を散策することにしました。
YHから歩いて、てくてく西の方角へ。
このあたりは、どこを歩いても道が広々。
日本と違って、自転車道もしっかり整備されています。 -
マウリッツハイス美術館に到着。
フェルメールの有名な“真珠の耳飾りの少女”や、レンブラント、ルーベンス、ファン・アイクの作品もあります。
が、行ってみたら改装中でした。
案内によると2014年まで改装中だそうで、その間はこれらの絵の一部が市立美術館へ行っているようです。
いずれにしても、今日は月曜日・・・おそらく閉まっているでしょう(-_-;) -
そのそばにある“ビネンホフ”
13〜17世紀にかけて建てられた古い建物が集まった一帯です。 -
1899年と刻まれた古い門。 -
中にはちょっとした広場があります。
この一見教会のような建物は、“騎士の館”といわれる13世紀の建物で、ビネンホフの中では最も古いものです。
この中では国会開会式も行われます。
真ん中の噴水も、金の装飾や紋章がついて華やか。 -
ぐるりとまわって、ホフフェイファの池から見たビネンホフ。 -
総理府、国会議事堂、外務省が置かれているそうですが、昔のお城のような一角でした。 -
この後、ライデンへ向かいます。
12:14 Den Haag HS→ 12:26 Leiden Centraal(IC) -
ライデンの町は小さいだろうと想像していましたが、駅を出るとこんな近未来的な建物が! -
駅前通り(Staionsweg)にツーリストインフォメーションがありました。
地図を手に入れて旧市街へ向かいます。 -
その前に、運河を渡ったところに風車を見つけました。
昨日さんざん見たばかりなのに、なぜかまた自然と足は、そちらの方へ・・・
1743年に建てられ、1964年まで使われていた風車で、現在“市立風車博物館”として公開されています。 -
そのまわりに広がる美しい公園。 -
観光の前に、おなかがすいてきたので腹ごしらえを。
Beestenmarktに面したホテルのレストランに入りました。 -
パスタを注文。
とりあえず、おなかは満たされました。 -
少し行くと、クルーズ発着所がありました。 -
ここにも跳ね橋があります。 -
ちょっと変わった跳ね橋。 -
ライデンの町にも、運河がめぐっています。 -
“シーボルトハウス”
幕末に長崎に赴任してきた医師、シーボルトが1830年に購入した館です。
日本から持ち帰った日本のコレクションが展示されているそうです。 -
入口には、日本の鯉のぼりが掲げられています。 -
日本語で書かれた案内。
きっと日本からも多くの人がやってくるのでしょう。
今日は月曜日。・・・なのでお休みです、残念(-_-)
インフォメーションで、この先のボタニックガーデンもおすすめされたのですが、残念ながらここも閉まっていました。
今日はいまいち、観光に向いてないようです・・・ -
ピータース教会。
紀元は1100年ごろという歴史ある教会です。 -
あたりには雰囲気のある建物が並んでいます。 -
ライデンの市庁舎。 -
このあたりで今日は戻ることにしました。
ライデンの繁華街を通って、駅へ向かいます。 -
15:30すぎの電車で、デン・ハーグへ戻りました。 -
YHで荷物を受け取り、いよいよアムステルダムへ向かいます。
17:59 Den Haag HS→18:46 Amsterdam Centraal -
大都市、アムステルダムに到着しました!
治安が心配だったので、なんとか明るいうちに移動しました。
1889年完成のアムステルダム中央駅。
東京駅のモデルになったといわれる建物です。確かにそっくり。 -
地図を手に入れようと、駅前のツーリストインフォメーションに立ち寄りましたが19:00で閉館。
ここは番号札を取って順番を待つ仕組みになっていて、ちょうど受付時間は終了してしまいました。
地図も有料(2.5ユーロ)だったので、このまま宿へ向かいます。 -
歩き方を見ながら宿を目指しました。
道路があちこち工事しているのと、人の多さで思ったほどスムーズに歩けず、宿まで30分ほどかかりました。
今晩の宿は“Stayokay Amsterdam Stadsdoelen”
Klovenierburgwal 97
こちらに2泊しました。
部屋は16人男女mixですが、考慮してくれると聞いていたので予約してみました。ちゃんと女性だけの部屋が用意してくれてありました。
写真を撮ったつもりがなくしてしまったようなので、宿のそばの跳ね橋の写真を掲載させていただきます<(_ _)>
≪出費≫
・電車代 6.9ユーロ;デン・ハーグ⇔ライデン
10.9ユーロ;デン・ハーグ→アムステルダム
・昼食 8ユーロ;パスタ、飲料
・夕食 5.55ユーロ;バゲット、飲料
・宿代2泊分 各29ユーロ、30ユーロ
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