母娘で行くベトナム＆カンボジアの旅～③日目その２　シェムリアップに到着

2012/12/02 - 2012/12/10

カンボジアを旅して思ったのは、物価が高いことです。
レストランもお土産屋も日本並みの値段が多いです。カンボジア人を雇用し、その生活を支えるために、あえてのこの値段なのでしょう。

カンボジアでオススメしたいのがクリーニングです！
暑いカンボジアでは午前と午後で２回着替えなければいけないほど汗が出ますので、洗濯は重要です。
下記の旅行記に詳しく記してます。
是非、利用されてみてください。

＜旅のスケジュール＞
１日目　関西空港→ベトナムのハノイへ移動
２日目　ハロン湾へ日帰り観光
３日目　ハノイで買い物後、カンボジアのシェムリアップへ移動
４日目　アンコールワット＆アンコールトムへ観光
５日目　ロリュオス遺跡、ベンメリア、バンテアイスレイ観光
６日目　オールドマーケットで買い物後、ベトナムのホーチミンへ移動
７日目　メコン川へ観光後、水上人形劇へ行く
８日目　ホーチミンで一日中買い物
９日目　ホーチミン→関西空港へ移動


■利用VISA：e-VISA
日本で事前にe-VISA（$25）を取得していきました。
e-Visa とは、カンボジアの外務国際協力省がオンラインで直接発行してくれる観光ビザです。わざわざ大使館まで行かなくても、ネットで発行してもらえるので大変便利です。ただし、クレジットカード払いのみ可能です。
e-Visaは日本語で取得方法が書かれています。途中で英語になる箇所もありますが、取り方の説明をしてくれているサイトが沢山あるので、よく読めば簡単に取得できます。
写真を自力で撮らなければならないので画像サイズはどのくらいか迷われると思いますが、「ペイント」で伸縮させて、手サイズくらいでOKです。ただ、写真は正方形の形です。e-Visaを取得するとき実際に貼ってみたサイズが見れるので、気に入らなければもう一度やり直せばいいです。
申し込んでから３日後くらいに、メールでe-VISAが送られてきますので、２枚印刷してカンボジアに持参しました。実際は１枚でOKです。

日本を出発するときの搭乗手続きの際、「ビザを確認させてください」とベトナム航空の代理で手続きをしているJALの方から言われました。ビザを知らずにカンボジアに行く日本人がいるかもしれないので確認しているのでしょう。

カンボジアの入国カードにビザ番号を書く欄がありますが、e-VISAのバーコードの長い番号を書かれてください。

e-VISAの取得サイト→http://www.mfaic.gov.kh/

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 徒歩 飛行機
• 航空会社: ベトナム航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: エス・ティー・ワールド

ハノイからシェムリアップにVN837便、17：10に到着しました！

ハノイ編はこちらをご参照ください↓
①日目　http://4travel.jp/overseas/area/asia/vietnam/hanoi/travelogue/10732467/
②日目　http://4travel.jp/traveler/miki43kg/album/10732683/
③日目その１　http://4travel.jp/overseas/area/asia/vietnam/hanoi/travelogue/10732930/

12月のシェムリアップはやっぱり暑いです。
ハノイが日本の秋の気温だったので、その時から羽織っていたカーディガンをさすがに脱ぎました。

飛行機から降りて、乗客みんなで空港まで歩きます。
といってもすぐ近くです。
みんなで行くので空港までの道もすぐ分かります。
沢山の小鳥の声が聞こえてきて、カンボジアの旅への期待が高まります！

e-ビザが浸透しているせいか、ビザカウンターでビザを申し込んでいる人は４〜５組の外国人しかいませんでした。

入国審査のカウンターの上に表示板があるのですが、カンボジア人専用カウンター以外の全てのカウンターにe-ビザOKの表示が出てました。

e-ビザって便利だから皆な活用するんですね。

入国＆出国カードとパスポート、e-ビザ一枚、eチケットを渡すと、入国カードとe-ビザを回収して、出国カードはパスポートにホッチキスで留めて返してくれます。

別に何も聞かれることはなくスムーズです。
あっ！でも、カメラを覗いて顔を確認しているらしく、「左に寄って（カメラ近く）」と、日本語で言われました。

入国審査では指紋を採られると聞いていましたが、ランダムなようです。
私は帰りに採られましたが、母は全く採られませんでした。

特筆すべきことは、スーツケースの出てくるのが早い！
まあ、飛行機が空港のすぐ隣に到着してるので当たり前ですが･･･、ハノイで一時間待たされたので覚悟してたんです。
でも、入国審査カウンター前の荷物受取所で、すでに自分のスースケースが回ってるのを目撃してビックリしました。

せっかく書いた税関申告書は、出口前のBOXにポイっと入れるだけでした。
入れなくても咎められません。私は記念に持ってきちゃいました。

空港から外に出るとSTWの札を掲げてガイドさんが待っていてくれました。

車で、ホテルまで送迎してもらいます。
カンボジアの運転はベトナムに比べてずっと穏やかです。

ガイドさんは日本語が大変上手でした。
カンボアでは有料で日本語を教えてくれる学校と、無料の学校があるそうです。無料の山本学校で日本語を学んだそうです。無料なので入学競争率がすごいそうですよ。ガイドさんも２回目のチャレンジでやっと入学できたんですって。

車の中で、「リコンファームは明日のガイドさんがするのでeチケットのコピーを渡してくださいね」とeチケットのコピー、ツアーについているグッツとクーポンをもらいました。

グッツは扇子とペットボトルホルダーです。
緑の扇子にはハスの香り、ピンクには桜の香りがします。

クーポンはブルーパンプキンで「ケーキ又はアイス＆コーヒー又は紅茶」が無料で頼めます。
ベトナムでもそうでしたが、こちらのクーポンは名刺みたいです。

宿泊先は「The Steung Siemreap Hotel（ストゥンシェムリアップホテル）」です。

ガイドさんにパスポート渡してチェックイン手続きをしてもらいます。
パスポートはすぐに返却され、滞在中の朝食のクーポンとネットのパスワードをもらいました。

写真はホテルロビーで出されたウェルカムドリンクのパインジュースです。
市販のジュースなので、味は期待されないでください。

ここは、担当してくれたSTWスタッフさんのオススメで、ランクアップしたホテルです。
ランクアップして正解でした！

後でツアーについているホテルに泊まった方に伺ったんですが、宿泊ホテルはオールドマーケットから車で4〜5分のところで、洗面台には照明がなくてイマイチのホテルだったそうです。

このホテルはとにかく立地が素晴らしいです！

オールドマーケットまで徒歩１分です。
あまりの近さに、ツアーで一緒になった日本人旅行者の皆から羨ましがられました。

ホテルは道路を挟んで旧館と新館（プールあり）があり、私たちは旧館に宿泊しました。

部屋はスーペリアですが、この旅行で宿泊した中で一番好きなデザインでした！
部屋は広くて、木調でまとめられていて大きな窓からバルコニーに出て外の様子が眺められます。

私はこのバルコニーに洗濯紐を渡して洗濯物を干してたので、迷惑な客だったと思います。でも、隣のバルコニーを見たら隣でも干してた！考えることは万国共通ですね。

テレビはNHKが見れます。

バスタブも広いです。

アメニティーも充実してますが、なぜかリンスだけありません。

ちなみに、私は、ベトナムでもカンボジアでも、シャンプーとボディーソープはホテルのもを使用しました。なんともありませんでした。
母は、使ったら痒くなったといって、どのホテルでも持参したものを使用してました。体質によると思います。敏感な方は持参されたほうが無難でしょう。

このホテルで困ったのはバスタブの排水が悪いことです。
なかなか流れません。
でも、ここはカンボジア･･･この程度は当たり前かもしれないので、部屋チェンジはしませんでした。

カンボジアでオススメしたいのが、クリーニングです！

街のいたるところにクリーニング屋さんの表示があるんですが、とにかく安いです！

アイロンなしで$1／1kg、アイロンありで$1.5／1kgです。
店によりますが、だいたい一日でクリーニング可能です。

私はカンボジアでクリーニングする気満々だったので、服の荷物をかなり減らすことができました。

ここで、迷うのが下着を出すかどうかではないでしょうか？
さすがにパンツを出すのはどうかという母の意見で、それは持参した液体洗剤でホテルで洗いましたが、それ以外は全てクリーニングに出しました。

私が行ったのはホテル旧館玄関から出て左側の路地にあるランドリー屋さんです。6:00〜20:30までオープンしてます。

大きな看板が出てるのですぐ分かるはずです。

店に入るとおぼちゃんがいて、扉に張られた「アイロンなしで$1／1kg、アイロンありで$1.5／1kg」のどっちかを尋ねられます。

私は「アイロンあり」を指差しました。

すると、洗濯物の重さを量って、その重量と料金、今日の日付と店の電話番号が書かれた白い小さな紙をくれました。洗濯物を取りにくるときこの紙を持っていくと引き換えてくれるみたいです。

料金は、Tシャツ７枚、靴下２足、ジーンズ１枚、カーディガン１枚出して2.5kg、$4です。
ホテルのクリーニングはTシャツ$1.5、靴下$0.8、ズボン$2.8なので、いかに安く洗濯できるか分かっていただけると思います。

張り紙には仕上がりは1dayと書かれていますが、いつできるのか聞いてみると、おばちゃんは英語は分からず、カンボジア語の指差し会話帳の字も読めない･･･。

困っていると、店のおっちゃんが帰ってきて「明日の夕方にはできてるよ」と指差し会話帳を使って教えてくれました。私がクリーニング屋にいったのは14:00頃なのでやっぱり一日で仕上がるようです。

ちなみに、翌日取りに行ったら、洗濯物はキチンとアイロンがかけられ、綺麗にたたまれ、透明なビニールにまとめていれて、それを私が洗濯物を入れて持っていったビニール袋に入れて渡されました。

透明なビニール袋にはピンクの小さな紙が貼られていて、「Tシャツ７枚、靴下２足･･･」という感じで洗った枚数が書かれていました。

完璧です！素晴らしい！
是非、カンボジアでクリーニング屋さんを利用されてみてください。

ホテルに荷物を置いて、現地ツアーを頼んだスケッチトラベルさんにツアー代金を払いに行きました。
（上記にクリーニングの詳細を記してますが、これは翌日の話です）

ツアー代はツアー当日にガイドさんに支払ってもOKなんですが、スケッチトラベルさんが無料で配布している「クロマーマガジン」が欲しくて出向きました。

「クロマーマガジン」はオススメなので、是非もらいに行ってください。

場所はオールドマーケットの隣です。私のホテルから徒歩２分です。
特徴的な女性のイラストマークが看板に書かれてますので分かりやすいと思います。店は一見カフェに見えますが、衝立をはさんだ奥に事務所があるので、そちらに行かれてマガジンをゲットされてください。

このマガジンはカンボジアの詳細な地図やレストラン、ショップ、ホテルの情報、猫ひろしの「カンボジア日記」まであって面白です。

猫ひろしはカンボジアで頑張ってますよ！

そして、後ろに大量のクーポンがついています。
これのおかげで食事やマッサージを安くいけたので助かりました。

夕食は裏パブ・ストリートにあるカンボジア料理店「Aha（アハ）」に行きました。

高級ホテル「ドゥ ラペ」と同経営のうえ、トリップアドバイザーで評判がよかたので期待して行きました。

まずは、評判のよいスモールプレートを頼みます。
写真上３枚がクメール（$7）、下３枚がフィッシュ（$8）です。

美味しかったですが、母はカンボジア料理が口に合わなかったらしく不評でした。
スモールプレートはアルコールと一緒に楽しんだほうがいいですね。私たちは飲めないので、もの足りません。

店内はモダンな装飾で、従業員は気さくです。
ナイフとフォークしかテーブルになかったので、頼むとお箸を出してくれます。
しかし、気さく過ぎて、フラフラしていて店の雰囲気に合わないと母には不評でした。

隣の席の人の料理が美味しそうだったので頼んでみました。

野菜炒めともち米を固めて成型した料理でした。$8です。
普通のプレートはこんな感じで、メイン＋ご飯で構成されていていました。

ご飯がついているのでお腹いっぱいになります。
スモールでなくて普通のプレートを初めから注文するべきでした。失敗！

この他にも、お酒の飲めない私たちはミネラルウォーター（ネスレ）500ml、$1.5を２本注文して、お会計は$27.77でした。

$28を支払ったのですが、お釣りはでません。
カンボジアでは小数点以下のお金はリエルで出るところと、出ないところがあります。
この店はでません。まあ、チップだと思いましょう。

ちなみに、クロマーマガジンには18:00〜19:00来店で10％引きのアハのクーポンがついています。利用されてください。

オールド・マーケットの中の店は18時で閉まってしまいますが、マーケットの外側の店は開いていたので寄ってみました。

写真はナッツや香辛料を売っているお店です。

安いです。

母はマーケットの外側の店で、特大のテーブルクロスを購入しました。

最初、$28でしたが$18に値切りました。
お店の人は「シルクよ」と、言っていましたが、本物のシルク製品がこんなに安くで売ってるはずはないのでウソでしょう。

ただ、オールド・マーケットで購入するよりも遺跡周辺の物売りから購入したほうが案外安いです。
なんせ、遺跡周辺では、どんどん移動する観光客相手ですから短期決戦で売らなければいけません。スタート価格も低めで、そこからガンガン値を下げしていきます。

母が購入した特大クロスは$18でしたが、それの半分くらいのサイズが遺跡周辺では$5でした。「こっちで買えばよかったね」と母と後悔しました。

オールドマーケットのすくそばにある、ブルーパンプキンの隣の雑貨屋「コクーン」に立ち寄ってみました。

オーナーがフランス人のせいか店内は明るくお洒落！

ラッピングも可愛らしく、お土産品の品質も良いし、豊富です。
でも、高いです。日本並です

同じ商品ならオールドマーケットの方は安くで買えます。
ただ、シルク製品は偽物ばかりのオールドマーケットより、こちらで購入したほうが確かでしょう。

旅の最後にホーチミンに寄る予定だったので、何も購入しませんでした。

ホテルの隣にある「アンコールトレードセンター」の中のスーパーに行きました。

トレードセンターの１Fは大部分がピザ屋さんで占められていて、観光客しか利用しないと思われるスーパーは小さいです。

２Fは靴屋さんやゲームセンターなどがありました。

ハノイのホテルで出されたマンゴージュースがあまりに美味しかったので、母がマンゴーシュースのボトルを購入しました。

商品棚には$1.7と書かれていたのですが、レジに持っていくと、お姉さんがレジで２回打ち直して、レシートでは$1.99に！

「小数点以下のお釣りはありません」と言われました。

お釣りがないことを観光客を納得させるために$1.99に打ち直したんでしょうか？
謎です。小額だから別にいいですが、以後、そこのスーパーでは買い物しませんでした。

ちなみに、市販のマンゴージュースの味はイマイチ。
やはり、ハノイのホテルのジュースの美味しさは特別だったようです。

明日はいよいよ待望のアンコールワットを観光します↓
http://4travel.jp/traveler/miki43kg/album/10734378/

この旅行記へのコメント （2）

• kobaさん 2012/12/20 09:02:06

  洗濯屋情報大変参考になりました。

  MIKIさんこんにちは！
  洗濯屋情報大変参考になりました。
  我が家は親子３人でよく出かけますが荷物持ちが私一人のため
  スイーツケース一個に家族全員分の荷物を詰めるためなるべく
  量を減らし現地調達+現地洗濯派です(^^ゞ
  シェムリアップも所々にあるという情報は得ていましたが
  実際にこんなに詳しく写真付きの最新情報を見ることが出来ず
  Q&Aでも投稿しようかと思っていましたので大変助かりました。
  
  食事なども思ったより高いですね？ちょっと格下のレストランでも
  一品３〜５ドルすると記述されているのが多いですね！
  もっと安いのかと思ってました。
  
  これを参考に少し予算を増額して楽しんでこようと思います。
  貴重な情報ありがとうございました。

  MIKIさん からの返信 2012/12/20 11:52:25

  RE: 洗濯屋情報大変参考になりました。

  koboさん、書き込みありがとうございます。
  
  家族の荷物もちがkoboさんお1人ですか！
  確かに、現地の洗濯情報が重要ですね。
  
  スーツケースで最もスペースをとるのはやっぱり服！
  これが現地洗濯のおかげで減らせるというのは最高です。
  
  カンボジアの方は、「清潔という概念が弱い」とフォートラベルで書かれてるかたがいらっしゃたので、クリーニングは大丈夫か心配でした。
  私が行ったクリーニング屋さんでは、おばちゃんが山積みの洗濯物の中に埋もれてて、出した洗濯物が迷子になってしまうのではないかと、さらに心配･･･。
  
  でも、全くそんなことはなく、ハノイにいたとき着ていた厚手の冬服も出したのですが、縮むこともなく、毛羽立つこともなく、良い仕上げでした。
  
  是非、利用されてください！
  
  
  観光客が集中するシェムリアップは物価が日本並です。
  日本人やフランス人が経営しているお土産屋やレストランは特に高いです。
  そのかわり、カンボジア人の雇用に力をいれてるので、仕方ないですね。
  
  ベトナムでは有名市場にいくと高く売りつけられますが、カンボジアはカンボジア人が集中するオールドマーケットで交渉したほうが、お土産が現地価格でゲットできる可能性が高かったです。
  
  では、カンボジア旅行を楽しまれてくださいね！