2008/03/29 - 2008/03/29
121位(同エリア171件中)
dorompaさん
- dorompaさんTOP
- 旅行記1183冊
- クチコミ172件
- Q&A回答3件
- 726,965アクセス
- フォロワー41人
東京から行けるローカル線堪能のできる旅、と言えば只見線。
しかし冬の時期は雪の影響で運休も多く、なかなか行きづらい路線。しかしそれだけ、うまく乗り通せれば、雪景色の中の秘境の鉄道旅を味わえるのです。
そんな只見線の旅にこの冬?3度目の正直で行くことができました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
雪の時期の只見線、一度体験したいと思っていました。そして今年の冬、2度ほど只見線を目指しました。一度目は只見線が豪雪のため運休、二度目は磐越西線が雪のため大幅に遅れ、いずれも行くことができませんでした。そして冬の18きっぷの季節は終わり、春、あらためてリベンジすることとしました。
-
上野駅を出発、いつもの電車です。
-
宇都宮で乗り換えて黒磯まで。ちょうどこのあたりまでが関東地方、ここから先が東北地方と言うことで現在の関所越えみたいなものです。
-
お約束でいつも通りの駅そばで朝ご飯のたぬきそば。毎回恒例になりつつあります。
-
郡山に到着。郡山からは「あいづらいなー」で会津若松を目指しますが、あれ?いつもと違う車両が止まっていました。
-
車内はこんな感じ。天井は低いモノの、なんとなく圧迫感のある作りの車両です。
-
この車両は昭和40〜50年代に活躍していた寝台電車なのです。今でこそ、寝台列車は少なくなりましたが、今から30年前後前は寝台列車が大活躍、その中で寝台電車も生まれ東北などに向かって走っていました。
-
★★はB寝台3段式の寝台車。先ほどの写真、天井が高かったのですが、なんとあの中に3段ベッドが収納されてました。寝るときは3段に寝台をセットしていたそうです。
-
会津若松駅に到着。なんとなく昭和を感じさせるレトロな車体が懐かしさを誘います。
-
ヘッドマークは”あいずライナー”のものがちゃんと作られていました。
-
会津若松といえば白虎隊。ということで駅構内で白虎隊の張り子がお出迎え。
-
会津地方と言えば忘れてはならないのがアカベコ。どでかいアカベコの張り子が改札を出ると鎮座しています。
-
駅の外に出てみました。この日は3月下旬、さすがに暖冬のせいもあって、駅前には雪はぜんぜん残っていませんでした。
-
会津芦ノ牧温泉のシャトルバス、名付けてアシノマキバ号。なんでもこの温泉のキャラクターがアシノマキバオーということでそれにちなんでのバスなんだそうです。
-
そろそろ只見線の出発の時間が近づいてきました。アカベコの改札を抜けて只見線のホームへと向かいます。
-
只見線の隣のホームには会津鉄道の列車が止まっていました。
-
旅のお供の駅弁は 萬笑桃源 福島の祭弁当にしてみました。2段重ねのお弁当、会津若松駅で購入です。
-
まず上の段をあけてみます。
-
ソースかつ丼に山菜の天ぷらなどが出てきました。
-
続いて下の段。
-
鶏そぼろに錦糸玉子、などチキンメインのご飯に和菓子が入っています。
-
会津若松を出発して30分も経つと、徐々に山間に入っていきます。少しづつ雪景色を見ることもできるようになりました。そんな景色を眺めながらお弁当をほおばります。
-
途中駅で20分の停車。外の空気と座りっぱなしで痛くなった腰を伸ばすために車外へと出てきました。
-
会津宮下駅です。
-
レトロな駅名標です。
-
ふたたび列車は山の中へと入っていきます。外気が寒いのが窓ガラスが曇っていることからも分かります。
-
小さな滝などもある只見川を渡って上流へと進んでいきます。
-
川に沿って進んでいきます。
-
会津川口駅に到着。
-
この駅は只見線屈指の絶景ポイントである撮影ポイント。停車時間も10分以上あることから外に出てみます。
-
ちょうど逆から来た会津若松行きの列車と行き違いをします。
-
線路のすぐ横は只見川が流れる絶好の撮影ポイントです。
-
只見川をなんども渡って進んでいきます。
-
雪景色の中を進んでいきます。
-
水墨画のような景色が続いていきます。
-
さらに列車は行き深い只見地方を目指して進んでいきます。
-
福島と新潟の県境の町、只見に到着。交通の便が悪い秘境の町に到着です。
-
只見駅で乗務員が荷物などを持って駅舎に向かいます。旅客だけでなく小口の荷物(郵便?)などの輸送も請け負っているようです。
-
乗務員が輪っかのようなモノを持っていました。
これは今では珍しくなったタブレットというモノで、これを交換して単線で双方の列車がぶつからないようにされている仕組みです。 -
只見駅の駅舎。前に来たときにはなかったのですが、中には観光案内所ができていました。
-
線路脇に積まれた雪。暖冬とはいえ、けっこう積もっていました。
-
この先に続くのは只見線で一番の難所、六十里越へと挑みます。皮肉なモノでこの六十里越があるが故に赤字路線の只見線が生き残っている、そんな難所です。
-
列車は進んでいきます。。。やがて奥只見湖を過ぎると長いトンネルが続きます。六十里越です。その途中に冬期は通過する駅、田子倉駅などもあります。
-
六十里越を無事に越えると新潟県に入ります。大白川駅です。
-
さすがに新潟県にはいると雪の量が違ってきます。まわりの景色もだいぶ今までとはかわってきました。
-
車窓から見えた民俗資料館。どんなものが飾ってあるのでしょうか。
-
3月の終わり、すぐ4月になる時期の景色とは思えない、関東ではサクラが満開だったのに同じ日本で・・・という感じの景色が広がりました。
-
小出駅で下車。ここからは上越線で東京に戻るだけです。
電車の乗り継ぎ時間にだいぶあったので、駅前のお店で食事をしてみることにしました。 -
駅前にある富貴亭食堂。こちらのお店は醤油名匠、つまり醤油使いの匠の1人として選出されているお店だそうです。食べたのはへぎそば、もちろんつゆは醤油ベース。
-
川魚などの定食にもひかれましたがやっぱり新潟と言えばへぎそば。う〜ん、うまい。
ただ、1人前にしてはかなり量があったので最後の方はちょっと食べるのが辛かった部分はあります・・・。
こうして只見線の旅は終了したのでした。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
50