国境の島対馬１（厳原周辺）

2012/05/03 - 2012/05/03

朝鮮半島と九州との間に位置し、晴れた日には朝鮮半島が見えるという対馬を訪れることが出来ました。１日目は、厳原周辺を散策しました。天気が悪くて余り散策できませんでしたが、それでも対馬ならではの料理を食べ、宗氏の墓所を見学しました。

エリア 対馬(長崎)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス スカイマーク 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

対馬に行くには、長崎空港で乗り換える必要があります。ちょうどお昼前で少しお腹が空いていました。

長崎空港は大村市にあります。大村寿司は郷土料理で、戦国時代、この地方の領主大村氏が帰還したとき、喜んだ領民達が生み出した料理だったとか。

オリエンタルエアブリッジで対馬へ。搭乗直前に座席変更を頼まれて、最前列非常口付近に座ることになったのですが、進行方向と逆方向に座るので、子供連れの乗客の方には無理だったかなと思いました。この座席はキャリーバッグの収納スペースがなかったので、とても困りました。

飛行時間25分ほどで対馬空港へ。進行方向逆に座ると、離着陸の時はまるで絶叫マシーンに乗っているようでした。

対馬空港は愛称「対馬やまねこ空港」と言うそうです。可愛いヤマネコには、明日会いに行く予定です。空港からはバスで厳原へ移動しました。

厳原の「ティアラ」というショッピングセンターの中にあった「対州庵」で食べた、対馬名物ろくべえ。サツマイモのデンプンで作った独特の食感のある麺で、とても美味しかったです。

今夜の宿、ホテル対馬にチェックイン。

部屋は広くてゆったりできました。韓国からの観光客もたくさんいました。

ホテルの近くにある、対馬領主宗氏の菩提寺、万松院へ行きました。

とても趣のある参道でした。百雁木（ひゃくがんぎ）と呼ばれる132段の石段です。

参道は、かなり上まで続いています。

万松院の大杉。樹齢1,200年だそうです。

参道を上ると、宗氏の墓所に到着です。

とても規模の大きい墓所です。ここは日本三大墓地の１つとか。

立派な藩主のお墓

秀吉の朝鮮出兵で苦悩した宗義智の墓は、少し控えめな大きさで、周囲の囲いもありませんでした。

天気が悪かったのですが、そのせいでむしろ静かな雰囲気に浸ることが出来ました。

万松院境内

墓所の参道にかかる石橋

金石城（かねいしじょう）跡に再建された櫓門

李王家宗伯爵家御結婚奉祝記念碑。宗家と朝鮮王家は、戦前政略結婚させられたようです。日本の敗戦後、２人は離縁しました。

長崎県立対馬歴史民俗資料館のそばにある朝鮮国通信使之碑。雨が降ってきたので、残念でしたが今日はこれで観光中止。

ホテル対馬の夕食。なかなか美味しかったです。