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 秋の一日、世田谷の歴史散歩に出掛けました。<br />前半は世田谷代官屋敷、郷土資料館、世田谷城址、吉良氏の菩提寺勝光院、世田谷八幡と回りました、後半は松陰神社、豪徳寺を回ります。<br /> 世田谷八幡宮の下が世田谷線宮の下駅、ここから電車に乗り今度は松陰神社前にて下車します。<br /> 松陰神社はご存知、吉田松陰をまつる神社です。<br />豪徳寺は彦根井伊家35万石の菩提寺で、桜田門外の変で殺された井伊直弼の墓もあります。 又都内有数の紅葉の名所なので、最後に紅葉見物を兼ねてゆっくりしたいと思います。<br />では松陰神社から回りましょう。<br /><br />   表紙の写真は豪徳寺の山門

世田谷 歴史散歩(後篇)

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2012/11/24 - 2012/11/24

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愛吉

愛吉さん

 秋の一日、世田谷の歴史散歩に出掛けました。
前半は世田谷代官屋敷、郷土資料館、世田谷城址、吉良氏の菩提寺勝光院、世田谷八幡と回りました、後半は松陰神社、豪徳寺を回ります。
 世田谷八幡宮の下が世田谷線宮の下駅、ここから電車に乗り今度は松陰神社前にて下車します。
 松陰神社はご存知、吉田松陰をまつる神社です。
豪徳寺は彦根井伊家35万石の菩提寺で、桜田門外の変で殺された井伊直弼の墓もあります。 又都内有数の紅葉の名所なので、最後に紅葉見物を兼ねてゆっくりしたいと思います。
では松陰神社から回りましょう。

   表紙の写真は豪徳寺の山門

同行者
一人旅
旅行の手配内容
個別手配

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  •  電車を降り5分も歩くと鳥居が見えて来ます。

     電車を降り5分も歩くと鳥居が見えて来ます。

  • 松陰神社の正面です。

    松陰神社の正面です。

  • 松陰神社に関しては、この案内を見て下さい。

    松陰神社に関しては、この案内を見て下さい。

  •  鳥居を潜り中に入ります。<br />正面が本殿です。

     鳥居を潜り中に入ります。
    正面が本殿です。

  • 社殿の左右には石灯籠が並んでいます。

    社殿の左右には石灯籠が並んでいます。

  •  石灯籠の配置図です。<br />明治41年に奉納されました。<br />長州出身の有名処が名前を連ねています。<br /> 毛利。吉川、小早川の三殿様を始め、伊藤博文、山県有朋、井上馨,乃木希典、寺内正毅、品川弥一等々です。

     石灯籠の配置図です。
    明治41年に奉納されました。
    長州出身の有名処が名前を連ねています。
     毛利。吉川、小早川の三殿様を始め、伊藤博文、山県有朋、井上馨,乃木希典、寺内正毅、品川弥一等々です。

  •  絵馬が沢山奉納されています。<br />勝負に勝という事で、受験生が多い様です。<br />

     絵馬が沢山奉納されています。
    勝負に勝という事で、受験生が多い様です。

  • 吉田松陰の墓所に向う参道入口です。

    吉田松陰の墓所に向う参道入口です。

  •  墓所に到着しました。<br />この鳥居は明治元年に木戸孝允が寄進しました。<br />正面に見えるのが、松陰のお墓です。

     墓所に到着しました。
    この鳥居は明治元年に木戸孝允が寄進しました。
    正面に見えるのが、松陰のお墓です。

  •  墓所の横に建つ、お墓の配置図です。<br />表題には”吉田松陰先生他烈士墓所”と記されて居ます。<br />拡大して読んで下さい。

     墓所の横に建つ、お墓の配置図です。
    表題には”吉田松陰先生他烈士墓所”と記されて居ます。
    拡大して読んで下さい。

  •  中央が松陰のお墓です。<br />右は小林民部、左は来原良蔵のお墓です。<br />手前にある白い筒状のものは、参詣者が供えた花束です。

     中央が松陰のお墓です。
    右は小林民部、左は来原良蔵のお墓です。
    手前にある白い筒状のものは、参詣者が供えた花束です。

  • 境内の隅に、萩の松下村塾の建物が復元されています。

    境内の隅に、萩の松下村塾の建物が復元されています。

  • 前に建つ案内板。

    前に建つ案内板。

  • 入口

    入口

  • 松陰の像、松下村塾の前にあります。

    松陰の像、松下村塾の前にあります。

  • 松下村塾での教育と書かれた案内板

    松下村塾での教育と書かれた案内板

  •  豪徳寺に到着しました。 松陰神社から歩いて12〜3分でした。<br />参道入口に建つ大きな門柱です。

     豪徳寺に到着しました。 松陰神社から歩いて12〜3分でした。
    参道入口に建つ大きな門柱です。

  • 参道を半分以上進んでやっと山門が見えて来ました。

    参道を半分以上進んでやっと山門が見えて来ました。

  •  山門に到着です、脇に都史跡 井伊直弼墓 と書かれた石柱が建って居ます。<br />今は墓地全体が国指定史跡です。

     山門に到着です、脇に都史跡 井伊直弼墓 と書かれた石柱が建って居ます。
    今は墓地全体が国指定史跡です。

  •  豪徳寺の由来が書かれて居ます。<br />これによりますと豪徳寺は、世田谷領主吉良氏が文明12年(1480)に建立。<br />寛永10年(1633)彦根藩井伊家の世田谷領が成立すると、井伊家の菩提寺となり、藩主の法号から豪徳寺と改名されました。<br />尚寺内には井伊家の墓所があり、大老井伊直弼も埋葬され、国の指定史跡です。

     豪徳寺の由来が書かれて居ます。
    これによりますと豪徳寺は、世田谷領主吉良氏が文明12年(1480)に建立。
    寛永10年(1633)彦根藩井伊家の世田谷領が成立すると、井伊家の菩提寺となり、藩主の法号から豪徳寺と改名されました。
    尚寺内には井伊家の墓所があり、大老井伊直弼も埋葬され、国の指定史跡です。

  •  山門を潜り境内に入ります。<br />東京のお寺の紅葉は、京都の寺院の様な華やかさは無く、しっとりと落着いた雰囲気です。<br />

     山門を潜り境内に入ります。
    東京のお寺の紅葉は、京都の寺院の様な華やかさは無く、しっとりと落着いた雰囲気です。

  •  正面に大きな香炉があります。<br />バックは仏殿で、延宝5年(1677)井伊家により建立されました。<br />区の文化財です。<br />

     正面に大きな香炉があります。
    バックは仏殿で、延宝5年(1677)井伊家により建立されました。
    区の文化財です。

  • 境内より山門を振返りました。

    境内より山門を振返りました。

  •  境内の佇まいです。<br />

     境内の佇まいです。

  • 、楚々とした風情を感じて下さい。

    、楚々とした風情を感じて下さい。

  •  境内には三重塔が建って居ます。<br />平成18年建立です。

     境内には三重塔が建って居ます。
    平成18年建立です。

  •  豪徳寺は、招き猫発祥の地でもあります。<br />井伊家3代目の当主で戦国最後の武将と言われた直孝(幕府最初の大老になりました)が鷹狩りの帰途夕立に遭い、杉の大木の下で雨宿りをしていると、この寺の飼い猫タマが手招きするので、木の下を離れた時、その木に落雷、難を逃れました。<br /> それ以降直孝はこの寺を井伊家の菩提寺とし、名も豪徳寺と改めました。<br />その後、福を招く猫として招き猫が造られたそうです。<br /> ここは招福殿と呼ばれ、招福猫児を祀っています。

     豪徳寺は、招き猫発祥の地でもあります。
    井伊家3代目の当主で戦国最後の武将と言われた直孝(幕府最初の大老になりました)が鷹狩りの帰途夕立に遭い、杉の大木の下で雨宿りをしていると、この寺の飼い猫タマが手招きするので、木の下を離れた時、その木に落雷、難を逃れました。
     それ以降直孝はこの寺を井伊家の菩提寺とし、名も豪徳寺と改めました。
    その後、福を招く猫として招き猫が造られたそうです。
     ここは招福殿と呼ばれ、招福猫児を祀っています。

  • ここもそれなりに風情があります。

    ここもそれなりに風情があります。

  •  招福殿の奥に猫の奉納所があります。<br />家に古くからあった招き猫を、感謝の気持ちと共に納めて、新しく購入して帰るもよし、新しい猫をそのまま招福を願って納めても どちらでもよいそうです。<br />

     招福殿の奥に猫の奉納所があります。
    家に古くからあった招き猫を、感謝の気持ちと共に納めて、新しく購入して帰るもよし、新しい猫をそのまま招福を願って納めても どちらでもよいそうです。

  •  井伊家の墓地が寺の奥に有ります。<br />入口には、六地蔵と大きな門柱が建って居ます。<br />国指定史跡です。

     井伊家の墓地が寺の奥に有ります。
    入口には、六地蔵と大きな門柱が建って居ます。
    国指定史跡です。

  • 彦根藩井伊家墓所の説明板

    彦根藩井伊家墓所の説明板

  •  正面にある井伊直孝の墓。<br />寺名の豪徳寺は、直孝の法号からとりました。

     正面にある井伊直孝の墓。
    寺名の豪徳寺は、直孝の法号からとりました。

  • 一番奥にある大老直弼の墓

    一番奥にある大老直弼の墓

  • 大老の墓の斜め後方に建つ奥方の墓

    大老の墓の斜め後方に建つ奥方の墓

  •  大老の墓の真後ろに建つ、桜田殉難八士之碑。<br />墓の裏面には、3月3日に大老に殉じた井伊藩士8人の名前が記され、明治19年27回忌のおり建立とあります。<br />揮毫は井伊の殿様です。

     大老の墓の真後ろに建つ、桜田殉難八士之碑。
    墓の裏面には、3月3日に大老に殉じた井伊藩士8人の名前が記され、明治19年27回忌のおり建立とあります。
    揮毫は井伊の殿様です。

  • 墓地から戻り、再び紅葉を楽しみます。

    墓地から戻り、再び紅葉を楽しみます。

  • 鐘楼

    鐘楼

  • 豪徳寺の紅葉は、建物との釣り合いが絶妙です。

    豪徳寺の紅葉は、建物との釣り合いが絶妙です。

  • 建物とのコントラストを楽しんで下さい。

    建物とのコントラストを楽しんで下さい。

  •  早くも日が傾いて来ました。<br />名残は尽きませんが、そろそろ帰るとしましょう。

     早くも日が傾いて来ました。
    名残は尽きませんが、そろそろ帰るとしましょう。

  •  山門の紅葉を見納めに豪徳寺を後にします。<br />帰途は小田急線豪徳寺駅まで歩きました。<br /> 素晴らしい史跡で昔を偲び、又美しい紅葉にも触れ、楽しい一日でした。<br />ご覧頂き有難う御座いました。   終

     山門の紅葉を見納めに豪徳寺を後にします。
    帰途は小田急線豪徳寺駅まで歩きました。
     素晴らしい史跡で昔を偲び、又美しい紅葉にも触れ、楽しい一日でした。
    ご覧頂き有難う御座いました。   終

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