2012/11/24 - 2012/11/24
179位(同エリア402件中)
愛吉さん
秋の一日、世田谷の歴史散歩に出掛けました。
前半は世田谷代官屋敷、郷土資料館、世田谷城址、吉良氏の菩提寺勝光院、世田谷八幡と回りました、後半は松陰神社、豪徳寺を回ります。
世田谷八幡宮の下が世田谷線宮の下駅、ここから電車に乗り今度は松陰神社前にて下車します。
松陰神社はご存知、吉田松陰をまつる神社です。
豪徳寺は彦根井伊家35万石の菩提寺で、桜田門外の変で殺された井伊直弼の墓もあります。 又都内有数の紅葉の名所なので、最後に紅葉見物を兼ねてゆっくりしたいと思います。
では松陰神社から回りましょう。
表紙の写真は豪徳寺の山門
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電車を降り5分も歩くと鳥居が見えて来ます。
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松陰神社の正面です。
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松陰神社に関しては、この案内を見て下さい。
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鳥居を潜り中に入ります。
正面が本殿です。 -
社殿の左右には石灯籠が並んでいます。
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石灯籠の配置図です。
明治41年に奉納されました。
長州出身の有名処が名前を連ねています。
毛利。吉川、小早川の三殿様を始め、伊藤博文、山県有朋、井上馨,乃木希典、寺内正毅、品川弥一等々です。 -
絵馬が沢山奉納されています。
勝負に勝という事で、受験生が多い様です。 -
吉田松陰の墓所に向う参道入口です。
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墓所に到着しました。
この鳥居は明治元年に木戸孝允が寄進しました。
正面に見えるのが、松陰のお墓です。 -
墓所の横に建つ、お墓の配置図です。
表題には”吉田松陰先生他烈士墓所”と記されて居ます。
拡大して読んで下さい。 -
中央が松陰のお墓です。
右は小林民部、左は来原良蔵のお墓です。
手前にある白い筒状のものは、参詣者が供えた花束です。 -
境内の隅に、萩の松下村塾の建物が復元されています。
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前に建つ案内板。
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入口
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松陰の像、松下村塾の前にあります。
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松下村塾での教育と書かれた案内板
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豪徳寺に到着しました。 松陰神社から歩いて12〜3分でした。
参道入口に建つ大きな門柱です。 -
参道を半分以上進んでやっと山門が見えて来ました。
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山門に到着です、脇に都史跡 井伊直弼墓 と書かれた石柱が建って居ます。
今は墓地全体が国指定史跡です。 -
豪徳寺の由来が書かれて居ます。
これによりますと豪徳寺は、世田谷領主吉良氏が文明12年(1480)に建立。
寛永10年(1633)彦根藩井伊家の世田谷領が成立すると、井伊家の菩提寺となり、藩主の法号から豪徳寺と改名されました。
尚寺内には井伊家の墓所があり、大老井伊直弼も埋葬され、国の指定史跡です。 -
山門を潜り境内に入ります。
東京のお寺の紅葉は、京都の寺院の様な華やかさは無く、しっとりと落着いた雰囲気です。 -
正面に大きな香炉があります。
バックは仏殿で、延宝5年(1677)井伊家により建立されました。
区の文化財です。 -
境内より山門を振返りました。
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境内の佇まいです。
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、楚々とした風情を感じて下さい。
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境内には三重塔が建って居ます。
平成18年建立です。 -
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豪徳寺は、招き猫発祥の地でもあります。
井伊家3代目の当主で戦国最後の武将と言われた直孝(幕府最初の大老になりました)が鷹狩りの帰途夕立に遭い、杉の大木の下で雨宿りをしていると、この寺の飼い猫タマが手招きするので、木の下を離れた時、その木に落雷、難を逃れました。
それ以降直孝はこの寺を井伊家の菩提寺とし、名も豪徳寺と改めました。
その後、福を招く猫として招き猫が造られたそうです。
ここは招福殿と呼ばれ、招福猫児を祀っています。 -
ここもそれなりに風情があります。
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招福殿の奥に猫の奉納所があります。
家に古くからあった招き猫を、感謝の気持ちと共に納めて、新しく購入して帰るもよし、新しい猫をそのまま招福を願って納めても どちらでもよいそうです。 -
井伊家の墓地が寺の奥に有ります。
入口には、六地蔵と大きな門柱が建って居ます。
国指定史跡です。 -
彦根藩井伊家墓所の説明板
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正面にある井伊直孝の墓。
寺名の豪徳寺は、直孝の法号からとりました。 -
一番奥にある大老直弼の墓
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大老の墓の斜め後方に建つ奥方の墓
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大老の墓の真後ろに建つ、桜田殉難八士之碑。
墓の裏面には、3月3日に大老に殉じた井伊藩士8人の名前が記され、明治19年27回忌のおり建立とあります。
揮毫は井伊の殿様です。 -
墓地から戻り、再び紅葉を楽しみます。
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鐘楼
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豪徳寺の紅葉は、建物との釣り合いが絶妙です。
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建物とのコントラストを楽しんで下さい。
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早くも日が傾いて来ました。
名残は尽きませんが、そろそろ帰るとしましょう。 -
山門の紅葉を見納めに豪徳寺を後にします。
帰途は小田急線豪徳寺駅まで歩きました。
素晴らしい史跡で昔を偲び、又美しい紅葉にも触れ、楽しい一日でした。
ご覧頂き有難う御座いました。 終
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