北欧旅行　５

2012/08/15 - 2012/08/15

2012年8月11日〜18日

ヨーロッパ北欧三か国（デンマーク・スウェーデン・フィンランド）を巡る旅。

2012年8月15日（水）
　ストックホルム　⇒　タリンク・シリヤライン泊

エリア ストックホルム(スウェーデン)

８月１５日（水）
　ストックホルム中央駅に戻り、ロッカーに荷物を預ける。現金しか使えない噂もあったが、カードが使えた。わざわざ現地通貨に両替したのに。。。

　まずは、駅から徒歩五分のストックホルム市庁舎へ。20世紀前半に建てられた、ナショナルロマン様式、北欧中世風のデザインである。

いくつかの島で町が成り立っている水の都ストックホルム。対岸はセーデルマルム島、景色が美しい。相変わらずセルフタイマーで写真を撮っていると、気を遣って声をかけて写真を撮ってくれる人が多い。助かります。でも、セルフタイマーでいかに綺麗に自分が入った写真を撮るか、も挑戦したい。

　観光客も多い。塔へのツアーに参加。一回当たりの参加者は30人程度らしい。上まで昇る道が本当に狭い。でも日本って、上まで延々と階段で昇るタワーって、中々ないですよね。

上からはストックホルムの街が見下ろせた。

ヨーロッパ的な建物の多いリッダーホルメン島、

中世の街並みが色濃く残るガムラスタン旧市街、

近代的な建物が目立つストックホルム中央駅周辺、などなど。

　とりあえず、リッダーホルメン島に向かう。市庁舎は、建物が綺麗なので、何度も方向を変えて写真撮影。

　リッダーホルム教会は、17世紀初めより歴代国王、女王の永眠の場所にもなっている教会。教会自体は19世紀中ごろに再建されたもの。市庁舎の上からもハッキリと見える巨大な尖塔が印象的。

中にはお墓やら、エンブレムやらが、飾られていた。

　貴族の館を通り過ぎ、いよいよガムラスタンへ。

ストックホルム大聖堂へ。

ストックホルム最古の教会らしく、1480年ごろに今の大きさになっとか、日本だと応仁の乱が終わったあたり、室町時代中期〜後期。

1489年に制作されたという「セント・ジョージと龍」の木彫り、

黒壇と銀による祭壇など、色々と飾られていた。

　横にそれて、フィンランド教会には身長14cmの像、「アイアン・ボーイ」の像がある。小っちゃくて可愛いけど、有名なので常に人だかりが絶えない。

　王宮に行く。衛兵の交代式の時間に合わせて行ってみたが、大混雑である。こっちは、青い制服に金属のヘルメットのような帽子。馬に乗った衛兵も多かった。

　王宮の中に入ってみる。時間もないので、かなり駆け足。居室や、廊下、地下博物館など。

　ヴェステルロングガータン通りを歩く。なんて長い、発音しにくい名前。（笑）　13世紀にさかのぼる繁華街。とにかく、人が多い。お土産屋も多い。

　大広場に到着。

そのまま、ノーベル博物館に入ってみる。

10年ごとの各ノーベル賞受賞者が展示されている、電子版にて。勿論日本人も何人も。ここ数年何人か受賞したし。科学とか物理とか、名前聞いてもよくわからない。大江健三郎って、ローマ字にすると「Oe」なんですよね、当たり前ですけど、ちょっと不思議。一応大学政治学だったので、平和賞が一番名前知っている人が多かった。理科系はよくわかりません。。。

　博物館名物らしい、ノーベル賞受賞式典で出されていたアイスクリームも食べてみた。さすがにゴージャス。

　そのまま、ドイツ教会に行く。

更に進んで、鉄の広場まで行ったら、折り返す。

ガムラ・スタンで最も狭い通りと呼ばれる「モーテン・トローツィグ・グレン」を通ってみる。90cmくらい。すれ違うのがやっと、巨体が来たら多分すれ違いすらできない。。。

　歩いてストックホルム中央駅まで戻り、荷物を引き取る。

地下鉄でGardet駅に向かい、そこから多リンク・シリヤラインのターミナルを目指す無事にたどり着けるか不安だったけど、同じような人が沢山いたので、ついて行った。

　ヘルシンキ（フィンランド）行きと、タリン（エストニアの首都）行きの二隻が停泊中。両方とも夕方出て朝つくイメージ。

チェックインターミナルは大混雑だった。

　いよいよ、シリヤ・セレナーデ号に乗り込む。

入口の階は吹き抜けになっていて、両側にはお土産屋やレストラン、バーが並ぶ。他の共用フロアは、免税店やバイキングレストラン、などなど。日本人女性も一人乗船していた。なんでここで働いているのか、すごく聞いてみたかったけど、さすがにそこまで聞けなかった。

　豪華客船に感動しつつ、部屋の狭さに落胆。一番安い部屋にしたけど、兎に角狭い、身動きが取れない。2Fだけど、明らかにエレベーターの数が少ない、なかなか来ない。まあ確かに安かったけど。(31ユーロ+サーチャージ3ユーロ)　そして、体感温度が他の場所より室内が5℃以上高く、湿気も多い。まあ割り切るしかないと。次は、もう少し高い部屋にしようかな、たとえ一人でも

　まもなく、ストックホルム港を出発。デッキから町を見る。緑も多くて、落ち着いた雰囲気。

　まもなく、ディナービュッフェ。チケットに時間が指定されている。混雑を回避するためと思われるが。17:15なので、出発してすぐである。食べるの大好きなので（笑）、今回の旅の中でも特に楽しみにしていたイベント。ちなみに35ユーロ。出ている食材を考えれば、むしろ安い方かも。

　まずは冷たいシーフード。スモークサーモン、ムール貝、ニシンのマリネ、エビ、などなど。

キャビアっぽいのもあった。

　冷たいタンあり、日本人を意識しているのか寿司もあり、チーズ、パン、などなど。スイーツ、アイスクリームも食べ放題、ソフトドリンク、ワイン飲み放題。ただ、ワインはなんか安物っぽい感じ。冷製シーフードが一番おいしいかも。

　日も長いので、船上でゆっくりと景色を堪能したりもした。ボスニア湾を渡るフェリー、夕暮れが美しい。島がとにかく多い。たまに人が住んでいるような島もある。とにかく穏やかなボスニア湾。

　土産屋や、免税店でお土産を買ったりして楽しんだ。とにかく部屋が狭いので、眠るギリギリまでひたすら客船ライフをエンジョイした。明日の朝はいよいよヘルシンキ。