母とふたり夏のイギリス１１日間・５日目・ボウネスからヒルトップ～ホークスヘッド～アンブルサイド

2012/08/21 - 2012/08/31

8/25(土）

いよいよ長年憧れていた湖水地方を本格的に開拓します。
天気は曇り、しかも時々雨がパラパラ降ったりもしました。
ここでの4日間が晴れなら他の日は全部雨でもいい！という思いだったので残念でした。でも湖水地方、雨でも屋内で過ごせる施設が多いので充分楽しめると思います。この日はピーターラビットの作者であるビアトリクス・ポターゆかりの場所をめぐりました。


8/21(火）羽田空港→ヒースロー空港→バイブリー（泊）

8/22(水）バイブリー→チッピング・カムデン→ヒドコットマナーガーデン→ロアースローター→ボートン・オン・ザ・ウォーター→モートン・イン・マッシュ（泊）

8/23(木)モートン・イン・マッシュ→エジンバラ。ミリタリー・タトゥ鑑賞（泊）

8/24(金）エジンバラ→ウインダミア（湖水地方）（泊）

☆8/25(土）ボウネス～ヒルトップ～ホークスヘッド～アンブルサイド～ボウネス（湖水地方）（泊）

エリア 湖水地方(イギリス)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩
• 航空会社: ブリティッシュエアウェイズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

8/25(土）曇り/小雨

朝食ルーム

ラブリ〜です。

ホテルの朝食は、ちょっとしたコース仕立てになっていました。
朝から昨日の黒服のお兄さんによる英語強化レッスンをうけながら朝食のメニュー選びです。

はじめに、冷たい飲み物、温かい飲み物、日替わりのスムージーが出されます。

その後、前菜的なメニューの中から好きなものを選びます。

生ハムメロン。

次がメインディッシュ。『ギルピンロッジホテルのフル・イングリッシュブレックファースト』にしてみました。

卵料理、ベーコン、ソーセージ、マッシュルーム、ベイクドビーンズ、ポテト、トマトと滋味豊かな一皿です。

でも残念ながら私はハム類のワイルドな匂いが全くダメでした。日本のスーパーに売られてる真空パックのが懐しいなんてホントに残念・・

ホテルを10:15頃出発。
今日は、ピーターラビットの作者、ビアトリクスポターゆかりの場所をまわります。ボウネスピア10:40発のフェリーでフェリーハウスへ。

フェリーハウスからヒルトップを経由してホークスヘッドまで行くので割安な、船→バス→バスのコンビチケットを購入。片道@6・35GBP


窓口でチケットを購入した際、片道か往復か聞かれることなく自動的に往復チケットが発券されていました。船の出発間際に気づいて片道チケットに交換してもらいました。その後、一人旅の日本人の女の子もすごい勢いで窓口に走っていったので、おそらく同じだったと思います。

要チケット確認!!!

約15分の船旅のあとは、525番のバスで約7分ヒルトップに向かいます。
船の時間に合わせてバスがいました。

ビアトリクスポターはこんなのどかな風景を見て色々空想していたようです。

ニア・ソーリー村の風景。

絵本の世界だー。

羊。

顔が白くて体が灰色の湖水地方の有名な羊は見つけられずでした。。

ヒルトップの入り口。

ヒルトップにはビアトリクス・ポターが亡くなるまで住んでいた家があります。

チケットオフィスはバス停から少し歩いたところ。ヒルトップの見学は、入場規制があるのでバスを降りたら一目散にチケットオフィスにGO！

@8GBP
この日は、30分後に入場でした。

ヒルトップの建物へと続く小径、とても綺麗でした。

すぐ側に牛がいました。

この小径もピーターラビットの物語に出てくるそうです。

これがビアトリクスポターが住んでいた家。
現在は、ナショナルトラストが管理しています。中は撮影禁止です。

家の中にも絵本に出てくるお部屋があり、絵本の絵と実物を見比べることができるようになっていました。

部屋が当時のまま、ポターさんの遺言のとおり保存されています。

ヒルトップ12:27発　525番のバスでホークスヘッドへ。

写真はホークスヘッド（Hawkshead）の街並み。

ビアトリクス・ポター・ギャラリー
ここもナショナルトラストが管理しています。

ピーターラビットの絵本の原画を至近距離で見ることができます。
原画のウサギ（ピーター）がすごく可愛かった!!!

@3・8GBP
ヒルトップの入場券を見せると割引になりました。

建物はポターさんの夫が弁護士事務所として使用していたそうです。


ホークスヘッド13:23発　505番のバスでアンブルサイド街中まで20分。
キップは乗車時、運転手さんから購入。バス代がひとり5GBPちかくしてとても高いです。

2回乗るなら一日券(7GBP)購入した方がいいです。但しフェリーハウス〜ホークスヘッドまでの区間は別会社のバスなので一日券は使用不可。要注意!!!

【失敗談】

時刻表に載っている１コ手前の停留所をだいぶん過ぎたころ、コッツウォルズでのことを思い出し、念のため次で降りる意思表示をしておこうと降車ボタンを押しました。

その瞬間、山の獣道を走行中のバスが急停車。
何もない草むらで扉が開き、バスの運転手さんが大声で「誰かココで降りたい人いるんですか〜？」と叫びました。まっ、まずい、気まずい!！ダサすぎる！！！

偶然、私がキップを買う姿と降車ボタンを押す姿両方を目撃していた人が、こちらに向かって「ここはアンブルサイドじゃないですよ。」と言いつつ運転手さんに間違ってボタンを押してしまったようだと説明してくれ、バス再び走り出しました。これはホントに相当恥ずかしかったです＞＜。

バスは停留所でないところでも止まるようなので降車ボタンを押すタイミング要注意!!!

アンブルサイド（Ambleside　Kelsick Road）

ルーシーズ・オン・ア・プレート（Lucys on a Plate)でお昼。
料理教室も手がける料理上手のルーシーさんのお店です。ほぼ満席でした。

野菜のパスタ

麺は柔らかいけど野菜がすごく美味しいです。
近くにルーシーさんの経営する食材屋さんがあり、そこの地元野菜を使用しているそうです。

ラザニア。

こちらも美味しかったです。
量はかなり多め。
イギリスでは珍しく生野菜が付いていました。

ふたりで18GBP

お菓子のディスプレイが可愛い！全部本物です。
お店の人も感じよくてココは◎。

アンブルサイドの街中から船着場があるアンブルサイド・ピアまで約1キロ歩きました。

この辺は黒っぽい石の建物がたくさんあります。

ウインダミア湖。

天気が良い日と悪い日では、全く違う姿を見せる湖です。
今日は、天気が悪くて残念。

湖畔にあるWaterhead　HOTEL。
日本からのツアーでよく使われるみたいです。


それにしても湖水地方は雨だと8月でもかなリ寒かったです。フリースや薄手のダウンが必要。
寒いのでココのカフェで一休み。

カフェ・オレ@2・95GBP×2

イギリスのカフェは、カウンターでまず注文して支払い、その場で品物をうけとるor席まで持ってきてもらうシステムのところが多かったです。

窓からすぐ湖が見えます。


ここでまた母としゃべるのに夢中になってしまいました。
のんびりと時間が過ぎていきます。

アンブルサイドピアからフェリーでボウネスピアへ。
16:40発→17:20着の予定が10分くらい到着が遅れました。

フェリーは混んでいました。

天気が悪いと水の色がグリーンです。
これはこれで、吸い込まれそうなぐらい綺麗なんだけどやっぱり空の色が映った青が見たい！

少しボウネスの街をぶらぶら。

ここ湖水地方にもご当地キャラクターが存在します。
写真の羊の『herdy』くんです。愛らしくて癒されます！

ボウネスのおみやげ物屋さん通りにグッズが売ってるお店がありました。
日本での日常生活で湖水地方のことが思い出せるように何点か購入。

でも先日妹から「会社帰りひつじ見つけた！」と大変ショックなメールが届きました。もう日本て何でもありすぎ!!!!

モデルはこの子です。顔が白くて体が灰色の羊ハードウィックシープ。
湖水地方のシンボル的な羊だそう。

wkipediaより拝借。

ホテルに戻りお部屋でお茶をしました。

毎日ホームメイドクッキーが補充されます。
紅茶のカップのセッティングがすごく素敵です。

勉強、勉強。

リビングルーム。

今日はココに座りました。

朝はTシャツに短パンのイギリス人の方達も夕食時はドレスアップして大変身します。私達もちょこっとお着替えをして行きました。
こういうメリハリも文化のひとつ、楽しいです。

食事の30分前にドリンク＆カナッペでメニュー選び。こんなシステム？も初めての体験でしたが、こうやってじっくりメニュー選びをするのもいいなぁと思いました。

夜もまた英語強化レッスンがはじまります。
湖水地方の人は特に、GOODやNICEの代わりにラブリーを多用していました。
最初、男性がこの言葉を口にした時はちょっとビックリしました。

絵になるなぁ。
このセンス少し分けてほしい・・

前菜に塩鱈のフライというのを選んでみました。
これは大失敗！涙が出そうなくらいの塩辛さでした。

メインは白身魚です。
美味しかったです！

・・・・？
でも美味しかったです。

ホワイトチョコづくしのデザート。
これも美味しいです！

今日気づいたこと。
このホテルに宿泊しているイギリス人は公共の場ではとても静かです。食事中、お喋りする声もとても小さく皆さん食事を楽しんでいました。
日本で普通に話してる声だと目立ってしまい私たちも小声で話すように心がけて紳士淑女の国の大人の空間を楽しむことにしました。

数々の異文化体験がとても楽しかったです！

食後は、リビングルームに移動してお茶＆チョコ。


明日も一日湖水地方です。
あしたこそ晴れますよーに！