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東京からバスで東北6県をすべて巡る4日間のツアーに参加した。こういう内容なら、家内と一緒の場合、簡単でいい。今までの東北行きはすべて学会や会議のためで飛行機で往復したことが多いから、今回の地を這うように福島、宮城、山形、秋田、青森、岩手と6県をバスで廻るというのは、地理学的、地政学的関心を満足させてくれる内容だと感じたのだ。知らない地を廻るときは、飛行機では駄目だし、鉄道も結構、無難なところばかり通るから意外とつまらないものだ。若い時アメリカを一カ月、バスで巡った体験は今でも、唯一ともいえる内容だったのを思い出す。地理的特性を確認するために中西部を旅したようなものだ。街や文化は最初からあまり期待していなかった。<br /><br />異なる温泉に毎晩つかり、後は自然の景色を目に入れながら、ぼんやり、のんびりした旅だった。参加者は老人ばかりで、ちっとも、急ぐ旅ではない。急いでいるのはバスだけだ。初日の松島は二回目だったが、今回は五大堂近辺を散策しただけ。途中の道路から被災地も一部だが見えた。山形の天童温泉が初日の宿泊所。二日目は、立石寺と最上川舟下り(ガイドが抜群に楽しい!戸沢村というところ)を楽しんだ後、田沢湖の一部を見て、秋田の湯瀬温泉が2泊目。3日目は青森の弘前城と、ねぷた村というところで津軽三味線(これはコンテスト一位に2度輝いたという青年の演奏は素晴らしかった!これだけで、青森県にいった気分になれた。)を聞いて、八甲田山の道路を通過し、奥入瀬渓谷と十和田湖をさっと見て、夕方には岩手の花巻温泉に3泊目。4日目は世界文化遺産となった中尊寺等がハイライト。これは流石。金色堂はいうに及ばず、宝物館は大量の国宝、重要文化財を蔵する!文化財にうるさい人ならここだけでも来るべきだ。そのあと、ひた走り、東京に夕方到着というコース。地震のせいで、道路が平坦でないところが残っている地域も多少あったが、概して、スムーズな旅であった。東北各県の距離感と地理がしっかり頭に入ったのは最大の収穫。<br /><br />これで、日本の都道府県で、未踏地は、確認したところ、福井県だけとなった。(列車では京都から金沢に往復した際、敦賀は通過はしたはずだが、降りていない。)<br /><br />これは、福岡発のツアーで、東京へは飛行機往復なのだが、帰り便は放棄して、東京の娘一家のところへ、孫たちを見に行った。こちらのほうが、滞在は少し長く、友人たちにあったり、国立博物館にいったりした。<br /><br />CDの中古店で41枚、新品も35枚購入した。地方にはまともなクラシックのCD店なんて今はないから、東京に行くと、必ず、狂ったように、探し回り、必ず、満足してかえる。今は東京には頻繁には行かないので、一度の量がどうしても、増える!<br /><br />最初の一枚は松島の五大堂。<br />(2016年8月に一分、追加と修正。このころは、写真をたくさん撮る習慣がなかったようだ。))

東北へのバス旅行を振り返る(修正)

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2012/09/05 - 2012/09/08

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tad

tadさん

東京からバスで東北6県をすべて巡る4日間のツアーに参加した。こういう内容なら、家内と一緒の場合、簡単でいい。今までの東北行きはすべて学会や会議のためで飛行機で往復したことが多いから、今回の地を這うように福島、宮城、山形、秋田、青森、岩手と6県をバスで廻るというのは、地理学的、地政学的関心を満足させてくれる内容だと感じたのだ。知らない地を廻るときは、飛行機では駄目だし、鉄道も結構、無難なところばかり通るから意外とつまらないものだ。若い時アメリカを一カ月、バスで巡った体験は今でも、唯一ともいえる内容だったのを思い出す。地理的特性を確認するために中西部を旅したようなものだ。街や文化は最初からあまり期待していなかった。

異なる温泉に毎晩つかり、後は自然の景色を目に入れながら、ぼんやり、のんびりした旅だった。参加者は老人ばかりで、ちっとも、急ぐ旅ではない。急いでいるのはバスだけだ。初日の松島は二回目だったが、今回は五大堂近辺を散策しただけ。途中の道路から被災地も一部だが見えた。山形の天童温泉が初日の宿泊所。二日目は、立石寺と最上川舟下り(ガイドが抜群に楽しい!戸沢村というところ)を楽しんだ後、田沢湖の一部を見て、秋田の湯瀬温泉が2泊目。3日目は青森の弘前城と、ねぷた村というところで津軽三味線(これはコンテスト一位に2度輝いたという青年の演奏は素晴らしかった!これだけで、青森県にいった気分になれた。)を聞いて、八甲田山の道路を通過し、奥入瀬渓谷と十和田湖をさっと見て、夕方には岩手の花巻温泉に3泊目。4日目は世界文化遺産となった中尊寺等がハイライト。これは流石。金色堂はいうに及ばず、宝物館は大量の国宝、重要文化財を蔵する!文化財にうるさい人ならここだけでも来るべきだ。そのあと、ひた走り、東京に夕方到着というコース。地震のせいで、道路が平坦でないところが残っている地域も多少あったが、概して、スムーズな旅であった。東北各県の距離感と地理がしっかり頭に入ったのは最大の収穫。

これで、日本の都道府県で、未踏地は、確認したところ、福井県だけとなった。(列車では京都から金沢に往復した際、敦賀は通過はしたはずだが、降りていない。)

これは、福岡発のツアーで、東京へは飛行機往復なのだが、帰り便は放棄して、東京の娘一家のところへ、孫たちを見に行った。こちらのほうが、滞在は少し長く、友人たちにあったり、国立博物館にいったりした。

CDの中古店で41枚、新品も35枚購入した。地方にはまともなクラシックのCD店なんて今はないから、東京に行くと、必ず、狂ったように、探し回り、必ず、満足してかえる。今は東京には頻繁には行かないので、一度の量がどうしても、増える!

最初の一枚は松島の五大堂。
(2016年8月に一分、追加と修正。このころは、写真をたくさん撮る習慣がなかったようだ。))

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