2012年一人温泉　みやこわすれの宿　こおろぎ楼②

2012/09/05 - 2012/09/07

今年の夏休みは国内温泉巡り。
うちの会社は7月～9月の間に7日間の夏休みを取得できるので、
第一弾は山中温泉＆阿寒湖温泉で第二弾は熱海温泉と強羅温泉を計画。
まずは山中温泉へ
お宿は連泊で、　みやこわすれの宿　こおろぎ楼さんです。
こちらは客室が7室と少ないので、騒がしいの絶対嫌な私には最適でした。
http://www.koorogirou.jp/

9/5（水）羽田から小松空港へ　
小松空港→バスにて小松駅→電車でＪＲ加賀温泉駅→路線バスにて山中温泉に到着

黒谷橋
鶴仙渓遊歩道
　芭蕉堂
　あやとりはし
　鶴仙渓川床
　こおろぎ橋
お宿到着

9/6（木）
山川温泉ゆげ街道を散策
道の駅
天狗岩
栢野の大杉
かじか橋

9/7（金）
お宿→タクシーにて小松空港
小松空港→羽田へ一旦戻り

エリア 山中温泉(石川)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

9/6　晴れ
わぁ〜今日も天気良し。
大雨が嘘のよう・・・
とゆうか既に昼は過ぎています。
このこおろぎ橋は、江戸時代に造られた橋といわれ、かつての形や構造を殆ど変えず総檜造りで1990年に新たに架け替えたそうです。
四季を通して色々な良さを見せてくれる、名勝地です。
紅葉や雪の景色もまた風情があって素敵だろうな。

雨のせいで大聖寺川も更に力強く流れてますよ。

下に降りてみて撮影してみましたが、残念な事に下手くそすぎ！

すぐ近くにある岩不動。

誰も歩いていませんが、湯気街道に行ってみよう！

山中温泉では、観光名所地を巡ってくれるお散歩号が走っています。
私は1度も乗りませんでしたが、暑い時期や寒い時期は乗られるととっても助かると思います。

いやはや・・・人がいましぇーん。

本日休みますわ。

燈明寺
こちらのお寺は創建1474年だそうです。
近くで拝見すると、古い歴史を感じる姿でした。

ガラスケースに入ってるのは手挽きガソリンポンプ。

総湯　菊の湯（おとこ湯）
山中温泉の歴史は古いのですが、昭和のはじめまで旅館に内湯がなく、湯客はみな『湯座屋』と呼ばれたこの総湯に入っていたそうです。
芭蕉が称賛日本三名湯の一つ。

菊の湯（おんな湯）

こちらは足湯　笠の湯
おてんとさんが、これでもかーというぐらい暑さビームを出しておりまして、暑いのなんのって。
こちらは飲泉も楽しめるようです。
残念ながら私は、よだれを垂らしながら遠くから眺めただけ。
みなさん、とても楽しそうでしたよ。

恩栄寺
浄土真宗本願寺派（お西）のお寺。

なんだか考えさせられる言葉ですよ。

それにしても人がおりませんなー。
近くのコンビニでペットボトルを3本買いまして、ここで買う必要もないのに何故か買いたかった。
ペットボトルを自宅から何本か持ってきたのに、暑さで早々に飲み干してしまった。
これから、しばらくの散策をずっと腕にさげて共に歩きましたとさ。

さすがにいい歳こいてるので、鳴らす勇気はありません。

どなたかの旅行記でも見た像発見。

抹茶アイスは私も好きよ♪

脇道を除くと・・・プレハブみたいな建物なの。
誰か住んでるのかしら？？？

長谷部神社
長谷部神社の祭神である長谷部信連は鎌倉幕府の御家人だった人物で平家物語や源平盛衰記にもその名が示されています。建久年間（１１９０〜１１９８）、将軍源頼朝の命により加賀の賊徒を平定した信連は山中の地頭に任ぜられ、この地に赴いたところ、薬師如来の化身と名乗る１人の女性から山中温泉の復興を懇願されたそうです。信連が山中温泉を再興すると薬師如来の霊湯として全国に広がり多くの湯治客が訪れるようになり、信連の死後は守護神として信仰されるようになりました。当時は医王寺に武建霊神として祀られていましたが、明治時代初頭に発令された神仏分離令により神社として独立し明治５年（１８７２）に長谷部神社が創建されました。
長谷部神社・歴史・観光・見所から拝借しましたよ。

こうゆう景色好きなんだよな。
ここは陽があたらなかったので涼しかった。
お賽銭をして『家族3人健康でありますように』とお参りしました。

山中温泉ゆげ街道
立派！！

栢野の大杉を目指しますよ！
靴は歩きやすいぺったんこ靴さ。

かなり年期を感じるけど、温泉地だなー。

ひとっこひとり歩いておりません。
車もたまに通るぐらい。

道の駅
山中温泉ゆけむり健康村
汗がね、すっごい噴出していて、おまけに安い日焼け止め塗ってるから腕が白浮きしちゃって拭いても拭いてもダメなの。
休憩〜

アルミ車体の電車が展示してありました。

歴史があるんだなぁと興味深く読みましたよ。

日帰り入浴もお土産屋さんも充実してるようで車はそれなりに停まっていました。
喫煙できるベンチがあったので、水分補給と一服。
汗がひきません・・・ダラダラダラ。

のどかですなー。

天狗岩に来ました。
山頂部にある3つの岩を遠くから拝めばご利益あるといわれてますが、予習もしていかなかったので知ったのは後からです。

誰もおりません。

水の近くは超涼しい！！

遊歩道のような道があります。
チャレンジャーなので登ってみますが、
雨が降ったせいで滑りますよ。
おまけにトカゲみたいなものが横を通り抜けました・・・。

途中こんな文を見つけてしまったので、上に展望する場所があるだろうと勝手に判断し、道は結構険しかったけど、はりきってガンガン登ってみました。
ちなみに40過ぎてますが、筋トレと夜ウォーキングを日課にしてるので体力にはまだまだ自信があります。

結構登りましたが、道がなくなった。
おまけに巨大なクモの巣が登場し、もう無理！！
なにしに来たんだ？？
展望する場所なんてないじゃないか！
あれはイタズラ？
下りは滑って危ないし、足をひねりました（涙）
とにかく蛇とかでそうな雰囲気なので、超マッハで退散。

やれやれやれ・・・。
相変わらず誰も歩いていないなー。

栢野の大杉がある菅原神社に着きましたー。
ここまで歩いて来るのに、工事してる人意外、歩いている人に会えませんでした。
赤い車邪魔だよ。

先客おりまっせ。

お賽銭してお参りしました。

じゃーん
天覧の大杉として知られている、樹齢約2300年の大杉です。
立派！

見学を終えて外に出ると、まぁ素敵。
喫煙者になんてお優しい場所なのかしら！！
涼んで一服。
ここでボーっとしてたらお散歩号で登場した若い男女がガイドされながら見学してました。
ガイドはお散歩号の運転手さんのよう。
ここって、もしかしたら歩いて来るところじゃなくてお散歩号に乗って来る所なのかも。

平岩橋からの眺め。

わぁ〜
自然いっぱいの静かな景色。

本当に歩いている人がおりません。

とうがらし

このようにわかりやすい表示がありますので、非常にありがたかった。
ろくろの里には行かないよ。

上から見た
かじかはし

かじかはし

こおろぎ楼の駐車場には・・・

車1台でした

加賀藩式家書院造りの無限庵。

お宿に到着。
ただいま〜
2時間ちょっとの散策でした。

ほっとする空間に足を踏み入れ、仲居さんにアイスコーヒーを注文。

濃くて本当に美味しい♪

このみやこわすれの文字が好きだなー。

月見台で読書したり
（後ろには洗濯物を干しておりますが・・）

温泉も満喫し、何もしない贅沢を過ごしました。

夕食です♪

梅酒のソーダ割りを注文し、先付は
喉越し最高のとろろ吸と煮鮑鮨

とろろ美味しいな♪♪

先付

今日の造りは
甘鯛
ハモ
とりがい
くろむつ

女将さんがもってきてくれた紫蘇のお酒。
またもや楽しくおしゃべりですが、私が意味もなく登った天狗岩の所って、クマに注意の場所らしい。
クマって北海道のイメージがあるけど、こちらにもいるらしいです。
私があんな所で襲われても誰にも気づかれないわよ。

鮎のそうめん
2日連続の鮎でも、こんな出され方だと全然ＯＫ。
これが夏らしくて美味しかったよぉ♪

焼き物

焚き合せ
さっぱりで美味しかった♪

強肴
甘鯛のうろこまで揚げてありました。
サクサクで量もちょうど良し。

酢の物は
ハモ
今日はさっぱりでするっと完食
あっ昨日も完食ですが・・・

止椀
ごはんが本当に美味しいですよぉ。

アイスコーヒーとデザート
ご馳走様でした♪

9/7　晴れ
今日も良い天気です♪

朝から何度も温泉を満喫。
汗がね、すぐでてくるんですよぉ。
お肌もつるりん。

朝食

焼き魚はカマスです。

茶碗蒸しも優しいお味で、こだわりをかんじる。

食後のアイスコーヒーを頂き、ゆっくりまどろみます。

ゆっくり過ごさせていただいた、こおろぎ楼さん
お部屋ともお別れです。

お世話になりました。

帰りはスムーズに行く為に、空港までタクシーで行きます。
女将さんたちに手を振られ、さようなら〜。
こおろぎ楼さんは、団体のお客さんを受け入れないので、
個人客だけです。
いつか又来たいなぁと思える、とっても静かな素敵なお宿でした。

空港まで40分ぐらいなのかな。
タクシーの運転手さんが、とっても人間味のある温かい方で、
山中温泉のことや小松にまつわる歴史の話とか、一生懸命説明してくれました。

しかしね、余裕をもって時間をみてるから気にしなかったけど、
空港までの道のりを、普通だと空いてるからかっ飛ばすところを、常に走行速度50キロでした。
安全運転はわかるが、う〜ん。
また遊びにきなさいという言葉もとっても優しかった。
静かな山中温泉は又是非来たい。

羽田に帰ります！！

いい天気だ。

帰りの飛行機はお隣不在。

なんかちょっと寂しいわ。

12時40分ごろ羽田に到着しました。
羽田で時間をつぶし、今度は釧路空港目指します。

おしまい

この旅行記へのコメント （2）

• さすらいの食いしんぼうさん 2012/09/23 03:45:14

  自分にご褒美！ですね。

  moonさん　はじめまして。
  
  「サライ」という雑誌があります。
  ちょっとイイもの、ちょっとイイところ、ちょっとイイ宿、ちょっと美味しいもの。華美じゃなくて本質を極めてるもの。
  そういうものをさりげなく探し出してきて読者に紹介してくれます。これ、moonさんの旅行記にとても通じるものがあります。
  
  拝見した山中温泉のこおろぎ楼。ボクが知ったのは渓谷の崖にへばるように建つ古い木造で、でも粋な雰囲気と主の気持ちが感じられる宿でした。それがこんなにきれいになって！でもコンセプトは見事なくらい変わっていませんね。
  
  仕事の第一線で働く日々にあって、激務の合間にさりげなく自分にご褒美をあげるmoonさんの、旅館の料理の膳を前に満足そうな笑顔を浮かべる姿、山の空気を吸い込みながら露天風呂で四肢を思いっきり伸ばしてる姿を想像してます。（あっ、コレ、エッチな意味ではないよ。）
  
  それではこれからもどうぞよろしくおつきあいください。
  
  さすらいの食いしんぼうより
  

  moonさん からの返信 2012/09/25 00:31:32

  RE: 自分にご褒美！ですね。

  さすらいの食いしん坊さんへ
  とても嬉しい事をおっしゃって頂きありがとうございます。
  早くに結婚し、仕事もずっと続けてきましたので、今年娘が大学卒業して社会人になったこともあり、去年から一人の旅を楽しんでおります。
  こちらこそ、今後とも宜しくお願い致します。
  
  moonより