2012/07/12 - 2012/07/20
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norisaさん
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海は地球の3分の2以上を占めています。
この海のストロマトライトによって酸素が生成され、現代の哺乳類や魚類が誕生しました。
海水の塩分濃度は我々の体の血液とほぼ同じです。
それは我々人類の属す哺乳類が魚類を祖先とすることと深く関係があります。
そう、海は我々生物の偉大なる母性であり子宮でもあったのです。
そして、また、石灰岩や砂浜は水棲生物によって生成されたものが大部分を占めます。
白い砂浜はもちろんカルスト台地なども海の営みの賜物です。
さて、日本は国土は狭いのですが、経済水域面積は何と世界第六位です。
またそこに存在する海水量や海底に眠る資源量ではさらに上位にランクされるようです。
海こそ日本が最も力を入れるべき場所かもしれません。
−−−−という大義名分を良いことに、また今年も海に、そして沖縄に帰ってきました。
今年で9回目、恐らく延べ60泊を超えることになります!
その沖縄の離島滞在の中でも最も楽しみにする島。
それは光り輝く無人島ですーーーーー。
名前を安慶名敷島(アゲナシクシマ)といいます。
世界有数の透明度を誇る慶良間諸島に中でも特に美しく、お魚も多く、サンゴも素晴らしいのが安慶名敷島です。
盛夏の一日、無人島で人生の疲れを癒しました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 船 JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
安慶名敷島(アゲナシクシマ)は無人島なのでもちろん定期船はありません。
個別に渡し船をお願いします。
往復1500円です。 -
今回は「アチュラマリーン」という船にお願いしました。
-
かなりの高速です。
海の色はエメラルドグリーンです。
どんなデジカメでも再現できる色域ではありません。
余りにも高彩度! -
-
船の右手には同じく無人島の嘉比島(ガヒ島)があります。
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左手に安慶名敷島が見えてきます。
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近づくと海の色が変わります。
海底のサンゴの砂に反射してライトターコイズブルーになります! -
無人島?!ですが先客がいます。
といっても20人以下でしょう。
皆さん、ここの魅力を知っていますね! -
無人島とはいってもトイレやシャワーの設備のある「観光無人島」は沖縄はもちろん、世界のビーチに存在します。
しかし、この座間味の無人島群は全く何もありません。
木陰すらない島も多いですから持ち物をしっかりしないと大変なことになります。
我々は折りたたみ式のテントやシート、水に食糧、簡単な薬品を持参しました。
特に真夏の沖縄の陽光はハンパではありません。
日焼け止めも効かないくらいなので肌を覆うTシャツやラッシュガードは必須のアイテムです。 -
この岩場の右手にサンゴとお魚が群れています。
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-
無人島とは言えシーズンの昼間には数十人の方が上陸します。
この日は20人くらいでしょうか。 -
さー、海へ!
シュノーケル装備は万全です! -
いきなり、可愛いサンゴにソラスズメダイの子供たちが群れています。
おーい!イジメの仲間外れなんかしちゃダメよ! -
目の前をオヤビッチャが素通りします。
挨拶させて!? -
ヤマブキベラは青い海の中では目立つ存在ですね。
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長さは1m以上もあるアオヤガラがnorisaの下を悠然と通り過ぎていきます。
全く人間を無視しています?! -
オニベラを追っかけている?のはどうやら青味オジサンノカッタのようです。
どんな悪さをしたのかな? -
君は一体!???
ミヤケベラですか?それとも?? -
こちらにケンカを仕掛けてくるヤツもいます?!
平和的にいきませんか?(笑) -
トゲチョウチョウウオ、ヤマブキベラ、セナスジベラが強烈なデッドヒートを繰り広げています。
ロンドンオリンピックの前哨戦のような豪華なエキシビションです!
とにかく魚の種類と数が多いのがこの島の特徴です。
ほんの1,2kmですがお隣の島では魚の数は見劣りします。 -
ヤリカタギですか?貴方は?
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うわ!人相悪すぎですね!
でも隠れなくてもいいよ。食べませんから(笑) -
海はあくまで静穏です。
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休憩と昼食を済ませます。
何しろ何もないところですから、水、食料、日よけは必須アイテムです。
トイレもありませんから万全の準備で訪れる必要があります。
しかし、それだけの価値はあります。 -
シュノーケルを外して島の中ほどを散歩します。
少ないながらも木の茂みもあります。
獣道のような小道に誘われました。 -
高台から見る海の美しさ!
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いやー!あくまでも高彩度です。
そして南国の風が独特なやすらぎを運びます。 -
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島の中ほどにはこんな岩場と崖もありました。
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何処から見ても海の微妙な青の変化に心躍ります!
シリアのアサド大統領にこの青さを見せてあげたいーー?!
少しは心も洗われるのでは?? -
日は高いものの午後も半ばを過ぎます。
島を離れる時間が近づいてきます。 -
どこに隠れるわけでもないのですが、この島との別れは切ないです。
これほどの透明度、透視度、魚影はなかなか類をみません。 -
-
さらば安慶名敷島!
来年またーー。
We Shall return!! -
帰りの海もあまりにも美しく、つい飛び込みたくなります(笑)
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-
座間味港には10分もかからないでしょうか。
今日の思い出はまた1年間温めておきます。
来年のこの時期に戻ってこれることを切望しつつーーー。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- poohfeeさん 2013/07/29 08:36:27
- カラフルな魚たち
- norisaさん、ご訪問、投票ありがとうございます。
本当にカラフルでたくさんの種類の魚たちがいますね。
また、魚たちの名前をよくご存知ですね。
私はさっぱりわかりません〜。
あの青いのとか黒い線が三本入ったのなどと呼んでいます。(笑)
やはり珊瑚が元気なところは、魚たちも多く集まりますし、成長に長い時間がかかる珊瑚を大事に守っていかないといけないですね。
また遊びに来ます♪
poohfee
- norisaさん からの返信 2013/07/29 17:38:34
- RE: カラフルな魚たち
- poohfeeさん
ご訪問ありがとうございます。
魚の名前については以下もご訪問くださると幸いです。
http://snorkelingparadise.web.fc2.com/index.html
norisa
PS:明日からまた旅の空ですーーー。
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- まつじゅんさん 2012/07/30 17:17:30
- 海は広いな、大きいな〜
- norisaさん、いつもご訪問ありがとうございます。
本当に南の海、沖縄の海ってとんでもない位、スケ−ル感が違う美しさですね。
また、陽の強さも半端ないですから、日除けは大変でしょうね。
もう、40年近い前になりますが、初めての飛行機で沖縄に行き、当時全日空が売り出していた、スカイホリデ−リ−フという珊瑚の離れ島に行ったことがあります。
今も久米島の名所のようですが、そこで2時間程泳いでいたら、Tシャツにバミュ−ダ−でしたので、腕や首筋、膝から下は完全なやけど状態。
ホテルの水シャワ−でも沁みて、夜痛くて寝れませんでした。
沖縄から帰っても、水ぶくれになって、通常生活に戻るまで1月近く掛かった苦い想い出があります。
でも、あのときの海の色、白い珊瑚礁のリ−フの美しさは、今でもはっきりと(痛さと共に)覚えています。
最近は鳥取の海でも海水浴を楽しむ人が少ない気がします。
海の家も活気が無いですし、無造作に海に飛び込むというようなワイルドな子供達が減ってしまいましたね。
日焼けは皮膚ガンになる等言われているのもあるでしょうが、昔は今の時期、真っ黒な子供達が走り回っていたように思いますが、最近は温度も高く、熱中症の危険もあり、中々海水浴が夏の遊びにはならないですね。
良い旅を!
matujyunn
- norisaさん からの返信 2012/07/30 17:42:13
- RE: 海は広いな、大きいな〜
- まつじゅんさん、
いえいえこちらこそ大変お世話になります。
おっしゃるとおり日焼けは大変なものです。
我々もシュノーケリングを始めたときは日焼けよりもヤケドでした。
そこで全身を覆うハイネックダイブスーツ、アクアシューズ、グローブ、さらにはスイムキャップなど完全防備です。
おまけに朝晩はビタミンCやEなど抗酸化サプリメントを飲んで内外から身体を守ります。
とにかく海の芳情さ、魅力には勝てません。
来年も沖縄かミクロネシアあたりに行きそうです。
今後ともよろしくお願いします!
norisa
-
- pedaruさん 2012/07/30 06:12:55
- リフレッシュ
- norisaさん
いつもの様にnorisa節で格調高いプロローグ、そして始まる沖縄の世界。
朝のぼーっとした頭が、この旅行記でしゃきっとしてきました。私とは
無縁の海の景色、この世界を知らないなんて、人生の忘れ物をしたような
ものだと、きっとnorisaさんは思うでしょうね。
今日は朝からいいものを見せていただきました。船のチャーター代が1500円
とは想像を裏切る安さで一瞬笑ってしまいました。
写真の美しさで、そのすばらしさは伝わって来ましたよ、多分、100分の1
位でしょうがね。
pedaru
- norisaさん からの返信 2012/07/30 06:28:12
- RE: リフレッシュ
- pedaruさん、
いつもながらご親切な書き込みやご評価ありがとうございます。
プロローグはちょっと大げさすぎました。
ただ、我々人間の故郷であり、日本の生命線というのも確かではあります。
(それを口実に海に行くわけではありませんが(笑))
今回は9日も海でリフレッシュできて幸せ至極でした。
pedaruさんが海にご縁がないのは残念ですが、せいぜいnorisaのを見て疑似体験いただければ幸いです!
norisa
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