2012/07/08 - 2012/07/08
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GOTOCHANさん
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朝早く目覚めてしまい、外を見るとなんと快晴。無性に山に行きたくなりました。どこへ行くか検討する時間もないので、2週間前に登った岡山県の泉山にしました。とはいえ同じコースでは芸もないので、別のコースを歩くことにしました。
ササユリは満開で泉山はやはり花の山でした。
泉山データ:標高1209.1m(一等三角点、点名:泉ケ山)、中国百名山
登山コース:笠菅峠〜登山口〜泉山〜中央峰〜井水山ピストン 登り158分、下り128分(累計標高差約470m)
同行者:単独
登山体力度:★★★☆☆、コース難易度:★★☆☆☆(★が多いほど困難)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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快晴だったので登山することにしたのですが、中国山地の1000mを越える山は厚い雲に覆われていました。登山口のある笠菅峠は曇り。登山口付近は5台分の駐車スペースがあります。
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しばらくは林道歩きです。この林道沿いでも色んな花が咲いています。
ミヤコグサ(マメ科)です。花言葉は『また逢う日まで』『恨みを晴らす』『復讐』です。そしてこの日7月8日の誕生花です。 -
オカノトラノオ(サクラソウ科)。花言葉は『忠実』『貞操』。まだまだこれからです。
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ホタルブクロ(キキョウ科)。花言葉は『愛らしさ』『誠実』『忠実』『正義』など。
他に、ノアザミ、ハルジオン、ヤマアジサイ、ササユリなどが咲いていました。 -
10分ほどで泉山登山道入口です。その手前には駐車スペースがあり車で来ることも可能です。この日は軽トラが停まってました。あとで事情が分かります。
しばらくは疑似丸太の登山道で、薄暗い植林帯です。 -
その植林帯ではほとんど花はありませんでしたが、このツルアリドオシ(アカネ科)が咲いていました。
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登山道は突然このように視界が開けたり、雑木林の中を通ったり、植林帯を通ったりを繰り返しています。正面の山は角ケ仙です。
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高度を上げるとガスの中を歩くようになりました。この先で登山道はコースを左にとり、稜線に出ます。
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やがて笹原となり、反射板のところを通過。このあたりガスで視界は良くありません。
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イチオシ
笹原になると花が増えてきました。ヨツバヒヨドリ(キク科)です。花言葉は『清楚』。
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白色のヨツバヒヨドリ。
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北峰のピークを通過。いつの間にかガスは消えています。
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北峰のピークを越えると、笹原に『泉山』の刈込があります。これは鞍部を過ぎて泉山への登りになったところから見た風景です。実はこれは刈り込まれた直後で、私が通りかかったとき泉山山頂までの登山道の刈込の最中でした。登山道入口に停まっていた軽トラはこの作業員の車だったのです。
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泉山山頂までに見た花です。
キツリフネ(ツリフネソウ科)。花言葉は『じれったい』『私にさわらないで』。はい、さわりませんでした。 -
オオバギボウシ(ユリ科)。花言葉は『心の落ち着き』『沈静』。若葉は山菜として食することができるそうです。
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イチオシ
ウツボグサ(シソ科)。花言葉は『優しく癒す』『協調性』。2週前は麓の林道で咲いているのを見ましたが、登山道ではまだ咲いていませんでした。
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泉山山頂まであと少しというところで登山道の笹の刈込をしている作業員を追い越しました。刈り込まれる前は笹が登山道を隠すほど伸び放題です。
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泉山山頂に到着。反射板が見えます。多少は天候は良くなりつつあるのかな。
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泉山山頂では小休止ののち中央峰へ向かいました。その稜線はまさしく花街道と呼ぶにふさわしいものでした。
ウツギ(ユキノシタ科)はほぼ終わりです。花言葉は『古風』『風情』『秘密』。 -
イチオシ
ノアザミ(キク科)(花言葉は『私をもっと知ってください』)とアカタテハ(タテハチョウ科)。表紙の写真の蝶はミドリヒョウモン(タテハチョウ科)で、タテハチョウ科の蝶々はアザミがお好きなようです。
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そしてこの稜線で最も目立っていたのがササユリ(ユリ科)です。そして2週前にはあれだけ幅を利かせていたハナニガナはほとんどなく、ウツボグサが幅を利かせていました。
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イチオシ
大輪のササユリ。花言葉は『清浄』『上品』。この花目当てのハイカーがたくさんいました。
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花名不明
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オトギリソウ(オトギリソウ科)。花言葉は『迷信』『秘密』『盲信』『信心』『恨み』『敵意』。和名の弟切草は、この草の秘薬の薬効を漏らした弟を兄が切り殺したという伝説からで、そのためか縁起の悪い花言葉となっています。
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トリアシショウマ(バラ科)。花言葉は『来福』。なかなかいいですね。
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ノアザミの街道。
中央峰を越え、井水山までの登山道ではこの他に、キンポウゲ、レンゲツツジ、ハナニガナ、オオナルコユリ、コナスビなどが咲いていました。 -
井水山で昼食休憩しました。
井水山山頂から数分のところにあるのぞき岩に行ってみました。 -
のぞき岩に登り、下をのぞこうとしましたが、濡れていて滑るので恐ろしくてできませんでした。これが限界。
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下山途中にはヒュッテに立ち寄りました。井水山と中央峰の鞍部から少し外れたところにあり、登山道からはよく見えます。ただヒュッテまでの道は笹の藪漕ぎでした。
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ヒュッテの内部。充分宿泊できます。
あとは来た道を引き返すだけです。 -
天気が回復し、暑いです。ヒグラシが涼しげな鳴き声を聞かせてくれていました。
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笠菅峠に下山するとオカリナの音色が聴こえます。二人の女性が演奏されていました。
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奥津峡に寄り道。
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水の流れのあるところは涼しいです。
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オオバギボウシが咲き乱れていました。
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締めはやはり温泉。田んぼの真ん中にある鏡野温泉です。これはいかにも怪しい温泉です。なんでも内海プレス工業という会社の敷地内にあるのです。しかし、そのお湯はすばらしい。お湯をかけるといっぺんに全身の皮膚がヌルヌルスベスベです。泉質は低張性アルカリ性冷鉱泉。源泉の温度は18.9℃ですから厳密には温泉ではないですが、加温はなんと薪を燃やしてました。おすすめです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- rokoさん 2012/07/19 20:51:31
- この夏二度目の泉山
- GOTOCHANさん こんばんは
二週間後に同じ泉山へ行かれたのですね、
花街道とは素晴らしい〜(*^_^*)
ササユリが咲き乱れてるとは。。。
トップの画像、前回と同じくアザミと蝶 おやっと思いました。
同じ花に同じ蝶がいたのですか?
よく山野草、ご存じですね、
ツルアリドウシなんて小さな花にもよく気がつかれて、
しかも花言葉まで
お花のイメージにぴったりもあれば、キツリフネのように「じれったい」や「私にさわらないで」など面白いですね。
大輪のササユリ やっぱりきれい!
花言葉は『清浄』『上品』もピッタシ!
無人のヒュッテもあるんですね、寝具もあり充分宿泊できそう
山でオカリナ、風流な方がおられますね。
締めは温泉、今日もいい山歩きを楽しまれましたね。
私も来週、東北の山歩きを楽しんでこようと思っています。
roko
- GOTOCHANさん からの返信 2012/07/19 23:04:07
- RE: この夏二度目の泉山
- rokoさん、こんばんは。
いつもありがとうございます。
> 二週間後に同じ泉山へ行かれたのですね、
> 花街道とは素晴らしい〜(*^_^*)
> ササユリが咲き乱れてるとは。。。
ササユリの多い山です。ササユリ目当てのハイカーがいっぱいでした。
> トップの画像、前回と同じくアザミと蝶 おやっと思いました。
> 同じ花に同じ蝶がいたのですか?
蝶の種類は違うようですね。アザミを好む蝶々が多いようです。
> よく山野草、ご存じですね、
> ツルアリドウシなんて小さな花にもよく気がつかれて、
> しかも花言葉まで
いやいや、いろいろと調べているのですよ。花言葉は面白そうだったのでこれも調べました。これからしばらくはこのパターンでやっていきたいと思います。この日は花を見つけるためにゆっくり歩きました。
> 締めは温泉、今日もいい山歩きを楽しまれましたね。
泉山を再訪した一つの理由がこの温泉でした。ネットで調べると結構評価が高いので気になってました。
> 私も来週、東北の山歩きを楽しんでこようと思っています。
楽しんできてください。旅行記楽しみです。
GOTOCHAN
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