修験道、はじめました。　～ 山陰（２）・三徳山三佛寺 ～

2012/07/06 - 2012/07/08

人生初の山陰。
レンタカーで駆け巡るぅ＝３

エリア 鳥取

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

白兎海岸を後にして、
三徳山三佛寺へ向かう。

ちょっと疲れたので、
山道途中のパーキングで休憩。

そういえば、
朝からずっと運転だった。

相方さんは、すでに助手席で就寝中。

お寺の近くまで来た。

今日はお葬式なのか、
道の片側に、車がズラッと。
対向車が来たら、どうするんだっ！！

国宝の「投入堂」へは登山しなくてはいけないので、
投入堂を遠目で見られる遥拝堂へ行こうと思ったが、
どういけばいいかわからず。

とりあえず、三佛寺へ。

「水琴窟」というのがあって、
水をかけた。
キンキン・・・　雅な調べ。

「もっと、いっぱい！」

遠くの方からそんな言葉が聞こえてきたが、
気のせいかしら？

気のせいではなかった。
お坊主さんがあらわれた。

お坊主さんがおっしゃる通り、
水琴窟に水をいっぱいかけてみると、
雅な調べが華やかさを増した。

ありがとう。お坊主さん。。

それから５分間、お坊主さんのマシンガントーク。
とてもありがたいお話でしたが、
先程の「ありがとう」は取り消しさせていただこう。

お坊主さんから遥拝堂への行き方を聞いたので、
本堂を参ったあと駐車場に戻ろうとしたら、
相方さんが突然やる気を出した。

「登らない？」

登るとは、遥拝堂へ・・・？
時間がありませんが・・・？
まだ長距離運転するのですが・・・？

こういう場合、
男に拒否権がないのは言うまでもなく、
投入堂登山は決定された。

まずは、手続き。

「靴がダメ。荷物はリュックへ。」

言われるままわらじを履き、荷物はリュック。
そして、輪袈裟（わげさ：たすきのようなもの）をつけて出発。

開始５分後の会話。

相方「行き止まりでしょうか？」
自分「行き止まりに見えますが、どうやらこれが道のようです。」
相方「それは残念です。」
自分「・・・。」

ガイドブックには、
「参拝プチ登山体験へＧＯ！！」
と軽いノリで書いてたけど、

ヒジョーに危険です！！

軍手はないし、
水も５００ｍｌしかない。
余分な荷物もってきちゃったし、
相方さんはヘビ見て絶叫（発狂？）。
無傷で戻れる保証はございません。

途中、何度も引き返そうと思ったけど、
ようやく投入堂に到着。

ヤッター！
と思いきりよろこぶ場面でしょうが、
帰りのことが不安。

山登りは、帰りのが危険！

でも、とにかく達成感。

断崖絶壁に堂々とたたずむ、投入堂。
それを見つめる、われわれ。

相方「投入堂でしょうか？」
自分「たぶん、そうでしょう。」
相方「それはよかったです。」
自分「・・・。」

下山をしていたら、
相方さんが「ここは行かないの？」とボソリ。

「いっ、行きますよ。」

ということで、
ひとりで荒々しい岩肌をくさりで登ることになった。

上から眺める景色は、ふつー。

結局、登山は２時間かかった。
早く宿へ行かねば。

今夜の宿は、皆生（かいけ）温泉の海潮園。
と宿の話をしたいとこだが、
宿までの道のりが大変だった。

ガチの大雨。

ワイパーを最大にしたのに、
視界はわずか。
予定では、鳥取の名山・大山を仰ぎ見たかったが、
当然ながら見ることはできず。

結局、予定より１時間遅れで
宿に到着した。

海潮園は、廊下までもが畳敷きの宿。
スリッパを履かないフシギ感はあったけど、
かなりいい感じ。

夕食は、食べきれないほどの海の幸。
えび・かに・のどくろ・あわび・・・
もう大満足♪

地酒もいいラインナップで、
食事とも相乗効果だったぜぃ

明日は石見銀山でサイクリングの予定だけど、
どうやら大雨らしい。

この旅行記へのコメント （2）

• わんぱく大将さん 2012/10/26 08:19:14

  投げ入れたか？

  おま。ちゃん(勝手に変えたでえ）
  
  投げ入れ堂に、彼女さんを(今は奥方？）を投げ入れたんじゃないやろね？
  実は、私も行ったとき、脚を捻挫してて。くそう、次回こそはと思いつつ。で、次の年も、あれから１つ、年もとったし、辞めよか？と。
  いつ、いくんじゃい？！　　予行演習のつもりで見せてもらいました。
  ありがとさんです。
  
  　大将

  おま。さん からの返信 2012/10/26 11:35:35

  RE: 投げ入れたか？

  奥方様を投げ入れようとしたのですが、
  持ち上がらず。
  
  奥方様が肥大化しているからと思われ。
  
  次回こそは、決行ですか？
  
  歳はとっても、心は錦。
  
  おま。