2010/08/10 - 2010/08/13
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だいさん
中国でパンダ三昧してきた様子をUPしておきますね。パンダ好きの皆さんの参考になれば幸いです。
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2010年7月、王子動物園へパンダを見に行った帰り道、2008年四川大地震のことを思い出しました。 大地震によってパンダたちがショックを受け、動かなくなったというニュースのことです。そのパンダたちはどうしてるのかな?ととても心配になり、中国へ行くことにしました。思い立ってから行くまで一ヶ月の衝動買いならぬ衝動旅行!?短い時間ながらも中国でパンダたちと触れ合ってきたのでその様子を記します。
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8月10日 1日目 関空→北京→成都(泊)
8月11日 2日目 成都パンダ繁育研究基地→成都市内観光→雅安(泊)
8月12日 3日目 雅安碧峰峡パンダ保護研究センター→成都(泊)
8月13日 4日目 成都→北京→関空 -
雨降りだとパンダはパンダ舎に入れてしまい屋外で見れないと聞いてたのでとにかく天気だけが心配でした。天気予報では11、12日が雨予報で案の定、到着日の夜は一晩中激しい雷雨でした。でも朝起きて真っ先に外を見ると快晴ではないももの雨は止んでいて、ほっ。パンダを見るには行動が活発な午前中がベスト。朝、早速、成都パンダ繁殖研究基地へ。ここには和歌山のアドベンチャーワールド生まれの幸浜などたくさんのパンダが日本から戻っています。実はその子たちと再会することも楽しみのひとつでした。
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竹林を抜けるとパンダたちがあちこちにいるわいるわー。しかもラッキーなことに産まれて2週間ほどの赤ちゃんパンダも間近で見ることができました。赤ちゃんパンダは写真撮影禁止だったのが残念ですが、とにかく感動の連続でした。そしてここではパンダを抱っこしての写真を撮ることができます。運良く、この日の1番目の撮影でした。1000元(約15000円)とやや高いんだけど、子パンダを連れてきてくれて膝の上にちょこんと乗せてもらって記念撮影。毛はやわらかく、見た目ほど重くありません。超ご満悦。
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ジャイアントパンダだけでなくレッサーパンダもたくさんいます。食事中のレッサーパンダたちです。
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やる気なしパンダ1号、足ダラーン。
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やる気なしパンダ2号、暑いぞー。
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やる気なしパンダ1〜5号、総倒れー。
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ちょっとヘンな日本語の案内板。
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成都パンダ繁育研究基地を満喫した後は、市内に戻ってランチです。地元の人が大勢入ってる店を選びました。
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8月の成都は日本の蒸し暑さ以上に蒸し暑く、四川料理も辛くて辛くて汗ダラダラ。でも地元の人が大勢入ってるだけあって美味しかったですよ。成都名物の鶏の足料理は遠慮しましたー。
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ランチ後は武候祠を訪れました。三国志好きの人ならたまらない場所でしょう。ここは三国時代の蜀の王、劉備玄徳と丞相諸葛孔明を祭る廟だそうです。ビックリするほど広大な境内に大門、二門、劉備殿、過庁、諸葛亮殿の五つ主体建築があり劉備殿には金泥の劉備像が安置され、側棟には関羽、張飛ら文官、武官の塑像がどーんと見学者を見降ろしてるかのようでした。孔明を称えた石碑が有名で唐の時代に著名宰相裴度が作った碑文、書法家柳公権が書いた書、名匠魯建が彫ったものだそうです。見事な石碑でした。
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車に乗って高速道路で成都から雅安まで約150km移動です。途中、休憩も兼ねて四川省名山県にあるお茶屋さんへ立ち寄りました。これまた暑い中、熱いお茶で汗ダラダラ。それから宿のある碧峰峡というところへ向かいましたが、見える山々はものすごく高いし、流れる川は濁流。豪雨の後だったこともあり、道路に迫り出してる絶壁からは滝のごとく水が落ちてきます。この世のものとは思えないほど豪快かつ崖崩れがいつ起こっても不思議ではない景色が正直怖かったです。この時ばかりは冷や汗ダラダラ。
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ちなみに碧峰峡は雨が多いらしくて一年365日の中で300日ぐらい雨が降ると言ってました。なので、宿の部屋の中も湿気でカビっぽく、しかもシーツなど気持ち悪いぐらい湿ってて涙目でした。コテージチックな宿で数部屋でひとつの共用スペースがあって、これがまた悲惨でした。周囲の部屋は全て中国の人たちがお泊りで、その共用スペースで深夜まで麻雀大会です。パイがジャラジャラする音だけならまだしも、みんな声がでかい。寝るに寝れず、雰囲気的に怒るに怒れずって感じでした。
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今日はいよいよパンダの飼育体験ボランティアです。朝から気を取り直してホテルから徒歩でパンダ保護研究センターへ向かう碧峰峡のゲートへ向かいました。向こうに見える山々の高いこと。ここからパンダ保護研究センターのゲートまでバスに乗って向かいましたが、バスの運転は荒っぽいし中国人のマナーの悪さに発狂寸前でしたがパンダに会えることを楽しみにこんな山奥まで来たので我慢我慢。今日はここで一日頑張るぞー。
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ここがパンダ好き憧れのパンダ保護研究センターのゲートです。開門と同時に基地に入って手続きをします。しかーし、健康証明書が必要と言われました。ありゃ?日本から送ったはずと伝えると届いてないと言われました。ここまで来て目的を果たせないのは辛いゾと思ってたら、健康証明書がなくてもノープロブレムという返事。適当だにゃー。でもその適当さに助けられました。苦笑。
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ここの敷地も半端なく広く、パンダたちを半野生状態で見れます。ボランティア用のつなぎを手渡されましたが、下調べが不十分だったのか別料金で150元を取られ日本人特別価格!?仕方がないので言われるがまま払って着替えましたが、生地が厚くてこれがまた暑いのなんのって。でもパンと触れ合えるので我慢我慢。研究員?飼育員?から簡単なレクチャーを受け(実際は白板を読むだけー)パンダ舎へと向かいました。
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記念すべき今日一日お世話するパンダは陽陽(ヤンヤン)くんと友友(ユウユウ)ちゃんでした。
俺「ヨウヨウ」
飼育員「ヤンヤン」
俺再び「ヨウヨウ」
飼育員再び「ヤンヤン」
俺「ヤンヤン」
飼育員「OK、ヤンヤン」
俺、負ける。。。 -
早速、パンダ舎の中に入って竹ぼうきやモップで掃除したり、枯れた笹を捨てたり、○○○を捨てたり。中国でも笹が不足しているらしく、毎日あちこちから笹を山積みした大きなトラックで運ばれてくるそうです。新鮮な笹が命だということがよくわかりました。もちろん、その笹をパンダ舎に運び入れるのも仕事でした。滝のように流れる汗もなんのその、頑張って働きました。あっという間に午前の部終了。
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午後は基地内にいるパンダたちをゆっくり見れると思いきや、午後もパンダたちの世話らしい。うげー、もう疲れたじょーと思いつつ、午後は午前の2頭+4頭のパンダたちの世話をすることに。っていうか、午後は飼育員の男性は事務所でお昼寝!?女性2人にボランティア(自分)を任せたようです。なので笹を運んだりする力仕事は全て任されました。
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6頭分の笹を運んだ後、おやつも作りました。笹以外にビタミン補給用として、とうもろこし、お米、笹、卵を混ぜたおやつを与えるんです。手でこねこねしておやつを作るのも楽しかったです。ちなみに与える時間や量はちゃんと管理されていて、どのパンダにいつどれだけ与えたのか記録もしました。
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おやつをあげるために陽陽くんと友友ちゃんのところへ。おやつをあげると器用に受け取り口の中へ。目の前にパンダがいて自分が作ったおやつを食べてくれます。も、も、もかわいいのひとことでした。しかも、ひとりきりというか貸し切り状態。も、も、も、写真撮りまくりー。こっそり日本に連れて帰りたくなりました。そんな感じで9〜16時ぐらいまでパンダたちの世話をしました。ボランティアは大変でしたが、貴重な体験ができたと思います。
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旅の最後の夜のことです。たまたまテレビを見ていたら、和歌山で双子のパンダ赤ちゃんが産まれたというニュースをやってました。8月か9月に産まれると聞いていたのですが、産まれたのですね。思わず記念にテレビ画面を撮りましたよー。中国ではパンダは国宝だし、嬉しいニュースなんだろうなと。そして、これは日本に戻ったら和歌山へ行けというメッセージだと勝手に思いました。
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パンダボランティア証明書
2010年8月12日 -
これが今回の旅で一番お気に入りの写真(*⌒―⌒*)v
お食事中の陽陽くん。
最後にお礼として穏やかな表情でカメラ目線してくれました。
いつまでも元気でね、謝謝、再見、陽陽♪
追伸、
2011年に日本の上野動物園にやってきた力力くんと真真ちゃんはこのパンダ保護研究センターからやってきました。そう思うととても親近感があります。先月(2012年6月)はじめて上野動物園へ行きましたが、力力くんと真真ちゃんに心の中でこう尋ねました。陽陽くんと友友ちゃんは元気だった?と。
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