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西表3日目<br />この日はダイビングは休み。3日連続で潜らないことにしているから、3日目は必然的に山か川になる。<br /><br />今回は、これまた何回もお世話になっている「ロビンソン小屋」の高市氏にガイドを依頼。<br />「西表を知り尽くした」という看板に偽りはナシ、西表17年は伊達ではない。<br /><br />で、今回は「誰も行かないようなマニアックなところ」という曖昧漠然無理難題のリクエスト。<br />高市氏のチョイスは、西田川の源流だった。<br /><br />ピナイ川の支流、西田川をカヌーで遡上。途中でカヌーを降り、そこから山道を「西田川の滝」を目指して歩く。<br />この「西田川の滝」も3年ほど前、高市氏に連れてきてもらった場所だ。その当時は「知る人ぞ知る」場所だったが、いつの間にか有名になって、今じゃ「サンガラの滝」などと呼ばれている。<br /><br />滝へのルート入口付近で、アカショウビンに遭遇!<br />幸運にも、かなり至近距離でじっくりと観察できた。<br />あいにく、カメラがすぐに出せず、撮影は断念。

西表 2012 海と山を堪能する ~山編~

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2012/06/16 - 2012/06/23

552位(同エリア2031件中)

旅行記グループ イリオモテの山と川

4

27

琉球熱

琉球熱さん

西表3日目
この日はダイビングは休み。3日連続で潜らないことにしているから、3日目は必然的に山か川になる。

今回は、これまた何回もお世話になっている「ロビンソン小屋」の高市氏にガイドを依頼。
「西表を知り尽くした」という看板に偽りはナシ、西表17年は伊達ではない。

で、今回は「誰も行かないようなマニアックなところ」という曖昧漠然無理難題のリクエスト。
高市氏のチョイスは、西田川の源流だった。

ピナイ川の支流、西田川をカヌーで遡上。途中でカヌーを降り、そこから山道を「西田川の滝」を目指して歩く。
この「西田川の滝」も3年ほど前、高市氏に連れてきてもらった場所だ。その当時は「知る人ぞ知る」場所だったが、いつの間にか有名になって、今じゃ「サンガラの滝」などと呼ばれている。

滝へのルート入口付近で、アカショウビンに遭遇!
幸運にも、かなり至近距離でじっくりと観察できた。
あいにく、カメラがすぐに出せず、撮影は断念。

同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
JALグループ
旅行の手配内容
個別手配

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  • 山に入った直後、出た!<br />ハブである。<br />とぐろを巻いて戦闘態勢だった。間一髪、本当に危なかった。

    山に入った直後、出た!
    ハブである。
    とぐろを巻いて戦闘態勢だった。間一髪、本当に危なかった。

  • 汗だくになって到着、西田川の滝。<br />美しい滝だ。<br /><br />西田川の滝を目指すツアーはここまでだが、今回はこの先を目指すというもの。

    汗だくになって到着、西田川の滝。
    美しい滝だ。

    西田川の滝を目指すツアーはここまでだが、今回はこの先を目指すというもの。

  • 滝の上はこんな感じ。<br />意外にも大きな岩盤の上を静かに水が流れるという、ちょっと変わった風景。<br />カンピレーのミニチュア版と言った風情。

    滝の上はこんな感じ。
    意外にも大きな岩盤の上を静かに水が流れるという、ちょっと変わった風景。
    カンピレーのミニチュア版と言った風情。

  • ここから先は文字通り沢登り。<br />渓流とごつごつとした岩、滑りやすい苔と格闘しながら進む。<br /><br />それにしても、川の中には巨大なテナガエビがこれでもかと言うほど見られた。

    ここから先は文字通り沢登り。
    渓流とごつごつとした岩、滑りやすい苔と格闘しながら進む。

    それにしても、川の中には巨大なテナガエビがこれでもかと言うほど見られた。

  • 登ってきた道を振り返る

    登ってきた道を振り返る

  • 晴れていたので助かったが、曇天や雨だと気が滅入るだろう。

    晴れていたので助かったが、曇天や雨だと気が滅入るだろう。

  • 小休止した場所<br /><br />わかりにくいが、正面の岩壁も滝。

    小休止した場所

    わかりにくいが、正面の岩壁も滝。

  • ここも岩盤の上を水が流れていて、不思議な光景。

    ここも岩盤の上を水が流れていて、不思議な光景。

  • こんな感じで川を遡っていく。<br />水に浸かっているおかげで、汗だくにならずに済む。

    こんな感じで川を遡っていく。
    水に浸かっているおかげで、汗だくにならずに済む。

  • ゴール直前の滝。<br /><br />もちろん名前はない。<br />ここまで、西田川の滝からざっと2時間の道程。(途中、昼食休憩あり)

    ゴール直前の滝。

    もちろん名前はない。
    ここまで、西田川の滝からざっと2時間の道程。(途中、昼食休憩あり)

  • その無名の滝の上まで登ってみた。<br />亜熱帯の樹木の濃い緑が広がるばかり。<br /><br />滝を降り、ルートに戻る。<br />ゴールは目前。

    その無名の滝の上まで登ってみた。
    亜熱帯の樹木の濃い緑が広がるばかり。

    滝を降り、ルートに戻る。
    ゴールは目前。

  • 遂にゴール・・・<br />と言っても、これ以上進めないからなのだが(笑)<br />大きなヒカゲヘゴがそびえ立っていた。

    遂にゴール・・・
    と言っても、これ以上進めないからなのだが(笑)
    大きなヒカゲヘゴがそびえ立っていた。

  • それでもまだこの先も川は続く。

    それでもまだこの先も川は続く。

  • 周囲はこんな感じで、腰を下ろす場所もない。<br />一息ついて、引き返す。

    周囲はこんな感じで、腰を下ろす場所もない。
    一息ついて、引き返す。

  • 途中で見たかえるの卵

    途中で見たかえるの卵

  • 西田川の滝まで戻ってきた。<br />まだ昼過ぎ。強い陽射しを浴びて、滝がきれい。

    西田川の滝まで戻ってきた。
    まだ昼過ぎ。強い陽射しを浴びて、滝がきれい。

  • ここに来たら、コレをやらないと(笑)

    ここに来たら、コレをやらないと(笑)

  • 一気に下山。<br /><br />再びカヌーに乗り、ピナイ川との合流地点まで行くが、ピナイ川河口付近は干潮で水が引きまくっていた。

    一気に下山。

    再びカヌーに乗り、ピナイ川との合流地点まで行くが、ピナイ川河口付近は干潮で水が引きまくっていた。

  • ピナイサーラ遠景<br /><br />数日前の雨のおかげで水量は豊富。

    ピナイサーラ遠景

    数日前の雨のおかげで水量は豊富。

  • 干潮ともなれば、やはりコレ<br /><br />ミナミコメツキガニ<br />球形の体が面白い。

    干潮ともなれば、やはりコレ

    ミナミコメツキガニ
    球形の体が面白い。

  • 時間がまだあるということで、一気に東部の仲間川付近まで足を伸ばす。

    時間がまだあるということで、一気に東部の仲間川付近まで足を伸ばす。

  • 東部のマングローブ林の特徴として、ヒルギダマシがある。<br />これは西部には見られないらしい。<br /><br />ちなみに、西表では、ヤエヤマヒルギ、オヒルギ、メヒルギ、ヒルギモドキなどのマングローブが見られる。

    東部のマングローブ林の特徴として、ヒルギダマシがある。
    これは西部には見られないらしい。

    ちなみに、西表では、ヤエヤマヒルギ、オヒルギ、メヒルギ、ヒルギモドキなどのマングローブが見られる。

  • これはオヒルギだろうか?<br />1本だけポツンと。<br />しかし、このように孤立した苗は育たないらしい。

    これはオヒルギだろうか?
    1本だけポツンと。
    しかし、このように孤立した苗は育たないらしい。

  • ヤエヤマヒルギの根元を見てみたら、フジツボが寄生していた。満潮ともなれば、このあたりまで水に浸かるということだろう。

    ヤエヤマヒルギの根元を見てみたら、フジツボが寄生していた。満潮ともなれば、このあたりまで水に浸かるということだろう。

  • ヒルギダマシの呼吸根

    ヒルギダマシの呼吸根

  • マングローブ林の中を歩く。<br />注意深く見ると、様々な生物がしぶとく生きていることがわかる。<br />カニやウミニナ、ミナミトビハゼも見かけるし、「パチン!」という音はテッポウエビの威嚇音だ。<br /><br />------------------------------<br /><br />海の中とはまた違う、生き物たちの息吹を感じた一日だったる。<br /><br />明日はまた海の中〜〜。

    マングローブ林の中を歩く。
    注意深く見ると、様々な生物がしぶとく生きていることがわかる。
    カニやウミニナ、ミナミトビハゼも見かけるし、「パチン!」という音はテッポウエビの威嚇音だ。

    ------------------------------

    海の中とはまた違う、生き物たちの息吹を感じた一日だったる。

    明日はまた海の中〜〜。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • 哈桑湖さん 2013/01/19 04:12:41
    ハブ
    琉球熱さま
    まだ大学生で、若かったころです
    石垣島のユースホステルで宿泊したのです。
    ユースに宿泊の男女10人の大学生が、西表島の山に入ろうと。

    私のみハブが怖いので、参加しませんでした。
    全員無事に戻ってきました。
    凄く良かったと。

    でもハブはやはり、出没するんですね。
    でも写真まで撮影できるとは、凄いですね。

    琉球熱

    琉球熱さん からの返信 2013/01/19 22:17:18
    RE: ハブ
    書き込みありがとうございます。

    西表の山に入った方たち、無事帰還でなによりです。
    西表の山、特に島を横断するコースは悪路が多く、迷いやすく、そのため事故も多いそうです。
    行方不明者も時々出ています。

    〜〜〜〜〜

    ハブは私も初めて見ました。
    本当に驚きましたね〜
    ガイド氏が危うく咬まれるところでした。
  • norisaさん 2012/09/05 06:08:07
    ハブ
    琉球熱さん

    ハブっているんですね。

    はじめて見ました。

    沖縄は山に入ったら要注意ですね。
    参考になりました。

    でも風景ハキレイですね。
    今度チャレンジします!?

    norisa

    琉球熱

    琉球熱さん からの返信 2012/09/05 21:07:47
    RE: ハブ
    norisaさん

    投票いただきありがとうございます。

    沖縄には随分通っていますが、私も野生のハブは初見でした。
    さすがに驚きました。

    西表は本当に手付かずの自然が残っているので、とても気に入っています。
    「手付かずの自然」は時として人間を拒絶しますが。

    今回私が行った西田川源流は、それほどハードではないので、ガイドさえ付いていれば誰でも行けると思いますよ。

琉球熱さんのトラベラーページ

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