国営備北丘陵公園でちまきづくり・七夕飾り・カブトムシ☆神石高原ホテル泊

2012/06/30 - 2012/07/01

神石高原は岡山県と広島県にまたがる地域で、帝釈峡がすぐ北にあります。
今回、神石高原ホテルに泊まるのを目的に、近くで子供たちが遊べそうなスポットを探しました。見つけたのは国営備北丘陵公園です。
この公園は平成7年に開園していて施設も新しい。とにかく敷地面積が広く、車で移動する方がいいです。中国自動車道の庄原ICからすぐです。

6月30日から「カブトムシドーム」がオープンしています。昆虫にまったく興味のない私でも結構楽しめました。まして、5歳くらいの男の子たちは目が輝いてつんつん触っていましたよ。

もっぱら興味のある「体験学習」をもとめて、今回は土日限定で「ちまきづくり」と「七夕飾り」、「木工工作」の3点を体験してみました。

エリア 帝釈峡・比婆山・神石高原(広島)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: レンタカー

兵庫県の加西ＳＡで休憩です。加西ＳＡでは懐かしい昭和の時代を復元したお店がありました。でも壁だけで中に入れません。

五百羅漢像が市内にあるらしいです。
最近高速道路を利用して思うのは、サービスエリアがとても楽しくなっていることです。
この加西ＳＡも下の写真の通り、まずトイレが抜群にきれいです。伊勢自動車道の刈谷（愛知県）ＳＡもトイレが高級ホテル並みですし、観覧車まであります。あと淡路ＳＡにも観覧車がありこちらは明石海峡大橋の景色がすばらしいです。

女性トイレには箱庭まであります。

各トイレの上にはしゃれたポップで洋式和式、子ども対応などわかりやすい表示です。

広島県庄原市は岡山県のすぐ隣です。庄原ＩＣからすぐです。
まず入り口で公園内の行きたい場所を言うと、第○駐車場に止めてくださいと教えてくれます。
第7駐車場まであるんです。
入園料は大人400円、小中学生80円！安っ！
駐車量は300円／1日　安っ！
国営の公園は運営費を安く抑えています。

あまりに広い敷地なのでレンタサイクルもあります。当日残念なことの小雨でしたので乗れませんでした。
2時間レンタル大人250円です。電動もあるので楽かも。

公園の中心部にある第1駐車場に車を停めます。
ここはひばの里（里山の暮らしを体験できる家があります）や中の茶屋（レストラン、バーベキューコーナー）に近い駐車場です。
いこいの森というのは6/30からオープンしているカブトムシドームがあります。第1駐車場からは徒歩40分！だそうです。広さがうかがい知れます。

ひばの里に入ると昔の田んぼの風景が広がります。水路も流れていて菖蒲がきれいです。

焼き物工房では土日限定で、七夕つくりが体験できます。
一人300円で本物の笹に折り紙で作った飾りや紙風船をつけます。
とても親切、丁寧に折り紙の織り方も教えてもらいました。
最後にお願い事を書いた紙をつけて完成です。
この子たちのお願い事はなんでしょう(^.^)
親としては将来大きくなったら何になりたいという大きな目標を書いているのかな？と期待しましたが、
「おけいこ4級合格できますように☆」
と平凡なものでした)^o^(

飾り物の折り紙です。

この時期はアジサイがきれいです。焼き物工房の先にはアジサイ園があって群生してます。

さらに奥に行くと神楽殿もあります。七夕の飾りがいっぱい。

わら細工教室のできる下の農家の庭にも七夕飾り。

お昼はひばの里の近くの、「中の茶屋」。
古代米のごはんおいしかった。そばやうどんの軽食が多いです。

晴れていたらバーベキューもいいなあ。

つぎは笹ちまきづくり。
5本で500円です。でも家族みんなで参加できます。
熊笹が園内で取れるそうで、それにお米の粉、砂糖の粽を包みます。
形を丸めて熊笹で包むところまでします。

昔ながらの農家の軒先。

ちまきを15分蒸します。

大きな続きの和室でお茶と大根の漬物で接待してもらいます。

たぶん地元の方たちがボランティアでちまきづくりを教えてくれているんでしょうね。

熊笹はとても大きです。

材料はとってもシンプルなのに蒸したてなので甘さが程よい。鼈甲色に染まった大根の漬物とよく合います。

さてカブトムシドームがオープンしてます、とせっかく教えてもらったので第7駐車場まで車で移動。
本当にドームで囲ってます。
30匹以上はいるでしょうか？

カブトムシを持つときは背中のとがったとこをそっと持つそうです。足がもげないように・・・そーーーと。
この日はゼリーを水と柔らかくしたものを食べさせていました。

小さい男の子たちは地面にすわって観察。

今日の宿は神石高原ホテル。ツネイシホールディング（造船会社）の所有です。サンワというホテルだったそうですが、施設はリニューアルできれいです。神石高原は帝釈峡にちかくなので紅葉の時期がベストシーズンでしょうね。備北丘陵公園から車で1時間半くらい。遠いです。
しかもこの日は霧がすごくて運転が怖かった。
山の上にホテルはあります。
どこまで駐車場か霧でわかりません。

正面に入るとすぐ瀬戸内海が見える大きな窓があります。霧がなければ、瀬戸大橋が見えるそうです。

ロビーは黒と茶を基調として落ち着いた雰囲気です。宿泊客も当日は少ない様子。庭園が1万坪もあり、茶室も3つあるので散策にぴったり。でも霧では・・・どうしようもありません。

ロビーが1階、2階が私たちの部屋でした。2階には大浴場があるので、本当は靴に履き替えるべきところ、部屋のスリッパでそのままお風呂場へ。バジャマもワンピースタイプで浴衣が苦手な人にはいいです。露天風呂もないのでちょっとさみしいですが、この日はこのとおり貸切状態。

夕食は1階のレストランで。レストランは1階の１箇所だけですが、入り口が２つあり、山側と庭園側の２つです。個人客は山側を案内されました。
翌日の朝食バイキングは庭園側を案内されました。

宿泊プランは1泊朝食付きで4500円です！夕食はレストランのメニューからディナーコースA　メインが魚か肉を選ぶタイプです。
他にもハンバーグ定食など2千円からあります。
周りには何もお店はないので結局このレストランで食べることになりますが、洋食でいいならこのホテルは安く宿泊できおすすめ。

メインが魚と肉だと5500円です。値段としては普通でしょうが、ボリュームはあまりないので、ガッツリ食べたい人向きではないです。

お子様プレートは1200円です。これにオレンジジュースは付くのですが、デザートはなしです。でもおいしさはぴか一らしい。

オムライスおいしい！おかわりしたいなあ」子どもは無邪気です。

魚のソテーはだしがおいしい。

デザートはブルーベリーソースのケーキ、シャーベットとフルーツ。

朝食はバイキングなので、和食好きの人はたくさん食べれます。

パンはバターロールしかないのがちょっと不満。

生卵が自分で割れて子供に受けてました。

1万坪の日本庭園「東林苑十八景」があるのでさっそく朝食後散策に。

ちゃんとレストランの外に古い雨傘が何本も用意してあるので親切です。

茶室「双忘亭」は特別に朝8時から開けていただいているそうで、霧の中どこにあるか探します。
かえって霧があってなかなかどっちに行けばいいかわかりにくくて、オリエンテーリングの気分でたのしかったです。

しかも亭内はとても広い和室と離れの茶室があり、さらに探検気分。

昔の家っておもしろい。

茶会に使われるのでしょうが、とても素敵なところです。
次回神石高原ホテルに来るときは是非、晴れた日に来て、庭園と瀬戸大橋を眺めたいものです。