2012/05/23 - 2012/05/23
341位(同エリア435件中)
まりも母さん
茨城の有名な個人宅のバラ園に行きました。
つくば市の藤沢邸は、元つくば市長さんのおうちで、広いバラの庭園があるおうちです。
もうひとつ、常総市の坂野家のお庭はイングリッシュガーデン風で、
こちらも広いお庭に沢山のバラが植えられています。
どちらもきれいに手入れされたバラとガーデンインテリアやオーナメントで造られたお庭で、
洋書の写真のような素敵なコーナーが随所にあるのです。
バラ好きな女性が沢山やってくるのもよーく判る素敵なガーデン。
バラの花の最盛期にはちょっとだけ早い訪問でしたが、
良い香りと美しい沢山の種類のバラを見て、
こんなに広いお庭をきれいに咲かせるのは、一年中お手入れしないとならなくて、大変なんてもんじゃないだろうな・・・と
ご苦労を想像しつつ、楽しませて頂きました。
どちらのお庭も観光バスも来る、バラやお花好きには超有名な場所です。
でも・・・こんなお庭が私邸のものだなんて・・・。
見れば見るほど、驚きです。
帰宅後、自宅のバラの手入れについ、力が入ったのは言うまでもありません・・・。
表紙画像は「ローズガーデン坂野」のバラの小路です。
旅行記へのアクセスが多いのですが、2012年当初と情報が異なってきましたので、2017年5月現在の情報に一部変更を追記します。
(閉店したお店、リンク先など)
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
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つくば市の藤沢邸
場所は、茨城県つくば市古来458
土浦学園線にある交差点を入って少しの場所なので、つくば市でも土浦に近い感じの場所です。
表の学園線からは見えないので、マップなどで場所を確認して行くと良いです。
バラのシーズンは、道路側のフェンスにもたくさんのバラが咲いているので、
私邸ではありますが、すぐに判ります。
でも?個人のお宅の庭と思って行くと、その広さ、規模の大きさにたまげます。
観光バスも来る位で、すぐ近くには駐車場に利用できる空き地もあります。
(ただし未舗装の為雨の後はドロドロです)
ガーデンの入り口には大きなアーチがかかり、”藤沢勘兵衛 名誉市民”の石柱があります。
2016年より、バラのシーズンは有料になりました。
1人500円
詳しくは、2017年開設の TSUKUBA ROSE GARDEN webサイトへ
http://tsukubarosegarden.com/ -
入り口のあたりからきれいなバラがたくさん!
入り口アーチの左右共ガーデンです。
今日は平日ですが、すでに沢山の方がバラを見に来ています。
ま ほとんどがマダムだわ。 -
社団法人N.G.S.ジャパンの庭園福祉活動参加のバナーが飾られています。
こちらでは、ガーデンを見学に来られた方に寄付を頂き、
東日本大震災へ贈られているようです。
特に、入園料はないので、基本的には無料なのですが、
賛同頂ける方はお願いしますというスタンスのようです。
(2016年より、入場料制になりました) -
まず左側のガーデンに入ってみます。
手入れのされた芝生やガーデンオーナメント、
広くてびっくり!
まりも母はここ、初めて来たのですよ。
おうちの方とお話されてる女性たちは常連さん?
きっとしょっちゅう来てはバラ談義に花を咲かせる方も多いのでしょうね。 -
幼稚園の子供たちがプチ遠足に来ていました。
先生のお話が聞こえた所によると、幼稚園から歩いて来たみたい。
これから芝生の所でお弁当を食べるみたいでした。
こんなバラのお庭でお弁当なんて、私も仲間に入りたいよ。 -
パーゴラやガゼボ、コテージ風の建物などがいくつもあります。
それぞれ、素敵なチェアもあったりして、
そこに座ってのんびりしている方もいます。
チェアは、オーナメントの要素だけではなく、ここを訪れる方の為のものでもあるようですね・・・。
ピンクのローズが沢山絡まった素敵なガゼボ。
うちの庭だったらこれひとつでいっぱいいっぱいじゃないか・・・。 -
バラの最盛期まではあと、もう少しって感じです。
でも、画像で見るより、その場で見ると沢山のバラが咲いているように思えましたよ。
刈り込まれたグリーンで、迷路のように区切られた中にバラが植えられています。
トピアリー仕立てのバラもあって、なんて手が込んだお庭なんでしょう。 -
アーチの下には石膏調のビーナス像が。
この飾り方がいくつもあるのです。
アーチって、歩いてくぐるものだけじゃなかったんだ〜!と
感激した私は、後日自宅のモッコウバラ用にアーチを設置したのでありました・・・。
(小さいアイアンのトレリスしかなかったので、伸びた枝の行き先に困ってたのよ) -
洋書で見た、イギリスのお庭みたいじゃありませんか。
すてき〜。 -
こちらの黄色のバラのアーチにも石像が。
うちに庭には石像は似合わないと思うけど(自分の趣味ではないものの、なんせ、庭石や梅の木もあるもんで・・・)
バラにはいいなぁ〜。 -
まだら模様のバラ。
あまりバラの事は詳しくないのですが、
やっぱり流行の品種ってありますよね。 -
散水用のホースの置かれた水場のあたりも素敵です。
ここには瓦を使った舗装がされているのです。
いらなくなった瓦もこういう風に使うと、洋風庭園にもぴったり。 -
中央付近になるガゼボにはクライミングの白いバラが すっごいわさわさと伸びていました。
中は良い感じに木漏れ日のコーナーになってます。 -
はじっこには、こんな小屋型のスペースも。
ベンチに巣箱が置いてあって、絵になります。 -
脇には散水栓もありますが、
大きなかめや蛇口も凝った物が使われて、いちいち素敵じゃありませんか!!
白のノイバラっぽいのも雰囲気にぴったり。 -
こちらはパーゴラにバラがからんでいます。
下を歩くと、バラの木漏れ日の中、良い香りがするのです。
ガーデン内は自由に歩く事ができます。
小路やコーナー、芝生のスペースとぐるぐる歩いて見られます。 -
パーゴラの下を歩くと、上からバラがのぞいているの。
バラの屋根になってるのです。 -
ピンクもあります。
-
ここにもまだら模様の大きなバラが。
ゴージャスなバラです。 -
コテージ風の建物にはテーブルや椅子があり、お花の手入れの間に休んだり、ゆっくりお茶をしながらバラを眺めたりする場所なのかな?と思いました。
その小屋の前には、切花の浮かべられたボウルがありました。 -
今度は 右側のガーデンに入ってみます。
こちらもアーチやオーナメントがあり、子供の遊ぶ遊具もありました。
”大人は遊具で遊ばないで下さい”って書いてありました。
バラを堪能したいママと来た子供は遊具で遊んでいれば良いとして・・・パパまで遊んじゃダメですよってか。
やっぱ、バラを120%楽しむには、バラを一緒に楽しんでくれる人と来た方がいいですね。 -
つぼみも沢山。バラはまだまだこれからですね。
-
こちらにもバラにかこまれたコーナーが。
女性がふたり、座って休んでいたのですが、
少しすると立ち去って行かれたので、写真に撮りました。
こんなコーナーひとつでもおうちにあったら、幸せ気分ですよねぇ。 -
バラのお手入れだけでも相当大変だろう、と思いますが、
踏み石ならぬ、切り株の小路も手作りなんですね。
切り株だから、年月が経って、ダメになると入れ替えているようです。
どこを見ても素敵なガーデンは、造園業者にお任せ〜ではなく、日々自分で手入れして好みの形にしていくって言う、
つまり、バラと同じで、お庭も手入れをすればそれだけ素敵な景色になるし、
それを怠れば、それなり・・・って事でしょうか。
まりも母も芝生の雑草抜きがんばります! -
バラのガーデンの裏手には道を挟んで、まだまだ藤沢家の敷地がひろがっているのです。
バラ苗の販売や切花の販売などがある場所があります。 -
品種の展示コーナーのようです。
並んだバラは売られているのかと思ったら、そうではないみたいです。
基本的に販売目的の場所ではないようで、脇で売ってる苗もほんの少しです。
(販売苗は、かなり増えました。お花のシーズンには、バラアイス屋さんも) -
藤沢邸のガーデンは、良く見かける自宅のお庭って感じではないのです。
お庭の脇に住宅の建物はなく、道路に面した広い敷地がガーデンに作られているのです。
だから日当たりも良いし、
ガーデン用の樹木や草木だけでできています。
奥の方に立派な長屋門がありますので、母屋はきっとこの奥ですね。
いやぁ〜敷地・・・ドンだけ広いのでしょうか・・・。 -
コテージ風の小屋の植えには白バラがまっさかりに咲いていました。
-
裏側から見ると、覆いかぶさるように咲いています。
ナチュラルな雰囲気が、イギリスのお庭のようです。 -
小さなゲートにバラの咲く所も、あっちこっち、洋書の写真のようで、うっとりです。
-
クレマチスも咲いていました。
ピンクのバラと一緒に咲いていましたよ。 -
道路際のフェンスは南側で日当たりが良いのか、
沢山の花が咲いていました。
あともうちょっと、1週間位で盛りになりそうだから、また見に来たくなりました。
自宅からそう、遠くない場所にこんな素敵なローズガーデンがあるなんて知りませんでした・・・。
毎年来ちゃうもんね、と藤沢邸を後にして、次のローズガーデンに向かいます。
2015年5月21日の藤沢邸の旅行記
2015 藤沢邸 つくばローズガーデン 満開の花園で至福のひとり時間
http://4travel.jp/travelogue/11015459 -
常総市 坂野家住宅入り口
坂野家住宅は国指定の重要文化財の建物が「水海道風土博物館」として公開されています。
現在は博物館になっている建物には住んでいらっしゃらなくて、別の住居にお住まいです。
そのお住まいのお庭が「ローズガーデン坂野」として、バラの季節には公開されているのです。
(2017年5月現在 「ローズガーデン坂野」は「The Natural Gardens of Sakano」に名前が変わっています)
この画像は、「水海道風土博物館坂野家住宅」に向かう、道路沿いの看板です。
坂野家の敷地は広大で、博物館の建物は道路から見えません。 -
入り口の脇には博物館見学者用の駐車場もあります。(無料)
また、この建物群は、映画やテレビ、CMの撮影に頻繁に使われるロケ地でもあるので、ロケバスが停まれる位の大きな駐車スペースもあります。
ローズガーデンを見せて頂く時も車はこの駐車場に停めます。
ここから「ローズガーデン坂野」までは、徒歩5分ほどです。
画像はその途中で通る道の右側にある、復元庭園です。 -
「水海道風土博物館坂野家住宅」を左手にやりすごし、その先の道を右に曲がってこの画像の道の先に進むと、右側に「ローズガーデン坂野」の入り口、坂野邸があります。
所々に案内の表示もありましたので、大体判りますが、
先に行った藤沢邸のようにぱっとバラが見える訳ではないので、一瞬、迷います。 -
「ローズガーデン坂野」 入り口
(「The Natural Gardens of Sakano」に名前が変わっています)
普通のおうちのやや広い、入り口です。
ここには、案内版が出ていますので、ここから入るのだな、と判ります。
The Natural Gardens of Sakano(坂野ガーデン)webサイト
http://www.sakano-garden.com/
The Natural Gardens of Sakanoのブログ
http://ameblo.jp/rosegardensakano/ -
中に入ると、受け付けのテーブルがあり、坂野家の方がいらっしゃいます。
一人300円の入園料をお支払いし、オリジナルのシールを目に付く場所に貼って頂いて、あとは、自由にガーデン内を見せていただきます。
(2017年現在、入園料はお花の咲き具合によって、300~500円のようです)
坂野家のローズガーデンは、ご自宅のお庭で、建物の前の部分なのですが、
普通のお庭と思えば大違い。
広い敷地は先が傾斜しているやや高い場所です。
木立の中にあるローズガーデンです。
ガーデンの向こうも見えるのは田園風景で、お隣のおうちがすぐ見える、という場所ではないのです。
里山の自然の中のローズガーデン。 -
鉢植えのバラも沢山あります。
ここは木立がある分、少し花の時期が遅いのかもしれません。
鉢のバラはきれいに咲いていました。 -
美しい紫のバラ。
建物前のテラスの所にはカフェコーナーもあります。(有料) -
お庭の方へ歩いてみます。
グランドカバーにヘビイチゴが植えられています。
園芸種と言うより、里山で見かける自然の植物。
ナチュラルなスタイルがいいですね〜。
ヘビイチゴってこんなにかわいかったっけ?
食べてもおいしくないから、見た目だけですけど、
私も植えたくなってしまいました・・・でも最近さっぱり見かけないよな〜。 -
ここはご自宅のお庭なので、オープンガーデンをされていると、バラのシーズンは毎日お客さんが来られて、大変ですよね・・・。
ゆっくり外出もできないかも?
お洗濯もお庭には干せない?おうちのカーテンも閉めておかないとならない?
それでも、丹精こめたバラをたくさんの人が楽しんでくれれば、って事なんでしょうね。
ありがたい気持ちでローズガーデンを見せて頂きます。 -
受付にいらっしゃったのが、坂野さんの若奥様でしょう。
お母様とこのガーデンを作られているようです。
お庭の様子などブログでもご紹介されています。
(訪問の際の注意事項などもあります)
The Natural Gardens of Sakanoオープンガーデン訪問のルール
http://ameblo.jp/rosegardensakano/theme-10052485739.html
ガーデンファニチャーやオーナメントもすてきなものが飾られています。 -
ゆるい階段を下りると、下には小川の流れる場所もあり、バラだけでなく色々なお花が咲いてます。
アジサイもありますね。 -
日当たりの良いこの場所は南側でしょうか?
お花が咲き乱れるように沢山並んでいます。
バラが一番多くあるのはたしかですが、
他のお花もいっぱいあり、ナチュラルな植え方のスタイルで、
イギリスの田舎のお庭のようで、本当に素敵です。 -
どこまでが敷地の境なのか判りませんが、
下の道の方まで、お花がいっぱいなのです。 -
花びらが豪華な黄色のバラ、
植物園ではないので、バラの名前は表示されていませんが、
ここにこられる方は
沢山の中から、このバラが好きだわ〜というのがあるでしょうね。
坂野家の方は、バラの名前全部覚えていらっしゃるのかな? -
まだまだ、咲き始めの頃でしょう。
つぼみもいっぱいですが、
咲けば、花がらを摘んだり、庭仕事は忙しいですね。 -
バラの種類ってどのどの位あるのだろう?
ローズガーデン坂野にはおよそ500種が植えられているそうです。 -
ここにもアーチと石像のコラボが。
ローズガーデンには必須アイテム?
バラに似合いますもんね〜。 -
アイアンの小さなガゼボ。
アンティークスタイルでいいですね。
ローズガーデン坂野のお庭の中は迷路のようなこ小路がバラのなかをあちこちつながっています。
本当に”バラの迷宮”なのです。 -
ローズガーデン見終わって、「水海道風土博物館」の前を通って駐車場へ戻ります。
博物館は以前にじっくり見学させて頂いているので、今日は入りません。 -
この竹林はよく時代劇のロケに使われますね。
最近では、NHKの”陽だまりの樹”でも使われていました。 -
駐車場に向かおうと、表通りに出て来た所、斜めお向かいにバラのお庭が見えました。
坂野家住宅入り口前のおうちです。
こちらもオープンガーデンで、バラのお庭が開放されています。
お庭でバラのお手入れ中の男性に声をかけて、見せていただきました。 -
このお宅のお庭だって、かなりのものです。
広さも相当ありますよ。
敷石やガーデンファニチャーで、きれいに作られています。 -
近くにあんなに大きなローズガーデンのおうちがあるので、
比べられちゃうのかもしれませんけど、
こちらのお庭だって、すばらしいです。 -
もうお仕事をリタイヤされた位の年齢の男性がお手入れ中でしたが、
この広さとバラの数、一人やふたりじゃたいへんだろうな、と思える規模です。
今日は、素敵なバラ園を3箇所見せていただきました。
それもどこも個人のお庭ですからねぇ。
自分じゃとてもこんなお庭は作れない、維持できないので、
こうして楽しませて頂けて、うれしいです。
私のうちのは小さな庭ですけど、もうちょっとバラにも手をかけてあげなくちゃと思ったりもしたのです。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- こあひるさん 2012/06/20 00:43:00
- 興味ある場所なんですが・・・
- まりも母さん、こんばんは。
板野家についての情報は、何かで見かけて、取手からはそう遠くはなさそうだし、興味があったのですが、やっぱり電車じゃなく車で行かなくてはならないような場所みたいだったので、農道に迷い込むのが恐い私は、あきらめました・・・。
コメントが入るのを楽しみに待っています。
こあひる
- まりも母さん からの返信 2012/06/20 22:34:31
- RE: 興味ある場所なんですが・・・
- こあひるさん
ご覧頂きありがとうございます。
坂野家は、車ではないとやはりちょっと行きにくいですね・・・。
でも、博物館が目印になりますから、下調べするか ナビに入れて出かければ大丈夫ですよ。
博物館の方もすばらしい建物で、一見の価値のあるものですし。
観光バスも来るそうですが、できれば平日の団体さんの居ない時にゆっくり見せて頂くのが良いと思います。
場所的には、藤沢邸の方が判りやすいかと思いますが。
お花は写真より実物の方がずっときれい。ぜひ出かけ下さい。
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