2012/06/01 - 2012/06/03
671位(同エリア2006件中)
ねいちゃさん
今回もまた、宮崎へ行くことになったのですが
ANAやJALで、直行するのはかなり高い。
かといって、九州新幹線経由だともっとお高い。
う〜ん、何とかもっと安くいけないもんかなぁと
沈思熟考して出した結論が・・・LCC!
今年の3月から新規就航したローコストキャリアー
関空→鹿児島間の「PEACH」・・・
片道3300円に目が点に (・・)!
というわけで今回は
LCC初搭乗記念と鹿児島ちょこっと観光を
メインとした旅行記でお楽しみ下さい。
あぁ、そうそうタイトルは鹿児島弁で
「鹿児島の良いところを歩きましょう」
みたいな意味だそうです・・・。
<旅程>
6月1日 京都→関空→鹿児島空港→宮崎
6月2日 宮崎
6月3日 宮崎→鹿児島→京都
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス レンタカー 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
何の脈絡もなく、いきなりの大皿の写真。
実は・・・古い話で申し訳ないのですが
このフォートラベル企画の
「もっともっとトルコ」のグッズプレゼントに
応募した所、見事に当選いたしましたっ!(笑)
抽選で10名様のうち、
特製絵皿40?3名当選者のうちの1名が私です。
この頃何もいいことなくてねー。
この当選の知らせがどんだけ気持ちを
高揚させていただいたか・・・
本当にフォートラベルさま、
ありがとうございました。
とりあえず、お礼とご報告を
この旅行記の冒頭でさせていただきまーす。
https://ssl.4travel.jp/present/295/ -
6月1日、午前中はしっかり仕事をして、
午後からお休みをもらい
いつものように、MKスカイゲイトシャトルで
13:00京都を出ました。
全く渋滞もなく、2時間ほどで関空到着〜。
見えてきました。
ここに来ると、いつもワクワクしますー。
今回は海外ではないんだけれど・・・。 -
関空の国内線ターミナルビルに到着。
えーっと・・・、
PEACHのカウンターはどこかな?
あれぇー、ないなぁ?
インフォメーションのおねいちゃんに
聞いてみよ−。
「エアロプラザ2階になります。」
この出口から連絡コンコースを
まっすぐお進みください。」
どうもLCCだけあって
ターミナルビルには入れて
もらえてないようです。
俄然ドキドキしてきましたっ! -
しばらくコンコースを歩くと
空港駅前に到着。
んでもって、さらに進むと
あちこちに「ぴーちぴーち」と
書いてあります。
えらく搭乗口から離れていますが
どうやって飛行場まで行くんでしょう??? -
受付カウンターに到着。
インターネットで予約した
バウチャーをもって、機械相手に
勝手に手続きをしろーと
いうことのようです。
ハイハイ、バーコードをここに
かざすんですね−。
うむ?なんか出てきました。
レシートみたいなペラペラな紙。
おぉ、これが搭乗券か・・・。
すべてにおいて、ローコストです。 -
あれが乗る予定の飛行機ですね。
AIRBUS A320-200型機、新造機。
うむ、ぴーちっていうと
「桃」なんでしょうが
色はどちらかというと
「紫」の方が近い気がします。
サービスは望みませんし期待もしません。
ただフライトだけは安全にお願いしまーす!!
命までローコストは勘弁してね〜。 -
搭乗手続きが始まるまで
しばらくここで待機せよと。
ハイハイ。
狭い待合空間であちこち
珍しげに眺めてると
行列が出来はじめてきました。 -
まぁ長蛇の列・・・
ってな程ではなく
粛々と手荷物検査場へ。
爪切りとかがトラベルグッズに
入っていたので、中見せてと言われ
ベルトしてたので、キンコンキンコンと
機械に怒られたりしながらも
これまたこじんまりした待合室に。
中には小さな売店と
結構立派な喫煙ルーム。
そこでしばし待機します。 -
搭乗時間になりました。
エレベーターが開きましたが
大勢が一度にのれるわけもなく
メンドーなので階段でおりました。
1階まで降りるので
4・5階分降りることになります。 -
無事に降りきると
バスが2台ほど並んでいます。
写真は搭乗券を見せて乗り込んだバスからの景色。
エアロプラザの外です。
ということは、ぴーちの場合、
ここから直に滑走路?に入って
飛行機に乗り付けるってことなんでしょうね。 -
海外の小さな飛行場に
よくあるパターンです。
なんかぴーちって、空港から
少し冷遇されているような気がしません?
でも関空でこういう景色を見るのは
新鮮なので、私的には面白いのですが・・・。
係員が何人もいて、軍事基地ような
とってもいかめしいゲートを潜りぬけて
空港の敷地内に入りました。 -
バスにゆられてものの5分も
しないうちに、ぴーちの一角に
到着したようです。 -
見えてきました。
これが今回ご搭乗予定の197便。
LCCとはいえ
普通の飛行機のご様子。まずは一安心?
右のトラックは
IKKOさんからのレンタル?! -
・・・この感覚。
インドのカジュラホー空港で
バラナシ行きの飛行機に乗り込む
感じに大変近い・・・。 -
新型機というだけあって
かなり綺麗な機体です。
乗降タラップは
ANAのものをレンタル?
バスは2台同時に出発して
前後から乗り込ませる仕様。
なるほど、効率的ではあります。 -
イチオシ
ただ、バス乗る際に
座席番号で明確には
区別しないので中入って、
後ろから乗った人が前の方へ
前から乗った人が後ろの方へ
という動きがあるのは、ちと残念。
交錯すると流れが止まる。 -
機内の様子。
左右3列ずつで、通路はやや狭め。
座席の前後の間隔はかなり狭い。
私は細めででっかくはありませんが
少しでも大きめ人にはかなり窮屈かも。
「これが、連邦のLCCの威力なのか!」 -
鹿児島、とうちゃーく。
フライト1時間程度なら、
ぴーちでも全く問題はありません。
予約変更に手数料、キャンセル返金せず、
乗り継ぎ遅延に保障無しなど
従来の飛行機の感覚でいると
ギャップはあります。
それでも本格的なLCC時代の到来の
予感は十分に感じられました。 -
あとは航路の拡大ですね〜。
関空−鹿児島間ではなくて
伊丹−宮崎間でぴーちが飛んでくれると
とっても嬉しいんだけどなぁ。
ここからレンタカーで
宮崎まで約1時間のドライブ。
空港で名物「さつまあげ」をいただきますた。
(揚げたて、めっちゃウマイっす!)
空路・陸路・海路と
様々な交通機関を使用して
宮崎を行き来してきましたが
京都からの移動は半日仕事です。
そのどれもが一長一短。
陸の孤島の宮崎はやはり手強い・・・。
いまだ、宮崎は「どけんかせんと・・・」。 -
で、いきなり、6月3日。
昨日は宮崎であれこれと雑事をこなし、
翌3日3時頃レンタカーを空港前で返却。
元々は飛行機で帰る予定だったんですが、
折角鹿児島に来たんだから、
4時間程度鹿児島市内をちょこっと
観光しましょうってんで、鹿児島空港から
市内行きのシャトルバスに乗り込んだところです。
鉄道がないので、これが唯一の交通手段?
料金は1200円くらいだったかなー、
結構な値段でした。 -
バスは市電沿いの繁華街を抜けて鹿児島中央駅へ。
色とりどりの市電が走っていて、
なかなかイイ感じです。
アムステルダムのトラムほど、
優雅ではありませんが、
町中を市電が走るって、なんかいいよね〜。
京都も昔、市電だったし、
バスなんかよりもうんと風情があって、
大好きだったんですよね〜。 -
鹿児島中央駅
別に鹿児島駅というのもあるんですが、中心はこっち。
近くのビルの上には観覧車も
通常の3倍のスピードで余計に回っています?
九州新幹線もここから発着しているんです。
駅前広場では、見たこともないミュージシャン?が
なんかパフォーマンス中でしたっ!
ここでタクシーをつかまえて、「照國神社へ」
なぜ神社かって?
うちの子、なんか知らんけど神社オタクなんです。 -
照國神社[てるくにじんじゃ]
旧社格は別格官弊社。靖国と同じですな。
御祭神は照國大明神。島津斉彬[しまづなりあきら]公。
島津家28代当主 11代藩主。
島津氏というのは、日本史でもかなり
珍しい部類に入る大名で、平安期惟宗氏が
近衛家の荘園の荘官として、薩摩島津荘に
赴任した頃より島津氏と称し、鎌倉以降
ずっとこの薩摩に本拠を構えています。
秀吉・家康などは、各大名を頻繁に
国替えさせたものですが、島津氏は
なぜかこの地を動かせられないんですよねー。
秀吉も家康も、島津とは敵対したにも関わらず
・・・なんででしょうねぇ。不思議です。 -
島津斉彬公。賢侯、名君としてかなり有名。
ここでは神様になっておられたんですねー。
まぁ下士出身の西郷さんも今や神様ですから、
やはり殿様としては負けてられないと
言ったところでしょうか。
この方のどこが名君かというと、
西郷や大久保らの才能を見いだし、
薩摩藩の富国強兵を成功させた他、
西洋技術の数々をいち早く導入して、
洋式造船・反射炉・溶鉱炉の建設などを実行。
ジョン万次郎を保護したのも彼で、
後に坂本竜馬の海援隊と揉めることになる
洋式帆船「いろは丸」も作ってます。
そうそう「日の丸」を日本船章にすべきだと
幕府に献策してこれが国旗になっていくもとを
作ったのも彼なのです。
「幕末の四賢侯」の一人。
今の日本の礎を確実に作った方なのですね。 -
戊辰の役戦士顕彰碑
戊辰戦争ですかぁ・・・語りたくなりますねぇ。
ウズウズします。(笑)
でも今回はこのコンセプトではないので・・・。
我慢我慢。
ただ、イメージ的に戊辰戦争というと
鳥羽伏見の戦いを別にすれば、
東北の会津藩の白虎隊とか
北海道函館の五稜郭の戦いとか
東日本中心の感があって
ここ鹿児島とはなかなか結びつかないのですが
この地から官軍として薩摩隼人が戦いに
赴いていったのでしょう。
もちろん多くの犠牲を払ったからこその
顕彰碑だと思われます。
明治維新・・・と、言うのは簡単。
どれほどの命が消えて逝ったのでしょうか。 -
島津斉彬の思考は「公武合体」にあって
佐幕開国路線の大老井伊直弼とは折り合わなかった。
大河ドラマにもなった養女「篤姫」を
13代将軍家定に嫁がせたものの
家定が病弱であるため、将軍継嗣問題で
慶喜を推して、井伊と対立は決定的となります。
結局14代は家茂となり、抗議に赴こうとした矢先
7月8日コレラ発病、16日死去します。
ただ、この死にはウラがあるようで
今日では毒殺説がささやかれております。 -
斉彬は西郷など下士からも慕われ
斉彬死去を知ると殉死しようとしたとも
言われています。
四賢侯とも呼ばれていますが、
松平春嶽などは「大名で随一の御方、
我々など斉彬公には到底及ばない」と
その遺徳を称えております。
この照國神社は、鹿児島県下でも
初詣参拝者が第一位を誇っていると
タクシーの運転手さんも仰ってました。
現在に至っても、多くの方々に慕われている
殿様なんです。 -
この照國神社の裏手は
西郷が亡くなった城山があって
西郷が死を選んだ場所の手前に
この神社は建っていることになります。
この鳥居をまっすぐに進むと、
鹿児島の一大繁華街「天文館」。
鹿児島市街の中心地にあるんですね。 -
イチオシ
タクシーを再び拾って
「どこか、観光できる神社ありませんか?」と
聞くと、「そうだねぇ、みなさんがよく行かれる
のは西南の役ゆかりの南洲神社だけど・・・」と。
子供はいにしえの神々を祀る神社を
希望していたようですが、
歴史オタクの私は「西南の役?!」
「じゃあそこへ」と即答しておりました。(笑) -
南洲神社[なんしゅうじんじゃ]
御祭神は西郷隆盛命。南洲は西郷さんの雅号。
配祀 桐野利秋命以下薩軍戦没者六千八百柱。
西郷さん、人気がありますね。
日本人というのは、苦労して栄華を極めた人より
最期に悲劇で終わる方のほうに思い入れが
あるようで、源頼朝より義経の方が
人気あったりします。 -
西南戦争は、明治維新が避けて通れない戦いでした。
武士の力で幕府を倒した、その武士が士族となって
何の生産活動にも加わらず、禄だけを受け取っている。
その額は国家予算の1/3に及んだため、
それを削ったことが士族の反乱に繋がるのです。
西郷は征韓論の敗北により下野し、鹿児島に戻ります。
そこで私学校の先生として、若き士族を指導するのですが
政府への不満を口にする生徒たちの気持ちもわかる。
若きものは時に暴発し、それを西郷は止められなかった。
結局この「若さ故の過ち」が、西郷の命を縮めるのですが
西郷は「それでよか」と思ったとも思うのです。 -
西南戦争は、刀をもつ士族と銃をもたされた農民
との戦いとも言えます。近代的国民皆兵の官軍が
旧士族に打ち勝てるか・・・本当の意味で
武士という特権階級の時代が終わるのか・・・
そういったものと私は理解しています。
結局は士族の敗北になるんですが、
ただ当時の政府首脳もまた旧士族なんで、
近代日本はその後も様々な矛盾をはらみつつ、
成熟した民主主義を経験できないまま今日に
至っているような気がしてなりません。 -
大戦後以降の政治家の皆さんが
押し並べて口にされる「国民のため」と
いう言葉に、本当の国民の姿が見えている
とは到底思えないんですけども・・・。
西南戦争を見てると、いつもそういうことを
思わずにはいられない。日本が間違った方向へ
進もうとしていることを後押ししたような
そういう悲しい戦争であったような気がします。 -
明治10年9月24日、官軍の総攻撃によって
西南戦争は終わりました。
西郷隆盛らの遺体は、鹿児島市内の5か所に
仮埋葬されましたが、その後まとめられて
この墓地が作られたと言います。
西郷らの遺体はこの神社の鳥居あたりに
埋葬されていたようです。
現在九州各地にあった遺骨が集められ
計2023名が葬られる「南洲墓地」と
なっています。
まずは近代日本を形作った
彼らの冥福を心より祈りましょう。 -
桐野利秋の墓
イメージ的には単なる猛将ですが、
なかなか知略も学もあった智将かもしれません。
西郷をして「彼をして学問の造詣あらしめば、
到底吾人の及ぶ所に非ず」と評していますから
学問の造詣はなかったんでしょうが・・・。
ただ彼が側近として西郷を支えたことは
間違いなく、西郷の死を見届けた後も
自刃せずあくまで戦いを続け、額を打ち抜かれて
亡くなった様子など、桐野らしい死に様だと
思えます。享年40歳。 -
篠原国幹の墓
知略あり、桐野と並び立つ猛将。
明治5年陸軍少将、近衛兵司令官。
明治6年辞職し帰鹿。
西南の役では、薩軍1番大隊長。
明治10年3月4日、吉次峠の激戦に陣頭指揮。
42歳で戦死。
墓石横の説明文より抜粋。 -
村田新八の墓
明治4年岩倉具視一行に加わり、欧米を視察。
明治7年帰国し辞職、帰鹿。
西南の役では、薩軍2番大隊長。
城山最期の日、西郷の死を見届けて自刃。
享年42歳。
墓石横の説明文より抜粋。 -
別府晋介景長の墓
明治10年9月24日、城山で戦死、享年31歳。
西南の役では6番7番連台大隊長として出陣。
24日早朝、岩崎谷口にむかい突進中、
銃弾を受けた西郷の命によりその介錯をつとめた。
墓石横の説明文より抜粋。
銃弾を受けた西郷は最期に
「晋どん、晋どん、このへんでよか」と
切腹の場所を決め介錯を頼んだのです。
晋介は駕籠から下りて、
「ごめんなったもんし(お許しください)」
と叫んで、西郷を介錯したといいます。
その胸中いかばかりであったでしょうか。 -
西郷隆盛の墓に寄り添うように、
今も西郷の弟子たちが、
西郷と共にこの鹿児島を守っています。
眼前に見える桜島を、彼らは今
どんな気持ちで見ているんでしょうか。
明治維新を成し遂げ、新時代の到来を
予感したはずなのに、その政府の目指す方向と
どこかで食い違った彼ら。
歴史はここで死した彼らに
どんな役割を与えたかったんでしょうね。 -
西南戦争を語る上で忘れちゃ行けないのは、
こういった士族の悲劇ばっかりを見ていては
この戦争の意義は見えてこなくなるってことです。
この戦争で、政府の財政危機は悪化し
諸物価も高騰、インフレを招いたんですが
その収拾策が松方デフレ。
これにより、小作農の没落が急速に進んで
困窮した農民は都市に流入。
彼らが低賃金労働者となる道を開きます。 -
イチオシ
結局の所、農村での地主や都市での財閥、
金ある者がもっと金が儲かる世の中に
なっていくだけだったんですよ。
士族の無念もわかるんだけれど
そのとばっちりが、貧しいものを増産した
というのは、あまりにも悲しい現実です。
また、政府は兵力も火力も勝るのに、なぜ苦戦した
のかを考える時、西郷の存在を意識しました。
要するに誰のために戦うかってことが
とっても重要だと・・・。 -
だから、天皇制をより強く意識することにも
なっていったとも言われています。
徴兵制の兵士に戦う意味を持たせたわけです。
兵士教育を重視し、君主制をもつドイツ陸軍を
モデル化して・・・。
拡大する貧富の差と天皇を元帥と仰ぐ軍隊の
創設は、第二次大戦へ向って邁進してゆく
日本の姿の元となっていったんですね。
西南戦争だけのせいではありませんが、
歴史にはまぁそういう側面もあるんだと
いうことです。 -
鳥居ですね、このあたりでしょうか。
西郷らの遺体が仮埋葬された場所は・・・。
人間ってやっぱり今を一生懸命生きるしかなくて
己の正しい道を信じて歩むしかない。
それが後世、否定的に見られたとしても
当時の人々に判るすべはありません。
西郷も桐野も、一生懸命生き抜いた
それだけは間違いないことなんでしょう。 -
そういったことを想いながら
英雄史観でもなく、唯物史観でもなく
ただありのままの歴史を見るというのが
歴史の面白さかなーと思ってます。
「西郷さん、かっけぇ」でもいいし
「桐野、チョーつえぇ」でもいいのです。
「西南戦争のせいで、びんぼーになっちまった」
それでもいいのです。
こういう、池に石を投げ込んだ時のような
水の輪広がり。
こういうのが歴史っていいなぁーと
思うんですよね。
などとまた、勝手に色々しゃべくって
すいません。旅行記書いてるとついつい
あーだこーだと思ってしまって
そのまんま載せるもんですから
旅だったことを忘れてしまいます。(笑) -
旅行記らしく・・・戻りましょう。
車ごらんください。エライことになってます。
たった一日でこの降灰・・・。
鹿児島の人は本当に大変ですよね。
道歩いててもずっと喉がいがらっぽいんです。 -
この季節は、風が東から西に向かうので
毎年6月から8月の鹿児島市は
降灰に覆われてしまうのです。
道路もあっという間に、こんな感じです。
タクシーの運転手さんが仰ってました。
「鹿児島じゃ、夏に洗濯物を外に
干す人はいませんよ。」
京都でのほほんと暮らしている私たちには、
想像もできない日々が鹿児島にはあるんですよねー、
なんというか、スゴイです。 -
コレ、何かわかりますか?
ただのゴミではありません。
鹿児島では、各戸に降灰用の黄色のポリ袋が
支給されるそうで、灰が集まると、
こうした収集所におかれて、
市が処理するのだそうです。
桜島は確かに雄大で美しい。
でも自然は綺麗なだけじゃない。痛感! -
鹿児島市内を走る市電・・・。
街がなんだか黒ずんでいる中での
線路の間の芝生はすごく綺麗です。
ちなみに料金は大人160円。
京都の市バスは220円だから安いです。
嬉しくなったら乗っちゃいましたよ。 -
「天文館」商店街
鹿児島県下、最大の繁華街・歓楽街です。
天文館と聞くと、なんか天文台なんかがあった
のかなぁーと勝手に思うのですが、江戸時代に
25代藩主島津重豪が天体観測や暦の研究施設
明時館(別名「天文館」)を建設したことに
由来するそうです。
ここで、チョー有名な「天文館むじゃき」へ
行って早めの夕飯をいただくことにします。
ちなみにここは「白熊」と呼ばれるかき氷が
TVで何度も取り上げられていて、もちろん
これもいただきました。
写真を撮り忘れたので、HPをご覧下さい。
http://www.mujyaki.co.jp/ -
帰りはPEACHではなくて、先頃開通した九州新幹線。
たった4時間で大阪まで連れ帰ってくれます。
新幹線はかなりお高いのですが、快適なんですよねー。
喫煙者にとっても喫煙スペースがあるので、
苦痛じゃないし、座席間が広く寝られますから。
鹿児島中央駅19:55発みずほ608号
新大阪駅23:37着、ここから快速で京都まで。
さてさて、今回はこのへんで。
いつもながら最後まで駄文にお付き合い
くださり感謝ですっ。^^)/~
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この旅行記へのコメント (2)
-
- サウスピーチさん 2012/08/10 23:35:54
- 鹿児島、やっぱよかばい!
- ねいちゃさん、こんにちは♪
うわぁ・・・、まずは、トルコの大皿当選おめでとうございま〜す!
色も柄もめっちゃ素敵なお皿じゃないですかぁ〜。
よかったですね! これからこの大皿がいいことをじゃんじゃん引き寄せてくれますよ♪
えーっ!??? 関空−鹿児島間の片道が3300円? いくらLCCでもこれは凄いっ!
ぴーち初搭乗記、とても面白かったです。 そうですね、飛行時間が1時間くらいで、
自分の時間に余裕がある時はLCCで充分だと思いました。
あー、タイトル、何となく分かりましたョ・・・。
福岡のおばあちゃん家(超田舎でかなり強烈な方言があります)では、歩くことを「さるく」
と言ってましたから。 懐かしいなぁ・・・。
へぇ〜。 島津斉彬公って神格化されていたんですね。 そして、日の丸のことも知らなかったぁ。
そう言えば、照國神社の入り口にある緑で覆われたオブジェ、形に何か意味があるんでしょうか。
何だか迫力満点!です。 って、裏にも同じオブジェがあるやん!(ですよね?)
南洲神社のねいちゃさんの説明や私感、大変勉強になりました。 だから歴史は面白い!
(と言っても、私は日本史はあまり得意ではなかったので、とても新鮮に感じます。)
あと、鹿児島市民の生活レベルでのレポート。 火山灰の問題など、
やはり単に旅行だけではわからないものってありますよね。
九州新幹線。 そうなんです! 鹿児島から大阪まで4時間。 福岡から鹿児島だったらたったの1時間半!!!
昔住んでいた時のことを考えると、いまだにどう考えても信じられません。
九州新幹線、まだ乗ってないんですよ〜。 早く乗ってみたい!
でも、行きたい熊本までだと、たったの30分。 乗った気がしないかも・・・!? そして、早く宮崎にも繋げてほしいなぁ・・・。
それでは、また〜!
サウスピーチ :)
- ねいちゃさん からの返信 2012/08/11 15:52:16
- RE: 鹿児島、やっぱよかばい!
- サウスピーチさん、こんにちわ〜。
いつも書き込みありがとうございます。
そして、いつも誰かが読んでくれるっていいですね〜。
ロンドンのメダリストの人たちじゃないけど
自分一人だけのもんじゃない♪
> トルコの大皿当選おめでとうございま〜す!
ありがとうございます。
でも使えないですよ、でかすぎてー(笑)
> えーっ!??? 関空−鹿児島間の片道が3300円?
もちろん、平日で2ヶ月前くらいですけど
日々変動するのですよ。朝の便と午後の便でも値段変わるしね。
なかなか興味深い乗り物ではあります。
> 島津斉彬公って神格化されていたんですね。
日本ってある意味何でも神格化しちゃう国です。
古くは「祟る」ものも「神」にちゃえばいいだろうと
崇徳さんも道真公も、全部神になりましたしねぇ。
> 南洲神社のねいちゃさんの説明や私感、大変勉強になりました。
歴史の功罪という言葉はあまり好きではないのですが
(基本、後付けだからねぇ)でも、やっぱ意味というのはあるわけで
「ロンドン五輪で、なぜ男子柔道は金をとれなかったのか」と
いうことでもやっぱ理由はあるんだと思うんです。
歴史を見るというのは、私にとってはそんな感じなので
この人がなんであの時代にあの場所に生まれたのかと
その役割を考えてしまうんです。癖ですねー。
> 福岡から鹿児島だったらたったの1時間半!!!
鹿児島のタクシーの運転手さんも言ってました。
日帰りのお客さんばかりで、鹿児島のホテルは大打撃だそうです。
この不景気ですから、企業も旅費節約するもんね。
でも、旅行者からみれば、ありがたい鉄道なわけで
九州が近くなったし、ちっちゃくなった。
サウスピーチさんも一度のってみてください。
アメリカにはない速さをかんじますよぉ!(笑)
ではでは、早速の書き込みありがとうございました。
またね〜。
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