島旅へ②～黒島、高島　ピーチ航空に乗ってみた。

2012/05/28 - 2012/05/31

ピーチ航空の安売りに乗って長崎へやってきた。

今回は佐世保に移動して黒島、高島を巡ります。

表紙は黒島の天主堂。

エリア 長崎

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円

佐世保に到着しました。

バスターミナルのホテルなのでとっても楽ちんです。

ホテルリソル佐世保。

ここもシャンプーとリンスが別になっていて良かったです。
リンスインシャンプーでは髪がごわごわになってしまいます。

ホテルのプランで一泊につきビール一缶ついてきたのでありがたく頂きます。

またまたお昼を抜いていたので到着してすぐに佐世保駅にあるログキットという佐世保バーガーのお店でテイクアウトしました。

今まで一度も食べた事がなかったんです。

サイズはスモールにしました。

つぶして食べてくださいね〜と言われたけどそのままかぶりました。

なかなか香ばしくて美味しいです。

エレベーター横からの眺めです。

すぐ目の前が佐世保駅なので便利です。

ホテルの近くにカトリック三浦町教会があります。

商店街へも歩いて行けます。

明日は相浦港から船に乗って黒島、高島へと渡るつもりなので相浦までバスで行こうか電車で行こうがどうしようかなぁと考えながらお散歩をしていました。

まん丸の夕陽が山へ落ちていきます。

佐世保駅です。

思っていたより人が少ないように思いました。

結局、時間が分かり易い電車で相浦まで行く事にしました。

松浦鉄道というらしい。
日本にはまだまだ知らない路線があるなぁ。

電車は２両でやってきました。

帰りは１両でした。

佐世保から相浦まで３９０円です。

相浦に着きましたがどこから出るのか分かりません。

どうやら階段を下っていくようです。
行ってみましょう。

無人駅でした。

行きは佐世保できっぷを自販機で買えたけど、帰りはどうするのかなぁ。

駅を降りたら近くに漁港が見えているのでそちらへ歩いていけば船乗り場があるでしょう。

無事ありました。

ちなみにバスで来ると目の前に停まるようです。

高島と黒島の地図がありました。

黒島には郵便マークがありますが、高島にはありません。
声をかけてきてくれたおばぁに聞いてみましたが、やっぱり高島には郵便局はないという事でした。残念。

高島の案内で高島ちくわというのが気になります。
地図にも二箇所ちくわ加工所が載っています。

この時も高島に先に行って後で黒島だなと船の時間でそう行くしかないなぁときっぷを買っていました。

外で海上タクシーという看板を見つけました。

海上タクシーって貸切で何千円というイメージだったのですが、このじゅうふくは定時は５５０円で乗れるみたいです。

そうすると先に黒島へ渡って時間を取って、高島で一時間くらいの予定が組めそう！！

結局先に黒島、そしてフェリーで高島へ。そして海上タクシーで相浦へ戻ってくる事に決めました。

この船が海上タクシーじゅうふくです。

おばぁがもう乗れるよーと声を掛けてくれたので一緒に船に乗り込みます。

前には教会のシスターも。

高島を通過します。

フェリーの中でおばさま達の会話が聞こえてきました。

「私はすり身５００を五つ。」「玉ねぎとニンジンを混ぜて揚げたら美味しいのよ。」

「もうシロはないんだって、クロだっていい？」

どうやらちくわ加工所のおばさんが乗っていたようで周りの人が注文をしているようです。
その話を聞いて美味しそうー食べたい！！と思いました。

高島に行った時に絶対寄って買おうっと。

黒島に到着です。

はいっ！

予想していましたが、坂道が多いです。
今日は曇りで助かりました。

集落は港から離れた中心部にあるようです。

もちろん、ここ黒島でも郵便局へ１００円貯金して局印を押してもらいます。

結構お願いする人が多いのでしょう、どこでもすんなりあぁ！という感じで押してもらえます。

途中たけのこが生えているのを発見。

うぅ。どこまでも登り坂です。

ここ黒島ではお食事出来るお店はなく民宿などにあらかじめ予約しておかなければ食べられません。

私は島をどう渡るか決めていなかったので予定はたてられませんでした。
チョコやパンなどは持参していましが、商店は何軒かありました。

黒島の観光メインとも言える黒島天主堂が見えてきました。

黒島は島全島が国の重要文化的景観に選定されています。

黒島天主堂は、フランス人マルマン神父の設計と指導、黒島カトリック信徒の献金と労働奉仕で明治35年に完成。
煉瓦造一部木造の教会堂。当時としては大規模な教会建築で完成された３層構造をもち後の教会建築に影響を与えたそうです。

ミサがあるとき以外は見せて頂けるようです。

教会の中も天井がとても高くて私が訪れた時は誰もいなかったのでしーーんと清清しい空気が流れていた感じです。
信徒ではないけれど落ち着きました。

丸い窓をバラ窓。

中の天井が丸くなっているのをヴォールトというそうです。

また島を散策しているとすっかり大きくなってしまったタラの芽がたくさんありました。

島の人は食べないのかなぁ？

根谷のサザンカ。

市の天然記念物に指定されています。

この辺りを散策している時に道路で仕事をしている夫婦に会いました。

「観光？ひとり？」

「そうです。ひとり。寂しいねー。」と笑いあいました。

「そっち行ってもナンもないよ。」

そう言われつつサザンカやアコウの巨木を見に来ました。

アコウの巨木。

結構迫力ありました。

帰りにまた夫婦と会い「なんもなかったでしょ？」

と言われたので「大きな木がありました。」
と答えました＾＾


沖縄のガジュマルにも似ている。

次は港方面に向かいました。

坂道を歩くと暑くてしょうがないので売店でアイスを買いました。
おばさんはお話好きのようで前の公園あるでしょ。そこが昔踏み絵をした辺りだよ。この辺りは仏教徒だよ。など色々教えてもらいました。

せっかくなので踏み絵の公園でアイスを食べました^^

ここでたまたま近くの民家に警察官が用事で来たようでした。

「観光の人？どこから？わぁ、こんな端までよく来た。」

とほんの少し話しました。

そして帰りのフェリーの中で船員さんから「神戸？」
って尋ねらたんですー！
なんで知っているの？？と頭の中？？？でしたが、どうやら
この警察官へ神戸からだと答えた事が伝わったとしか思えません。

恐るべし！！島コミュニケーションっ！！

島の至る場所にあざみが咲いていたのが印象的でした。

港のきっぷ売場で高島まで大人一人と言うと

「えっ？？」って言われました。

フェリーだけを使うと今日中に相浦には戻れないので普通は相浦へ帰るみたいです。

船に乗る時にも「高島？高島からどうするの？」
と^^
海上タクシーで帰りますと言うと不思議そうでした。

高島に到着。

高島は黒島と違って集落のある部分は割りと平坦です。

さてさてちくわ加工所を探しましょう♪

右手の家もちくわ製造所さんのようでしたが、残念ながら留守でした。

もう少し先へ進むと木村の高島ちくわと看板が見えてきました。

すみませーーんと言いながら入っていきます。

お兄さんがいました。

今食べるちくわを二本と自宅へちくわ、すり身を送ってもらう事にしました。

ちくわが大きい木箱に並んでいるのが珍しかったなぁ。

牧畜もしているんですね。

キャンプ場がありました。

浜まで降りられるとうなので綺麗な貝がらがないかなーと少し探してみましたが見つかりませんでした。

東屋でちくわを食べようーっと^^

紙を開いて一口食べると思わず

「ん！！うまっ！！」と声が出てしまう美味しさです。

つなぎの物が少ないんでしょう。
魚の味です。

久しぶりに美味しいちくわを食べたなぁ。

これは自宅に届くちくわとすり身が楽しみになってきました。

この高島には郵便局はありません。

港の待合所にこの自転車が停められていました。

誰が一体この自転車を使うんだろう...。
やっぱり委託された人が郵便を配るのかなぁ？

この乗り物は一体なんという乗り物かなぁ？

そろそろ帰る時間です。

海上タクシーの最後の便ですが、誰もいません。
５分前でも乗る人や操縦する人だれもいなかったので
本当に時間通りに動くのかなぁと不安になる。

すると２分前に想像よりも若い船長さんが来てくれて
すばやく出発。

フェリーと違って早い早い。

また港から松浦電鉄の相浦駅→佐世保です。

結局持参していたパンを食べる事なくお昼はおやつだけだったので

思い切って佐世保バーガーのラージいっときました。

持って帰るのもずっしりくる重さです。
これ一体何グラムあるんだろー。

２つのサイズを食べ比べましたが、断然小さいサイズが美味しいです。
なんというか大きいサイズはソースや野菜の水分でバンズがべっちゃりになりました。

食べ過ぎて一日が終わりました。

明日は午前中のみ時間があるのでどこへ行こうか考える...。

佐世保といえば九十九島かなぁと思い、パールリゾートへ行ってみよう。