ひとり旅とは勝手が違うの家族旅行（字余り）～イスタンブール④　トルコ・イスラーム美術博物館、ソクルル・メフメットパシャ・ジャーミー

2012/04/28 - 2012/05/05

結婚10周年の子連れ初海外、ケアンズのはずがトルコへ。

モスク詣でに疲れた子どもたちを、ダンナがギュールハネ公園へ連れて行ってくれたので、つかの間の自由行動？を楽しむべく、まずはトルコ・イスラーム美術博物館へ。
更に時間があったので、宿から数十メートルのソクルル・メフメットパシャ・ジャーミーにも足を延ばす。
またまたアッラーのご加護あり！？

エリア イスタンブール(トルコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 徒歩
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ヒッポロドームにいた猫と、家族にしばしの別れを告げ、ブルーモスク向かいのトルコ・イスラーム美術博物館へ。
子連れだと博物館・美術館に行ける数が激減するのね。
装飾タイル博物館や現代美術館を諦めました。

ホントに旅費貯めなくちゃ。

看板もステキ。

大理石のモザイクパーツ。
9世紀のもの。

古文書が既にアート・・・

コーランカバー。この他沢山展示がありましたが、どれも見事でした。

コーラン。

コーラン台。ここにもトゥーラが！

こちらはコーランボックスという、入れ物だそう。

こちらも。螺鈿細工が見事。

ここにも見事なhatが。

螺鈿のhatとは！
どこの国にも素晴らしい職人さんが存在する。

トゥーラだっ！
もはやただのミーハー？

これでもかっ！

とどめだっ！

一番最後の展示室。
この1階部分には、民俗博物館のような展示があり、中央アジアのゲルのような移動式テントの模型や、キリムや絨毯の糸の染色方法など、分かりやすく紹介してありなかなか面白かったです。

外へ出ると、下へ降りる階段からブルーモスクがきれいに見えました。
テラス部分には休憩できる椅子や机が置かれています。
ミナーレが6本入る写真が撮れる、ちょっとした穴場です。

まだ4時だったので、ソクルル・メフメットパシャ・ジャーミーへ。
地図を頼りに行くと、なーんだ、毎朝ブルーモスク方面に行くのに通っている道沿いの、（これも古い壁だろうな）と思っていた場所でした。

中庭に入ると、観光客が数人、中に入っていいものやらとうろうろしています。神学校の方にお兄ちゃんが見えたので、話しかけるも英語が通じず。

そうだ！
「ナマズ？」兄ちゃんうなずく。
ナマズって礼拝のこと。覚えやすいですね。

「What time?」兄ちゃんうなずいて、「Bir saat.」

それは飛行機の中で叩き込んだわよー！1〜10の数字とsaat「時間」。
1時間後の5時に来いってことね！わかったわ！

その辺の人たちに、お祈り中だから5時に来て下さいってよ〜と知らせて回って、近くのネットカフェに写真をUPと近況報告しに行く。

ネットカフェのお兄ちゃんは英語OK。しかしキーボード配列が違うし、英語じゃない（当たり前）し、そもそもアットマークはどこなの！？

アットマークとi（Iだと別の字になるから）とかいくつかやり方を教えてもらい、さて写真をupと思ったら、ボタンが読めない！
しかもいつの間にか兄ちゃん違う人ー！今度は英語だめな人ー！

でも、時代が新しい単語は大体どの国も似通っているものさ。
「Foto, kopi, lutfen！」写真、コピー、お願いします！

めでたしめでたし。
30分程パソコンと格闘し、兄ちゃんを2人も使いまくって、請求されたのは4TLにも満たない額。や、安い。本当にありがとう！

ちょうど5時ごろにモスクに戻って来る。

入口。
イランのマスジェデ・エマームには遠く及ばないものの、その写真を思い出しました。
yuk-inaさん、ありがとうございます！

フラッシュを炊くと、モザイクやタイルを傷めてしまうというのもあるけど、自然光で撮った方が雰囲気が好き。

じっくり堪能したのち、誰とはなしにガイドの様な事をしていたおじいさんにお辞儀をして帰る。
10分くらいして、カメラを入口に忘れたことに気づき、慌てて引き返す。
ない、ない。どうしよう！
データはさっき全てパソコンに入れたから大丈夫だけど。

先ほどのおじいさんがまだおられたので聞いてみる。
「これだろう、あそこの観光客の人が届けてくれたんだよ。」
本当にどうもありがとうございます！

モスク内でよかった。やっぱりアッラーの・・・(以下略）

この旅行記へのコメント （2）

• yuk-inaさん 2012/05/26 12:04:09

  トルコ語

  旅先で私の写真を思い出していただけるとは、光栄です(笑)
  
  ナマズ、サーアテ、ロットファン、･･･
  ペルシャ語と同じですね〜
  
  私の夫はトルコ語は聞いてだいたい分かるそうです。
  イラン人たちは、トルコ地方を「田舎者」とよくジョークのネタにしてますよ。訛りのある喋り方をするみたいで。
  ま、トルコ人からするとイラン人の喋り方は可笑しいと思うかもしれません(笑)
  
  モスクの内部は、色合いがシュッとして美しいですね。白がピリリときいていて。
  
  yuk-ina

  arichuさん からの返信 2012/05/26 22:43:40

  RE: トルコ語

  いえ、もう、あの写真の衝撃は凄かったんです。
  あのような建築物があるとは！という感じで。
  次にお金を貯めたらどこに行くか、悩みます。。。
  
  ロットファンは、トルコ語ではリュトフェンというような発音でした。
  あの辺の言葉を混ぜくって作られたのがオスマン語だったらしいです。
  
  似てると「うちが本家じゃ〜お前んとこが邪道じゃー」みたいになるのはどこも一緒なんですね(笑)
  
  「白がピリリ」
  素敵な表現です！