2010/12/22 - 2010/12/26
208位(同エリア454件中)
Qかまさん
2010年アイルトンに会いに行く旅Vol.2
(ボローニャ&イモラ篇)
■行程■
12/22:福岡→中国・上海
12/22:上海→イタリア・ミラノ
12/23:ミラノ→ボローニャ→イモラ→ボローニャ
12/24:ボローニャ→ミラノ
12/25:ミラノ→福岡
○今回は上海出発→イモラ→ボローニャまでの旅行記です♪
【南の翼〜South Wings】 http://www.southwings.info/
管理人「Qかま」のドタバタ顛末記を、どうぞお気楽にお読みくださいませ(^^)v
あ、ひとつだけお断りです。
俗に言う「一般の旅行的なネタ」はほとんど期待しないで下さいネ(爆)
あくまでもオイラの旅行は「飛行機撮影ありき」ですので、リゾートもグルメもヘッタクレもありません!(キッパリ)
まぁ、コレを参考に彼女や家族を連れてオイラと同じ行動をすれば、間違いなく大ブーイングです。
そうなっても一切の責任は負いかねますので悪しからず(^^;ゞ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- 中国国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
上海浦東空港深夜1時30分発ミラノ行き中国国際航空967便のの機内に足を踏み入れると、機内は大混雑でした(^^;
大型機のA340-300とは言え、なにしろ皆さん荷物が多いモンだから、収納スペースが無くて大騒ぎ(汗)
中国人のCAさんが、チョー不機嫌な顔で強引に荷物を詰めておられました(^_^;ゞ -
このシートはビジネスクラスです。
いくら取るのかは存じませんが、もし正規運賃でこのシートだったら・・・正直ガッカリですね(爆)
まぁ〜貧乏人のオイラが言える身分ではありませんケド(^^;ゞ -
今回はエコノミーの通路側を選択。
長距離国際線ですから、眺めより実利を取りました(笑)
ちなみに・・・
シートの座りごこちは悪くないのですが、いかんせんシートピッチが狭過ぎる(>_<*
目前に前席の背もたれがあって、前がリクライニングしようなら、物凄い圧迫感に悩まされます(-"-*ヴー
このシートで上海〜ミラノを約13時間半ですか・・・
なんだか絶望的な気分になってきました(苦笑) -
オイラを乗せたCA967便は、深夜の上海浦東空港を無事に離陸しました。
気流が悪くてしばらく揺れが続いたものの、1時間ほどでフライトレベルに達し、機内では夜食のサービスが始まったトコロです♪
またしてもCAさんから中国語で話しかけられてしまったオイラσ(^^;
メニューはチキンをチョイス。
あまり腹が減って無かったせいもあって、お味は正直イマイチでした(涙)
ただ・・・思ったよりCAさんが親切で、オイラ的には好印象でした。 -
いやぁ〜それにしても、やるコトがない(爆)
映画は中国語か英語しかチャンネルが無いし、エンタメの類が皆無のシートですから、ひたすらiPodで音楽を聞いているしかない状況(´Д`*
あとは寝るしか手はありません。。。 -
疲れも手伝って、気が付いたら爆睡していたオイラ(笑)
目が覚めると、機内は真っ暗闇(^^;
アチコチから聞こえる寝息に気付かれないように、こっそりとトイレへと歩いたオイラ。。。
ギャレーで少しストレッチしてリラックス・・・
さぁ席に戻って、再び睡眠を妨害する邪念との戦いに挑みましょう(^^)v -
眩しさで目が覚めると、機内では朝食の準備が進んでいました。
狭くて何も無いシートで、ひたすら苦痛な移動を強いられると覚悟していたオイラでしたが、人間の適応能力は優秀なようでして(^_^;
シートで身をよじりながらも、たっぷりと8時間近く眠っておりました(笑)
朝食のメニューはご覧の通りで、かなりのヴォリュームでした♪ -
ところで・・・
オイラの隣の窓側に座っている中国人の女の子。。。
彼女はオイラに気を使っているのか、全くトイレに行こうとしません(汗)
何度か英語で「お手洗いはいいの?」と声を掛けるが、黙って首を振っているだけ。。。
そんなにオイラが怖いのかい?σ(´Д`* -
でた!中国の翼(^o^)
中を開いて見るが、全く読めない(笑)
とは言え、中国語なんて漢字の羅列だから、日本人でも何となく読めそうな気がしますよね?
それが文章になると、全く読めなくなるんだな〜コレがヽ( ̄_ ̄*ノ -
さて、いよいよアルプス山脈のあるイタリアの国境付近に差しかかりました(^^)v
やがて、徐々にディセントを始めた飛行機♪
そして間も無く着陸するとのアナウンスと共に、ベルト着用のサインが点灯しました(^o^)/
まもなくミラノ・マルペンサ国際空港に着陸します! -
まだ真っ暗闇の早朝のマルペンサ空港に着陸しました(^^)
ついにイタリア上陸であります♪
しかし・・・残念ながら外は土砂降りの雨(汗)
スポットへのタキシングの最中も、機体に打ち付ける雨粒の音が激しく聞こえておりました(^^; -
ベルト着用サインが消えた途端・・・
「さぁ〜着いた♪」とばかりに、乗客が一斉に立ち上がります(笑)
通路側のオイラも、いち早く立ち上がってオーバーヘッド・ストウェッジの荷物を取り出し、隣席の中国人女性の分も降ろしてあげました。
彼女は照れ臭そうに「サンキュー」とだけ応えましたが、これが彼女との最初で最後の会話でありました(^^;ゞ -
飛行機を降りて、そのまま人の流れに身を任せて入国審査場へ向かいます。
オイラ、ヨーロッパは2度目の訪問ですが、イタリアには初めての入国です(^-^)v
へぇ〜イタリア語で"出口"は「USCITA」って言うんだぁ〜(笑) -
いよいよ入国(^^)b
当然のコトながら、審査の厳しい外国人のレーンは、なかなか進まないので大混雑(汗)
こういう時は、なるべく自国民ブースや空いているブースの隣のレーンに並ぶようにしましょう〜
何故なら、たまに自国民ブースの審査官が「こっちへおいで〜」と、外国人レーンに並んでいる人を呼んでくれるコトがあるんです♪
この時も、ユーロ圏帰国者の終えた審査官が、オイラ達の列に向かって「こっちにおいで〜」を手招きしたので、オイラは「待ってました!」と真っ先に彼の元へ行って、さっさと入国審査を終えることができたのでした(^^)vやた〜 -
無事に税関も終えて荷物を受け取り、ミラノ・マルペンサ空港の到着ロビーに出てまいりました( ̄- ̄*ふぅ〜
空港の時計を見ると、意外にも朝8時前。。。
さっき飛行機から見た空が暗かったのは、分厚い雲と雨の影響もあったようです(苦笑) -
エントランスから外に出てみると、とても暗い空でした(^^;
おまけに、寒さも幾分和らいでいるような気が・・・(苦笑)
こりゃ〜今日は1日中雨模様かなぁ。。。 -
とりあえず・・・今、円と人民元しか持たないオイラは、無一文同然であります(^^;
早朝から開いていた両替所で、手持ちの円と人民元の残りをユーロに換金しました〜
まぁ〜長く滞在するワケでも、買い物をするワケでもないので、300ユーロもあれば充分でしょう(^^)v -
ターミナルからガラス張りの渡り廊下をテクテク歩き、ミラノ市街へ向かう鉄道の駅へ。。。
たしかに早朝ではありますが、本当に人が少ない(^^;
動く歩道も止まってましたし・・・(苦笑) -
きっぷ売場に着くと、列車の発車時刻が掲示されております。
あまりの人の少なさに列車があるのか心配でしたが、ワリと頻繁に運行されているようで、正直ホッとしました(^o^;
"ヨーロッパ通"を気取って券売機にトライしてみましたが・・・あえなく撃沈(爆)
やむなく奥の有人カウンターで、ビジターらしく低姿勢で切符を購入となりました(^^;ゞ -
これがミラノ・カドルナ行き「マルペンサ・エクスプレス」の切符であります♪
大都市ミラノにはいくつかのターミナル駅が存在しますが、このカドルナ駅もその一つで、ミラノの中心部の少し西に位置する駅です(^^)b
それらの駅は、網目のような地下鉄や路面電車で接続されており、どこかのターミナル駅にたどり着けば、とりあえずミラノはどうにでもなります(笑) -
ここからプラットホームへ下りていきます(^^)b
もちろん改札口なんてモノは存在しません。
ただし、列車に乗る時はエスカレーターの手前にある、この緑色の「刻印機」に切符をガチャン☆と通して、入場日時を刻印させなくてはなりません( ̄- ̄*
もしこれを忘れて列車に乗ってしまい、車掌さんに見つかってしまうと不正乗車とみなされて、多額の罰金を請求されてしまいます(怖)
絶対に忘れないようにしましょう♪ -
おおっ!これが「マルペンサ・エクスプレス」ですかぁo(^o^)o
2階建てでかなりデカイ(汗)
JR東日本の215系に似た感じの車両ですなぁ(^o^* -
車内に乗り込むと、いきなりグニャリとした階段(^^;ゞ
無駄なスペースを極力省くのと、イタリア人のデザイン重視の気質が生んだ構造といったトコロでしょうか(笑)
でも、開放感のある手すりは圧迫感が無くて良いですが、ミニスカートの女性は少し困るでしょうねぇ。。。
とりあえず2階へ行きましょう♪ -
天井、高っ!
これで2階建てって、正直信じられまへんなぁ(驚)
シートもゆったりしていますし、ダブルデッカー特有の圧迫感も無くて。。。
こういうのを見せつけられると、日本の車両限界の窮屈さを思い知らされます(´Д`*
それにしても、ヘッドレストのカタチがユニークだと思いませんか?(笑) -
定刻にマルペンサ空港を発車して一路ミラノへ。
発車してしばらくの間は、この車両の2階エリアの乗客はオイラ一人だったのですが、3つ目の駅くらいから徐々に人が増え始めてきた(汗)
そしてこの画像の後、さらに乗客が増えて満員電車になっちゃいました(^^;
しかし、最近この列車内では旅行者を狙ったスリや置き引きが多発しているそうなので、荷物をしっかり抱えながら窓の外を眺めていたオイラでした。。。 -
ミラノに近づくにつれて、雨足が酷くなってきました(涙)
オイラとしては、1日目の今日はミラノ観光をして、夜にボローニャへ移動し、明日の朝イモラへ行くプランニングを立てていたのですが・・・
この雨の様子だと、とてもミラノ市内を満足に回れる状況ではありません(-公-*うーん
考えた結果。。。
予定を変更して、今日このままボローニャに入るコトにしました。
ひょっとしたらボローニャは晴れているかも知れませんし(^^)b -
マルペンサから40分ほどでミラノ・カドルナ駅に到着です〜
満員の2階建て車両からたくさんの人が降りてきました(^^;
只今の時刻は9時過ぎ。。。
イタリアではこの時間が通勤時間(?)になるんですかねぇ(苦笑) -
ヨーロッパでよく見かける櫛型ホームの根元の車止めに「ようこそミラノへ」の文字を発見♪
それを見て「運転士に言ってどうすんねん!\( ̄∀ ̄*」と、お約束のツッコミを入れておきました(苦笑) -
櫛型ホームの根元には、上野駅のように改札口がありました。
ご覧ください〜この自動改札機の列(苦笑)
あり?でもイタリアって、ラッチ制ではありませんよねぇ?
なので、これは厳密に言うと刻印機の列なのです(笑)
ちなみに持っていた切符は、出札の時に吸い込まれてしまいました(^^; -
駅から外へ出ると、やっぱり雨。。。
路面電車の路面上が水溜りになるほど、激しく雨が降り注いでおりました(-"-;
気温は現在5℃。
この雨のせいか、12月にも関わらず全然寒くなかった、この冬のミラノでした(^_^; -
買ちゃおうかなぁ〜どうしようかなぁ〜(^^;
旅行には傘は持っていかず、現地調達するのが常套ですが。。。
悩んだ挙句・・・
とりあえずはボローニャまで、移動してから買うコトにしました。
駅の構内でこんな商売をされると、思わず心が動きますよねぇ(苦笑) -
外は雨ですし、一番手っ取り早い地下鉄で移動するコトにします(^^)b
目的地はミラノ・セントラル駅♪
路線図を見ると、緑色の2号線に乗れば良いみたいです。
しかし、イタリア語の自動券売機の前で思案投首のオイラ(-_-*うーん
・・・切符の買い方が分からん(自爆) -
しばし途方に暮れていたら、目の前に駅員が通りかかったので、オイラは精一杯の悲しげな目で「切符が買えないんだけど・・・」と訴えてみました(苦笑)
すると、返ってきたのは「キオスクで買えば?」の一言でした(^^;
・・・ちなみに、この画像はキオスクではありません。
間違えて入った新聞スタンドですので悪しからず(爆) -
どうにか購入できたチケットは、こんな感じの紙切れ(^^;
これで75分間以内なら、バス・トラムは乗り放題、地下鉄は1回限り有効という乗車券なんだそうです♪(※ご注意・・・当時の運賃ですよ)
日本とは全然システムが違うので、前もって理解していないと戸惑ってしまうコト必至です(苦笑) -
切符を手にして、颯爽と改札口へ向かったオイラσ(^^*
ところが・・・
今度はドコをどう探しても、切符を入れる口が見当たらない・・・(汗)
「あれ?あれれ?」オイラが少し困った顔で改札口を眺めていると。。。
突然、イタリア人のビジネスマンがオイラの切符を覗きこんで、「こっちへ来い」と手招きをしてくれました(・ω・*
どうやらオイラ、違う改札口から入ろうとしていたみたいです(苦笑)
彼は自ら切符を入れる仕草をしてみせて「こうやるんだよ」と教えてくれました。
オイラが「グラッチェ」と言ってお礼を言うと、彼は「当たり前」といった顔で再び来た方向へ戻って行きました。。。
つまり、彼はオイラにこのコトを教えるために、わざわざこの改札口までやって来てくれたのでした(^o^)感激
いやぁ〜イタリア人、ホント親切ですねぇ。 -
カドルナ駅からミラノ・セントラル駅までは、緑色の2号線で移動できます。
オイラがホームに降りると、たった今電車が出たトコロ(^^;あちゃ
まぁ〜急ぐ旅でも無し、駅の観察でもしながら待つコトにしましょう♪ -
でもって、色々と周囲を観察。。。
まず、真っ先に気付いたのが架線( ̄- ̄)ほぅ〜
古くてトンネル断面も小さく見えたので、てっきり第三軌条方式だと思っていたのですが、架線から集電しているコトに驚きました(笑)
駅の雰囲気は、東京の銀座線に似ているでしょうか(・ω・) -
5分くらい待ったら、次の電車がやってきました〜
レトロな車両に乗り込むと・・・「く、暗い」(^^;
しかも・・・心なしか狭くね?(汗)
オイラは男ですから、それほど怖くはありませんでしたが、女性が一人で乗るのはちょっと怖いかもしれませんねぇ。。。
まぁどっちにしろ、ここでもスリに要警戒です(笑) -
ミラノ・セントラル駅です(^^)b
カドルナ駅からは約10分で到着しました♪
しかし、どの駅も似たような雰囲気でして、車内案内に用心しておかないと気付かずに乗り過ごしてしまいそうですなぁ。 -
階段を上って改札口へ行く途中に大きな吹抜があり、そこから下のホームが見える構造になっていました(^-^)
覗きこむと、すぐ真下に架線があるのですが、安全の為のフェンスも張ってなくて、日本人のオイラにゃ違和感ありまくり(汗)
もしココで事故が起きたら、事故を起こした人の不注意より駅の管理者が非難されるような歪んだ日本社会では、こんな開放的な駅の建設は無理でしょうねぇ(笑) -
地下から地上に上がると、やっぱり雨模様(苦笑)
たかが10分地下鉄で移動したところで、天候が回復するハズもなく。。。
オイラは今朝決断した通りに、当初の予定を変更して、今からボローニャ入りして、今日中にA.セナの眠るサーキットのあるイモラへ向かうコトにします(^^) -
ミラノ・セントラル駅のエントランスに立って、その美しい装飾にしばし見惚れておりました(^^)
いやぁ〜テレビでは何度か見た光景ですが、実際にこの場に立って見ると、画面を通しては伝わるコトの無い、実に重厚な空気がヒシヒシと肩に圧し掛かってくるような気がします。
これが本物の凄さ、旅の醍醐味なんですねぇ♪ -
早速、オイラはボローニャまでの乗車券を購入することに〜
乗車する列車はもちろん、トレニタリアが誇る高速鉄道「フレッチャロッサ」です(^^)b
チケット売り場にやってくると、クリスマス休暇の長蛇の列に思わず圧倒されました(汗)
しかし、ここで怯んではいられません。
オイラも大和魂(笑)で、大勢のイタリア人の列に飛び込んだのでした(^^; -
待つコト約10分。
ようやくオイラが先頭になり、やがて空いた窓口から手招き(笑)
「ボンジュールノ」と挨拶をすると、窓口の大変お美しいブロンドの女性(写真撮れませんでした・・・)も笑顔で「ヴォンジュールヌォー」と、本場の巻き舌で応えてくれました(^o^;ゞ
「11:15発のフレッチャロッサでボローニャまで1等車で!」と言うと・・・
彼女は肩をすくめながら「1等車は満席よ」と首を振った(汗)
仕方ないので「じゃ、指定席の窓側で(・ω・*」と言うと・・・
「窓側は空いてないわ・・・クリスマス休暇だもの」と半ば苦笑い。
そっか思い出した・・・今日は12月23日だぁ(´Д`* -
仕方ないので、窓側を諦めて通路側で妥協しました(^^;
日本でいう"お盆の帰省ラッシュ"ですから、乗車券が取れただけ良かったと思うほかありません(笑)
さて、発車時刻まで1時間ほどありますので、しばし駅を散策するとしましょう〜 -
駅で真っ先に目に飛び込んだのが、この巨大な広告版!
色んな意味で、さすがイタリアです(爆)
うーん、アルマーニなんて貧乏なオイラにゃ〜一生縁の無いブランドでしょうなぁ(^^;ゞ -
エントランスから続く階段を上ると、そこにホームがあります。
どうですか〜この重厚感溢れる門構え(^o^*
古き良きヨーロッパを彷彿とさせる石造りの壁の向こうに、近代的な電光掲示板が煌めくアンバランスさは、現代ヨーロッパの象徴的風景と言っていいでしょう♪ -
これは改札口・・・ではありません(^^;
実は公衆トイレの入口であります(笑)
駅でオシッコするにも1ユーロが必要です。
いざという時のために、小銭は常に持ち歩いた方が無難ですな(^^) -
まるで宝箱の中にいるような、素敵なこの駅への興味は尽きず。
気が付くと、いつの間にか発車時刻が近づいておりました(苦笑)
そろそろホームへ向かい、今度は列車の観察に移りましょう(^^)b -
イチオシ
ホームに出て、思わず息を飲んだオイラ( ̄o ̄*
櫛型ホームにドーム型の屋根の組み合わせは、ヨーロッパでよく見掛ける駅の形態ではありますが・・・
しかし、各駅ごとにその表情は全然違うんですよね〜
大聖堂を思わせる繊細かつ実直な屋根の骨組みに、何だかテーラーメイド仕立てのミラノらしさを感じてしまったオイラでした(*^-^*) -
それにしても・・・とにかく人の多いコト(^^;
どこを見渡しても、大きな荷物を抱えた人・人・人・・・
クリスマスを家族で過ごしたい皆様で、駅は溢れかえっておりました(汗)
飼い主の大移動で、ワンちゃんも大変です(^o^* -
イチオシ
これからオイラが乗り込む「ナポリ行き」フレッチャロッサを見つけました(^^)v
いやぁ〜イタリアらしいスタイリッシュなデザインですね♪
シャッターを切る指に、思わず力が入ります(笑) -
乗車口はこんな感じ(^^)b
高速鉄道らしいゴツい扉ですなぁ〜
いつも思うんですが、イタリア人って、こういう赤と黒の色彩の組み合わせを好みますよねぇ(^^)
しかもその配色も上品でお上手♪ -
さて、オイラが購入した指定席のある9号車を覗いてみると・・・
「うわっ!(´Д`*」車内の人の多さに思わず絶句。
元来、人混みが大嫌いなオイラは、この車内に飛び込む勇気がありませんでした(汗)
仕方ないので、車内をウロウロして居場所を探します。
当然のコトですが・・・
この列車に空いている席などひとつもありませんでした(^^; -
悩んだ挙句、結局ブッフェに居座るコトに(笑)
カウンターでイスは備わっていないのですが、ミラノから目的地のボローニャまでは、僅か1時間ちょっとの移動時間。
まぁ〜外を眺めながら昼食を食えば、あっと言う間でしょう(^o^) -
と言うワケで、窓側のカウンターテーブルを確保して、フレッチャロッサの旅が始まりました♪
ミラノ中央駅を出てしばらくは、街中をクネクネと他の近郊型電車と共にゆっくりと走ります。
お腹がすいたので昼食を買おうとカウンターの中を覗きこみますが・・・
まだ準備中のようで、若いウエイターが揺れる車内に悪戦苦闘しながら、大急ぎで食材を並べておりました(^^; -
大都市ミラノに集結する線路の海を、スイスイと列車が泳いでいきます。
この辺はまだ序の口(^^)
フレッチャロッサは、その俊足を持て余すように、ゆっくりとした足取りでミラノの市街地を走ります♪ -
やがて周囲から建物が消え、明らかに高規格で直線的な線形になった頃、身体に感じるくらい明らかな加速が始まりましたo(^o^)o来た来たぁ
この区間は最高速度300km/hで運転されており、おそらくドコかで300km/hが出ていたと思われます(苦笑)
山も谷も無い、ひたすらだだっ広い平原を真っ直ぐに走ります。
トンネルだらけの日本の新幹線の風景とは真逆で、これだけのハンデの中で高速鉄道を発展させた日本の技術の高さに、改めて感心した次第です(^-^) -
ブッフェがオープンしたので、早速サンドイッチを購入(^^)
パンとハムだけのシンプルなサンドイッチなのですが、どうしてこんなに味わい深いのでしょう?
ハムが美味いのか?パンが美味いのか?
日本で食べるそれとは明らかに違う美味さデス(嬉) -
ミラノ中央駅を発車して1時間あまり、延々と田園地帯を走り続けたフレッチャロッサが再び街の中へ。。。
車内アナウンスではボローニャ到着を案内しているようです( ̄o ̄*着いた?
途中、パルマやモデナと言った中堅都市を通過したハズですが、結局高速新線からは影も形も見えませんでした(汗) -
ミラノから約1時間10分でボローニャに到着(速っ!)
ホームに降りると、列車から大量の人が吐き出されておりました。
ここボローニャはイタリア各地への交通の要所です。
ここから各方面へ乗り換えをする乗客でホームはごった返しておりました(苦笑)
・・・と言うワケで、今宵の宿泊地である古都「ボローニャ」でござい安(^o^)/ -
いいっすねぇ〜この雰囲気(^^)
駅のホームって、無機質なようで意外と味があるモンです♪
日本の駅のホームの雰囲気も大好きですが、ヨーロッパの「カッチリ」(?)とした雰囲気も好きです(笑)
東南アジアの雑然とした雰囲気もいいですケドね〜
そうそう、この風景をどっかで観た記憶があって「前世?」「デジャヴ?」なんて思っていたのですケド・・・
実は「世界の車窓から」で観ていたコトを思い出したオイラでした/_~_)/ズル -
こちらはインターシティで、いわゆる在来線特急(^^)b
いかにも遅そうですが、オイラは個人的にはこっちの方が好きですねぇ(笑)
当たり前ですが・・・標準軌ですなぁ( ̄- ̄) -
ホームから階段を降りて地下通路へ。。。
都会の喧騒に溢れていたミラノとは違い、トラベラーが引くキャリーバッグの車輪の音だけが、優しく天井に木霊する地下通路でありました(^-^) -
階段を上がると、こじんまりとした駅舎の一階に出てきました。
駅舎の規模のワリに、巨大で立派な電光掲示板が付けられていて少々驚きましたが・・・(^o^;
そもそも、改札口の必要の無い欧州の駅では、駅舎を大きくする必要なんて無いんでしょうねぇ。
「駅ビル」という概念は日本人特有の考え方だと、昔何かの本で読んだ記憶があります。。。 -
ボローニャの駅舎でございます♪
駅前ロータリーの混雑ぶりは、日本もイタリアも同じですねぇ(笑)
こっちの雨は小降りで、本降りのミラノを諦めて正解でした(^^)v
気温は6度・・・雲でだいぶ寒さが緩んだおかげで、それほど寒さを感じませんでした。
とりあえず、ホテルにチェックインしましょう(^^) -
ボローニャ駅から徒歩1分(^^)b
今宵の宿は、ボローニャ駅前の「メルキュール・ボローニャ」です〜
偶然ですが、あの伝説の「水曜どうでしょう」で、どうでしょう軍団が宿泊した宿でもあります(笑) -
落ち着いた街並み同様、フロントも大人の雰囲気(^^)
笑顔で迎えてくれたホテルマンは、少しデル・ピエロ似のかなりのイケメンで、背も高くてスタイルも良く、高そうなスーツが良く似合っておりました(汗)
一方、長旅でヨレヨレの服に身を包んだ短足でブサイク顔のオイラσ(^^;
いやぁ〜同じ人類に生まれて、こんなにも差が出ますかねぇ(悲) -
部屋はこんな感じです。
ダブルベッドの一人使用にも、オイラ随分と慣れました(^^;
ベッドって広すぎると、案外寝にくいモンなんですよ(苦笑)
これで1泊で8,000円ほど・・・円高の恩恵を受けまくりです♪
さて。
只今の時刻は午後1時すぎ・・・
ゆっくりと長旅の疲れを癒したいところですが、グズグズしているヒマはありません。
さぁ〜いよいよ彼に会いに行きましょう( ̄- ̄* -
ホテルで着替えて駅に戻ると、切符売り場は凄まじい人混み(汗)
オイラ、ヨーロッパのクリスマス休暇をナメておりました(>_<*
壁に設置された自動券売機は、イタリア語だらけで全然使い方が判りませんし・・・
仕方ないので、長蛇の有人窓口に並ぶコトにしました(_~_;はぁ -
並んでいる間に、ホテルで貰った地図でイモラを通る列車の行先を確認。。。
どうやら、次のアンコーナ行きの列車に乗れば、イモラ駅まで行けるようです(^^;
行列は整然としており、意外なほど秩序が保たれております♪
この冷静さは、正直オイラの思い描いていたイタリアとは違いました(爆) -
窓口で「イモラまで行きたいんだけど・・・」と、悲しげな目と共に訴えると、窓口のお姉さまは笑顔で「OK!問題無いわ」と言って、親切に切符を発券してくれました(^^)
オイラ「次の13:36の列車ですよね?」(・ω・*
お姉さま「ええ、そうよ」(^-^)
いやぁ〜優しいお姉さまで助かりました♪
・・・というわけで。。。
ホームにはすでに列車が停まっておりました(^^)b -
おおっ!ローカル色満載でいいですなぁo(^o^)o
列車は動力を持たない客車でして、運転台は先頭車に付いているんですが、機関車が一番後ろに付いていて押しながら走るタイプ。
要するに、客車が6両なので「1M6T」というワケ(爆)
ヨーロッパには多いタイプですが、山岳路線の多いイタリアでは意外と少数派なんですよねぇ(^^; -
早速列車に乗り込み、空いている座席を確保(^^)b
発車まで10分近くあるのですが、ドンドン座席が埋まっていきます。
ちなみに、この列車は「RV(レッジョナーレ・ヴェローチェ)」といって、乗車券のみで乗れるいわゆる快速列車です〜
発車までのひとときを座席に座ってゆったり過ごしていたオイラでしたが・・・
あっ!*゚д゚)しまった!!
ホームで切符に刻印をするの忘れてましたっ(汗)
イタリアではこれを忘れると、厳しい罰則の対象となってしまうのです。
オイラは慌ててホームへ(>_<*ひぇ〜 -
ホームの端っこの刻印機までダッシュで走って、急いで戻って来たのですが・・・
あえなく、座席は他人様に取られておりました*_~_)あ〜あ
発車直前になって、他の車両も満席状態。。。
「立ちっぱはツラいなぁ(´Д`*」
・・・なんて思っていたら、デッキで収納式のシートを見つけました〜
車掌さん用かな?・・・とも思いましたが、車掌さんは何も言わずに切符を検札したので、きっと大丈夫なんでしょう。。。
ドアの前で寒いですけど、まぁ座れるからいいか(笑)
ここからイモラまで、30分たらずの列車の旅です(^^)/ -
列車は田園風景をのんびりと走ります。。。
時間を節約できる高速鉄道もいいですけど、やっぱり鉄道の旅はゆっくりと景色を眺められる方が情緒ありますよねぇ〜
ただしこの簡易シート、お尻がゴツゴツして違和感有りまくり・・・(苦笑)
しかも走り出したら、ドアの隙間風で結構寒いし(^_^;ゞ -
暖かい客室を覗いてみると・・・
満席で一寸の余地もございません(^^;
誰もいない広々したデッキで寒さに耐えた方が良さそうです(苦笑)
画像がブレブレですみません。 -
簡易シートに慣れてきたのか、心地よい揺れにウトウトし始めた頃、列車はイモラ駅に到着しました(^^)b
いかにもイタリアの田舎駅って雰囲気で、降りた瞬間から何とも懐かしい雰囲気に包まれ、心地よい気分になったオイラ♪
初めて来た街なのに、こんなに懐かしい気分になれるって、不思議ですなぁ(嬉) -
最後尾の機関車が唸りを上げて前の客車を推して発車して行きました(笑)
列車が去った後のホームにしばらく佇んでいると、静寂と共に深々とした寒さが込み上げてきます(^^;
オイラはジャケットのポケットに手を突っ込んで、この狭い階段を地下通路に降りて行ったのでした。 -
イモラ駅の駅舎はこちら〜
あのホームの感じからは想像もできないほど大きな駅舎です(笑)
ちゃんと駅員さんもいますし、おまけにBARも併設されている〜
「田舎駅」と呼ぶには些か失礼な立派な風格でありました(^^; -
さて、この街のどこかに、今回の旅の目的地である「イモラ・サーキット」があります。
駅には特に表記は見当たりませんでしたが、日本で位置を確認したところ、駅を出てひたすら道を真っ直ぐに歩き進めば辿り着けるハズ(^^)b
オイラはセナの待つそのサーキットに向けて、意を決して歩き始めたのでした。 -
駅前の通りには、路駐の車で溢れております。
ヨーロッパに来るといつも思うのですが、いったいどうやって出すんでしょうねぇ(苦笑)
まぁ〜何度か切り返せば出せそうですが、バンパーが傷だらけの車も多くて、もし知らない間に愛車にブツけられたらと思うと、オイラにゃどうにも我慢なりませんなぁ(^^; -
あっ!泥棒だっ!
・・・古典的なボケですみません(笑)
今日は12/23。。。
どこの家もクリスマスの準備が整えられておりました〜 -
駅から一直線に歩いて来ると、道が狭くなって石畳の道路に変わって・・・
挙句の果てには、建物のトンネルが口を開けておりました(笑)
目の前を通過したバスが、そのまま時計台下のトンネルへ。。。
そんな光景を目の当たりにして、思わず笑顔♪
イタリアの田舎街は退屈しません(^^)b
バスの後を追いかけるようにトンネルをくぐり、再びサーキットへ向けて歩きだしたのでした〜 -
街を抜けると、また広いアスファルトの2車線道路になりました。
道路の片側は駐車帯になっており、そこにまたギッシリと車が停められておりました(^^;
そろそろ川が見えてくるハズなんですが・・・
その川を渡ると、いよいよイモラ・サーキットです(嬉) -
駅からブラブラと歩くコト約25分(苦笑)
ようやく目の前に川が見えました〜
この「サンテルノ川」を渡ると、いよいよ今回の旅の目的地『アウトドローモ・インテルナツィオナーレ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ』通称「イモラ・サーキット」に到着です(^o^)/
よく見ると、橋の向こうに何やら赤いオブジェが・・・? -
イチオシ
橋を渡ると、いきなりサーキットの入口です(^^)b
「おおっ!イモラのコントロールタワーだ!」
長年F1を観続けていますが、まさか肉眼でこのタワーを見る日が来るなんて・・・感無量であります(涙)
歴代のフェラーリ・ドライバーが、特別な想いを抱いて戦いに臨んだこのサーキット。。。
オイラは、しばらくの間この光景を凝視して、しっかりと脳裏に焼き付けたのでした(*^-^*) -
ところで・・・
コレ何なんスか?(´Д`;
フェラーリF40が山積みになっております(笑)
一瞬「本物か?」と思ったんですが・・・
近づいてよく見たら、小さめのレプリカがオブジェ状に、ただ積まれているだけでした(苦笑) -
ちなみに。。。
後ろから見るとこんな感じ(^_^ゞ
コレ、サーキットの入口脇に置かれているんですが・・・
個人的には「・・・・・・?」な感じですなぁ(爆) -
さすがにサーキット施設内には入るコトは出来ませんが、コースの周囲は公園になっており、自由に行き来するコトが出来ます(^^)b
道路がコースをアンダーパスして、サーキットコース内の公園に続いております〜
レースの開催されていないサーキット周辺は、驚くほど静寂に包まれていて、落ち着いた良い雰囲気でしたよ♪ -
公園内の遊歩道を歩いていると、コースが見えてきました(・ω・*
ここは、まさしく「タンブレロコーナー」です・・・
アイルトン・セナが事故死した後に、シケイン状のコーナーに改修されましたが、以前はゆるい左への高速コーナーでした。
ここで何らかの原因でカーブを曲がりきれず、そのまま300km/h近い速度でコンクリートウォールに激突し、彼は帰らぬ人となったのです。。。
この場に来たオイラは、あの悲劇の瞬間の映像が思い出されてしまい、遥々やって来た到達感が打ち消された気持ちになっていたのでした。 -
公園というより森の中に迷い込んだような趣(^^)
遊歩道を歩いていると、ジョギングをする人達とすれ違いました。
イモラ市民の憩いの場となっているようですね〜
しかしF1が開催時には、ここもイタリア中から集まった大勢のティフォシで埋めつくされたコトでしょう(笑) -
サーキットコース沿いにしばらく歩くと・・・
寂しそうな後ろ姿が見えてきました。
まるで、その一角だけ時間が止まっているような、侘しくも荘厳な空気に包まれた場所。
胸が詰まるような気持ちで、オイラは一歩一歩、アイルトンに歩み寄ったのでした。 -
イチオシ
「こんにちは・・・」
オイラは心の中で呟いた。
沈黙を時折吹く風が木々を揺らして遮った。
感動の対面となるハズでしたが、何故かこの時のオイラは、今にも泣き出しそうな空を、悲しげな目で見上げていたのでした。
まるで、こみ上げる気持ちに抗うように・・・ -
真新しいアウリヴェルジと、瑞々しい薔薇の花束。
直前に誰かが彼に会いに来てたのでしょうか。
オイラは彼の正面に回り一礼・・・
しばらくの間、この空間を共有したのでした。 -
アイルトンが向いている方向には、フェンス越しにタンブレロからヴィルヌーヴへつなぐ短いストレートが見えます。
このエスケープゾーン上が、彼を乗せたウィリアムズのマシンが大破して止まった場所。 -
2006年に開催されたサンマリノGPを最期に、以来F1が開催されていないこのサーキットで、アイルトンはどんな気持ちでこの場に佇んでいるのでしょうか。
どれも似たようなレイアウトの"ティルケ・サーキット"が増えてしまい、近年、単純で大味なレースが増えてしまった気がするオイラ。
イモラのようなオールドコースで、ドライバーがマシンの限界を引き出していた頃のF1がとても懐かしく思えるのは・・・
きっと、オイラだけではないですよね・・・? -
イチオシ
ついに空から細かいミストが降り注いできた。
・・・そろそろ行くか・・・
ふと時計と見ると、かれこれ40分以上この場に留まっていたようです。
いつの間にかこんなにも時間が経っていたとは・・・
1994年5月1日以来・・・
この場所は、まるで時間が止まっているかのようでした。 -
イモラ・サーキットを後にしたオイラは、冷たい霧雨の舞うイモラの街を、フラフラと駅へ向かって歩いておりました。
「さ、寒いっ・・・」
久しぶりに口から発した言葉は、思いがけないほどストレートな弱音でした(^o^;ゞ
12月の北イタリアは聞きしに勝る寒さでして・・・
身体がキンキンに冷えたオイラは、矢も盾もたまらず道路沿いのコーヒースタンドへ飛び込んだのでした(苦笑) -
「コーヒープリーズ!」
とにかく温かい物が飲みたかった(´Д`*
深く考えず、とりあえず注文したコーヒーでしたが・・・
忘れてました・・・
ここがイタリアだってコトを(汗)
出てきたのは、見事な深煎りエスプレッソでした。
美味いんですけどねぇ・・・残念ながら量が少ない(>_<*
なんだか、濃すぎて余計に喉が渇いてきてしまった(苦笑) -
・・・と言うワケで(爆)
お代わりでコーラを注文(^^)v
ついでに小腹も空いたので「パニーニ」も頂きました♪
パリッとした生地にハムとミートソースとチーズが挟んであって、一口かじっただけで、一気にイタリアンな気分に叩き込まれます(爆)
もう〜最高(*^-^*)
暖かい店内と陽気で明るいレジのお姉さん、なんとも心地よいお店でした〜 -
コーヒースタンドに長居をしすぎたおかげで、すっかり陽が落ちてしまいました(苦笑)
再び寒空の下、オイラは駅を目指します。
交差点で信号待ちをしていると、長〜い連接バスがオイラの目の前を右折していきました( ̄□ ̄*アガ
こんな狭い街中を、よくもまぁ運転できるモンだと感心しきり・・・
前進はいいけど、後退する時はハンドル操作に気を使うでしょうねぇ(汗) -
駅に着いてボローニャ方面の時刻表を見ると、間もなく、5分後に列車がやってくるようです(^^)b
切符を買うために窓口に並ぶオイラ。。。
前のおばちゃんがなかなか終わらない(焦)
・・・いよいよ列車の発車まであと2分。
「頼む!早くしてくれぇ〜(´Д`*」
そんなオイラの願いが通じたのか、駅員さんが一旦その面倒臭そうなおばちゃんを退避させて、先にオイラに用件を訊いてくれました(^^;
・・・助かったぁ(笑) -
切符を買って慌ててホームに出ると、ちょうど列車が到着したトコロ(^o^;セーフ
鈍行列車ですが車内はガラガラだったので、ゆっくりとボローニャまでの30分を過ごせました♪ -
ボローニャに戻ってまいりました。
時刻は17時過ぎ。。。
夜の帳が下りて、駅舎が美しくライトアップされています♪
降っていた雨は上がりましたが、陽が落ちた分、グッと気温が下がってきました(((*>_<*)))サブッ -
早くホテルに帰って暖をとりたいところですが・・・
クリスマス休暇で大混雑する駅構内を目撃したら、明日の列車の指定券を買わずにいられませんでした(苦笑)
・・・と言うワケで、行列に並ぶコトにします(^^;
「イタリアでは割り込みとかあるのかなぁ?」なんて思いながら周囲を観察していたのですが、やはりここでも皆さん秩序良く辛抱強く並んでおられました。
・・・失礼しました(笑) -
無事にミラノまでの切符を手に入れたので、一度ホテルへ戻ることにしましょう〜
それにしても・・・
猫の額のような小さな駅前は、出迎えの車で大混雑( ̄Д ̄*ヒェ
この、いかにも地方都市の駅前って雰囲気は、日本もイタリアもさほど変わらないようです(笑) -
ホテルに帰ってまずやるコトは、電子機器のバッテリーの充電(笑)
この寒さでバッテリーの減りが早いコト(^^;ゞ
携帯電話やiPodやデジカメなど・・・
最近の電子機器は、コンセントのアダプターを使えば変圧器無しでも使えるので便利です♪
ただ、まれに携帯の充電器で国内専用(110Vのみ)のヤツもあるので、海外に持っていく時は確認しましょう(^^)b -
熱めのシャワーを浴びて、歩きまわって汗を吸ったインナーを着替え、食事をとるために再びホテルの外に出ると・・・
土砂降りの雨( ̄□ ̄*アガ
ボローニャの繁華街まで行こうと思っていたのですが、この様子では、外へ出た瞬間に冷たい雨に打たれてズブ濡れるコト必至であります(汗)
駅周辺でめし屋を探しますかぁ(´Д`* -
駅前の道路沿いの軒下をウロウロしていたら・・・
オッサンが突然話しかけてきた(・_・*ん?
何やらイタリア語で喋っているが、意味が分からない。
すると「リストランテ!リストランテ!」と建物の奥を指差して、拙い英語で「アーユーハングリィ?」と言ってきた(^^;
オイラは「ああ、レストランの客引きか」と思い、無視しようかと思ったのですが・・・
どうしても悪い人に見えなかったですし、すっかり腹も減っていたので、思い切ってその店に入ってみることにしました(笑) -
そして、注文したのがコチラ(^-^*
オイラが今回是非とも、本場ボローニャで食べたかった「ラザニア」であります♪
ホント、オイラのラザニア好きは異常でして(笑)
冷凍食品のラザニアには飽き足らず、板パスタを買ってきて、トマトソースから自分で作ってしまうほどでありましてσ(^_^;
実は「ラザニア」は、今回のイタリア旅行の"裏テーマ"と言っても過言ではありません〜 -
イチオシ
では、早速いただきます(^o^)/
「わ、めっちゃ美味っ!」
あまりの想像を越えた美味さに、思わず唖然としてしまいました(゚Д゚;
一口頬張ると、濃厚なトマトとひき肉とチーズの香りが口の中を襲います。
そして噛むと、弾力のあるもっちりしたパスタが、心地よく歯を押し返して、プツンと切れていくのです♪
「嗚呼・・・これが本場のラザニアかぁ」
・・・感無量であります(涙) -
夢中でガツガツと食べたラザニア(^^;
付け合わせに追加したポテトでしたが、とても量が多い(汗)
食べきれなかったので、店の人にお願いして包んでもらい、後でホテルで酒のつまみにさせて頂きました♪
代金もラザニア、ポテト、ビールを注文して日本円で2,000円程と、まぁフツーのお値段で一安心(^^)
客引きをしていたのは、店が奥にあって分かりにくいからだったようです(笑)
「ごちそうさまでした(^人^)」
この先は2010年アイルトンに会いに行く旅Vol.3(ミラノ〜帰国篇)でお楽しみください〜
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ボローニャ(イタリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2010年アイルトンに会いに行く旅
0
113