2009 18きっぷ東海道53次の旅【その１】旧東海道をたどって亀山へ

2009/08/09 - 2009/08/09

18きっぷの消化の旅に出ました。
どこに行こうか悩んだのですが、なんとなく西に行ってみたかったので、東海道線で西に向かってみました。
日帰りのプランだったので関西方面に行って行けるところまで行って戻ってくる形にしました。
結果的に京都まで行くことができました。

まずは往路、東京から亀山までです。

エリア 亀山(三重)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝早い電車で西を目指しました。5:46の沼津行き。さすがに18きっぷのシーズンと言うことで結構な人でした。若者二人、どうもＴ美大生っぽい人たちは長崎を目指すよう・・・。

熱海駅に到着しました。まだ朝早いので人はほとんどいませんでした。

駅前にある足湯、家康の湯もまだ営業時間前。ということで熱くなかったです。眠気覚ましに入りたかったのですが残念。

ここから一気に両数が４両に減ります。18きっぷの時期はそのままにしに行く人が多いのでここから先はかなりの混雑になります。

静岡でさらに乗り換え。静岡〜豊橋間も編成は短いし、景色は単調だし、混んでいるし、ということで、東海道線で18きっぷで移動する際には最大の難所とも言えます。

豊橋でさらに乗り換え。豊橋からは特別快速で、編成も長くなるので多少、座れるチャンスも増えるのですが、さすがにみんなダッシュ。

名古屋までの約1時間。早起きした疲れもピークに達して、スピード出して走るから電車も揺れる・・・・ついついウトウトしてしまいます。

名古屋からは関西本線に乗り換えます。快速の亀山行きに乗れました。列車に乗る前にちょっと一ヶ所、電話をしておきます。
実は東海道本線はここから岐阜→大垣→米原→京都と向かうのですが、旧東海道は南下して桑名→亀山→草津と下をまわっていきます。

桑名に到着。いよいよ三重県へと入ります。ここまで出発して約7時間・・・。長かった。
さらに終点の亀山を目指します。

亀山駅に到着しました。
亀山といえば、SHARPの亀山モデルで有名ですが駅はおもったよりこじんまりとした駅でした。

亀山駅 駅

ちょうど今年は亀山を起点とする紀勢本線が全通して50周年の年。ということで、いろいろな展示がされていました。

懐かしいアイテムなどもいろいろと展示されていました。

こんな感じで展示がされていました。でもガラス越しにしか見られないのがちょっと残念ですね。

駅前にあったバス停。シャープ工場だけでなく亀山ローソクの工場前にもバス停があるのですね。
亀山ローソクもそういえば亀山ですね。

亀山は昔は東海道の宿場町として栄えた場所です。このあたりは山の中で京都までもう少しと言うことで旅人の疲れもかなりたまっていたと思うので、そういう人達を癒してきた町なのでしょうか。

駅前にある”旅館”と書かれた建物へと向かいます。お目当てはここの1階のお店です。
こちらの駅であるモノをゲットして駅へと戻ります。
でかい鳥居がロータリーのところにありました。

駅に戻ります。まだ時間があったので窓越しに先ほどの展示を見ます。これは鉄道模型です。

むかしの紀勢本線沿線の写真なども飾られていました。

ホームへと戻ります。0と書かれているのが紀勢本線の起点を表す標識です。

昔はこの駅も中継点だったこともあり、かなり広くて大きなホームがあります。これは往時の名残でしょう。

ひっそりと時間が止まったようにシーンとした駅の構内。留置した車両が止まっていました。

さてさて、お目当ての品はこちら。先ほど駅前のお店で購入してきました。できたてなのでアツアツです。
いとう弁当店さんの駅弁です。

いとう弁当店 グルメ・レストラン

そしてこれは懐かしい、お茶パックです。最近ではすっかり見なくなりましたね。

袋を開けるとプラスティックの容器が出てきました。

蓋を開けるとこんな感じ。中は桑名の名産、しぐれがご飯の上にたくさん乗っかっています。
こちらの駅弁が実は亀山の隠れた名物。まずは一口、そのまま食べます。ご飯がおいしいですが・・・さらに

先ほどのお茶をドバドバと器に入れて、しぐれ茶漬けのできあがり。
日本で恐らく唯一というお茶漬けの駅弁です。これがまた、絶品です。お昼などに食べるにはいいですね。
ちなみにこちらのお弁当は要予約なので事前に電話をしておく必要があります。私が名古屋駅から電話をしたのは実はこのためでした。