Let's go in the motor home!～モーターホームの旅～アメリカ

2012/01/22 - 2012/02/02

ラスベガスで仕事関係の展示会をみて、その後ラスベガスからサンフランシスコまで、グランドキャニオン、メテオクレーター、ルート６６、西海岸などを途中、寄り道しながら、自分達のペースで周りました。
大自然や、古き良きアメリカ、先進国アメリカなど様々なアメリカを体験することが出来ました。

旅を振り返りながら少しづつ更新していきます

エリア グランドキャニオン周辺(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 自転車 徒歩
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: その他

2012・1/22　いよいよ出発となりました。今回、仕事を少し兼ねて、新婚旅行でアメリカをモーターホームで周ることにしました。中部国際空港から大韓航空で任川国際空港経由、LA経由でラスベガスへ。やっぱりアメリカは遠いなぁと思いました。しかし、これから初めての経験がたくさん待っていると思うと、うれしくて仕方がありません。旅はいつもワクワクします。

大韓航空で一番楽しみにしていた機内食のビビンパ。うわさには聞いていたけれど、なかなかおいしかったです。コチュジャンとごま油は二つあったので、モーターホームでの料理に使えるかもと思い一つはとって置きました。
トッポギみたいなのはイマイチでした・・・。クウネルを繰り返し到着を待ちます・・・。

LAを経由してラスベガスに到着です。とりあえずぐっすり寝て夜のベガスへいざ！けど、なんだか寂しさを感じる町でした。お腹が減ったのでベラッジオのバッフェに行きました。まあ大味ですね・・・。
ストリップ通りをぶらぶらして噴水ショー、海賊ショー、火山ショーなど目にしながら、アメリカに来て絶対食べようと思っていたビーフジャーキーを買ってビール買って帰りました。ビール安いです。

これがラスベガスの移動で便利なデュースです。間隔も短くストリップ通りを北から南まで走ってるので便利でした。
乗客のほとんどが観光客なので、和気藹々な雰囲気でした。

ラスベガス2日目は仕事を兼ねてワールドコンクリートショーに行きました。
世界中のコンクリートに関係する物が集まります。僕は大興奮なんですが、妻は早々に飽きてきました。妻いわく「デカイね、色々・・・」まあそれでももった方か・・　　という事で、お昼ごはんをこれまたデカイピザを食べてコンベンションセンターを後にしました。ちょっと胃がもたれました。
明日はいよいよモーターホームの旅本番です。

さて、今日はモーターホームで出発の日です。朝、ホテルにスタッフの方が迎えに来てくれる予定です。待ち合わせ場所で待っていると以外にも時間ピッタリにスタッフの方が登場。少し以外でした。もっとアバウトかなーと思っていたので（笑）
迎えに来てくれたのは日系アメリカ人のケンさん。子供の頃日本の米軍基地にいたという事で、日本語ペラペラでした。ケンさんの運転するバンに乗り込んでモーターホームを借りる予定のキャンピングワールドへ！
ラスベガスのホテルから２０分位で到着。
敷地内にはオフシーズンのせいもあるのか、モーターホームがズラーッと停まっていました。どれも新車のようにピカピカでした。
横に目をやると、隣にはエルモンテＲＶのオフィスが隣接。こちらもたくさん停まっていました。

オフィスでレンタルの手続きをしました。レンタルしたのは写真左のモーターホーム、これなら街中でも気楽に動けるかなと２３フィートのタイプにしました。一番奥にダブルサイズのベッド、トイレシャワー、キッチンリビング、キャビンの上にベッド。二人なら十分なスペースでした。
1月の後半だったので、当然真冬です。そこで出た問題が、ウィンタライズというシステム。
これはモーターホームの設備のキッチン、トイレ、シャワーなど居住スペースの水周りが一切使えない状態にしてあると言うこと。
零下の場所に長くとどまると配管内の水が凍結、膨張して配管が破裂するので事前に水を全部抜き、不凍液を入れてある状態。
つまり居住スペースで水は一切出ないし、流せないんです。

日本で出発前にﾄﾗﾍﾞﾙﾃﾞﾎﾟの小林さん（アメリカをモーターホームで周る旅を企画して見えるお世話になった旅行会社）から説明を受けていたのですが、現地で詳しい説明を受けると、以外にも厄介な感じ・・。当初、このシステムは選択できる感じと聞いていたので、大丈夫と思っていたのですが、解除することは出来ないと言われる。
もしするなら、暖かい場所に行ったら提携先の工場で解除してください。解除にかかる整備費用は７５＄までは負担します。という事。解除して何かあっても責任取りません！　　　うーーーん、悩む・・・。
そこで、トイレやシャワーなどの排水は使うと何かと臭うのでいいとして、キッチンの水道は出発して考えようということに。
まあ、日本でやってるキャンプの要領でやればいいかと思いそのまま出発です。

ケンさんの先導で運転の練習も兼ねて近くのWalmartへ買出しに来ました。ケンさんとはここでお別れですが、駐車場に停まってる日本車の話で火がついて車話で盛り上がりました。
「FJクルーザーかF150買うか迷ってるんだ」と言ってケンさんは去っていきました。ありがとう。こういう出会いが旅のいい思い出になります。
さて広いスーパーでは肉、野菜、飲み物、果物、お菓子など適当に買い込みました。水は１ガロン１＄以下、肉もミルクもでかいし安い。シリアルにいたってはドッグフードかと思う量で売ってました。僕は普通サイズを購入。他のお客さんを見ているとメモを見ながらキングサイズや大量購入してました。大食もあるけど、スーパーまで距離があるこの広い地ではまとめ買いが大事なんだと思いました。(勝手にですが)
妻はもっとゆっくり見たいようでしたが、グランドキャニオンまで４７０?程走る予定だったので出発することに。昼食はスーパーで買ったドーナッツとアメリカンサイズのポテトチップ。
この旅でポテトチップは役立ちました。いろんな味が楽しめるのと、ケトルという厚切りのものなら長距離でも眠くならずに運転できました。行かれる方は試してみてください。
あと、スーパーで４＄位で売っていた簡易BBQコンロはとても役立ちました。練炭も網も付いているのでRVパークで外で手軽にBBQが出来ました。２回くらいは全然使えます。

さてグランドキャニオンへ向けてハイウェイをひたすら走ります。
想像はしていましたが本当にまっすぐで先が地平線です。すぐに眠気が襲ってきます。運転は車の大きさとハンドルの間隔に慣れればエンジンパワー＆車重により安定しているので楽ちんでした。
お借りしたナビも正確で安心して飛ばします。日本では見れないトレーラーやコンボイにフォーフォー言ってました。またモーターホームも大小様々な物が頻繁に走っていてアメリカでは当然なんだなぁと再認識しました。かっこいいピックアップやSUVがたくさん走っているので飽きません。

グランドキャニオントレーラービレッジに到着したのは日も落ちた夜の７時過ぎでした。雪が３０cm位積もっていて一気に冬世界でした。オフィスにはもう人がいなくて、ドアに自分の名前とサイトナンバーが書いてあるファイルが貼り付けてありそれをもってサイトに無事到着しました。真っ暗でしたが、空気がすごく澄んでいて星がものすごくたくさん見えました。
トレーラビレッジにはオフシーズンのためほとんど泊まっていなくて両手で数える位でした。トイレも近くにありました。
シャワーは少し離れた所にあるキャンプサイトまで行かないと無かったので明日の朝浴びることにしました。
初のモーターホームでのディナーは日本から持ってきたクックドゥを使ってチンジャオロースーとインスタントの味噌汁、白飯、サラダです。やっぱり味噌汁はおいしいです。ほっとします。
タンクの水で洗い物をして、鍋に水を貯めてトイレに行って帰ってきてみると、もう凍ってる！いったい今何度なんだろう・・・。
でも、車内はヒーター完備なんで半袖で十分です。
ベッドもフカフカでとても気持ちが良かったです。
明日は朝日が見れたらいいなと思い寝ました。

翌朝、朝日を見に行く為に国立公園内を走っているシャトルバスに乗りMatherPointへ。バスは日の出の１時間前から動いているので便利です。眠気を引きずりながらもワクワクしながらバスに乗ります。運転手のおばさん？も気さくでとてもおおらかな感じでした。

断崖絶壁のギリギリまで行けます。雪が積もってるので滑ると落ちちゃいます。

朝日によって渓谷が照らされると光のコントラストが出来、一層深さが際立って見えました。自然の凄さ、力を改めて感じました。
今度来るときは数泊して、渓谷をトレッキングしたいと思いました。
リムトレイルを１時間くらい歩き車に戻り、朝食を食べ、シャワーを浴び洗濯してグランドキャニオンを出発しました。
今日はアリゾナ大隕石MeteorCraterへ行きます。

グランドキャ二オンを出発して、アリゾナの砂漠の中を走ること２時間。
砂漠の中にそれは見えてきました。周りは一面平らなのに、そこだけ山があると思って登ると、大昔に隕石が落下してできた巨大な穴！
深さ１７０M、直径１３００M。ここに隕石が落ちたと考えると、ほんと周りに何もないときでよかったなぁと、変なことを考えてしまいました。
観光客はほとんどいませんでした。入場料も意外に？！
でも、僕たちはこういう大きいモノが好きなので溜息ばかりついて眺めていました。これからハイウェイ４０を西に走りルート６６に向かいます。

ハイウェイ４０を西に行くとセリグマンあたりからルート６６に行く道がありました。だいぶ日が傾いてきていましたが、この旅の醍醐味の一つでもあるので、躊躇なく行きます。
少し走ると、人気のない静かな雰囲気の街並みがありました。
通り沿いには映画で見るようなお店や、車、看板等雰囲気をあえて残してある感じでした。人気はほとんどなく、車を停めて少し散策しました。

今ではほとんど無くなったルート６６の上で見る夕日は少し寂しい気持ちにさせます。昼間にくればもう少し賑やかなんだろうか・・

カーズのキャラクターが実車で再現されてました。。

すっかり日も暮れ、今日のキャンプ地キングマンのKOAを目指します。運転もすっかり慣れ、暗くなってもなんだか余裕が出てきました。KOAに到着したのは20時頃。スタッフが事務所の鍵を締めようとしているところでした。ここのRVパークも予約はしてあったのですが、サイトの設備で一部変更したいことを言うと、気さくに対応してくれて、トイレや、シャワーに近いところに難なく変更できました。空いていたから出来たのかもしれません。
この旅で二回目のRVパークですが、昼間走っていると本当にあちこちにRVパークがありました。こんなにあるならあえて事前予約せずにその日の気分で旅ができるなと感じました。オフシーズンならまず人気のあるところ以外は予約なしでも大丈夫だと思います。
KOAは全米チェーンだけあってよく見ました。施設もしっかりしていました。

この日の夕食はスーパーで購入したトマトソースを使ってのパスタです。でも味噌汁は飲みたくて飲みます。