2011/12/31 - 2012/01/04
269位(同エリア343件中)
ムヒカさん
2011年の大晦日から翌年のお正月にかけて、長崎・佐世保・平戸の教会巡りをしてきました。
見学したい教会がてんこ盛りの平戸エリア。
まずは、生月島のカトリック山田教会を目指します。
シンプルな外観とは対照的な聖堂内は、蝶の羽で作られた装飾画が印象的。
壁面のモスクのような模様に映り込むステンドグラスが何とも神秘的な教会でありました。
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道の駅 生月大橋からの風景。
前日の青空とは打って変わっての曇天。
今にも雪が降りそうな、寒〜い1日でありました。 -
生月大橋を渡ってすぐの所に「大氣圏」というあごだしラーメンのお店があります。
道の駅でお土産用ラーメンを購入。
家で食べてみましたが、あごだしスープの美味しいこと!
お店で食べればもっと美味いこと間違いなし!
正月休みが残念でした。 -
生月大橋から5分程で、カトリック山田教会に到着。
ガイドブックで見た教会は、レンガ部分も白く塗られていましたが、修復されたようです。 -
教会に門松なんて新鮮!
教会正面はブロックで作られた顔みたい。 -
シンプルな美しさもあるカトリック山田教会ですが、とっても緻密でゴージャスな部分も存在します。
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拝観を最も楽しみにしていたゴージャスな部分は、壁面の装飾画。
教会なのに、まるでモスクのような模様が印象的! -
モスクのような模様に映り込むステンドグラスが何とも神秘的。
美しい模様は、全て蝶の羽で作られているから驚き。
よく見ると確かに蝶の羽と分かる部分もあるが、「こんな羽の色をした蝶なんて、日本にはいないだろ。。。!?」と思わせる部分も存在します。 -
装飾画は1990年頃、在任していた司祭が海外から取り寄せた蝶の羽で作成したとの事。
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丸を中心とした絵柄が並んでいますが、魚の絵柄も存在します。
蝶の羽が集められた経緯や絵柄の意味などが気になって調べてみたりしたのですが、真意は謎に包まれたまま。。。
WEB検索すれば大概の事はわかってしまう現在ですが、カトリック山田教会の蝶の羽についてはこれと言った情報はつかめずじまい。 -
真意が気になりますが、謎に包まれたところが神秘的で魅力的でもあります。
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神秘的な教会ですが、クリスマスの飾り付けの星は手作り感があって、とってもアットホーム。
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木造のコウモリ天井が美しいカトリック山田教会は、1912年(大正元年)に完成。
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江戸時代、多くの殉教者を出した生月島。
信徒たちにとって、長期に渡る孤立無援での潜伏が続きます。
「カクレキリシタン」が多い地域として有名な生月島。
「カクレキリシタン」とは、明治以降も潜伏時代の信仰を続ける人達のことを指します。 -
明治初期、生月島の潜伏キリシタンにカトリックに戻るよう働きかけても、容易に応じなかったとのこと。
そのため、カトリック信徒の数よりカクレキリシタンとしての信仰を守り続けている数が圧倒的に多いそうな。 -
それでも中には、隠れキリシタンからカトリックに戻った信徒もおりました。
カトリック山田教会は、復帰した信徒の為の教会であります。 -
雪が降り出しそうな曇天でしたが、時おり陽が入り、ステンドグラスの光が微かに聖堂内を照らします。
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今回の生月島観光は、カトリック山田教会のみ!
再訪の機会があれば是非とも、隠れキリシタンや生月の歴史を展示した生月町博物館に行ってみたいと思いました。
あと、大氣圏のあごだしラーメンも見逃せない存在です!
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