蕪栗沼でバードウォッチング [2011](1)

2011/11/26 - 2011/11/26

用事で帰省する途中、大崎市の蕪栗沼に立ち寄ってバードウォッチングを楽しみました。
蕪栗沼は、マガンの越冬地としてバーダーには有名な場所です。

表紙写真は、蕪栗沼の風景。

エリア 栗駒・栗原(宮城)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車

蕪栗沼（かぶくりぬま）です。
前回、来た時は探鳥会のバスツアーでしたので、個人で訪れるのは今回が初めてでした。

天然記念物マガンの国内最大級の越冬地で、平成１７年には、国際的に重要な渡り鳥の生息地を保護する「ラムサール条約」の登録地に指定されています。

蕪栗沼 自然・景勝地

蕪栗沼

かつて400haの湖面を含むおよそ1000haの氾濫湿地がありましたが，20世紀に入って 干拓が進み，現在は100haの湖沼が残りました。
現在の湖面に隣接する干拓地50haが，最近，沼に戻すことが決まり，150haの面積を有することになりました。
（ガンカモネットワーク蕪栗沼HP参照）

蕪栗沼は、宮城県の北部に広がる平野「仙北平野」にあります。

田圃には、何やら巨大なロールケーキのようなものが、たくさんあります。

これは、稲藁ロールといい、収穫が終わった稲藁をロールべーラという農業機械で円筒状に梱包したものです。

この稲藁ロールは、主に家畜の飼料に使われます。

奥羽山脈は、すでにうっすらと雪化粧をしています。

蕪栗沼の堤防

蕪栗沼

ススキの穂が白く輝いて、きれいでした。

蕪栗沼

白鳥や鴨さんがたくさんいます。

オナガガモの群れのようです。

こちらは、マガモの群れ

コガモの群れも見えます。

オオハクチョウですね。

オオハクチョウ

オオハクチョウ

オオハクチョウ

コハクチョウもいました。

ダイサギです。

ダイサギ

周囲の田圃で採餌していたマガンの群れが、塒（ねぐら）に戻ってきました。

マガン（真雁）

冬鳥として、主に北日本に局地的に渡来する。
環境省レッドリストの準絶滅危惧種に指定されている。

分類：カモ目カモ科マガン属

マガン

１９９７年／９８年の蕪栗沼への最大渡来数は、３２０００羽との事です。

マガン（英名：Greater white-fronted goose）

腹部には不明瞭な黒い横縞が入る。
尾羽基部を被う羽毛（上尾筒、下尾筒）は白い。
額から嘴にかけて白い斑紋が入る。

マガン

マガン

マガン

周囲の田圃で採餌中のマガンの群れ。

距離が遠くて、無理に拡大したのでボケボケ・・・。(;_;)

タカの仲間のノスリが飛んできました。

タカ目タカ科ノスリ属（英名：Common Buzzard）

ノスリです。

留鳥として、北海道、本州中部以北、および四国の低山から亜高山帯の森林で繁殖し、冬は沖縄を除く各地に冬鳥として渡来する。

主に、ネズミなどの齧歯類や小動物を捕食する。

こちらは、トビ（鳶）です。

留鳥
タカ目タカ科トビ属

分布：ユーラシア大陸からアフリカ大陸、オーストラリアにかけて広く分布しているが、寒冷地のものは冬には暖地に移動する。生息地は高山から都市部までほとんど場所を選ばず、漁港の周辺などは特に生息数が多い。(Wikipedia参照)

トビ

タカの仲間だが、動物の屍肉を主な餌とする。
また、魚類や両生類、昆虫類を捕食することもある。

この旅行記へのコメント （2）

• kawakoさん 2012/02/29 03:36:07

  投票ありがとうございます（・∀・）

  みんな同じ方向を向いて・・・おしりが可愛いですね　(´∀｀)
  
  ウチの近所でもかもさんは常連ですが、川岸から眺めるのでどうしても横顔ばっかりになります。

  潮来メジロさん からの返信 2012/03/03 13:10:44

  RE: 投票ありがとうございます（・∀・）

  kawakoさん、こんにちは！　ヾ(^o^)
  
  > みんな同じ方向を向いて・・・おしりが可愛いですね　(´∀｀)
  >
  > ウチの近所でもかもさんは常連ですが、川岸から眺めるのでどうしても横顔ばっかりになります。
  
  鴨さんは、水面に浮いている時は風上を向いている習性があります。
  風下を向いていると、強い風が吹いた時にあおられてしまうからだと聞いた事があります。
  パンツもはいていないのに風に煽られたんじゃ・・・お尻の穴まで丸見え・・・とと・・・何を言わせるんですかkawakoさん。(^_^;
  つい、誘導尋問にひっかかってしもた・・・。
  
  ではまた・・・。(^o^)／~~~
  　　（潮来メジロ）