2011-12東欧・ルーマニアとブルガリアの旅（その1・ブカレスト編）

2011/12/27 - 2011/12/29

2011-12年の年末年始は、東欧2カ国の首都で過ごしました。
メインは、ブルガリア・ソフィア。ヨーグルト好きなので、いつか訪問してみたいと思っていた都市です。
なお、今年の成田発航空券は年末発が高かったので（約16万円）、ソウル発にしてみました。ソウル発だとソウル−欧州間が8万円、そして東京−ソウル間が3.5万円でした。


◆行程--------------------------------------------------
12/27(火)
　【航空機】KE720　東京HND 625→900 ソウルICN
　【航空機】KL866　ソウルICN 1455→1835 アムステルダムAMS
　【航空機】KL1379　アムステルダムAMS 2055→2440 ブカレストOTP
　　■アテネーパレス・ヒルトン・ブカレスト 泊
12/28(水)
　　★ブカレスト市内観光
　　■アテネーパレス・ヒルトン・ブカレスト 泊
12/29(木)
　【航空機】RO293　ブカレストOTP 855→1005 ソフィアSOF
　　★ソフィア市内観光
　　■ヒルトン・ソフィアト 泊
12/30(金)
　　★ソフィア市内観光
　　■ヒルトン・ソフィアト 泊
12/31(土)
　　★ソフィア市内観光
　　■ヒルトン・ソフィアト 泊
1/1(日)
　【航空機】AF2487　ソフィアSOF 1455→1655 パリCDG
　　■ヒルトン・パリ・シャルルドゴールエアポート 泊
1/2(月)
　【航空機】AF1740　パリCDG 1245→1400 アムステルダムAMS
　【航空機】KL865　アムステルダムAMS 1745→(翌日着)
1/3(火)
　【航空機】　→1210 ソウルICN
　【航空機】KE705　ソウルICN 1835→2045 東京NRT

エリア ブカレスト(ルーマニア)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 5.0
• ショッピング: 2.5
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: エールフランス 大韓航空 KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回は、ＫＬＭ欧州行きの航空券を成田発ではなくソウル発で購入しました。ということは、東京からソウルまで行かなければなりません。
行きは羽田6:30発と早朝で、始発で空港にアクセスするには、モノレールもバスもチェックイン締め切りギリギリです。なので、今回は品川駅発1:30発の空港バスを利用し、羽田空港国際線には2時頃到着しました。
大韓航空（KE）チェックイン開始時間は4時半ごろだったかな？　2時間ほど出発フロアのベンチで耐えて待ちます。そんな人、私たち以外にも多くいました。
【航空機】KE720　東京HND 625→900 ソウルICN

ソウル仁川空港に9時ごろ着。もしソウル旅行だったら、1日目からソウルで存分に遊べますね。ソウル旅行の時は、またこの便を使ってみようかな。
アムステルダム行きKLM便は、14時55分。約6時間の乗り継ぎ時間でしたが、市内に行かずずっと空港内で過ごしていました。
写真は、地下1階のフードコートでとった昼食（9000ウォン）。4階にあるレストラン街よりずっと安くて庶民的な韓国食が食べられます。

これから乗るＫＬＭ機です。B747-400Combiという、大型機ですがキャビンの半分が貨物スペースとなっている旅客機です。
【航空機】KL866　ソウルICN 1455→1835 アムステルダムAMS
【航空機】KL1379　アムステルダムAMS 2055→2440 ブカレストOTP

KL866便のチェックインは、仁川空港の自動チェックイン機で行いました。足下がちょっと広いエコノミーコンフォートを予約していたのですが、なぜかビジネスクラスのシートでした。

食事はエコノミーのものです。運用自体は、エコノミーコンフォートのようです。

アムステルダム乗継ぎで、ブカレスト・オトペニ国際空港に24:40到着。
深夜着で、きっとタクシーで苦労するだろうから（余計にお金を支払わされる、とか）、送迎サービスを利用しました（片道30ユーロ）。ホテルに向かう途中、凱旋門の脇を通過したので、撮影してみました（ピンぼけ･･･）。

2泊するアテネーパレス・ヒルトンホテルです。
1泊1室414レイ（約1万円）という安いレートでの宿泊だったのですが、なぜかスイートになってました！　ベッドルームのほか、リビングが2室、バスルームのほかにトイレが別に1室。観光だけの利用なので、こんな広いの使い切れない･･･。

1階ロビーです。およそ100年の歴史があるホテルです。

ホテルの外観です。革命広場に面しています。

では、ホテル（革命広場）を起点に観光してみましょう。
写真右に見える建物は、大学図書館です。

革命広場にある建物、次は旧共産党本部です。旧共産圏にある共産党本部建物は、どこの国も堂々としてますね。

革命広場からヴィクトリア通りを南に歩くと、クレツレスク教会（カタカナで読むと言いにくい！）があります。18世紀の建造で、ルーマニア独自の建築様式なんだそうです。

ヴィクトリア通りの様子です。交差点から撮影しました。

ヴィクトリア通りの様子です。このあたりは、共産圏となる前の建物がまだまだ残っているようです。オフィスビルとして使われているのでしょうか。

ヴィクトリア通り。なかなか堂々とした建物です。

統一広場まで来ました。かなり広いです。右向こうに見える建物は、ウニリャ百貨店です。

統一広場から国民の館が見えます。約800m離れているのに大きく見えます。写真は広角24mmデジカメで撮影したので、あまりそう感じませんが･･･。

国民の館の前までやってきました。目の前まで来ると、ものすごくでかいです！　ブカレストはあまり観光資源がなく、この国民の館の見学料が稼ぎ頭なんだとか。でも多分建設費を考えると、全然ペイできないのでしょうね。

ブカレストには、野良犬がものすごくたくさんいます。多いとは聞いていたのですが、どいつもこいつも大型犬ばかり。昼はあまり心配ないようですが、夜は本当に襲ってくることがあるので注意が必要です。しかも、なぜ襲うのかというと、縄張りとかではなく、獲物（エサ）として襲ってくるんだとか。そのときは仲間を呼ぶこともあるそうなので、狙われたら本気で戦うしかないですね･･･。

統一広場付近を流れる川（ドゥンボビツァ川）です。この街一番のお気に入り風景です。

統一広場近くのFranceza通りです。旧市街で旧王宮跡、クルテア・ヴェケ教会がある観光スポットですが、カフェが建ち並ぶ散策エリアでもありました。

旧王宮跡です。見学可能ですが、通りから眺めるだけにしました。

統一広場から地下鉄M2線に乗って、中心部からちょっと離れたところにある凱旋門を観に行きます。
地下鉄は落書きなどなく清潔で、安心して利用できました。

凱旋門です。Aviatorllor駅で下車し、5分ほど歩きます。
パリのものより小振りでした。ラウンドアバウト（ロータリー）を走る車もそれほど多くありません。

雰囲気がある写真を、ということで、通りから凱旋門方向を撮ってみました。
なお、このとき、凱旋門を訪れている観光客は誰もいませんでした。

中心部に戻ってきました。
マゲル通りは交通量が多いメインストリートですが、あまり活気がないような。建物は、共産圏時代に建て替えられたものが多いです。何となく、建物が共産圏様式っぽくないですか？

次もマゲル通りです。この建物も共産圏様式っぽい･･･。

これもそう。でも、この共産圏様式の建物、何となく好きなんですよねー。

革命広場に戻ってきました。1日だけ、しかも明るい時間帯だけの観光・街歩きでしたが、ブカレストの観光スポットは概ね訪れたと思います。

夜景の写真を3枚。
まずは、アテネーパレス・ヒルトンホテル前の風景。

革命広場です。国立美術館が街の赤い光に照らされています。

ヴィクトリア通りです。気持ち程度ですが、クリスマス時期になるとよく見かけるイルミネーションが飾られていました。
なお、夜景は3枚ともヒルトンホテルからほとんど歩かず撮影しています。なにかあると嫌だし、寒いし･･･。

ブカレストでは2泊して、次の目的地ソフィア（ブルガリア）に向かいます。
ルーマニアの航空会社、タロム航空を使用しました。飛行機はATR42型機といって、中小型のプロペラ機でした。乗客は10人いなかったです。