ニュルンベルク - 街散策、そして初体験のドイツのクリスマス市（１/３）

2011/12/03 - 2011/12/05

一度は行ってみたかったドイツのクリスマス市。さて、初訪問はどこの街にしようかとかみさんと散々考えた末、「世界一有名なクリスマス市」と称されるマーケットが開かれるニュルンベルクに決定。
マーケット屋台の出店基準や審査が厳しいだけあって（特に中央広場のマーケットには、クリスマスに関係ないものや飛び道具関係のお品は出店禁止）、どのお店も充実しており、丸一日すごしていても飽きません。
グリューワインで温まりながら、名物ニュルンベルガー・ソーセージは勿論のこと、美味しいお菓子類を頬張りつつ、クリスマス・マーケットや街散策を楽しみました。

エリア ニュルンベルク(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 徒歩

ニュルンベルクへは空路で到着。
空港の到着口から外に出ると、地下鉄乗り場へのエスカレーターがあります。

地下鉄乗車券の券売機はエスカレーター降り口の横にありました。周りを見渡してみても、この１台きり。これだけで用が足りるのかなあ?! と余計な心配をしましたが、私たちが到着した時も５組ほど並んだだけで、、、１台で十分のようです。
エスカレーター降り口にある刻印機でチケットに刻印し地下鉄のホームへ。中央駅までは所要15分弱です。
写真撮り忘れましたが、きれいで明るい電車でした。

宿泊は Garten Hotel さん。ペグニッツ川に近い、旧市街の南側で、Josephsplatz の近くにあります。
地下鉄を乗り継げば、ホテル近くの駅まで地下鉄で来れたんですが、あまり詳しく調べてなかったので、どの駅が近いのかよくわからず、中央駅からホテルまで歩きました。
ホテル周辺はレストラン、百貨店をはじめ様々なお店があり賑わってます。

ホテルの外観。
路面階はカジュアルな服や靴を売ってるお店です。

ホテルではスーツ姿の日本のビジネスマンの方もお見かけしました。工業都市でもあるそうなので業務出張の方も多いのでしょう。

ホテルの入口。

階段またはエレベーターでフロント階や客室へ。
最上階の部屋（いわゆる６階に相当するフロア）をとってくれたんですが、エレベータは５階までしかなく、チェックインのときに、「申し訳ないけど最後の１階分は階段で上がってね」って言われました。

お部屋はこんな感じ。
最上階なので屋根は斜め。でも部屋自体が広いので狭い感じはしませんでした。

バスルーム。

階段踊り場が出窓の造りになっていて、そこから表通りを眺められます。クリスマスのイルミネーションが綺麗でした。

フロント階にある朝食レストラン。この時期、クリスマス・ツリーのデコレーションは必須ですね。

食事はシンプルで、品数も限られていますが、私には満足できるものでした（どうせ、あとでタップリと焼きソーセージをいただきますので、お腹に余裕を持たせておく必要もあったし．．．）。

シュトーレンや半熟ゆでたまごがあったのは嬉しかったです（自分でゆでる形式ではなかったですが）。

ホテルの話題ついでに．．．デューラーの家からペグニッツ川に向かって坂を下りてくる途中、Neutor のみえる通りに、姉妹ホテル「Burghotel」さんがあります。
当初、こちらの宿泊を考えていたんですが、満室で連泊できなかったのでGarten Hotelさんにしました。

こちらのホテルは静かな通りにあります。
結果的に、まわりにショッピング街がある Garten Hotel さんのほうが、かみさんにとっては都合がよかったみたい。。。

街散策へ。
ホテルから２〜３分歩けば、もう旧市街の端っこ。城壁の名残りをみることができます。

ギザギザ屋根の建物。昔は市が管理する穀物倉庫だったそうですが、今は質屋さんになっているんだそうです。

その脇の道をペグニッツ川のほうへ歩いていくと、、、

木の橋、ヘンカー小橋が見えてきました。

なんか、、、落ち着いてて、いい感じの場所です。

観光バスが一時停車してでも紹介する眺めの良い場所、、、と聞いていましたが、私達が歩いているときも１台の観光バスが停車してガイドさんが説明をされていたようです。

ヘンカー小橋のそばにエコ食品(?!)のお店があります。カフェもあるので散策の途中、立ち寄ってみるのもいいかもしれませんね。

ヘンカー小橋からの眺め。

ヘンカー小橋を渡った中之島にある小さな広場。路面階はお店になってます。

うちにもサンタをぶら下げようかなあ。。。

ワインのお店かな?!

川沿いにある駐車場を抜けて、中央広場へ到着。
お〜〜、クリスマスマーケットだ。

さっそく屋台でニュルンベルガー・ソーセージのホットドックタイプで小腹を満たしましょう。

最初の中央広場散策は週末のお昼頃。すごい賑わいですな。

クリストキントは欠かせません。

オーナメント充実。見ているだけでも楽しいです。しかし、どれかを選ぶとなると、、、、こりゃ大変です。

このカンテラいいなあ。

煙出し人形を連れて帰るのも目的に含まれていたんですが、、、あっちにも、こっちにもたくさんあって、、、、どれにするか、なかなか決められません。
それに加えて、かみさんはくるみ割り人形もご所望のようで、、、こりゃ選ぶのに時間掛かりそうです。

クルミとプラムで作った人形。クリスマスから新年にかけての定番アイテムだそうです。
写真の子達は、ラッキーアイテムとして「煙突掃除人」をベースに「きのこ」と「四つ葉のクローバー」が施されたものです。このほかに、同じくラッキーアイテムである「てんとう虫」、「ブタさん」、「蹄鉄」をあつらえたものもあります。日本の七福神、招き猫に相当するものですね。

ミニチュア・アイテムのお店も充実してます。これがまた、よく出来てるんです。ひとつ買うと、きりがなくなりそうです。

リヒトハウスのお店。

かみさんのお気に入りは、ここのリヒトハウス。ただ今検討中です。

．．．お買い上げになりました煙出し人形が、このおもちゃ売りのおじさんです。

さらに、散々迷った末に選ばれたリヒトハウスがコレです。ローテンブルクにある「地獄亭」なる居酒屋さんをモデルにしたもの。次はローテンブルクに行きましょう、、、の想いをこめて、これにしました。
リヒトハウスのお店でおまけに付けた雪をかぶったモミの木と、グリューワイン・カップ２つも並べて．．．

写真だとわかりづらいですが、、、ロウソクを灯すとこんな感じ。
今、我が家のリビングをくつろいだ雰囲気にしてくれている立役者のひとつです。

歴代マグカップを並べた屋台もありました。

レープクーヘンのお店。どれもこれも、凝ってますね、、、。

こちら、やわらか〜〜いタイプのシュトーレンを売っているお店。
ケーキのような、パイのような、シュークリームのような、、、。これがひじょ〜に美味しかった！
生タイプなので、シュトーレン本来の役割は持てませんが、マーケット散策の合い間のおやつにちょうど良い感じです。

こちらの屋台は立ち食いの串カツ屋さんのようなお店。巡回パトロール中のお巡りさんも、ここで腹ごしらえのようです。
オーソドックスなソーセージや、ハンバーガーのほか、見た感じ、、、牛筋煮込み、、、のようにみえるメニューもありました。食べてみたかったんですが、お腹がいっぱいで、試す機会を逃してしまいました。残念です。

屋台めぐりに夢中になって、フラウエン教会の仕掛け時計を見忘れるところでした。

間もなく正午です。

中央におわします皇帝カール４世に、７人の選帝侯が挨拶にやってきます。。。。　こういうのん、好きなんです。
これを16世紀に作ったんですからねえ、大したもんです。

おお〜、これが美しの泉の塔ですな。ベタな定番コースは体験せねば！ と、金色のリングを回しに塔へ接近。。。

あった、あった。金色のリング。

おじさん、願い事をしましたか・・・？
昼間は、このリングを回すために結構長い列ができますが、マーケットが始まるくらいの朝の時間帯なら非常に空いてて、リングも回し放題です（そんなにたくさん願い事しなくってもいいんですが．．．．）。

さて、お願い事もしたところで、マーケットの周辺散策に行ってみます・・・。