バンコク→シェムリアップ→プノンペン→チャウドック→ホーチミン　その６【チャウドックからホーチミンへ】

2011/12/24 - 2012/01/04

※ホーチミンの大晦日は大賑わい、ベンタイン市場近くの緑地帯ではベトナムポップショーが・・・。

年末年始、東南アジアで過ごした。
アンコール遺跡観光とホーチミン滞在をメインにしつつ、移動そのものも楽しんだ旅行だった。
バンコクからは、カオサン発のツアーを利用してバスとタクシーでシェムリアップへ入った。
アンコールワット遺跡は小回りコースを自転車でめぐった。
プノンペンへバスで移動した後は、DELTA ADVENTUREが主催するツアーで、チャウドックまでボートで下り、周辺を観光した後バスでホーチミンへ。
メコン川を快走した高速ボートでの時間、様々な荷物を載せて走り回るホーチミンのバイク、そし奇想世界遺産と称される「スイ・ティエン公園」の奇っ怪彫像群がとりわけ印象に残った。

□８日目【チャウドック→ホーチミン】TiTi Hotel泊（$20）
ツアープランにある近郊観光。ボートで水上生活の一面を見た後、シャム族の村に。バスに乗り換え、サム山の福田寺観光の後、一路ホーチミンへ。

エリア ホーチミン(ベトナム)

□８日目【チャウドック→ホーチミン】

今日は、ツアーに組み込まれたチャウドック近郊の観光を済ませたあと、ホーチミンに向かうことになる。

朝７時、ボートに乗って、近くの洋上村へ

養殖の現場に。
借金して稚魚と餌を手に入れて魚を大きく育てて売る。このサイクルがここの特有の産業だ。と説明していたようだ。

この後、ボートはシャム族の「CHAU PHONG村」へ。

長閑な村の佇まい

バナナの花の蕾。

これを千切りにしてサラダにしたものをシェムリのクメールキッチンで食べた。

ジャックフルーツ

村の人たちは、ゾロゾロと行進する観光客に

いたく好意的であり、素敵な笑顔を一杯みせてくれた。

おばあちゃんもにこやか。

島に古くからあるモスク。

そしてその前にはドバイ橋がかかる。

売店では織物の実演販売が・・。

ツアーデスクにもどり、バスに乗って、近くのサム山に。

中腹にある「福田寺」は別名洞窟寺と言われていて、

洞窟に穿たれた、暗がりの急な階段の随所に仏が鎮座し、

最上階の行き止まりには総ガラス張りの壁に黄金の仏が無限に連なる。

境内からは、メコンデルタに広がる田園が見え、吹く風が爽やかだった。

さて、一路、ホーチミンに向かう。

ランチタイムの後再出発し、ミトーで、ホーチミンからの１日ツアー客の一団を拾う。

無駄のない運行システムができあがっていることに関心。

市内には入ってから、じょじょにバイクの量が増え始め、「ベンタイン市場」界隈でその数はピークに。・・

ガイドは「サイゴンにようこそ。バイクの洪水とともにハッピーニューイャー」と挨拶を締めくくり、車内が湧いた。

バスが着いた所は、デタム通りのメコンアドベンチャーオフィス前。
通りには欧米人が溢れかえり大晦日の浮かれ気分が満ちていた。

宿はデタム通り横の狭い通りをあたることにした。３連泊するので丁寧な宿探しを試みようとしたが、２件目にあたった「TiTi（20＄）」に早くも決定した。小綺麗な広い部屋で、シャワーブースもあって申し分なかった。

夕食を近くの屋台で、

カニの鋏や貝、春巻きの揚げ物などをいただいた。

ベンタイン市場の近くの緑地帯では、大晦日のイベントが大テントの下で行われていた。

シンフォニーの演奏やオペラの独唱の後は、ベトナムポップスショーが始まった。

ベトナムの楽器を使った「女子十二楽坊」のようなアーテイスト。

前の席が空いたので移動。無料の催しだったので、もっと席取り合戦が展開されるかと思ったけど、ベトナムの人たちはいたって整然としているし、大人しい。

エレガントなベトナムポップス。

パンチの効いた歌声で聴衆を沸かせたシンガー。

「TINH DAXA」・・だと教えてくれた。

多彩な顔ぶれで、11時までたっぷりとベトナム音楽に耳を傾けることが出来た。

カウントダウンを待つ人達・・

回りはバイクの濁流が形成されていて、場所によっては動脈硬化が始まり、道路中央に走行バイクが密集・・・。


このベトナムの風物詩は全く他国では見たことがなく、圧倒された。

目前で花火が打ち上げられるのを期待しているような空気が流れていたが、年が改まった時、打ち上げられたのは遥か遠方で、サイゴン川の畔あたりからだった。

いよいよ明日は「スイ・ティエン公園」に行く。楽しみ・・・。