2011/04/18 - 2011/04/22
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ももんがあまんさん
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今から四半世紀ほどの昔、初めてヨーロッパを訪れて以来、いつかは、もう一度訪ねて、その変化を見てみたいと考えていたヨーロッパ、再訪問の旅です、数年をかけての長期計画(但し、完遂まで命と金があれば・・・)、その第一年目(200日)の旅です。
予算と時間と健康の為とを考慮の結果、足は自転車としました。
それと、暇な時や、雨降りの日に読むための本を持って行きます、どうせ自転車ですので、くたびれますし、二冊にしました、一冊は「旧約聖書」、あと一冊は、プラトンの「国家」、いずれも本棚の中で長年眠りこけていた代物です、別に信心深くはありません、ヨーロッパに行くのですから、これくらいは読んでおかねばという「義務感」みたいなものです、マア、こんな機会でもなければ、まず読むことは無いでしょう。
旅のテーマは特にありません、いわば「道楽」。
ついでに、町や村、観光地や宿などの評価を付けます、最高ランクは★★★★★。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 100万円以上
- 交通手段
- 自転車 徒歩
- 航空会社
- 中国国際航空
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-
4月18日、ロンドン、セントポール寺院
中華航空のエコノミー、ロンドン到着は夜の8時過ぎ、とりあえず最初のホテルは、ユースホステルを予約(3日)してあるので、あわてることは無いのですけれど、エコノミーは疲れます。
セントポールの夜景は綺麗なのですけれど、一刻も早く宿に着いて休みたい。 -
4月19日、ロンドン、セント・ポールズYH
最初に泊まったユースです、たぶんイースターのホリディが近いせいだと思うけれど、ロンドンの他のホステルは、3日続きの予約が取れず、料金はやや高めですけれど、仕方がないので此処にしました。
建物は、隣のセントポール寺院付属の神学校であったとかで、なかなかに歴史ありげな、シックな建物です。 -
ロンドン、セント・ポールズYH
ホステルの入り口付近の階段です、ちょっと時代を感じさせる、そんな造りです。
ベッド数 190の大きなホステルですから、応対は事務的ですけれど、十分にきれいで、食堂も広い。
一泊 £27(ドミトリー) 朝食 £4.95 は、ユースとしては、かなり高い、安い部屋もあるらしい(屋根裏の大部屋)けれど、日本からの予約なので、仕方なし。
評価は、まあ、★★★(普通)ですね。 -
ロンドン、セント・ポール寺院
朝一番に出かけましたけれど、ナント有料(£13.5)です。
ロンドンには、過去、二度来ているのですけれど、その時はこの寺院には入らなかったので、いつからこうなっているのかは知らないけれど、ヨーロッパの寺院は、ウェストミンスター以外皆 Freeと思い込んでいた僕としては、ややショック!!
当然、パスです。
-
ロンドン、大英博物館 (British Museum)
気を取り直して「大英博物館」へ行きます。
ここは、過去二度の訪問経験あり、一度目(23年前)は無料、二度目(10年前)は寸志、今回も寸志ですけれど、お金を入れて入っている人は、あまりいない。 -
ロンドン、大英博物館「日本館」
あえて、三度も来たことの理由は、過去二度とも閉鎖・工事中の「日本館」を見てみたかったのです、けれど、正直な感想は、ちょっとがっかり。
あまり目を引くほどのものが無いのです、写真を撮ってみたくなったのもあまり無し、「源氏物語絵図」なども展示されているけれど、色がススけて、イマイチ、イマニ、輪島塗の漆器なども、もっと良いものがあると思うし、せめて東大寺南大門の「金剛力士像」あたりを、レプリカでよいから並べて見れば、さぞや目を引くであろうかと思うけれど。
浮世絵だけが何やら目立っていたけれど、やたらとウタマロの「スケベ絵」が多い、男は喜ぶだろうけれど、女性には、どうかなあ? 確かに、インパクトはかなり強いけれど、あまり、品の良い国とは思われないだろうなあ・・です。 -
ロンドン、大英博物館「日本館」
入り口の案内板によれば、このコレクションは、日本の民間会社の寄贈品であるとか、しかし、大英博物館というのは、イギリスへ来る外国人の、ほとんど全てが訪れる、超有名観光地なのです、つまり、ショバ代いらずのタダで宣伝ができるのです、思うに、一民間会社に任せて良いものかどうか?
もし、その展示品に、国宝クラスの絵画や文物を並べれば、日本文化への尊敬のみならず、より多くの観光客の誘致にもつながるでしょうに・・・。
思うに、この「日本館」のショボさの責任は、ひとえに、在英「日本大使館」大使・職員の、無能に帰する・・と、そんな気がしますデス、「毎日、美味いものを食うことばかり考えてるんじゃねえぞ、仕事しろ、仕事!」と言ってやりたいです。。 -
ロンドン、大英博物館「中南米館」
マヤだったかアステカだったか? 忘れましたけれど「土偶」です、日本の「埴輪」よりは、よくできていますかね? -
ロンドン、大英博物館「ギリシャ館」
ペリクレスの像、紀元前5世紀、古代アテネ、黄金時代の政治家です。
大英博物館には、世界中から古代の遺品が集められているけれど、当然のことながら、英国及びヨーロッパに、最大の影響を与えたものは、古代ギリシャです、エジプトやメソポタミアの遺物もすごいけれど、それらへの注目も、すべては古代ギリシャへの関心から始まった、その延長線上にあるといえます、つまり大英博物館の存在そのものが (その建物を見れば一目瞭然ですけれど) 古代ギリシャの思想・文化に起因しているものなのです。 -
ロンドン、大英博物館「エルギン・マーブル」
アテネのパルテノン神殿を飾っていたところの、神々の神像です、エルギン卿という人が、19世紀の初め頃に、当時ギリシャを支配していたオスマン・トルコの許可を得て、イギリスに持ち帰った古代の遺跡です。
1970年になってギリシャから返還要求がなされたということで何かと話題ですけれど、これはまさに、大英博物館自体の「肝」でもある遺品ですし、簡単に「はい、そうですか」とは、言えないでしょうね。 -
ロンドン、大英博物館(エルギン・マーブル)
見ての通り、ほとんどすべての神像に首がありません、これを見ても、当のギリシャ人が、これを大切に扱っていたとは、とても思えない、それが観光資源になるからと言って、いまさら返せとは、どう考えてもスジが通らないと、僕なんかはそう思います。 -
ロンドン、リージェントパーク
お昼になったので、公園で昼食&一休みです。
この場所は、パーク内の、Garden of Princess Anne というところ。
それほど、お姫様チックな庭ではありません。 -
ロンドン、リージェントパーク
ヨーロッパの公園というのは、芝生の上で、くつろぐ所デス、日本のように「立ち入り禁止」等という無粋な看板は、ありません。 -
ロンドン、シャーロックホームズ・Museum
ベーカー街です。
最高のホームズ役者は、TVシリーズのジェレミー・ブレットだと思うけれど、このMuseumには、彼の写真が1枚もない、ウ〜ン、かなり物足りないです。 -
4月20日、ロンドン、South Walk Bridge
前日、自転車屋(Evans Cycie)にて、自転車を購入、適当な車種がないので、カタログにて、明後日取り寄せるとのこと、£299なり、備品(ポンプ・ヘルメット・スタンド・鍵・荷台取付・自転車用工具・等々)、〆て£413,93.
本日は終日、徒歩にて観光。 -
ロンドン、Mirenium Bridge
いつ出来たかは知りませんけれど、テームズ川に架かる、一番新しい橋です。 -
イチオシ
ロンドン、Mirenium Bridge
歩行者専用の橋ですので、のんびり歩いてテームズ川の風景を鑑賞することができます。
ロンドン、最新の観光スポットですね。 -
ロンドン、Waterloo Bridge
古い映画ファンには懐かしい、ヴィヴィアンリー 主演のメロドラマ「哀愁」の舞台です、原題は「Waterloo Bridge」主人公が身を投げた橋です。 -
ロンドン、テームズ河畔の風景
Waterloo Bridgeの畔にある、サー・ローレンス・オリヴィエのStatueです。
この衣装は多分、「ハムレット」ですね、シェークスピア役者と言われた人でした。
ナショナルシアターの前にあります。 -
ロンドン、アート?
Waterloo Bridgeを挟んで、反対側にある、クイン・エリザベスホールの屋根の上にいた「狐」デス。
なんだかわからないので、アートということにしておきます。 -
ロンドン、テームズ河畔の風景
テームズ川、南側の風景デス、ロンドン・アイなどのある遊園地があり、遠くに、国会議事堂とビッグベンが見えます。 -
ロンドン、国会議事堂
議事堂の内庭です、自動小銃を持った警官が警備をしております。 -
ロンドン、街角の風景
街角のパブです。
そういえば、そろそろウィリアム王子とケイトの結婚式です。
でも、ケイト・ミドルトンって、ダイアナよりは、頭よさそうですね、マァ、スキャンダルだらけの英国王室ですから、先のことは解りませんけれど? -
ロンドン、バッキンガム宮殿
お昼の、衛兵の交代式です、23年前にも見ました、相も変わらずの鈴なりの観光客です。 -
ロンドン、バッキンガム宮殿
良く言えば、「伝統と格式」。
悪く言えば、「よくもまあ、飽きもせず」。
いかにもの、英国の英国らしき風景です。 -
ロンドン、セント・ジェームズパーク
Buckingham Palaceの前に広がる公園です、元々は、王様のための猟場であったとか、ロンドンの公園の中では、最も歴史の古い公園であるそうです。 -
ロンドン、セント・ジェームズパーク
水鳥のいる池があります、池の向こうに見えるのは、The Royal Court of Justice (王立裁判所)です。 -
イチオシ
ロンドン、トラファルガー広場
1805年、スペインのトラファルガー岬の沖で戦われた海戦、対ナポレオン戦争の勝利を記念して造られた広場です、広くて明るい良い広場です、たぶんロンドンでは、最も美しい広場ではないかと思います。
因みに、手前はナショナルギャラリー、タダですけれど、寸志(£2)。 -
ロンドン、トラファルガー広場
中央の塔の上のStatueは、トラファルガーの海戦を指揮した、ネルソン提督の像です、戦いには勝利したけれど、彼自身は、この戦いで、戦死しています、最後の言葉は「神に感謝する、私は義務を果たした」であるとか(Wikipediaに依)。
因みに、彼のファーストネームは「ホレイショ」というそうです。 -
イチオシ
ロンドン、トラファルガー広場
ライオンは、英国の象徴です。
親子連れの観光客にとっては、とてもよい記念写真スポットです。 -
ロンドン、ロンドンブリッジ
ライトアップは美しいけれど、4月の夜は、まだ寒いです。 -
4月21日、ロンドン、THe Royal Court of Justice
前日、セントジェームズパークから見えた建物です、どう見ても、教会にみえます。
自転車が届くのはPM2時頃とのことなので、それまで、ロンドンを歩きます、前日は、久々にかなり歩いたので、今日は、適当にCafeやPubで休みながらの散歩。 -
ロンドン、テンプル教会
あの「ダビンチ・コード」で有名になった、テンプル騎士団所縁の教会ですけれど、観光客の姿は、それほど多くはありません。
この丸い形が、テンプル騎士団系の教会の特徴であるとか。 -
ロンドン、テンプル教会
中に入ってみました、ありがたいことに、此処は普通にタダです。
小説自体は、特段に傑作とも思わないけれど、マグダラのマリアが、イエス・キリストの妻であるとの説は、なかなかに説得力があります。
-
ロンドン、テムズサイドYH
午後2時、自転車屋(Evans Cycle)に自転車は来ていたけれど、備品の荷台が無いと言う、リュックは重いし、正直、長時間の走行には不安もあるので、本などの重いものは、何とか荷台に積みたいと考えていたのです。
たかが荷台くらいの備品が無いというのも、まったく、信じられない店ですけれど、明日取り寄せるというので仕方無く、予定を変更して、ロンドンでもう一泊、最初から先が思いやられます。
同じホテルに泊まるのもつまらないので、テムズ川沿いを東へ下ったユースに泊まります、セント・ポールよりはずっと新しいホステルです。
素泊り一泊£22.65 セントポールよりは、いくらか安い。 -
ロンドン、Restaurant & Pub
YHの前にある Restaurantです、このユースはロンドン郊外の住宅街の真ん中にあるので、この店のほか、付近には何もありません。
おかげで、夕食は Beer & 一品で、£15とやや高くなってしまった。
けれど、ここで食べた「Suffork Farmar`s Sausage」は、かなりの美味。 -
ロンドン、テームズ川
Restaurantから眺める夕暮れです。 まあ、ソコソコ。
YHの評価は、★★★(可もなし不可もなし)
静かで良いけれど、ちょっと不便、ロンドン市内が満員でも、ここなら空いてるかも? ベッド数 320の巨大ホステルです・ -
4月22日、グリニッジ Greenwich
自転車屋に備品(荷台)が到着するのが Pm2時ころとのことなので、午前中は自転車で、ロンドン郊外の町グリニッジまで行きます。
町並みは、レンガ造りの2〜3階建が多く、色は白とレンガ色が基調。
ロンドンの中心からは、せいぜい5〜6マイルですけれど、雰囲気はかなり違うし、テムズ川沿いの散歩道は潮の香りがする感じ? 海までは、まだかなり遠いはずなのですけれど。 -
グリニッジ、天文台の公園
ご覧のとおり、かなり広大な公園で、たくさんのリスが棲息しています。
ただ、リスの写真は、素人の腕前では、なかなかに難しい。 -
グリニッジ、天文台。
1675年の設立だそうで、現在は博物館、経度0の地点です。
建物が何時のものかは知らないですけれど、想像よりも遥かに小さい、正式名称を Royal Observatory Greenwich と、Royalの付く建物としては、地味です。 -
グリニッジ
天文台の丘からの眺望です、遠くに見える建物はクイーンズ・ハウス、シンメトリーのルネサンス様式とか。 -
ロンドン、タワーブリッジ
お昼になったので、ロンドンへ戻って、自転車屋へゆきます。 -
ロンドン、ソーホーの公園
自転車屋への備品到着の予定時刻 Pm2時まで一休みした公園。
この後、自転車屋 (Evans Cycle) へ行ったところ、ナント品物が到着していない。
「Why」と聞くと、「イースター休暇なので便が来ない・・」等と言う、「When」と聞くと、「来週になる・・」等とぬかす有様。
「こちらも、スケジュールがあるから、待ってはいられない・・・荷台分の金を返せ・・」となって、仕方がないので、重いリュックをそのまま背負いながら、次の町へと出発。
みなさん、ロンドンの「Evans Cicle」は要注意、自転車屋としては綺麗な店だけれど、店が大きくて広いわりに、備品が少なすぎ、替えのチューブさえ置いていない様子、もっと小さくても汚くても、職人さん風の店が良いかも?・・・今回の旅、最初の反省、見栄えに騙された!
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この旅行記へのコメント (2)
-
- たぽじいさん 2012/01/14 17:04:02
- いよいよ始まりましたね!!
- ももんがあまん様
いよいよ始まりましたね!!
早速、拝見させていただきました。
大英博物館の件は「まったく」同感です。日本人はダメになったと言いますが、日本大使館はとくに酷いようですね。
まさに「仕事をやれよ!!」ですね。
これからじっくりと拝読させていただきます。
ロンドンで買われた自転車って、どんなのかなと楽しみにしています。
ちなみに私はスペシャライズドというメーカー?のシラスというのに乗っています。(最近は余り乗ってませんが)
- ももんがあまんさん からの返信 2012/01/15 11:38:49
- RE: ぼちぼち up して行きます
- > たぼじい様
>
> 今年もよろしくです。
>
> 写真が多いので、かなり選択しているのですけれど、なかなか、はかどりません、せいぜい詰めて、三日から四日で、一遍という感じです。
>
> まあ、ボチボチやります。
>
> 自転車は、名前は解らないです、何と読むのかわからなくて?
>
> いわゆる、クロスバイク(ハイブリッド・バイク)という種類ですね、マウンテンバイクとロードレーサーの中間、どちら付かずの中途半端な車種です、場合によっては半年で、処分しなければならないので、あまり高くない車を買いました。
>
> ではまた、感想を頂ければ、幸いです。
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