2009/12/20 - 2009/12/20
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frau.himmelさん
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ストラスブールから南70キロメートルにあるコルマールに向かいます。
実は私、ストラスブールとコルマール、それにその後に行くバーゼルには2005年に訪れたことがあるんです。夏だったんですが…。
その時もコルマールってなんて可愛い町…、と思ったものでした。
ところが今回、雪化粧をしてクリスマスにデコレーションされた冬のコルマールに再訪してみて、夏とは雰囲気がガラッと違った街になっていて驚きました。
まるでお伽の世界に迷い込んだよう…。いえ、誇張ではありません。
街が余りにも可愛くて、昔オトメ、今いいお齢のおば様たちもテンションが上がりっぱなし。
ただヨーロッパに寒波が来ているとかで、ともかく半端なく寒かったー!!
マイナス15度ですよ!
今回もayaさんの写真が大活躍してくれました。
◆◇
ところで、このコルマールで、ご結婚前の皇太子様と雅子様がおデイトなさったって噂もあるんですね。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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-
バスは雪で煙ったように見える「アルザス・ワイン街道」を通ってコルマールに向かっています。
コルマールは、「アルザス・ワインの首都」とも呼ばれているそうです。
雪の中に典型的なヨーロッパの風景が広がっています。
山の上には中世のお城、麓の集落にはヨーロッパお決まりの教会の塔、そしてブドウ畑の連なり。 -
コルマールに入ってきました。
この付近は立派な邸宅が並んでいますね。
そういえば、2005年に電車を降りて旧市街に向かうとき、
こんなところをずーっと通るので、道を間違えたかと心細くなったのを覚えています。 -
市街地に入っってきました。
コルマールはストラスブールと共に歴史に翻弄された街で、幾度も国名が変わっています。
幸いストラスブールと違って、戦争の被害を奇跡的に免れたので、街並みは当時のままで残っているそうです。
この近くで後で昼食を摂るそうです。 -
雪が積もった公園でバスを降ります。
物凄く寒いです。
今ヨーロッパに寒波がやってきていて、交通機関にも影響が出て大変なことになっていると添乗員さんが言っていました。
昨夜はマイナス15度だったとか…。 -
公園の向こうに見える塔は、これから私達が目指すサン・マルタン教会です。
寒いっ! -
徒歩で旧市街に向かいます。
いよいよアルザスの真珠と呼ばれているコルマールの街に入ってきましたね。
落ち着いたカラーの木組みの家が現れてきました。 -
こちらは水色の壁。ステキです。
でも手がかじかんでうまく写真が撮れません。 -
路地の隅々までクリスマスイルミネーションが張り巡らされています。
夜になるときれいでしょうね。 -
添乗員さんの案内でこの中に入りました。
ここはどこ?
コルマールは、神聖ローマ帝国自由都市でもあった古い歴史を持つ街ですから、きっとその頃の古い建物なんでしょうね。
この古いU字型のアーチをくぐると…。 -
いかにも歴史がありそうな中庭にやってきました。
この建物が何なのか探すことができませんでした。
旧税関ではなさそうだし…。 -
そこを出て、更に進みます。
街中にはいろんなツリー飾りがありました。
このツリーも本物の雪なのか作り物なのか…? -
またさっきの落ち着いたカラーの木組みの家が現れましたね。
これも、アルザス地方特有のコルマージュという工法でできた木骨造りの家です。
1階が石造りで、2階以上が木骨の工法だそうです。
この写真でお分かりいただけると思います。
木骨造りだと税金が安くなるんですって。だけどコルマールは運河の街、湿気があるから1階だけは石造りで、ということらしいです。 -
こんな可愛い飾り付けのお店の前を通り…。
-
木組みの家の間から、あのサン・マルタン教会の塔が見えてきました。
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13世紀半ばに出来たゴシック様式のサン・マルタン教区教会。
大聖堂のように立派に見えますが普通の教会なんですね。
これから自由散策。
12時にまたここに集合します。 -
サン・マルタン教会の時計塔。
それと近くのお店の看板とクリスマス飾り、とってもよくマッチしています。 -
懐かしくなって教会の裏に回ってみました。
2005年にこのあたりで食事をしたことを思い出したのです。 -
教会前のカラフルな家も見覚えがあります。
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さて、添乗員さんと一緒にまずはプティット・ヴニーズまで行って、そこで解散です。
午前中なので、人出はあまり多くはないですが、
国境の町ですからいろんな国の観光客が来ているのでしょうね。 -
ここは1480年に建てられた旧税関。
美しい屋根の模様と、ベランダ一杯に飾られたクリスマス飾りが素晴らしい。
屋根の模様は雪に隠れてよく判りませんが、ウィーンのシュテファン寺院の屋根に似ていました。
ここにも屋台が出ています。 -
いよいよプティット・ヴニーズです。
前回来たときは、橋の手すりはお花がいっぱい飾られていました。
今はクリスマス飾りが橋という橋に飾られています。 -
運河とステキな街並みがイタリアのヴェニスに似ていることから「プティット・ヴニーズ」と呼ばれるそうです。
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パステルカラーのおしゃれな家。
こんな色を建物に使うのね、でもそれがとてもこの街に似合っています。 -
おしゃれな建物と、クリスマス飾りが運河の水に映えてとてもキレイ!
ここはメルヘンの世界…!? -
寒さも忘れてメルヘンの世界に惹きこまれてしまった私達…。
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窓に飾られたサンタさん
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カラフルな家が並んで、まるで絵葉書のよう…
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プティット・ヴニーズの一番の見所に着きました。
写真が暗くてちょっと見づらいですけど…。
先に見える大きな建物はコルマールの有名なホテルらしいです。 -
そして手前のパステルカラーの木組みの家も可愛いい!。
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こちら側は…。
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ちょっと見てみて!
壁という壁がステキなメルヘンチックな絵で飾られています。
この絵は、コルマール生まれの画家HANSIが描いたものだそうです。 -
毛皮を着てわんちゃんとお散歩…、オッシャレーなご夫人も、とてもこの街にお似合いです。
ところで日本の彼女達が見ている先には…。 -
実はこんな方が舟に乗っていらっしゃいました。
サンタクロースのおじいさん。
サムソー! -
ちょっとあっちの方に行って見ましょうか、人が集まっています。
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ここのマルクトは子供が大喜びしそう。
これぞ、メルヘンのクリスマスね! -
ここはローゼルマンの噴水がある広場です。
彼は、コルマール出身のお偉いさんだそうです。
足下の模型の家や、屋根のツララ。
ホントに演出がニクイ! -
こんな大きな子供(?)だって喜んでいます。
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裁判所の前を通って…。
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旧税関広場にやってきました。
ここでもマルクトが開催されています。
さっき地図を見たら、何箇所かでクリマルが開かれているみたい。
この銅像は何とか男爵という、美味しいワイン用のブドウの新種を発見した人だそうです。
手に持っているのはブドウ…。
この像はニューヨークの「自由の女神」を制作した人の作品だそうです。 -
屋台をひやかしながら歩きます。
ともかく寒いんです!。
私なぞ、帽子とマフラーでしっかり耳まで防寒して、それにマスクをして目だけをギョロリと出している状態。
だけどマスクはしばらくすると吐く息の湿気で中はべたべた、外すと今度は凍ってカチンカチンに…。
九州生まれの私は、こんなに寒い経験は初めてです。 -
ここもメルヘン!
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旧税関のマルクトに入ります。
写真右の鷲の紋章は、ここが帝国自由都市だった印ですね。 -
木組みの家が入り組んだとても雰囲気のいい路地。
ここを進めば…。 -
サン・マルタン教会の塔と、その手前の丸い塔は、プフィスタの家と呼ばれる古い建物。
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この手前の建物がプフィスタの家。
ちょっと見にくいけど、この出窓と描かれているフレスコ画が特徴なんですって。 -
ステキなパン屋さんの看板を見ながら…。
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ドミニカン教会のクリマルにやってきました。
コウノトリが見守っています。可愛いですね。
アルザス地方はコウノトリが有名なところです。お土産屋さんにもたくさん置いてありました。 -
ドミニカン教会前の井戸
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身体も冷え切ってきたし、お店に入りましょうか。
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この後、土産物屋さんに入りました。
そしたら何てラッキー!
コウノトリやクリスマス用品が55%引きなんですって!
そういえば今日は22日、クリスマスまであと2日を残すのみなので売り尽くしセールをやっているのね。
もちろんばら撒き用にまとめて買いました。 -
これがその中の1個。
家にこれだけまだ残っていました。2年前のコウノトリのマスコットが…。 -
コルマールってホントにお菓子屋さんが多いところです。
別行動をしているayaさん、さぞかし悩んでいるでしょうね。
一緒に歩いていたNさんが、
「あらっ、この店、有名なお菓子屋さんじゃない?」って言うのでみんなで入りました。
いろんなお菓子を試食させてくれてそれがみんな美味しいの。
私も悩んで量り売りでいろいろ買いました。私用ではないですよお土産用です。
(写真のお店とは関係ありません) -
サン・マルタン教会に着きました。
添乗員さんが、「まだみんな揃わないから、寒いから中に入っていてください。」って…。 -
祭壇。
教会の中では、近所のボランティア主婦が手作りのジャムやクッキー、蜂蜜などを販売していました。
1つ2ユーロ前後ととても安いんです。あきらかに手作りなのにね。
欲しいけど、荷物がねー! -
教会のアドベント飾りにはろうそくが4本立っています。
いよい終盤ですねー。
アドヴェントとは、クリスマスの4週間前から1週間ごとにろうそくを1本ずつ立てていくんです。4本立てばクリスマスはもう目の前に。
日本の「もういくつ寝ると、お正月…♪」と同じですね。 -
由緒ある古い教会なので、調度品も立派そうー!
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あらっ奥にあるのは「最後の晩餐」じゃない?
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ブレブレの写真だけど、こちらは東方三博士?
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教会で集合して昼食のレストランへ。
2階は団体専用。
各国の団体が3組ほど来ていました。
ここもしっかりしたメニューで量が多過ぎ。
もちろん、コルマール産のリースリンク白ワインはいただきました。 -
食事が済んで、レストラン前でオランダ(たぶん?)の団体さんに声をかけました。
「一緒に写真撮っていいですか?」
そしたらたいそう盛り上がりました。
とっても楽しい写真が撮れました。 -
その騒ぎを聞きつけて後から来たこのお二人、
「えーっ、もう終わったの?入りたかったのにー」って。(たぶん)
なのでカメラを向けると大喜び、こんなステキな笑顔のオジサマでした。
そういえば今回は現地の方との写真が少なかったわね。 -
皆で揃ってバスが待っている公園まで歩きます。
-
再びバスに乗って…。
水道塔の横を通り…。 -
公園に佇む銅像のお方は?
ニューヨークの「自由の女神」を制作した「フレデリック・オーギュスト・ベルトルディー」ですって。
さっき旧税関の広場にも彼の制作した像がありましたね。
ブドウを手に持っていた男爵の像が…。 -
裁判所?
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大きな邸宅の前を通り…。
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青い帽子の時計塔がある建物がコルマール駅です。
さあ、これからこの旅最後のマーケット、スイスのバーゼルに向かいます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ハッピーねこさん 2012/01/15 00:58:42
- 冬のコルマール★
- himmelさん、こんばんは。
コルマールのクリスマスにお邪魔しました。
クリスマスシーズンのコルマールは一層ロマンチック、メルヘンチックで素敵ですね〜。
しかし、マイナス15度とは!
私はこれまでの人生では未体験の気温です。
でも寒いからこその空気や水の澄みで、一層美しいのでしょうね。
私は「サンマルタン教会」の中に入ることができなかったのですが、素晴らしいですね。
次回は是非とも入らなければ!
このあとはバーゼルなのですね。
私は今年訪ねてみようと思っていますので楽しみにさせていただきます。
ハッピーねこ
- frau.himmelさん からの返信 2012/01/16 13:38:32
- RE: 冬のコルマール★
- ハッピーねこさん こんにちは。
コルマールのクリスマス編見ていただいてありがとうございます。
ツアーで行ったので、見るところは限られましたが、夏とは違ったメルヘンの世界でステキでした。
でも私も未体験のマイナス15度には驚きました。
マスクが凍ってしまうんですものね。
今回もハッピーねこさんのコルマール編を参考にさせていただきました
ありがとうございます。
やっぱりヨーロッパは夏がいいですね。
そうそう、今年バーゼルにいらっしゃるんですって?
今回はどんなコースを回られるのかしら、旅行記が楽しみです。
さっきやっとバーゼル編が仕上がりました。
お暇な折に見ていただけると嬉しいです。
himmel
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