ぷらっと石見銀山♪

2011/12/03 - 2011/12/04

世界遺産『石見銀山』
正式には『石見銀山遺跡とその文化的景観』と広い範囲を指します

訪れた友人からは『あまり面白くなかった』と聞いていたので
それほど期待してなかったのですが、行ってみると、なかなか興味深い♪

ちょっとした歴史の予備知識があれば面白い散策ができますよ

今回はその中でも代表的な『銀鉱山跡と鉱山町』を散策してきました

エリア 大田・石見銀山(島根)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 観光バス 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずは『石見銀山世界遺産センター』へ

入館料　大人ひとり３００円

もしくは石見銀山４館共通チケット　大人ひとり１０００円
上記のチケットで、世界遺産センター・石見銀山資料館・熊谷家住宅・旧河島家が見学できます

施設をすべて見学したい方は、もちろんこちらの方がお得です

御取納丁銀（おとりおさめちょうぎん）の５倍大レプリカがお出迎え

ここでセンタースタッフから石見銀山についてレクチャーあり
これは必聴です！

予備知識があるのとないのでは遺跡散策の感じ方がまったく違うと思います

今年９月に訪れたホイアンの日本橋との関わりを知り、ほ〜っと一人納得

音声ガイドを借りて巡回バスで、まずは『大森』バス停を目指します

音声ガイド・・・1000円（内500円は保証金のため返却時にバック）
　　　　　　　　
巡回バス・・・・大人ひとり160円だったかな？
　　　　　　　　平日は30分に1本、土日祝日は15分に1本

ただしこの日は日曜にも関わらず閑散としており、自家用車で行っても
大森代官所跡前にある駐車場に余裕で停められたな、と少々後悔しました

『大森』でバスを降車
バスの中でも運転手さんによる石見銀山のアナウンスがありました
・・・今回の運転手さんは滑舌悪く何を話しているのか分かりませんでしたが

写真は『五百羅漢』

石見銀山公園より『龍源寺間歩』を目指します

なだらかな坂道を2.3km 徒歩約45分の予定

メイン通りでなく森林浴がてら『銀の小路』(遊歩道)を選択

徒歩以外にもレンタル電動自転車、ベロタクシーなどがあります

途中、面白い看板を発見

『老朽化により危険なため、すがらないでください』

すがらないで？？？　　渡らないでという意味でしょうか？

石見銀山は遺産が自然環境と一体化されていることが認められたとか

こんな石段を見ていると納得です

けれど上まで登る気力はなし・・・

『清水谷製錬所跡』

これも何も知識がなければ、ん〜？？て感じなんでしょうが

ここにあった製錬所の画像が頭にあれば、ほぉ〜っと感じます

『龍源寺間歩』に行くまでの間にも数多くの間歩があります

これは『福神山間歩』自分山です

間歩とは坑道のこと
御直山(おじきやま)・・・代官所直営の坑道
自分山(じぶんやま)・・・個人所有の坑道

音声ガイドでバッチリです♪

こんな小さな間歩も

自分山でしょうか、入坑するのも大変だったでしょうね

お腹が空いたのでカフェレストラン山桜へ

ちょうどランチビュッフェをやっていて
たくさん食べれればと期待せずに入ったら
何とすごく美味しかった♪

『龍源寺』に到着
見学料　大人ひとり400円

ちょっとピンぼけしてますが中はこんな感じです

大久保間歩に次いで長い間歩です。全長は600ｍだとか

ノミで掘った跡が当時のままの状態で残っています

手作業でさぞかし大変だったろうな〜

通り抜けとなっている『龍源寺間歩』は見学できる距離約273mで、途中157mのところから新しく開削した栃細谷新坑(とちばたけしんこう)を通って出口に向かいます

新抗では古文書の石見銀山絵巻が電照板で展示してあり、当時の坑内の様子を知る事ができます

これは、その内の一枚

こんな風に掘ってたんですよね

間歩見学を済ませたら、今度は大森地区の街並み散策

木曽路の宿場を思い出しますが、違うのは人通りの少なさ

ゆっくりと歩けていいんですけど、世界遺産にしては人が少なすぎるのでは・・・

そんな時期なのかな

『大森小学校』

木造の可愛らしい校舎

実は私が通っていた小学校も始めは木造2階建てだったんですよねぇ
いや〜本当にウルウルするくらい懐かしかった」

街並みに配慮して郵便局もレトロ

自動販売機もレトロ

民家の表札は御取納丁銀を模してます！

街なみの道路には分かりやすいように地図が埋め込まれてます

紅葉には少し早い時期でしたが

歴史を感じながら、自然を感じながら

のんびり世界遺産を堪能できました

次回はちゃんと調べて『大久保間歩一般限定ツアー』に参加するぞ〜