2011/10/01 - 2011/10/01
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frau.himmelさん
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ミシュランって、レストランの星の数でしょう?
たしか、覆面調査員が極秘にレストランなどにもぐりこんで、美味しいか雰囲気はどうかなどの調査をし、星をつけて発表するというもの…?
移動のバスの中で、添乗員さんが、次に訪れる足立美術館はミシュランで3つ星を得ていると、説明していました。
私はてっきり美術館内のレストランが、栄えある3つ星に評価されているのかと。
まあ、お値段はお高いかもしれないけど、こんなチャンスめったにないから、話のタネにミシュラン3つ星の料理をいただいてみますか、と思っていました。
ところが違ったのですね。
ミシュランの評価には庭園部門もあるのだそうです。
レストランやホテルの料理部門が、赤色の装丁で発表されるのでレッド・ミシュラン、それにに対して、庭園部門はグリーン・ミシュランと言われているそうです。
この足立美術館の庭園は、このグリーン・ミシュラン部門で三ツ星の栄誉に輝いているんですって…。
あ、もちろん美術館も素晴らしかったです。
横山大観はじめ日本画壇の重鎮達の作品や陶芸が、これでもか!って言うほど並んでいました。
地元出身の足立全康氏が、裸一貫から築きあげたと言う財力の凄さを間近に感じた美術館でした。
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皆生温泉から30分ほどで足立美術館にやってきました。
ここは島根県安来市というところにあります。
恥ずかしながら私の単純な頭は、安来といって思い出すのは安来節、とじょうすくいだけ…。
ミシュランがこんなところにあったのですね。
正面から見える建物は、どこにでもあるような美術館・博物館にしか見えませんが…。 -
でも玄関入口の黒曜石(?)に彫られた堂々たる「足立美術館」の名前、その後ろは…
-
「歓迎の庭」と名づけられたさすがミシュランと言った、趣のある庭園が私達を迎えてくれます。(結構ミシュランにこだわっています)
さあ、早く中に入りましょう。 -
入口は団体さんが重なっているようで混雑しています。
館内は音声ガイドで各所の説明を聞きながら進みます。
お年寄りはレシーバーの扱いが難しそうで、皆さん説明書を読みながら考え込んでいます。(私達もそうですが…) -
中は撮影禁止です。
でも窓の外の庭園は遠慮なく撮影できます。
わぁー、ミシュラン三ツ星の庭園(まだ言ってますね)が広がっていますよー。
さすがに美しい、バシャバシャと遠慮なく撮らせていただきますよ。
今日から10月ですからまだ紅葉にはちょっと早いけど、ほんのりと頬を染めて恥らっている風情でしょうか。 -
目の前には、枯山水の庭園がずーっと奥まで続いています。
そして遠くの山々も借景として取り入れた、奥行きのある風景は、一枚の絵画のように見えます。 -
2本の赤松の間からこの素晴らしい風景をのぞいてみます。
ちょっと角度を変えただけで表情が変わります。 -
松の葉のそよそよとしたところが何ともいえない風情で、ついパチリ!
庭師さんが、松の葉1葉1葉にも、松の枝1枝1枝にも愛情込めて手入れをされている様子がよく窺えます。 -
ここは「苔庭」と呼ばれる、苔を主体とした京風の美しい庭園です。
-
購入した資料には
「日本庭園の中で大きな役割を果たしてくれる苔は、当たり一面に柔らかさを与えてくれ…」とあります。
ホントに苔ってビロードのようでそっと撫でたくなりますね。 -
こちら側は、茶室「寿立庵」へ通じる道です。
この茶室「寿立庵」は、京都桂離宮の中にある松琴亭の面影を写して建てられたものだとか…。 -
「つくばい」が今にもコトリと音を立てそう…。
-
その上流では、渓流のサラサラとした水音が聞こえるようです。
-
その手前は、枯山水代表の砂の庭。
石が2つだけ形よく砂の上に配置され、その周りにはさりげなく砂紋が付けられています。 -
なまこ壁のちょっとした片隅も、ちっとも気を抜いてありません。
心にくいばかりの演出です。
すっかり気も心も風流な茶人になった気分で、そぞろ歩きしている私達でした。
ところが…。 -
この方の無粋な像が目の前ににゅっ〜と…。
すっかり現実に引き戻されてしまいました。
このブロンズ像のお方こそ、この足立美術館を創設なさった足立全康様なのです。
裸一貫から事業を起こし、一代で財を成した地元出身の実業家。
絵画収集と庭園にかける情熱は並外れたものがあり、とうとう足立美術館を創設するに至りました。
ブロンズ像の横にある銘板には「庭園日本一」としてジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」で8年連続栄誉に輝いているとあります。
この像の作者は「北村西望」。 -
入口には同じく北村西望作の「将軍の孫」像が敬礼して来客を迎えてくれます。
ブカブカのブーツをはいて、愛嬌ある敬礼の姿勢をしているこの子供の表情の、なんと愛らしいこと…。
「足立翁像」を見た後のお口直しにはもってこいです(失礼!)。 -
窓からはなおも苔庭が見えています。
本当に絵のようですね。
素晴らしい景観にパチパチ写真を撮りながら進みます。 -
近景を…。
赤松は全て斜めに植えられています。
山の斜面で育った樹木を平坦地にまっすぐ植えると、樹木にとっては大変な苦痛になるはず…、
という庭師さんの優しい哲学によるものだそうです。
また白い砂の上に石が渡してあるのは、砂を川の流れに見立てて橋を架けてあるのだとか…、これが枯山水の表現するところだそうです。 -
苔庭の先には渓流も見えます。
その渓流の向こうには太鼓橋と茶室「環翠庵」が見えます。
その横に十三重の塔があるのが分かりますか?
この塔については後でご説明します。 -
苔庭ばかりに気を取られているわけにはいきません。
足元にも、竹で仕切られた砂の上に木炭のオブジェが…。
ホントに心憎いばかりの演出です。 -
手前の大きな岩にも苔が柔らかく張付いています。
剛と柔、どこまで計算しつくされたお庭なんでしょう。 -
苔庭の先は、この庭園の主体である「枯山水庭」へと続いています。
-
「枯山水」とはなんだろう?と調べてみました。
要約すると、「水のない庭のこと、石や砂などにより山水の風景を表現した庭」だそうです。
美術館の案内板にも
「中央の立石は峻厳なる山を表し、ここから流れ落ちた滝水が清流となり、やがて白砂の大河へと注ぎ込む雄大な自然を、水を用いずに表現しています」
とあります。
説明文を読みながら庭を見ると、なるほどと頷かされます。 -
ここにはもうひとつの楽しみがあります。
「生の額絵」といわれるポイントです。
「館内の窓から手前の木をいれて望んだ庭園はまるで琳派の屏風絵を思わせるようだ」
とあります。
手前の大木を近景に入れて、ゆるい斜面に配置された岩や植栽と芝生の稜線を遠景に入れた写真は、誰が撮っても素晴らしい写真になること請け合いです。
ネ、私だってこの通り。
大木の黒いシルエットがアクセントになって、名(迷)カメラマンが撮った写真のよう(?)。 -
調子にのって、今度は大木を右に配置して撮影してみました。
-
次にはちょっと移動して、大木全体をなまこ壁と沿わせて撮影します。
どの写真もそれなりに絵になるでしょう?
これは腕がいいのではなく、被写体がいいのです。 -
音声ガイドで山の奥の方に人工の滝が見えると言っていました。
ズームアップして見ますね。
15メートルの落差をもつ「亀鶴の滝」で、昭和53年に開館8周年を記念して開瀑したそうです。 -
移動の途中の中庭。
窓の外の庭園ばかりでなく、その途中の通路のそこここに、童画展示室があったり、木彫のコーナーがあったりと、見逃せません。 -
-
ここには大勢の人がいますね。
実はここに面白い仕掛けがあるのです。
中国からの団体さんも来ていました。 -
床の間の壁が掛け軸のようにくりぬいてあり、椅子に座って左を見ると、あたかも一幅の山水画がかかっているように見えます(はずでした)。
人が多すぎて残念な掛け軸になってしまいましたが…。 -
なまこ壁の建物を過ぎて…。
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彫像が置かれたコーナーがあります。
「女と猫とヴィオロン弾き」富田憲二作(1970年)
その先の多くの人が集まっている方に目をやると…。 -
横山大観の名作「白沙青松」をモチーフに庭園で表現された「白砂青松庭」があります。
この説明書によってお庭を眺めましょう。 -
イメージとしては、白砂の海岸に大小の青松が点在して、清澄な風景を醸し出しているといったところでしょうか。
写真右上の白砂に点々とある小ぶりな松は黒松(男松)。 -
下の黒いほうの灯篭の横にあるのが赤松(女松)。
点在する石も初期の造園であったため、現在では採石できない名石が使われているそうです。 -
灯篭が2つ見えますが、白いほうは春日灯篭、黒いほうは雪見灯篭です。
また、滝を中心として右側は男性的なイメージを、左側は女性的なイメージを表現した庭園となっているそうです。 -
この庭は創設者・足立全康氏自らが作庭したものだと言うから驚きです。
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ここにも竹で仕切られた砂の上に炭のオブジェが…。
ここから上の展示室に行き名画を鑑賞します。
この美術館は創設者足立全康氏が昭和45年に開館したもので、質・量ともに日本一と言われる横山大観の作品は130点もあるそうです。
楽しみです。 -
館内はもちろん撮影禁止ですから、購入した資料の中から数点お見せします。
横山大観の数ある中から1点選ぶとしたら、やっぱり今の時季はこれですね。
『紅葉』(昭和6年作) -
大観のほかにも、近代日本画壇の巨匠たち、竹内栖鳳・橋本関雪・川合玉堂・上村松園・富岡鉄斎・速水御舟・村上華岳・川端龍子……。
並べるときりがないくらい、日本人なら誰でも知っている画家の絵が一同に展示してあります。
それに今回は秋季特別展として「日本画どうぶつ園」という催しもあったので、もう私の頭はそれらの名画で飽和状態…。
それに展示室の広いこと…、最初こそ音声ガイドをちゃんと順番に聞いていましたが、そのうちどれが誰の絵か、みんな同じに見えてくる…。
本当に贅沢ですね。
上村松園 「娘深雪」(大正3年) -
特に足が疲れてしまいました。
途中で、音声ガイドもいい加減はしょって、H氏やI女史より先回りして椅子に座って待っている。そして彼らが追いついたらまた先に行って待って…、を繰り返していました。
それにしても、H氏やI女史、私よりかなり(?)年上のはずなのに、本当にお元気です。
やっぱり長年人の上に立ってきた方は違いますね。
伊東深水 「夢多き頃」(昭和27年) -
棒のようになった足を引きずりながら下に降りて食事を取ることにします。
レストランの前には「池庭」があります。
この庭は洋風なレストランの建物と周囲の日本的な庭との調和が取れた、和洋折衷の美を考えて作られたものだそうです。
右の建物が喫茶室「大観」と2階は横山大観展示室、正面の東屋風な建物は煎茶室「清風」 -
石橋から向こうの部分は美術館が開館する前の昭和45年に造園されたもので、この庭園の中では一番古い庭です。
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喫茶室「大観」前のユニークなオブジェ。
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眼下に池が広がって庭園が一望できる特等席に座れました。
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足下では鯉が泳いでいます。
池の水は地下水を使っているので、冬場でも鯉は冬眠することなく泳いでいるそうです。 -
さて、私がミシュラン三ツ星と間違ったレストランのお味は如何でしょうか?
実際にはレストランではなく喫茶室なので、食事のメニューは軽食しかありません。
このカレーと…。 -
この粽の、2種類のみ。
とんだミシュランの食事になったねー、と笑い話に…。
でもこのちまきは、あなご(うなぎだったかな?)、牛肉、赤貝がのせて蒸してあり、味付けも良く美味しかったですよ。 -
食後のコーヒー。
カップがI女史のセーターの色ととてもマッチしています。
この竹炭のスプーンでコーヒーをかき回すと味がまろやかになるんですって。 -
紅茶も砂時計で時間を測っていただく本格的なもの。
格式ある喫茶室です。 -
食事を済ませて、元来た廊下を通って…。
-
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ここから先は初めて通る廊下です。
I女史が撮った写真。
窓を額縁に見立てて、一幅の絵のよう。
Iさん、素晴らしいー、さすがにセンスありますねー。 -
先ほど苔庭から見えた十三重の塔。
この塔は1848年、和歌山県紀ノ川河口鼠島で発掘されたもので、延元4年(1339年)の刻銘文があり、重要美術品に指定されているそうです。 -
この奥に河合寛次郎展示室があるようです。
廊下の隅にかけてあった額文字。 -
2階は北大路魯山人の陶芸が展示してありますが、写真はここでストップ!
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本館と地下道で繋がっている新館には、若手の画家の作品が数多く展示してありました。
開館25周年を迎えた平成7年からは、日本美術の発展と将来性ある日本画家を育成する一助になればとの思いから「足立美術館賞」が創設されました。 -
素晴らしい日本庭園と、更に素晴らしい日本画を、これでもかこれでもかと思うくらい詰め込まれた私の頭は、ぼーっとしています。
日本庭園もいいけど、今度は英国庭園を見に行きたいナー。
日本画も素晴らしいけど、ゴッホの絵もいいよねー。
そう思えた足立美術館の感想でした。
新館の隣の土産物やさんでほっと一息つきます。
やはり島根土産は、出雲蕎麦ですねー。 -
ここに長芋入りかまぼこが…。
何度かお土産にいただいたことがあり好物なのです。
ボランティア事務所の方にお土産に買って帰ろうかなー。
でも、まだあと半日持って歩かなければならないから悪くなるかしら…。
添乗員さんが、これからお土産屋さんに寄るといっていたので、そこでも買えるでしょう、と思ったのですが…。 -
さて、これから私達はお土産物屋さんに寄って、岡山空港に向かいます。
ここ安来市は温泉町でもあるんですね。
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この旅行記へのコメント (7)
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- ももであさん 2011/12/06 21:21:13
- グリーンガイド
- frau.himmelさん
足立美術館は、三つ星ですか。すごいですね。
ってことは、大塚国際美術館とかも良い感じでしょうか。
ガイドブックはあまり見ないのですが、ヨーロッパへ行く際には、
結構このグリーンガイドを持って行きます。日本人とは違った
視点で書かれているし、歴史や文化がとても詳しく書かれて参考
になるなと思います。
frau.himmelさんのブログを拝見して思いましたが、グリーン
ガイドに、日本はどのように書かれているのでしょうか?
ヨーロッパの人達から見た日本、人気の場所が気になります。
図書館にあるかなぁ〜?
貴重なヒントをありがとうございます。
ももであ
- frau.himmelさん からの返信 2011/12/07 19:53:47
- RE: グリーンガイド
- ももであさん こんばんは。
足立美術館編見ていただいてありがとうございます。
> 足立美術館は、三つ星ですか。すごいですね。
> ってことは、大塚国際美術館とかも良い感じでしょうか。
足立美術館の庭園がミシュランの三ツ星のようです。
ミシュランって私、美味しいほうのミシュランしか知りませんでしたので、
ある意味ちょっとガッカリしました。
花より団子の方が…、って口なのです。(笑)
でもさすがにミシュラン三ツ星のお庭はきれいでした。
> ガイドブックはあまり見ないのですが、ヨーロッパへ行く際には、
> 結構このグリーンガイドを持って行きます。日本人とは違った
> 視点で書かれているし、歴史や文化がとても詳しく書かれて参考
> になるなと思います。
ももであさんは、グリーンガイドをご存知だったのですね。
さすがー!
面白そうですね、今度私も本屋さんで探して見ます。
> ヨーロッパの人達から見た日本、人気の場所が気になります。
グリーンガイド三ツ星の足立美術館には欧米人の姿は見えませんでしたが、中国人の団体さんは来ていました。
あの方たち、日本庭園をどのように思われたかナーと気になりましたが、
枯山水のお国から来られた方々ですから、きっと理解してくれましたよね…?
と思いたいです。
先日は、大塚国際美術館が世界のクチコミサイトで日本一というお話をありがとうございました。
それならばと、撮ってきた写真で日本一の美術館の作品集を作ろうとただいま奮闘中です。
アップしましたら、ご覧いただけると嬉しいです。
少しばかりお名前を拝借させていただきました。
himmel
-
- パンジーさん 2011/11/29 23:11:10
- ここ、すごいっ
- himmelさま、こんばんは。
足立美術館って知りませんでしたが、すごいところなのですね。
わたし、横山大観が大好きです。
河合玉堂も竹内栖鳳も上村松園もあるなんてすごい。
お庭も立派ですね〜さすがミシュラン!
時々訪ねてくださりありがとうございます。
ブルージュ、一向にすすみませんの。
考えなくバシャバシャ撮った写真が多すぎて、お手上げ状態なのに、
ビール醸造所とお昼に食べたムール貝と、クルーズしか覚えていない・・・
パンジー
- frau.himmelさん からの返信 2011/11/30 20:26:53
- RE: ここ、すごいっ
- パンジーさん こんばんは。
足立美術館を見ていただいてありがとうございます。
ほんとにすごいところでした。
ただ、余りにもすごい絵がゴロゴロしていて、私にはどれが誰の絵だか、そのうちどうでも良くなってしまいました。
最後のほうでは、ああ、ヨーロッパの庭が懐かしいー、印象派の絵が懐かしいーと。贅沢ですね。
日本画にも造詣が深いパンジーさんにはきっとお気に召すと思います。
> 時々訪ねてくださりありがとうございます。
> ブルージュ、一向にすすみませんの。
> 考えなくバシャバシャ撮った写真が多すぎて、お手上げ状態なのに、
> ビール醸造所とお昼に食べたムール貝と、クルーズしか覚えていない・・・
ええ、ベルギー編まだかなーと何度かのぞきに行きました。
わかります、わかります。
バシャバシャ写真撮ったのはいいけれど、この中のどれを選ぶの?
どれも思い出があるので捨てられないのですね。
悩んで悩んで、そのうち日にちばかりが過ぎていって…。
でも、たくさんお悩みくださいね。
その間はベルギーのことを考えていられるのですもの、まだ気持ちはベルギー、パリだなんてステキです。
大阪のルネッサンスの建物も見せていただきました。
やはりパンジー調、ステキでした。
himmel
- パンジーさん からの返信 2011/12/01 00:58:56
- RE: RE: ここ、すごいっ
- himmelさま、お返事ありがとう。
> ただ、余りにもすごい絵がゴロゴロしていて、私にはどれが誰の絵だか、そのうちどうでも良くなってしまいました。
あっはっは。わかります、わかります。
大きな美術館は疲れますね。
私は目当てのものや気に入ったものだけゆっくり見て、あとはささっと流してしまいます。
山種美術館とか文化村とかこじんまりしたところが好き。
ボーッと見るだけなので、造詣はいつになっても遠いところにあります 笑
himmelさまのブルージュ旅行記三冊をまた読ませていただきました。
M子さんのお話に胸があつくなりました。
闘病中だった知人が亡くなった、という知らせが今日あったんです。
ドイツが大好きな方でした。
リタイアされて、やっと好きな時に旅行できるようになったのに。
昨年のドイツ旅行のお土産にいただいた 1000 Dank und alles Gute
”という美しい絵本が形見になりました。
残念でたまりません。
パンジー
- frau.himmelさん からの返信 2011/12/01 22:28:12
- RE: RE: RE: ここ、すごいっ
- パンジーさま、こんばんは。
お友達がお亡くなりになったとのこと、お辛いですね。
しかもドイツがお好きな方で、これからと言う時になんて…。
なんと申し上げたらいいのか…、お気持ちお察しいたします。
私もM子さんの逝去には本当に驚いたと共に、とても悲しかったです。
でも、M子さんとの思い出のベルギーを旅をしていて、あーこんなこともあった、あんなこともあった。M子さんはきっとあの時こんなことを考えていたのではないかしら、と思いを馳せながら歩いていると、不思議と悲しみが少しずつ薄れていくような気がしました。
そして、こんな追悼の仕方もあったのだと思いました。
パンジーさまもいつか、お友達がお好きだったドイツに旅行をなさって、お友達を偲びながら街歩きをなさったらいかがでしょう。
きっと天国から喜んでくださると思います。
どうかお力を落とされませんように。
himmel
- パンジーさん からの返信 2011/12/02 15:07:32
- ありがとうございます
- himmelさま
心のこもったお返事をありがとうございました。
本当に追悼の仕方は人それぞれ、いろいろあるのですね。
いつの日かまたドイツに行ったら 友人をしのびながら
街を歩いて、好きだったワインを飲みたいと思います。
12月に入り 何かとあわただしい日々ですね。
お風邪を召されませんように。
パンジー
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