五十路記念の岩手旅２日目。感動の湖山荘～盛岡城跡、えさし藤原の郷

2011/11/12 - 2011/11/13

あっという間に夜が明けてしまいました。
居心地のいい宿ですね。
なにもかもが素晴らしい。
湖山荘は私たちが求めていたお宿に限りなく近いことに間違いありません。

さて今日の予定ですが、チェックアウトぎりぎりまでお宿で過ごし、その後は盛岡城址公園、わんこそば、中尊寺を諦めえさし藤原の郷へ。
行きたいところは他にも沢山あって消化不良の感は否めないけど、初岩手それも1泊じゃ多くは望めません。
また訪れたい岩手。
その時のお宿は間違いなく湖山荘ですね。

エリア 盛岡(岩手)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車

ぐっすり眠って快適なお目覚めです。
早速早朝大露天を楽しむことに。
外は低い雲が立ちこめお天気がちょっと心配です。

お部屋を背にして右奥に見える白い建物は離れ専用の厨房です。

シーンと静まりかえっていていいですね。

大露天は奥の引き戸の先右側にあります。

お部屋側から見る離れ専用の入り口。

引き戸を入るとそこは本館と離れを繋ぐスペース。
離れから来たら下駄をここで脱ぎます。

思った通り誰もいません。
昨日に引き続き貸切です。

本館のお庭にある足湯「ゆらんこ」
スロープ状になっていて少しずつ入れるのがいいですね。
いきなりじゃ熱いですからね。

腰掛けるところにはちゃんと屋根があります。
雨でも雪でも大丈夫。

大露天に入ってきたばかりだけど、足湯は足湯で気持ちいい。
ご機嫌な50歳。

朝ご飯まで時間があるのでちょっとお散歩。

ここが離れ専用の入り口です。
離れ用の駐車場もありました。

本館入り口です。
前の小川（水路）には温泉が流れていて湯気が上がっています。
幻想的ですね。

下から登ってくるとまずはこのロータリー。
この周りが駐車場になっています。

本館の玄関。
離れにはフロントは無く、チェックインはお部屋でします。

湖山荘では平日限定で「手作り体験会」が開催されていて、アウトドア系はここで行われるそうです。

湖山荘の紅葉は終盤ですね。

朝食前に部屋露天を楽しみます。
どっぷり浸かりながら御所湖を眺めるらー１１９妻。

昨晩絵付けしたお箸が完成しました。
夕食時に使ったお箸が夫婦箸になって、朝食をそれでいただくってのが面白いですね。
とてもいい記念になりました。

早起きしてお風呂入って散歩して、お腹ぺこぺこで迎える朝食。
心のこもった御飯は美味しいですよ。
納豆は超一級品。
出来ることなら持って帰りたいくらいです。

お鍋の中では美味しい湯葉が育っています。

美味しい牛乳。
嬉しいですね。

オシャレな器に美味しいコーヒー。

お腹が満足したところで本館の大浴場へ。

ここからも御所湖が望めます。

本館2階にはこんなスペースがあります。
女性には嬉しい施設ですね。

2階から見る庭と御所湖。
岩手山は残念ながら雲に隠れています。

1階にもこうして素晴らしい景色を楽しむスペースがあります。

そこからは庭に出られます。

本館の長〜い廊下。

だんだんと空が明るくなってきたようです。
最後の部屋露天。
この景色ともさよならしなくてはなりません。

名残惜しいですがチェックアウトです。
ホントに素晴らしいお宿でした。
悪いところを探そうとしても何も見つかりません。
全てが私たちにとって完璧で、更に多くの気持ちよさを頂きました。
例えば食事の時、些細なことですが温かい物は温かく冷たい物は冷たいままで出されるのは当たり前のこと。それさえ出来ない宿も増えている中、湖山荘は盛りつけられている器もその様になっていました。嬉しかったですね。
仲居さんも良かったですね。おしゃべりにしても何かの説明にしても心遣いが伝わって来るんですよ。うまく表現できませんが、此処にいると心穏やかでとても暖かみを感じることが出来ました。
　いつもなら戻ると「もっといいところがないかな」と次の宿を選び始めるのですが、今回ばかりは違いました。
もう一度、いや何度も訪れたいと思わせる湖山荘に感謝です。 　

本日の最初の目的地、盛岡城跡公園に着きました。

全体的に終盤ですがまだまだキレイです。

ガイドツアーでしょうか、説明を聞きながら歩く人達がいました。

赤と黄色の違いはなんだろう？

「二の丸」

お天気は今にも降り出しそうだけど、そのせいか人は殆どいません。

歩道に落ちたモミジがキレイ。

色鮮やかです。

紅葉し忘れちゃったのでしょうか、緑のモミジが所々にありました。
それでもキレイです。

キレイな銀杏の下で。
三脚を忘れてのツーショット。

ちょっとのんびりし過ぎました。
お腹が空いてきたので、ブラブラしながらわんこを食べに行きます。
遠くには先ほどの銀杏が見えます。

東家さん。
いっぱいです。

直利庵さん。
ここもいっぱいで2時間くらい待てば食べられるとのこと。
すでに13時。
やばい！わんこを諦め昼食も後に回してお土産を買って盛岡を出発。

15時前に「えさし藤原の郷」に着きました。
閉園まで残り1時間。
皆さん、お帰りになった後でしょうか。
空いています。

えさし藤原の郷
http://www.esashi-iwate.gr.jp/

正面が｢政庁北門」
シーンと静まりかえっていて人を寄せ付けない空気が漂っています。

「政庁北側」
観光客が誰もいません。

「政庁南側」
ピーンと張りつめた空気がいいです。
この時間に来たのが幸いしました。

入園時ここだけは必ず見てくださいと言われた「伽羅御所」。
入り口には牛車が置いてありました。

前の広場からは「無量光院」を太鼓橋の向こうに見ることが出来ます。

伽羅御所に入ってみます。
中では映画だかドラマだかわかりませんが撮影が行われていました。
弁慶のような格好をしていた役者さん、誰だかわかりませんでした。

「時代衣装着付体験」とありましたが、着付けをしてくれる人は何処にもいません。
誠に勝手ながら勝手に着ることに。
誰か来ちゃうかもと大慌て。
男性用は難しく一人で着られないので、羽織って記念撮影。
笑うしかない。

「清衡館」
ここは山の上にあって疲れに拍車をかけます。

下界を望むらー１１９妻。

こんな景色を見ていたんですね。

下りる途中、撮影で使われるのであろう小屋らしきものが沢山見えました。

そこを歩いてみます。
高いのは「望楼櫓」

「延命千年杉」が崇められています。

この建造物、火災のシーンでもあったのでしょうか。半分が真っ黒焦げでした。

町並みのゾーンへやってきました。
テレビ番組「逃走中」で浅田真央が隠れた場所というのが記されています。
時間が足らず全てを見ることが出来ませんでしたが、平安時代にちょっとだけタイムスリップできて良かったです。

遅い昼食は17時前、前沢SAでソースカツ丼。
美味しかったです。
楽しい我が家まではまだまだたっぷり400km以上。
「睡魔が来ました、すいません」では済まないので、気合いを入れて帰ることにしました。

今回の旅は何と言っても湖山荘に尽きますね。
豪華さはないけれど素朴で温かくて私たちにピッタリのお宿。
二日で1300kmとハードでしたが、それも苦にならない大切な物を見つけたような気がします。

この旅行記へのコメント （2）

• ももねねここさん 2012/02/09 10:46:35

  おめでとうございます♪

  らー１１９さん、お誕生日おめでとうございます。
  
  今日は岩手の旅行記にお邪魔しています。
  東北方面はあまり行った事がなく興味あります。
  
  私達夫婦も旅行が好きで子供がいないので毎回二人旅です。
  らー１１９さんご夫婦のように仲の良い夫婦でいられるよう、思いやりを忘れずに過ごしてるつもり・・（実は忍耐）です。
  
  ２７周年のご夫婦にはまだまだ足元にも及びませんが（やっと１０年です）１５年、２０年を迎えた時に仲良く温泉に浸かってる２人でいたいです。
  
  らー１１９さんが行かれた岩手の湖山荘さんも、いつか夫婦で訪れてみたい宿です。
  
  これからもお二人仲良くいろんな所を旅して下さいね。
  
  では素敵な一日になりますように・・・・(^^)v
  
  ももねねここ
  
  
  
  

  らー１１９さん からの返信 2012/02/10 06:17:46

  RE: おめでとうございます♪

  ももねねここさん、おはようございます。
  
  ももねねここさんご夫妻こそ仲がいいじゃないですか。
  夫婦は仲がいいのが一番ですよ。
  
  そして夫婦の二人旅。いいですよね。
  一切気を遣うことは無いし。
  何と言っても素でいられるのがいい。
  毎回毎回楽しみで楽しみで、いい歳してワクワクしてしまいます。
  
  湖山荘はとにかく素晴らしいです。豪華さは無いけれど素朴で暖かくて。
  私たちが旅行記に載せているお宿では、一に湖山荘二にせきやかな。
  貧乏性でもっと私たちにぴったりのお宿はないかと開拓し続けちゃいますが、もう一度必ず行きたいのは何と言っても湖山荘です。
  もうちょっと近ければねぇ。
  
  以前から気にしているのが、ももねねここさんとひろ★ひろさんで訪れた米屋さん。いい感じですよね。
  タイミングが合えば行きたいと思っています。
  
  これからもお互い仲の良い夫婦でいられますように。
  
  らー１１９