2011/07/29 - 2011/07/31
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dorompaさん
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北九州でアウェイの試合がありました。せっかくなので3日間を使ってケータイ国盗りをしつつ18キップの旅。宮崎から出雲へと向かいました
この宮崎から出雲という旅は日本神話に出てくる大国主命が出雲から国譲りで宮崎に降臨したとかそんな話もあります。順番が逆ですが宮崎と出雲は日本の神話の舞台となった場所、その2ヶ所を列車の旅で繋いでみることにしました。
翌日は北九州の折尾でのサッカー観戦に向かうため大分から移動。ただし試合はナイターだったので寄り道をして小京都、日田に寄ってから向かうことにしました。
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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翌朝、宿泊先となった大分の東洋ホテルを出て大分駅に向かいます。
意外と大きいホテルであったことにびっくり。大分駅 駅
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駅に向かう途中に見かけた電柱の看板。バカ盛製麺ってネーミングがすごいです。
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大分と言えばからあげ。駅前にあったお店、まだ早すぎてオープンしていませんでしたが、食べてみたいなあ、というお店。
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駅前にあった看板。大分にあるプロスポーツのチームの紹介がされていました。大分トリニータにフットサルのバサジィー、あとはなんだろう?
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大分駅。今となっては少なくなった横に建物が長いターミナル駅。かつては九州の主要駅は同じような造りをしていましたが、新幹線の開業やや高架化により建て替えられてしまいました。今では大分くらいなのではないかと思います。ただ大分駅も高架化の工事が進められているので近い将来、建て替えられてしまいこの景色も見ることができなくなるでしょう。
大分駅 駅
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この日は高架に止まっている久大本線に乗って移動することにします。最初は豊後森行きの普通列車に乗車します。
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大分を出発して少しすると山の中を縫うように走っていきます。車内は部活の高校生で賑やかでしたが、ほとんどが降りてしまうとあとは静かになり、レールのつなぎ目だけが響き渡る車内でした。
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さらに走ると由布岳が見えてきました。特徴ある山の形なのですぐに分かります。九州の有名観光地のランドマーク的存在です。
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由布院駅に到着しました。ここで行き違い列車の待ち合わせで約30分の停車となりました。時間があったので駅の外に出てみることにしました。
由布院駅 駅
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駅を降りると目の前には湯布院の町並みその奧に由布岳がそびえていました。駅前のお土産屋さんでお買い物をして駅に戻ります。
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駅の中には足湯があります。160円という入場料金がかかりますがタオルをもらえるので、お得だと思います。夏の暑い時期でしたがせっかくなので入ってみました。ちなみに女性専用の足湯もあるので、おみ足を見られるのが嫌とか、気になる人はそちらに入るのもいいかもしれませんね。
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待ち合わせをしていた特急列車が入ってきました。この列車の到着を待って出発します。
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由布院を出てさらに進むと豊後中村駅に到着します。駅の建物が茅葺きで珍しかったので写真を撮りました。
豊後中村駅 駅
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豊後森駅に到着しました。ここで乗り換えです。ちょうどこの駅は久大本線の中心駅で普通列車などはここでほとんどが乗り換えになります。
豊後森駅 駅
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駅前には桃太郎の銅像が建っていました。なんでもこのあたりでは日本のアンデルセンと呼ばれた久留島武彦の出身の地で(「夕焼け小焼け」の作詞をした方だそうです)、童話の里と言うことでこのような像が建っているんだそうです。
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駅の跨線橋にも桃太郎の絵が描かれています。
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ちなみにこの豊後森駅には昔ながらのSLなどが格納されていた扇形の車庫があります。2009年には近代化産業遺産に指定されたそうです。
豊後森駅 駅
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ここからは黄色い列車に乗って一路、日田を目指します。
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さて、由布院を出てだいぶ時間が経ったので由布院駅で買ったお土産を開けてみることにします。由布院の名物、ぷりんどら、です。
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ちょっとフライング気味でしたがプリンのぷるぷる感も食べているうちに戻ってきておいしくいただきました。
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天ヶ瀬あたりでは車窓から滝を見ることができます。残念ながら自分が座ったのは進行方向で逆側だったので写真は撮れませんでしたが、その後も川沿いに進んでいきます。
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日田駅に到着。この駅も横に長い建物でした。
ここで時間があったのでお昼ご飯を兼ねて町歩きをすることにしました。日田と言えば”天領水”のイメージしかありません。 -
駅前の観光協会で自転車を借りてマップをもらいました。日田のグルメってなんだろう、と調べて見ると、”鰻”が真っ先に出てきたのですが、鰻はなぁ・・・っておもったら、焼きそばも有名、という事でしたので焼きそばを食べることにしました。向かった先は日田で一番古いといわれている中華料理のお店、来々軒です。
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日田焼きそばは焼きそばを焼きすぎたときになるぱりぱりの感じの麺とたっぷりのもやしが特徴なのです。確かにカリカリの麺にしゃきしゃきのもやしで食感を楽しむ感じの焼きそばでした。上に乗っている青ネギも特徴なのかもしれません。
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せっかく自転車を借りたので散策をすることに。まず最初に訪れたのは、咸宜園。ここは広瀬淡窓という人が開いた全寮制の私塾で、OBには高野長英、大村益次郎、などそうそうたる面々がいます。
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建物は復元されたものですが木造で当時の雰囲気を感じさせてくれます。
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藁葺きの建物なので内側は木と縄で縛った造りになっています。
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建物の壁に塾生と塾生の出身地の人数が描かれた物がありました。江戸時代末期にもかかわらず全国から集まってきています。
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こんな和室で正座して勉強していたのでしょうか。
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建物の外観。
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近くにはこんな建物もありました。
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続いて古い町並みの残る御幸通りにやってきました。
テレビの撮影でも行われている感じでした。 -
通りの建物は和風だけでなく洋風の建物もありました。
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途中の日田天領資料館。ちょうど、筑後軌道という久留米から日田までを結んだ鉄道の展示がされていました。気になっていたのですが、時間の都合で見るのは断念しました。
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黒塗りの蔵もありました。
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ただ残念だったのはこの地域、古い町並みを見ながら散策を楽しむという場所なのですが道路が生活道路になっているため、頻繁に車が通ります。せめて土日とかは通行止めにするなどの交通整理があった方がいいように感じました。ぶらぶら歩いていると車が後ろから迫ってきてちょっと怖かったです。
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なんだか古めかしい橋の欄干。
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酒造資料館という建物が橋のたもとにありました。ちょっと入ってみることにしました。
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建物の側面に回ると煙突などが見えました。
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中に入ると酒樽が積んでありました。ちなみに右手はお酒などが売られていました。
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奧では実際にお酒が造られていました。
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昔ながらの酒造には必ずある煉瓦造りの煙突。
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酒造資料館を出て駅の方に向かうと日本丸総本店という建物がありました。薬のお店なのですが、この建物の3階が展望台になっているそうです。江戸時代から増築されて今のようになったそうで、国の有形文化財に指定されているそうです。
http://www.iwaoyakuho.com/index.html -
そのまま日田駅に戻ってきて自転車を返却しました。
そろそろ試合会場に向かう時間です。駅から列車に乗り込みました。
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