ラオスの味

2015/11/22 - 2015/11/23

二度目のラオス。
初回のラオス旅行の前後「一か所しか行けないのに、なぜビエンチャン？！ルアンパバーンでしょう！」と皆に言われ、いつかは...と思っていたのがようやく実現。

最初の（そして最後の）夕食は、ちょうどルアンパバンにいたネットのお友達とご一緒させていただき、楽しくいただけました。

ラオス料理は見た目がちょっと地味だけど（概ね茶系）素材の味をいかし、いじくりすぎず、体に良さそうなものが多い。
スイーツはあまり発見できなかったけど、果物が豊富だからかな？

訪問２回（１１年、１５年）

ラオスの旅写真はこちら
https://goo.gl/photos/jYXPKZw7w7PfmgWd9

エリア ラオス

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: 大韓航空 ベトナム航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

庶民的な食堂「ナンプ・コーヒー」@ビエンチャン
11年11月

到着が夜だったので、まずはビア・ラオから。
味は、まあ普通のすっきり系ビール。

同上

名前は忘れたけど、ラオ・カレーと説明されたもの。
味はタイのレッド・カレーを少しあっさりさせたような感じ。
辛さもタイよりはマイルド。

同上

カレーについてきたスープ。カレーがそこそこ辛いので、ついてきたチリは入れなくてもいい感じ。

観光客向けレストラン「ラオ・キッチン」」@ビエンチャン
11年11月

ビア・ラオを頼んだら「氷はいるか」と聞かれ、ビールに氷？と思ったけど物のためしに頼んでみた。
私はもともとアルコールに弱いので、ビールですらちょっと薄まったくらいがちょうど良いのだけど、味もそう落ちることなく、すっきりと美味しかった。

同上

トム・ソム・カイ（鶏肉のすっぱいスープ）。
トマトとレモングラスの酸味が良く、タイのトム・ヤム・クンをすっきりさせたような感じ。
蒸し暑い土地にぴったり。いくらでもいける。

同上

ラープ・カイ（鶏肉のラープ）。
オシャレ系の店なので、一般的なラープとちょっと見た目も違う。
ラープはラオスの代表的な料理。肉や魚を（普通は）ミンチ状にしたものと、ライムの汁、レモングラス、香草などを混ぜて炒めたもの。カオ・ニャオ（もち米）と一緒に食べると本当に美味しい。

観光客向けカフェ「フルムーン・カフェ」」@ビエンチャン
11年11月

ココナツ・アイスクリームとラオ・コーヒー。
ラオ・コーヒーは、酸味が少なく深い苦みが特徴。

庶民的食堂「ナンカンバン」」@ビエンチャン
11年11月

タム・マークフン（青いパパイヤのサラダ）。
歯ごたえもよく、さわやか。キャベツがついてきた。

同上

ラープ・グア（牛肉のラープ）。
レアの肉を使うことが多いらしいけど、ここはメニューに「well done」と書いてあった。
できたてはかなりしょっぱくて、ちょっと無理、と思ったけど、少ししたら微妙に味がなじんでそれほど塩辛さを感じなくなった。不思議だ。

同上

主役に少し遅れて出てきた、ラープの付け合せ。
香りの強い葉野菜ときゅうり。
ラオスでは生野菜をぼりぼりと付け合せに食べる。

街角のジューススタンド」@ビエンチャン
11年11月

暑くてフラフラと立ち寄ったスタンドのマンゴー・シェイク。
シェイクといっても、牛乳も入ってないし、こちらでいうスムージーかな。
５０円だったと思う。フレッシュ・マンゴー使ってるのに。素晴らしい。

「ラオ・キッチン」」@ビエンチャン
11年11月

気に入って、またきてしまったオシャレ系レストラン。
ラオススタイルのサラダというのが２種類あり、マヨネーズソースじゃない方を選んだら、温野菜のサラダというか、おひたしに近いものが来た。
素朴な味わい。

同上

ルアンパバーン風ソーセージ。
かなり粗挽きのジューシーなソーセージで、これは美味しい。すごく気に入った。そのままでもいけるけど、甘酸っぱいソースをつけると最高。
あと３個、あと２個．．．と残りを惜しみながら食べた。

同上

トラディショナル・ラオ・コーヒーというのを頼んだらこんなのが。
左のは何かと思ったらお茶だった(^_^.)。

屋台」@ビエンチャン
11年11月

食べてないけど、そこら中にある屋台の料理はこんな感じ。肉でも魚でも炭火焼が好きらしい。

パン屋」@ビエンチャン
11年11月

バスターミナルの雑貨屋？で売られていたフランスパン。
なんというか、ミもフタもない感じ。

おまけ

ラオ航空国際線（ハノイ→ビエンチャン）で出た軽食。
シンプルな味わいのパンと、ココナツタルト。
タルトの方は、いくつか種類があったようで、隣の人は違うものを食べていた。
コーヒーはプラスチックのコーヒーカップでサービスされ、使い捨てでないところが良い、くらいしか感想のいいようがない感じ。

お土産

ミニ・マートなどに行っても、ラオス製のバラまき土産を探すのは困難。
売ってるお菓子類の大半はタイからの輸入品で、そうでなければ中国や日本製。
そんな中、これは多分肝入りで開発してる「ラオス土産」と思われるけど、タマリンド・キャンディー。
ヌガーとグミの間くらいの柔らかい食感。甘酸っぱくてとても美味しい。これはもっと買ってくれば良かったと本気で悔しい。

売ってるお店が限られるので、みつけたら即買いをお勧めします。
ルアンパバーンだったら簡単にみつかるかもしれませんが。

お土産

こちらもおそらく肝いりの、ラオ・コーヒー。空港でも売っていた。
メーカーは数社あり、値段も結構違う。
また各社いろんな種類があり、一番高級なところでは「French Roast」「Japanese City Roast」「Scandinavian Roast」などがあった。
まあ産地は一緒だから、炒り方でしかバリエーション作れないんだろうけど。

メコン川沿いのレストラン＠ルアンパバン
１５年

川沿いには観光客向けのカフェやレストランがたくさん並ぶ。
ほとんどの店にキッチンらしい設備は見当たらないので、飲み物以外は、どこかにデリバリーを頼んでいるのかな？それとも、たいした設備は不要な料理しか出してない？
こちらはカオソーイ。タイのカオソーイとは別物。
けっこう薄味で、タイなら卓上に調味料セットがあって自分で調整できるんだけど、ここはそういうものがなく、物足りないまま食べ終えた。

同上

飲み物はレモングラス・ジュース。
レモンじゃなく、レモングラス？珍しいので頼んでみた。
私の中ではこれぞ東南アジアの香り。程よい甘さで香りも良いけど、ちょっと後味に苦味を感じるのが特徴かな。
すっきりするけど、そもそも後口をすっきりさせたいような食事ではなかった(^_^;)

路上＠ルアンパバン
１５年

あちこちで見かけたジュース屋。
どこも同じスタイル。
マンゴー、グァバ等、南国フルーツ満載。ちょっと勇気がなくて試してない。

観光客向けレストラン＠ルアンパバン
１５年

確かドラゴンフルーツのジュース。
すっきりした甘さで美味しい。
お友達はウォーターメロンのジュースを頼んだところ、薄い黄色のジュースが出てきて「これスイカじゃないし！」と言いつつ飲んだところ「スイカだ...」と。私も一口もらったけど、甘瓜かハミ瓜か、その系統だったと思う。あれも英語ではウォーターメロンになるのか。

パークフアイ ミーサイ 地元の料理

同上

店のお姉さん（というかおばさん）が唯一発した日本語「カワノリ」がこれ。
強力に勧められたので頼んでみた。
ゴマ油を塗ってゴマを張り付けて炙った感じ。香ばしくてナイス。
ビールのつまみに良さそう（私もお友達も飲んでないけど）

同上

カオニャオ（もち米）。
白いのが来ると思いこんでいたので、フタをはずしてびっくり。
雑穀米的な味わいで美味しい。

同上

鶏肉のスープ。
一緒に入っている青菜が何か判らないんだけどスッとする味。
全体としては塩味なんだけど、これは新しい。食べたことない味わい。
鶏肉はとても骨が多かった（笑）。

同上

やはり外せないラープ。これはビーフだったかな。
ビエンチャンでとてもしょっぱいのを食べたことがあるんだけど（笑）、これはすんごく美味しかった。肉の臭みはなく、味わいだけが残った感じ。

オシャレ系カフェ＠ルアンパバン
１５年

店を変えてデザート。
けっこうオシャレなケーキをショーケースに並べてるカフェが多い中、トラディショナル・デザートと銘打ったお菓子を発見。閉店が近かったせいか半額だった（笑）。
黒いもち米のお菓子で、日本人には懐かしい感じの味わい。
しかし食事でももち米を食べているので、この後超お腹が苦しくなった。

同上

タイで有名なデザート、マンゴー＆カオニャオ。
こちらも白くないもち米が出てきた。
ルアンパバンではこっちが普通なの？たまたま？

ナイトマーケットの脇道＠ルアンパバン
１５年

ナイトマーケットは完全に土産物市場になってたけど、一本脇道に入るとローカルな食品メインの夜市が展開。
ここは焼き物の店。川魚や鶏肉などが竹串というか、竹をＹ字に割ったものに挟まれて並び、注文すると炭火で炙ってくれる。とてもいい匂いがする。

同上

惣菜の店もあり、横の木のテーブルで食べることができる。
缶やペットボトルの飲み物もあるし、お祭りみたいな雰囲気が楽しい。

朝市＠ルアンパバン
１５年

泊まっていた宿の前の通りが、ちょうど朝市の立つ通りだったので、楽しく散策。
まず目に留まったのはこちら。鶏卵。
なんですか、このピンクの卵は。
着色...だと思うけど、何か意味が？中身は？

同上

市の一角で、何か判らないものを揚げている人がいた。
んー、キャッサバ？
けっこう買っていく人もいた。

同上

乾物屋さん。
川魚の干物が多い。

同上

八百屋さん。
葉物野菜が多い印象。

同上

昼近くになり、朝市の通りの端の方、お寺の近くの一角に椅子テーブルが並べられ、料理がセットされ始めた。
宿のマダム（フランス人）が言うには、ウェディングだと。
銀色のポットのようなものの中は、白いタイ米が入ってました。
（別に開けてのぞいたわけではありません）

観光客向けレストラン「ジェン・サバーイ」＠ルアンパバン
１５年

メコン川の支流の向こう、竹の橋を渡った先（雨季はボートで渡る）にあるオシャレなレストラン。
テラス席がたくさんあり、テーブル席の他、掘りごたつや座敷もあり、フランス人がたくさんまったりしていた。
私が頼んだのは、鶏肉のココナツミルクスープ。これが最高に美味しかった。

ジェン サバーイ 地元の料理

同上

フレッシュジュースは、シェイクやスムージーが種類豊富で大いに迷った。
せっかくだから南国フルーツのものを、と思いつつ暑さで爽快感を優先し、ミントスムージーを。
これが大ヒット。柔らかな甘さとスーッとする清涼感。
本気でもう１杯頼もうかと思ったくらい美味しかった。

この旅行記へのコメント （5）

• sunnyさん 2012/12/16 17:22:20

  同じお店ですｗ

  ぴおさん、
  
  こんにちは。
  昨晩食べたお店です、ここ。
  鳥のラープを食べましたが、美味かったです。
  
  ラオスの料理は全体的にカロリーはそれほど高くないように思えますが、
  美味しいので量をセーブしないと、シリアの二の舞になりそうです。
  
  ビエンチャン、おっ！という場所はないですが、メコン川の夕日はきれいでした。今度ビアラオ持って行って飲んでみようっと。
  
  sunny
  

  telescopioさん からの返信 2013/01/06 13:59:06

  亀レスですみません（汗）

  sunnyさん、こんにちは。
  ビエンチャン暮らしは慣れましたか？
  
  このお店は歩き方に載ってて、宿から割と近かったので行ってみました。
  途中、路上レストラン？がけっこうあってびっくりしましたが、今もありますか？歩道に敷物を敷いて、タイで有名な三角枕を置いて、マックスに寛ぎながら屋台の料理を食べるという．．．おかげで歩道が占領されて、歩行者は車道を歩くしかなかったんですが（笑）。
  
  > ラオスの料理は全体的にカロリーはそれほど高くないように思えますが、
  > 美味しいので量をセーブしないと、シリアの二の舞になりそうです。
  
  まあ、最初に膨らんだ分は、きっと２〜３ヶ月後にやってくる「ラオス腹への変換」のときに解消されるのでは。問題はその後でしょうけど（笑）。
  
  ビエンチャン、確かにメコンの夕陽はすばらしいですよね。
  他で印象に残ってるのは、凱旋門やお寺の窓の、仏像模様の鉄格子？くらいだったかも．．．市場のちょっと可愛いエスニック調の服は、ラオス製でさえないうえに、縫製が面白すぎたし。
  次回sunny邸襲撃の際は、ルアンパバーンにも足を伸ばしたいと思います。

  sunnyさん からの返信 2013/01/06 19:43:59

  お帰りなさい~

  pioさん
  
  スペインからお帰りなさいー。アルハンブラ宮殿いいですよね。アルハンブラだけ再訪したいくらい。
  若き学生の頃、こんなパティオ作ってくれるんだったらアラブに嫁に行ってもいいかもーなんてほざいてた自分が懐かしい（笑）
  山積みチュロスにうけました。
  
  > 途中、路上レストラン？がけっこうあってびっくりしましたが、今もありますか？
  路上の屋台はありますが、さすがに路上で食べてる人はいないようです。
  
  > 次回sunny邸襲撃の際は、ルアンパバーンにも足を伸ばしたいと思います。
  ぜひお越しください。ラオス伝統様式の素敵なお部屋を見つけ、今ウェイティングリストに載せてもらってます。早ければ3月にお引越し♪
  南部パクセーものんびりしてよかったですよ。メコン川沿いの屋台で飲むビールが最高でしたｗ
  
  sunny

• mimさん 2011/11/17 22:51:37

  待望のラオス編！

  telescopioさん
  
  待ちに待ったラオスの味、今回も美味しそうなメニュー満載ですね！
  中には私も行ったことのあるお店が紹介されていて嬉しくなってしまいました＾＾
  
  素敵な旅写真も拝見しました。
  旅行中お天気には恵まれていたのでしょうか？？メコンの夕日、本当に綺麗ですね〜。
  
  telescopioさんの旅行記を見ているうちに、またラープ食べたくなってきました（笑）
  

  telescopioさん からの返信 2011/11/18 00:36:24

  RE: 待望のラオス編！

  さっそくご覧いただき、ありがとうございます！
  ラオスに行きたいなぁ、と思いながら、日程的にビエンチャンしか無理かな、でも一か所しか行けないなら、ルアンパバーンじゃないの？フツー．．．とか迷っているときに、出会ったのが、実はmimさんの旅行記でした。
  結局ビエンチャンしか行けませんでしたが、あのあっけらかんとした「何もなさ」もなかなか珍しいので(^_^.)、まあいいか、という感じです。
  でもやっぱり、いつかルアンパバーンも行ってみたいですね。
  
  > 旅行中お天気には恵まれていたのでしょうか？？メコンの夕日、本当に綺麗ですね〜。
  
  おかげさまで、お天気は良かったですよ。あまりに暑いので日中は日傘をさして歩いてましたけどね。
  夕日は本当に、うわぁ〜．．．という感じでした。モンスーンアジアの（文字通り）しっとりした空気感が良かったです。
  昔は川岸に青空食堂が並び、ビアラオで「メコンの夕日に乾杯」ができたそうで、その頃行きたかったと残念です。
  いやでも、ラープはなくならないし！また行かないと！（笑）