ティチーノ・完全シーズンオフにどこへ行く？　①やはり山は寒かった

2011/02/20 - 2011/02/28

この春、友人一家(夫婦＋お子様２）がスイスへ来ることに！候補地の下見を兼ねてティチーノ州に８泊９日滞在してきました（・∀・）

夫の友人所有の、マジョーレ湖畔の別荘を貸りて実現した、相変わらずのビンボー旅行ですが、日本の方々があまり来ることのない、スイスのイタリア語圏TICINO/ティチーノをご紹介します。

訪れた場所：Valle Maggia/マッジャ谷のFusio/フズィオ村、Val Verzasca/ヴェルツァスカ谷のSonogno/ソノーニョ村、Ascona/アスコーナ

エリア アスコーナ(スイス)

２月のマジョーレ湖。
スイスアルプスの北側は雨が降っていましたが、アルプスの南側は晴れていました。

地元の人いわく…ティチーノ州には七つの氷河があるそうです。
そんな氷河谷の一つがMaggiatal/マッジャ谷です。
今日は谷の最奥、車で行ける限界までやってきました。

Fusio/フズィオ村。ポストバスもここが終点です。

冬とはいえ、麓は暖かかったのに、ここはめっちゃ寒です((((；ﾟДﾟ))))
道がつるっつるでまさにアイスバーンでした。

一つの村の中に、ものすごい高低差がありますが、日当たりのいい山の南斜面は大人気。崖に張り付くように建ってます。

村の中をちょっと散策。全く人気がありません。

この寒い中、見慣れない人間に対して猛烈に警戒してます。
けっして怪しい者ではないんですよ〜(*´Д`)

なんかクサイと思ったら・・・ブタちゃんが！

彼らは寒くないんでしょうか？(´д｀)

川の水に氷が張っていました。

寒い土地の建物ってカラフルなんですよね。

サラッサラのパウダースノーでした。

あまりの寒さにすっかり凍えてしまい、村の反対側の高台に見えていたレストランに飛び込みました。

暖かい部屋の中で、Bergkaese/山のチーズを食べました。美味かったー(*´∀｀)

レストラン側から見た村の様子です。日当たりのいい斜面に作られているのが良くわかります。

マッジャ谷を下りてマジョーレ湖に向かって進むと、Ascona/アスコーナにたどり着きます。
暖かい太陽と湖面を反射する光が眩しい　o(´∀｀)o
ここがリゾート地となったのも良くわかります。

湖沿いのプロムナード。

路地裏を散歩してみました。

セレブやお金持ちの集まるバカンス地でもあるアスコーナは、あまり大きな街ではありませんが、ギャラリーが多いんです。
そんなギャラリーで見かけた陶器のお花。

ドアもおっしゃれー　なんか美味しそうです。(´∀｀ )

役場もおっしゃれーー(´∀｀ )

役場の看板もおっしゃれーーー(´∀｀ )

窓もおっしゃれーーーー(´∀｀ ) ・・・クドイっつーの。

プロムナード沿いには、ホテルやレストランが立ち並んでいて、まだ風は冷たいのですが外にテーブルがいっぱい並んでいます。

私も外の席にしました。
Apfelstrudel/アプフェルシュトゥルーデル　(*´∀｀)
薄いパイ生地で巻かれたリンゴのデザートです。

アスコーナの船着場。
マジョーレ湖には湖船が運航していて、イタリア側へ渡ることも可能です。

ティチーノの谷で一番有名なのがVerzasca/ヴェルツァスカ谷です。
ここは谷の中ほどにあるLavertezzo/ラヴェルテッツオ。
ローマ時代の橋が見えています。

冬は水かさが減って見ずらいですが、エメラルドグリーンの川の色が美しいです。

谷の最奥、Sonogno/ソノーニョまできました。
マッジャ谷のフズィオに比べて、谷幅が広くなだらかに感じます。

素朴な石造りの民家。

日向には・・・

猫ちゃんが日向ぼっこしてました。

わんちゃんもいました。

どんな鄙びた村に行っても教会は必ずあります。

村を抜けると・・・まだまだ雪深い風景がひろがっていました。