2011年02月シンガポール(14)　セントアンドリュース大聖堂

2011/02/05 - 2011/02/09

シンガポールのセントアンドリュース大聖堂を見学しました。
（続きの投稿が遅くなってしまいました。今もそれほど変わっていないでしょう。）

エリア シンガポール(シンガポール)

シンガポールでは色々な宗教の寺院の中を見学しました。あとはキリスト教の教会です。９時１５分頃、セント・アンドリュース大聖堂にやってきました。日曜日に来た時はミサをしていて入れませんでしたが、今日は大丈夫です。ちゃんとビジターセンターがあって、スタッフの人に尋ねたら、日本語の資料をたくさんくれました。一番左側が英語版、その右が日本語版のパンフレットで、礼拝堂内部の説明が写真付きで詳しくのっています。なお、公式サイトにも英語で同じく詳しい説明がのっています。

ビジターセンターを抜けて、この正面が入口です。でも、寄り道して右手に行くと

鯉がいて、

「Koi」にエサをやらないように書かれています。たしか帰りのシンガポールの空港でも見かけましたが、Carpと言わずにKoiというのですね。あ、本当だ。自分の英和辞典にものっていました。

ためしに、日曜日に開いていた正面入口にまわってみると、閉まっていました。

ドアの格子の間から中の写真を撮って、先ほどの開いている入口から入ります。

入口を入ると、最初食堂のようなテーブルが並んでいて戸惑いましたが、奥に進むと横から礼拝堂に入ることができました。

礼拝堂の正面左手では、まず金色のものが目につきます。

ワシの形をしていて、

後ろ側に聖書が固定されています。ミサのとき、これを使って聖書を朗読します。

鷲がとまっている丸いものは地球を表しています。神様の言葉が世界中にとどいているという意味です。

左手のここにもマイク(でしょうか)のついた台のようなものがあります。

正面左手全体を眺めると、こんな感じです。

今度は、礼拝堂右手を眺めます。

手前にあるこれは説教壇です。スリランカ製だそうです。

後ろに十字架があります。かつて、コヴェントリー大聖堂というのがあって、第二次世界大戦の爆撃で破壊されてしまったそうです。その廃墟から出てきた釘でこれを作ったのだそうです。

裏側から見ると、こんな感じです。階段があります。

右手奥にあるこれは主教座というのだそうです。主教はシンガポールの全教会で一番偉い人だそうです。その主教がミサを行うときに、ここに座るのだそうです。

礼拝堂の右にも、このような場所があります。

今度は正面を見ます。正面は東の方向です。

３つの細長いステンドグラスの窓があります。真ん中はシンガポールの父であるスタンフォード・ラッフルズ、左側と右側はそれぞれ、ジョン・クロフォードとウィリアム・バターワースという元シンガポール総督を記念しているそうです。それぞれの紋章が上の方に隠れているそうです。中央の窓でしたら、写真に写っている部分の真ん中あたりの、Ｕの字形をした部分がそうでしょうか。

窓のこちら側には、主の食卓があります。聖餐式の時にはイエスの言葉に従い、この周りに集まってパンを食べてワインを飲むのだそうです。パンは割かれたイエスの体、ワインは流れた血を表すのだそうです。後ろの椅子のように見える部分は降誕チャペルといって、小さな礼拝に使われる部分なのだそうです。

この部分はアラバスターで出来たイタリア製のモザイク画で、ベツレヘムでのキリスト誕生のシーンだそうです。

後ろの方を見ます。後ろの入口の上には

このようなオルガンがあります。

礼拝堂の後ろの方に歩いて正面やや上を見ます。ファンが並んでいます。

天井を見ます。

礼拝堂の側面には、上の方にも

下の方にもステンドグラスの窓が並んでいて、

椅子が色づいて見えます。

しばらく座って休憩します。机の下には、中国語や英語の聖書が並んでいます。聖書の１冊を手に取って中を眺めているうち、予期せず突然トイレに行きたくなりました。席をたって先を急ぎます。

礼拝堂後ろの左側のステンドグラスです。

礼拝堂後ろ中央の出入口です。先ほど外から見ました。

これは、洗礼盤です。洗礼を受けて入ることを示しているそうです。

洗礼盤の上には、十字架の模様があります。

中央出入口の上のステンドグラスです。

礼拝堂後ろ右側のステンドグラスです。ここでもう限界です。朝食をたくさんお代わりしたからなのか、先ほどカーリー様に襲われかけて打撃があったのか、理由は定かではありません。そんなことを考えている場合ではありません。

最後の１枚を撮って出ます。後で撮影時刻をチェックしたら、最後の７枚の時刻が全て９時４６分でした。大聖堂の中にもどこかにトイレがあったのでしょうが、一見したところ見つかりませんでしたし、この神聖な場所を汚してはいけないという思いがあって外に出ました。先ほどＭＲＴのシティ・ホール駅を降りたとき、駅に直結していたラッフルズ・シティが開いていたことを思い出しました。急いで大聖堂の敷地を出たら、反対の方向でした。信号を越えた目の前にもショッピングセンターらしきものがありましたが、早い時間でやっていないと大変なので、先ほどのビジターセンターの前を通り、はるばる歩きました。歩いているうちに何となく峠は越えたように思いましたが、ラッフルズ・シティに入ったところで第二波がやってきました。トイレに駆けつけてズドン。間に合いました。

この旅行記へのコメント （2）

• 潮来メジロさん 2013/04/17 20:52:57

  訪問回数５０回目、ありがとうございました。ヾ(^o^)

  mas98765さん、こんばんは！　ヾ(^o^)
  毎度、訪問＆投票ありがとうございました。
  昨日、mas98765さんの訪問回数が５０回目となっておりました。
  拙いブログなのに、度々お越し戴き、ありがとうございました。
  
  > 「Koi」にエサをやらないように書かれています。たしか帰りのシンガポー
  > ルの空港でも見かけましたが、Carpと言わずにKoiというのですね。あ、本
  > 当だ。自分の英和辞典にものっていました。
  
  えっ、ホント・・・？　と思って私も電子辞書をひいてみたら、確かに「魚」と載っていました。
  日本語の鯉という意味ではありませんが、魚ならFishなのに、どう違うんでしょうね。
  
  ではまた・・・。(^o^)／~~~
  　　（潮来メジロ）　

  mas98765さん からの返信 2013/04/18 22:28:09

  いつもコメントありがとうございます

  潮来メジロさん、いつもコメントいただいてばかりで申し訳ありません。鳥の名前を教えていただいて、とても勉強になります。潮来メジロさんの旅行記にコメントをしなければと思いながらも、とんちんかんなことを書いてはいけないと思い、拝見するだけになってしまいます。これからも旅行記を楽しみにしております。それでは。
  (mas98765)